JPH023731Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023731Y2
JPH023731Y2 JP1981139261U JP13926181U JPH023731Y2 JP H023731 Y2 JPH023731 Y2 JP H023731Y2 JP 1981139261 U JP1981139261 U JP 1981139261U JP 13926181 U JP13926181 U JP 13926181U JP H023731 Y2 JPH023731 Y2 JP H023731Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine room
engine
seat
cover
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981139261U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5843554U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13926181U priority Critical patent/JPS5843554U/ja
Publication of JPS5843554U publication Critical patent/JPS5843554U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH023731Y2 publication Critical patent/JPH023731Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、運転装置を機体前方側部に装備した
コンバインにおいて、エンジンルーム内のエンジ
ン、バツテリー、伝動機構等の保守点検を容易に
することを目的とするものである。
保守点検にあたつてエンジンルーム側部下端を
支点として上下方向に回動させてエンジンルーム
カバーを機体側方へ向け倒しエンジンルームを開
放する形式のものが公知であるが、側方へ倒した
エンジンルームカバーが、作業者がエンジンルー
ムに近づくのを邪魔し点検保守作業に支障を生じ
るとともに、座席と一体化したエンジンルームカ
バーの重量が大であるため点検作業後にエンジン
ルームカバーを所定位置に戻す作業が困難である
等の欠点がある。
本考案は、運転座席と一体化したエンジンルー
ムカバーを、エンジンルームの外側面後端部に設
けた垂直方向のヒンジを支点として水平方向に回
動自在とし、点検保守にあたりエンジンルームカ
バーを機体後部側方に向け水平方向に回動させ、
上述の公知装置の欠点を除去するものである。
以下図面に示す実施例にもとづいて本考案を説
明する。
第1図は、本考案を実施したコンバインの側面
図、第2図は要部の平面図であり、分草体1、引
起し装置2、搬送装置3等を含む刈取作業部Aの
側方に運転装置Bは配置されており、刈取作業部
Aの後方に脱穀装置4が位置し、運転装置Bの後
方に籾受台5、籾供給筒6が位置して、運転装置
Bは機体側方かつ前方部に位置している。第1図
において、7は車体フレーム、8は走行装置であ
る。
運転装置Bは、車体フレーム7の先端部、また
は運転フレーム(ステツプ)9の前端に固定され
た運転コラム10、作業機操縦ケース11、運転
コラム10と適宜の運転者空間Cを隔して対向し
ている座席12、エンジン13、バツテリー1
4、伝動機構15を含み、上記のエンジン13、
バツテリー14、伝動機構15を収容するエンジ
ンルームDは、内側面を脱穀装置4の内側壁また
は伝動ケース側壁16で、底面を運転フレーム9
で、後面を運転フレーム9の後端より直立する垂
直壁17でそれぞれ形成して内側面、底面、後面
を常に包囲状態とするが、垂直壁17の外側縁に
固定した垂直方向のヒンジ18を支点として外側
方に向け水平方向に回動自在としたエンジンルー
ムカバー20を設け、該エンジンルームカバー2
0の垂直の外側壁21でエンジンルームDの外側
面を、前面壁22で前面を、頂面壁23および運
転座席12で頂面の大部分をそれぞれ形成して、
エンジンルームカバー20の定位置ではエンジン
ルームDの外側面、前面、頂面を包囲するが、第
1図仮想線で示す回動位置では開放するよう構成
する。なお、エンジンルームDの頂面の一部は、
垂直壁17の上方延長部を折曲げて形成した水平
壁17aと、伝動ケース側壁16の上方延長部を
折曲げて形成した頂壁16aとで構成した。運転
座席12を囲む座席フレーム12aをエンジンル
ームカバー20と溶着等の適宜の固定手段で一体
化し座席12をエンジンルームカバー20で支持
するとともにエンジンルームカバー20の回動操
作で座席12も同様に外側方へ移動するよう構成
する。
19は、エンジンルームカバー20を、所定位
置に固定するための締付具である。
エンジンルームカバー20は、通常は第2図実
線位置で締付具19により運転フレーム9に固定
され、エンジンルームDの外側方、上方および前
方を覆つている。
エンジンルームDのエンジン13、バツテリー
14、伝動機構15の点検等にあたつては、締付
具19を取外したのち、ヒンジ18を支点として
外側方に向け水平方向に回動して第2図仮想線の
位置とし、エンジンルームDの前面、外側面およ
び頂面の大部分を開放し、点検等を容易にする。
点検等ののち、エンジンルームカバー20を定
位置にもどし、締付具19により運転フレーム9
に固定する。
エンジンルームカバー20は、ヒンジ18で垂
直方向に枢支されて水平方向に回動するので、座
席12と一体化されているが、回動操作は容易で
ある。
本考案は、上述したように、エンジンルームカ
バーの頂面の一部に運転座席を一体的に形成して
運転座席をエンジンルームカバーで支持するとと
もに、前記エンジンルームカバーをエンジンルー
ムの外側面後端部に設けた垂直方向のヒンジを支
点として機体外側方へ水平方向に180度回動自在
としたから、水平方向に回動するのでエンジンル
ームカバーは運転座席と一体化したが軽く回動す
