JPH09479U - コンバインにおけるエアクリーナの取付け装置 - Google Patents

コンバインにおけるエアクリーナの取付け装置

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JPH09479U
JPH09479U JP1407196U JP1407196U JPH09479U JP H09479 U JPH09479 U JP H09479U JP 1407196 U JP1407196 U JP 1407196U JP 1407196 U JP1407196 U JP 1407196U JP H09479 U JPH09479 U JP H09479U
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bonnet
air cleaner
sub
intake
engine
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国一 寺尾
清博 森川
哲 野上
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セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 コンバインにおけるエンジンのエアクリーナ
及びエンジンのメンテナンスを容易にすると共に、エア
クリーナへの吸気経路における防塵効果を低下させない
で、清新な空気を取込めるエアクリーナの取付け装置を
提供するものである。 【構成】ボンネット(7)及びサブボンネット(18)
が一体的に回動し、エアクリーナのメンテナンスが容易
に行えると共に、ボンネット(7)及びサブボンネット
(18)を機体内側方へ回動し閉じた時、ボンネット
(7)及びサブボンネット(18)に開設した吸気面と
連通するダクト(29)に接続した吸気経路の一端部が
エアクリーナ(20)に接続された吸入口に接合され、
防塵効果を低下させないで清新な空気を取込むことが出
来るようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンバイン或いは自走脱穀機におけるエアクリーナの取付け装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンバインにおけるエアクリーナの取付け装置においては、エンジンを 覆うボンネットの上部にシートを配置し、該シートの後部にサブボンネットを立 設形成し、該サブボンネット内に収容されたエアクリーナに接続された吸気パイ プは固設された状態で吸入口を開口し、防塵網を付して開設された吸気面を有す るボンネットおよびサブボンネットは回動するか又は外側板のみ着脱自在にして 、メンテナンス時に対応した構成にしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコンバインにおけるエアクリーナの取付け装置にあっては、メンテナン ス時に対応して、ボンネットおよびサブボンネットが回動又は離脱されるので、 エアクリーナに空気を取込むパイプの吸入口はボンネットおよびサブボンネット から離間され、該ボンネットおよびサブボンネットに防塵網を付して開設された 吸気面から離間し、防塵効果が低下されエアクリーナに清新な空気を送り難いと いう難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エアクリーナのメンテナンスが容易に行えると共に、防塵効果を低 下させないで清新な空気をエアクリーナに送込める、コンバインにおけるエアク リーナの取付け装置を提供することを目的とする。
【0005】 上記の目的を達成するために、本考案のコンバインにおけるエアクリーナの取 付け装置においては、エンジン(9)を覆うボンネット(7)の上部にシート( 6)を配置し、該シート(6)の後部にサブボンネット(18)を立設形成し、 該サブボンネット(18)内にエアクリーナ(20)を収容したコンバインで、 前記ボンネット(7)及びサブボンネット(18)を一体的に機体外側方へ回動 させるものにおいて、前記ボンネット(7)及びサブボンネット(18)にエン ジンのエアクリーナヘ清新な空気を取込む吸気面をそなえさせ、且つサブボンネ ット(18)の上面より下方に前記エンジン(9)のエアクリーナ(20)へ接 続される吸入口があり、前記ボンネット(7)及びサブボンネット(18)を機 体内側方へ回動させた時、該吸入口と接合するようにしたものである。
【0006】 上記のように構成されたコンバインにおけるエアクリーナの取付け装置は、ボ ンネット(7)及びサブボンネット(18)を機体内側方へ回動し閉じた時、該 ボンネット(7)及びサブボンネット(18)に開設した吸気面と連通するダク ト(29)に接続した吸気経路の一端部がエアクリーナ(20)に接続された吸 入口に接合され、清新な空気を取込むことが出来るのである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例について、図面を参照して説明すると、図4においてコンバイ ン(A)は刈取部(1)、脱穀部(2)、走行部(3)、及び操作部(4)等よ り構成され、該操作部(4)の一部を構成するシート(6)及びボンネット(7 )が一体回動する構成において、エアクリーナ(20)への吸気経路を2分割さ れたパイプで構成されたエアクリーナの取付け装置を載置しコンバインを構成し たものである。
【0008】
【実施例】
