JPH0746123Y2 - コンバインのグレンタンク構造 - Google Patents

コンバインのグレンタンク構造

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JPH0746123Y2
JPH0746123Y2 JP8705489U JP8705489U JPH0746123Y2 JP H0746123 Y2 JPH0746123 Y2 JP H0746123Y2 JP 8705489 U JP8705489 U JP 8705489U JP 8705489 U JP8705489 U JP 8705489U JP H0746123 Y2 JPH0746123 Y2 JP H0746123Y2
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JP
Japan
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engine room
glen tank
tank
frame
vertical auger
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JP8705489U
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JPH0327929U (ja
Inventor
寛太 草地
光明 中沢
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はエンジンルームカバーを一体的に構成すると共
に、回動可能としたコンバインのグレンタンクに関する
考案である。
(ロ)従来技術 従来からコンバインのグレンタンクを外方向に回動可能
とする技術は公知とされていた。
例えば特開昭61-96410号公報に記載の技術がそうであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、特開昭61-96410号公報の第1図及び第2図に記
載の技術では、エンジンルームの後部にグレンタンク
を、その後部に縦オーガを配設させてある。そしてこの
グレンタンクは機体後部に立設している縦オーガを支点
として回動することが出来るように構成されているので
あるが、回動することの出来るのはグレンタンクのみで
あった。
しかし、エンジンルーム内における点検・整備等のメン
テナンスを行う際には、たとえグレンタンクを回動させ
てエンジンルームの後方を広くしても、グレンタンクの
回動範囲が限られている為に余裕のある広さを持って作
業を行うことが出来なかったのである。
このためにエンジンカバーを脱着することが余儀なくさ
れていたのであるが、メンテナンスごとにエンジンカバ
ーを脱着するのは面倒かつ時間を要するものとなってい
たのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
グレンタンク7と縦オーガ8との間にエンジンルームR
を構成すると共に、グレンタンク7の後部にエンジンル
ームカバー9を一体的に構成し、グレンタンク7と共に
エンジンルームカバー9を外方向に回動可能としたもの
である。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、つぎに添付の
図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図はコンバインの全体斜視図、第2図はグレンタン
クの回動及びグレンタンクとエンジンルームの位置関係
を示した平面図、第3図は同じく側面図である。
第1図・第2図・第3図に示すごとく、コンバインのク
ローラー1・1上にはシャーシフレーム2が位置し、こ
のメインフレーム2上の右側には脱穀室3が、その後方
にはカッター室4が位置する。
また該メインフレーム2上の左側前部から後部に向かっ
ては、操作コラム5・座席6・グレンタンク7・縦オー
ガ8が位置し、グレンタンク7と縦オーガ8との間には
エンジンルームRが構成されている。9はエンジンルー
ムカバーである。
このようにグレンタンク7と縦オーガ8との間をエンジ
ンルームRの幅だけ間隔を有している為に、グレンタン
ク7内下部から縦オーガ8に至る間を連結している下部
コンベヤ10を長めに構成してエンジンルームR内下部A
に通してある。
第4図はグレンタンク及び揚穀コンベアの支持フレーム
の構成を示した斜視図、第5図は同じく側面断面図、第
6図はグレンタンク及びエンジンカバーの回動状態を示
した平面図、第7図はエンジンルーム内の平面断面図、
第8図は縦オーガ下部の側面断面図である。
第3図・第5図・第8図に示す如く、縦オーガ8の下部
8aは回動可能な状態でメインフレーム2上部に支持され
ており、その上端に横オーガ23の後端が連結されてい
る。
また第4図から第7図に示す如く、縦オーガ8の途中部
には、上下に保持枠体11・12が支持されており、上部の
保持枠体11とグレンタンク7の後面との間にはグレンタ
ンク5の支持フレーム13を介在させてある。
さらに下部の保持枠体12は、機体のメインフレーム2よ
り立設する支柱14の横フレーム15に装着されている。
これら保持枠体11・12は縦オーガ8に対して回動可能に
構成されている為に、グレンタンク7の前端の係止金具
16を外すと、上部の支持フレーム13及び下部コンベヤ10
によって縦オーガ8に支持されたグレンタンク7を、縦
オーガ8を支点として手で回動させることが出来るので