ることができてエンジンの上方に位置する運転座
席をエンジンルームカバーの回動でエンジンルー
ムより簡単に除去してエンジンルーム上方を開放
できるとともにエンジンルームカバーの外側面を
機体後部後方に向け180度回動させることができ
てエンジンルームの外側面が完全に開放されてエ
ンジンルームの真横に作業スペースが確保されス
テツプへの昇降も自由で、エンジンルーム内のエ
ンジン、バツテリー、伝動機構等の保守、点検作
業が容易で保守作業性に優れている。また、回動
支軸(ヒンジ)はエンジンルームの外側面後端部
に位置しているので、一般にコンバインにおいて
はエンジンルームの後方に配置されている籾受部
に影響を与えることなくエンジンルームカバーを
開放位置へ回動させることができる(籾受台上の
籾袋を取外したり、籾の入つた重い籾袋を籾受台
から下ろす作業等を必要とすることなくエンジン
ルームカバーを開くことができる)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の運転装置を装備したコンバ
インの側面図、第2図は同じく要部を示す部分平
面図である。 A……刈取作業部、B……運転装置、D……エ
ンジンルーム、12……運転座席、13……エン
ジン、14……バツテリー、15……伝動機構、
18……ヒンジ、20……エンジンルームカバ
ー、21……外側壁、22……前面壁、23……
頂面壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体前側部に配置した運転装置の運転座席の下
    方にエンジンルームを配置しエンジンルームの外
    側面、前面および頂面を覆うエンジンルームカバ
    ーを有するコンバインにおいて、エンジンカバー
    の頂面の一部に運転座席を一体的に形成して運転
    座席をエンジンルームカバーで支持するととも
    に、前記エンジンルームカバーをエンジンルーム
    の外側面後端部に設けた垂直方向のヒンジを支点
    として機体外側方へ水平方向に180度回動自在と
    したことを特徴とする運転装置。
JP13926181U 1981-09-19 1981-09-19 コンバインにおける運転装置 Granted JPS5843554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13926181U JPS5843554U (ja) 1981-09-19 1981-09-19 コンバインにおける運転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13926181U JPS5843554U (ja) 1981-09-19 1981-09-19 コンバインにおける運転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5843554U JPS5843554U (ja) 1983-03-23
JPH023731Y2 true JPH023731Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=29932458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13926181U Granted JPS5843554U (ja) 1981-09-19 1981-09-19 コンバインにおける運転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5843554U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104123A (en) * 1978-01-31 1979-08-16 Yamaha Motor Co Ltd Small-sized car

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013337Y2 (ja) * 1977-03-15 1985-04-27 三菱農機株式会社 移動農機における運転席のステ−
JPS56111633U (ja) * 1980-01-28 1981-08-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104123A (en) * 1978-01-31 1979-08-16 Yamaha Motor Co Ltd Small-sized car

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5843554U (ja) 1983-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH023731Y2 (ja)
JPH0233755U (ja)
JPH0544769U (ja) コンバインにおけるエアクリーナの取付け装置
JPH0746123Y2 (ja) コンバインのグレンタンク構造
JPH0644350Y2 (ja) コンバインのキャビンドア側構造
JPS6342052Y2 (ja)
JPS6010902Y2 (ja) コンバインにおけるエンジンの防護装置
JPH0114110Y2 (ja)
JPH0115324Y2 (ja)
JPS603719Y2 (ja) コンバインの操縦室
JPH0513622Y2 (ja)
JPH0231097Y2 (ja)
JPS633867Y2 (ja)
JPH023696Y2 (ja)
JPH027078Y2 (ja)
JPS599949Y2 (ja) 車輌における座席設置部分の構造
JPS5921617Y2 (ja) コンバインにおける背当
JPH0460120A (ja) エンジン昇降時係止装置
JP2509665Y2 (ja) コンバイン
JPH0627086Y2 (ja) コンバインの穀粒タンク装置
JPH0117145Y2 (ja)
JPS5934269Y2 (ja) コンバイン
JPS5943129Y2 (ja) 農用トラクタにおけるラジエ−タの防塵装置
JPS6219123Y2 (ja)
JPH0144346Y2 (ja)