図1及び図2に示すように、操縦者部(4b)におけるボンネット(7)内に は、フレーム(8)に支持されるエンジン(9)が内装支持され、ボンネット( 7)は、前側板(7a)、外側板(7b)、後側板(7c)及び天井板(7d) とより箱状に形成され、脱穀部(2)側は、開放されており、これら前側板(7 a)、外側板(7b)及び後側板(7c)は、フレーム(8)に支持された操縦 台(10)上に載置され、外側板(7b)の下面部の前後に設けられた回動片( 11)がフレーム(8)に枢支軸(12)を介して枢支され、該ボンネット(7 )は、枢支軸(12)を中心として機体の外側方に回動し、エンジン(9)の上 部が開放されるように構成されており、ボンネット(7)がエンジン(9)を覆 う状態においては、天井板(7d)の内側部が載置される機体側のサイドフレー ム(13)に固定された連結板(14)とボンネット(7)内の補強フレーム( 15)に固定された連結板(16)にレバーピン(17)が係合し、固定状態が 維持されるように構成されている。
【0009】 そして、天井板(7d)の前半分には、シート(6)が載置固定されており、 シート(6)の背凭れ部(6a)の後部には、前側板(18a)、外側板(18 b)、後側板(18c)及び天井板(18d)より形成されるサブボンネット( 18)が配置され、このサブボンネット(18)の機体の内側方側は、開放(1 8e)されると共に、サブボンネット(18)内における機体側の下部は、天井 板(7d)が打ち抜かれ開放(18f)されており、この開放部(18f)の上 部にはサイドフレーム(13)に取付金具(19)を介してエアクリーナ(20 )が収容配置され、エアクリーナ(20)とエンジン(9)の吸気部(21)と は、接続パイプ(20a)により接続され、エアクリーナ(20)の吸気パイプ (22)は、その中間部において第1吸気パイプ(22a)と、第2吸気パイプ (22b)とに分割され、第2吸気パイプ(22b)の端部は、天井板(18d )より垂下された支持板(23)に保持される弾性パッキン(24)に嵌入保持 され、第1吸気パイプ(22a)は、天井板(18d)より垂下した支持板(2 5)により保持され、第1吸気パイプ(22a)の端部に形成された消音部(2 2c)の開口部には、前記した弾性パッキン(24)を保持する支持板(23) に接当する弾性パッキン(26)が接着されており、第1吸気パイプ(22a) と第2吸気パイプ(22b)とは、この弾性パッキン(24)より接続或いは離 脱するもので、図3に示すように、ボンネット(7)を枢支軸(12)を中心と して機体の外側方に回動すると、サブボンネット(18)もボンネット(7)と 一体的に回動し、サブボンネット(18)に支持される第1吸気パイプ(22a )は、弾性パッキン(24)と共に、第2吸気パイプ(22b)より離脱して、 回動し、エンジン(9)の上部が開放されると共に、エアクリーナ(20)及び 第2吸気パイプ(22b)が残存し、その外周部が開放される。
【0010】 尚、(27)は、第1吸気パイプ(22a)の端部を支持する支持金具であり 、第1吸気パイプ(22a)の先端部は、天井板(7d)の開口部(28)の裏 面に設けたダクト(29)に接近されているが、これは天井板(7d)に円筒孔 (28a)を設け、該円筒孔(28a)に、第1吸気パイプ(22a)を挿入し てもよい。又、ボンネット(7)の前側板(7a)にもダクト(30)が形成さ れ、ボンネット(7)の後側板(7c)及びサブボンネット(18)の外側板( 18b)、(18c)には、各々吸入面(31)、(32)、(32a)が形成 されている。更に、操縦台(10)内には、燃料タンク(33)が収納されてお り、その注油口部(33a)は、ボンネット(7)を形成する前側板(7a)の 直前部において、前側板(7a)より前方に突出したシート(6)における股乗 せ部(6b)の機体内側部における下方に配置されている。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0012】 ボンネット(7)及びサブボンネット(18)が一体的に回動し、エアクリー ナのメンテナンスが容易に行えると共に、ボンネット(7)及びサブボンネット (18)を機体内側方へ回動し閉じた時、ボンネット(7)及びサブボンネット (18)に開設した吸気面と連通するダクト(29)に接続した吸気経路の一端 部がエアクリーナ(20)に接続された吸入口に接合され、防塵効果を低下させ ないで清新な空気を取込むことが出来るのである。 かくして、本考案は、エアクリーナのメンテナンスが容易に行えると共に、防 塵効果を低下させないで清新な空気をエアクリーナに送込める、コンバインにお けるエアクリーナの取付け装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部の一部断面正面図
【図2】図1の側面図
【図3】本考案の作用説明図
【図4】本考案を実施したコンバインの側面図
【符号の説明】
6 シート 7 ボンネット 9 エンジン 12 枢支軸 18 サブボンネット 20 エアクリーナ 22 吸気パイプ 22a 第1吸気パイプ 22b 第2吸気パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(9)を覆うボンネット(7)
    の上部にシート(6)を配置し、該シート(6)の後部
    にサブボンネット(18)を立設形成し、該サブボンネ
    ット(18)内にエアクリーナ(20)を収容したコン
    バインで、前記ボンネット(7)及びサブボンネット
    (18)を一体的に機体外側方へ回動させるものにおい
    て、前記ボンネット(7)及びサブボンネット(18)
    にエンジンのエアクリーナへ清新な空気を取込む吸気面
    をそなえさせ、且つサブボンネット(18)の上面より
    下方に前記エンジン(9)のエアクリーナ(20)へ接
    続される吸入口があり、前記ボンネット(7)及びサブ
    ボンネット(18)を機体内側方へ回動させた時、該吸
    入口と接合するようにしたコンバインにおけるエアクリ
    ーナの取付け装置
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