JPS6040832Y2 - コンバインのエンジン部における吸入筒構造 - Google Patents
コンバインのエンジン部における吸入筒構造Info
- Publication number
- JPS6040832Y2 JPS6040832Y2 JP5776679U JP5776679U JPS6040832Y2 JP S6040832 Y2 JPS6040832 Y2 JP S6040832Y2 JP 5776679 U JP5776679 U JP 5776679U JP 5776679 U JP5776679 U JP 5776679U JP S6040832 Y2 JPS6040832 Y2 JP S6040832Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction cylinder
- combine harvester
- suction
- cylinder structure
- engine part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案ハコンバインのエンジン部に設けたラジェター
を空冷させる空気取入口としての吸気筒の支持構造に関
するものである。
を空冷させる空気取入口としての吸気筒の支持構造に関
するものである。
一般に、コンバインによる収穫作業に際しては、機体の
下部はど多く粉塵が発生するものであるが、従来におけ
るこの種の空気取入口は機体の上部分に設けられてはい
るものの、定置状態に固設されているため、粉塵に対し
てこれを避けることができず、これがエンジン部に侵入
してラジェターの空冷障害をひき起し、オーバーヒート
の原因になるという問題があった。
下部はど多く粉塵が発生するものであるが、従来におけ
るこの種の空気取入口は機体の上部分に設けられてはい
るものの、定置状態に固設されているため、粉塵に対し
てこれを避けることができず、これがエンジン部に侵入
してラジェターの空冷障害をひき起し、オーバーヒート
の原因になるという問題があった。
本案はかかる問題に鑑みなされたものであって、ホコリ
の発生が少ない路上走行時等には機体の側部に沿って倒
伏させ1、ホコリの発生が多い刈取作業時には起立させ
て防塵を図るように構成した吸入筒構造を提供せんとす
るものである。
の発生が少ない路上走行時等には機体の側部に沿って倒
伏させ1、ホコリの発生が多い刈取作業時には起立させ
て防塵を図るように構成した吸入筒構造を提供せんとす
るものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明する。
Aはコンバインであり、機体aの前部に設けた刈取り部
により刈取った殻稈を搬送しながら脱穀させ、その脱穀
後の排稈を機体aの後において処理させ、他方脱穀した
穀粒は選別したのち、籾出部1で袋詰めにするように構
成されている。
により刈取った殻稈を搬送しながら脱穀させ、その脱穀
後の排稈を機体aの後において処理させ、他方脱穀した
穀粒は選別したのち、籾出部1で袋詰めにするように構
成されている。
2は籾出部1の近接後方位置に設けたエンジン部であり
、エンジンルーム3内にエンジン4、同エンジン4の上
方に設けたラジェター5、冷却用フン6、およびフィル
ター7等を設けている。
、エンジンルーム3内にエンジン4、同エンジン4の上
方に設けたラジェター5、冷却用フン6、およびフィル
ター7等を設けている。
8は上記エンジンルーム3に連通ずる円形の吸気口であ
り、ルームカバー3′の上方延長部において外側方に向
けて開設されている。
り、ルームカバー3′の上方延長部において外側方に向
けて開設されている。
又9は排気口である。
10は吸入筒であり、基端部内側を上記吸気口8の縁部
8′に回動自在に接続させ、かつ先端側には上下面およ
び外側面にスクリーン11を張設した吸入口12,12
.12が開設されている。
8′に回動自在に接続させ、かつ先端側には上下面およ
び外側面にスクリーン11を張設した吸入口12,12
.12が開設されている。
尚この場合前後面の吸入口12.12は吸入筒10を倒
伏させた状態では下上面に位置することになる。
伏させた状態では下上面に位置することになる。
13は吸入筒10を前向きに倒伏した水平状態に支持さ
せる保持腕であり、本実施例においては、吸入筒10は
籾出部1の側方に形成した余剰スペースS内にて、倒伏
状態に支持されることになるが、収穫作業時には吸入筒
10を起立状態に支持させるので袋詰め作業には何ら支
障はない。
せる保持腕であり、本実施例においては、吸入筒10は
籾出部1の側方に形成した余剰スペースS内にて、倒伏
状態に支持されることになるが、収穫作業時には吸入筒
10を起立状態に支持させるので袋詰め作業には何ら支
障はない。
しかも、吸入筒10は倒伏状態において、余剰スペース
S内に収容されて機体側方より食み出すことがないよう
に構成されている。
S内に収容されて機体側方より食み出すことがないよう
に構成されている。
14は吸入筒10を起立した直立状態に支持させる保持
金具であり、ルームカバー3′の上面にL字金具を取付
け、そのL字金具の立上り片に吸入筒10の内側壁をナ
ツト15により止め付けるようにしている。
金具であり、ルームカバー3′の上面にL字金具を取付
け、そのL字金具の立上り片に吸入筒10の内側壁をナ
ツト15により止め付けるようにしている。
尚この場合、幅広のL字金具に弧状長孔を形成し、これ
に挿入するボルトを吸入筒10の内側壁に立設させ、そ
のボルトをL字金具にナツトにより止め付けるようにす
ることで、吸入筒10の仰角を任意に設定させることが
できる。
に挿入するボルトを吸入筒10の内側壁に立設させ、そ
のボルトをL字金具にナツトにより止め付けるようにす
ることで、吸入筒10の仰角を任意に設定させることが
できる。
尚図中16で示すものは運転席であり、同運転席16の
ステップ床17には開閉蓋18を有する作業孔19が設
けられており、組立作業時におけるワイヤ、ワイヤハー
ネス、バネ等の配索、調節を容易にしてステップ床17
の下にもぐっての作業を排除させ、かつ組立後の点検、
調整作業を容易にさせている。
ステップ床17には開閉蓋18を有する作業孔19が設
けられており、組立作業時におけるワイヤ、ワイヤハー
ネス、バネ等の配索、調節を容易にしてステップ床17
の下にもぐっての作業を排除させ、かつ組立後の点検、
調整作業を容易にさせている。
従って、エンジン4の駆動時にはファン6により冷風が
各吸入口12から吸入筒10内を経て吸気口8に入り、
その後フィルター7を経たのち、ラジェター5のコア部
を通過してこれを空冷させ、熱風となって排気口9より
吐出されるものであるが、本案によれば、収穫作業時等
粉塵の発生が多い作業に際しては、吸入筒を起立させて
機体より上方に突出させることができるので粉塵の吸入
を極力防止させることができ、粉塵によるフィルター、
ラジェターの目詰りを防止してラジェターの冷却障害を
ひき起すことなく、オーバーヒートを防止できるし、又
起立した突出状態では、その分吸入面積を多くとること
が可能になるので、冷風の供給が充分にされて風冷機能
を十分に発揮させることができるという効果がある。
各吸入口12から吸入筒10内を経て吸気口8に入り、
その後フィルター7を経たのち、ラジェター5のコア部
を通過してこれを空冷させ、熱風となって排気口9より
吐出されるものであるが、本案によれば、収穫作業時等
粉塵の発生が多い作業に際しては、吸入筒を起立させて
機体より上方に突出させることができるので粉塵の吸入
を極力防止させることができ、粉塵によるフィルター、
ラジェターの目詰りを防止してラジェターの冷却障害を
ひき起すことなく、オーバーヒートを防止できるし、又
起立した突出状態では、その分吸入面積を多くとること
が可能になるので、冷風の供給が充分にされて風冷機能
を十分に発揮させることができるという効果がある。
さらには粉塵の発生が少ない路面走行時に際しては吸入
筒を倒伏して機体の側部に形成した余剰スペース内に収
納しておけば、同吸入筒が機体外側より食み出すことが
なく、コンパクト化することができ、本機を納屋等に格
納しておく際にも、吸入筒が他物と接触干渉することが
ないものである。
筒を倒伏して機体の側部に形成した余剰スペース内に収
納しておけば、同吸入筒が機体外側より食み出すことが
なく、コンパクト化することができ、本機を納屋等に格
納しておく際にも、吸入筒が他物と接触干渉することが
ないものである。
しかも、吸入筒を適宜傾動固定自在に構成していること
により、同吸入筒先端の吸入口の目詰まり等の確認を、
オペレーターが必要に応じて同吸入筒を傾倒させること
により簡便に行うことができるものである。
により、同吸入筒先端の吸入口の目詰まり等の確認を、
オペレーターが必要に応じて同吸入筒を傾倒させること
により簡便に行うことができるものである。
第1図は本案実施例のコンバインを示す全体側面図、第
2図は第1図I−■線による縦断面図である。 A:コンバイン、a:機体、2:エンジン部、3:エン
ジンルーム、8:吸気口、10:吸入筒、12:吸入口
。
2図は第1図I−■線による縦断面図である。 A:コンバイン、a:機体、2:エンジン部、3:エン
ジンルーム、8:吸気口、10:吸入筒、12:吸入口
。
Claims (1)
- 側方に余剰スペースSを有する籾出部1の近接後方位置
にエンジンルーム3を設け、同ルーム3より機体側方位
置に吸気口8を連通連設し、同吸気口8に吸入筒10の
一端を起倒自在、かつ、適宜傾動固定自在に接続させ、
しかも、吸入筒10を籾出部1側方の余剰スペースS内
にて倒伏状態に支持することができるように構成してな
る吸気筒構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5776679U JPS6040832Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | コンバインのエンジン部における吸入筒構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5776679U JPS6040832Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | コンバインのエンジン部における吸入筒構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55158223U JPS55158223U (ja) | 1980-11-13 |
JPS6040832Y2 true JPS6040832Y2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=29291839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5776679U Expired JPS6040832Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | コンバインのエンジン部における吸入筒構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040832Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439385Y2 (ja) * | 1985-08-07 | 1992-09-16 | ||
JPH0343374Y2 (ja) * | 1985-08-12 | 1991-09-11 |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5776679U patent/JPS6040832Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55158223U (ja) | 1980-11-13 |
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