ある。
また第4図から第7図に示す如く、グレンタンク7の左
側には扱室3内の籾をグレンタンク7内に送る為の揚穀
筒17を立設させてあり、該揚穀筒17の上端の放出口とグ
レンタンク5上側面の開口とが合わさるように構成され
ている。
この揚穀筒17はグレンタンク7に接近した状態で立設さ
せてある為に不安定な状態で支持されているが、グレン
タンク7は外方向に回動する構成である為にグレンタン
ク7に支持させることは出来ないのである。
この為に脱穀室3の側方からの他に揚穀筒17と後方の横
フレーム15あるいは横フレーム15によって支持された縦
オーガ8の下部の保持枠体12との間に支持フレーム18を
介在させたのである。
さらに該支持フレーム18自身も途中で補強させることが
好ましいので、支持フレーム18の途中部に補強フレーム
19の前端を固着すると共に、該補強フレーム19の後端を
上記の横フレーム15あるいは保持枠体12に固着させたの
である。そして補強フレーム19を下方にも分岐させ、該
分岐部19aの下端をメインフレーム2上に装着させたの
である。
このように揚穀筒17を補強したことによって、グレンタ
ンク5が収納状態に位置するときのみならず回動状態の
位置にあるときでも、揚穀筒17は常に安定した状態を保
つことが出来るのである。
以上のようにグレンタンク7と後方の縦オーガ8との間
には、支持フレーム13・18や補強フレーム19、さらには
長めに構成された下部コンベヤ10によって設けられた空
間を、本考案はエンジンルームRとなるように構成した
のである。
このために補強フレーム19を外方向に歪曲させて、この
補強フレーム19によってラジエーター20やオイルクーラ
ー21等を支持するフレームともなるように構成したので
ある。そしてエンジンルームR内の上部内方向の空間に
エアークリーナー22を配設させたのである。
そしてエンジンルームR内の下部に、横コンベヤの障害
とならないよう状態でエンジンEを載置させたのであ
る。
このようにしてグレンタンク5と縦オーガとの間に位置
するエンジンルームRを、グレンタンク5と一体に構成
されたエンジンルームカバー9によって外面及び上面を
覆うように構成したのである。なおエンジンルームRの
前面はグレンタンク5の後面と一体に構成されている。
以上のように縦オーガ8を支点としてグレンタンク7を
外方向に回動させるとエンジンルームカバー9も一体と
なって回動することが出来るのである。
このように回動された後のエンジンルームR内は、エン
ジンEや補強フレーム19によって支持されたラジエータ
ー20及びオイルクーラー21等がエンジンルームカバー9
が取り払われた状態となって露出するので、点検・整備
等のメンテナンスがし易い状態となるのである。
なお、エンジンルームカバー9の側面には扉9aが装備さ
れており、グレンタンク7やエンジンルームカバー9を
回動させないでも簡単にエンジンルームR内のチェック
等が出来るようにしてある。
また縦オーガ8の側方及び後方をカバー24で覆って、コ
ンバイン全体の外観をシンプルにして見栄えの良いもの
に構成されている。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上のように構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、エンジンルームをグレンタンクと縦オーガとの
間に構成すると共にグレンタンクとエンジンルームカバ
ーを縦オーガを支点として外方向に回動することの出来
る構成としたことにより、エンジンルームカバーの回動
後のエンジンルーム内は、エンジンEやラジエーター20
等のみが残るので、脱穀部とグレンタンク・エンジンル
ーム間が広く開放され、種々のメンテナンスやベルト交
換、さらにはメインフレーム部の泥落とし等を容易にす
ることが出来たのである。
第2に、グレンタンクの後部に直接エンジンルームカバ
ーを一体的に構成したことにより、エンジンルームカバ
ーの前面はグレンタンクの後面で共用することが出来る
他、従来要していたエンジンルームカバーのフレーム枠
を無くすことも出来、製作費用のコストダウンを図るこ
とが出来たのである。
第3に、従来においてはラジエーターはエンジンルーム
枠に取り付けていた為にエンジンの振動が直接ラジエー
ターに伝わっていたのであるが、本考案は脱穀側から横
架させてある補強フレーム上にラジエーターを載置させ
てエンジンと隔離させたことにより、ラジエーターに伝
わる振動の低減を図ることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの全体斜視図、第2図はグレンタン
クの回動及びグレンタンクとエンジンルームの位置関係
を示した平面図、第3図は同じく側面図、第4図はグレ
ンタンク及び揚穀コンベアの支持フレームの構成を示し
た斜視図、第5図は同じく側面断面図、第6図はグレン
タンク及びエンジンカバーの回動状態を示した平面図、
第7図はエンジンルーム内の平面断面図、第8図は縦オ
ーガ下部の側面断面図である。 R……エンジンルーム 7……グレンタンク 8……縦オーガ 9……エンジンルームカバー 10……下部コンベヤ 13……支持フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グレンタンク7と縦オーガ8との間にエン
    ジンルームRを構成すると共に、グレンタンク7の後部
    にエンジンルームカバー9を一体的に構成し、グレンタ
    ンク7と共にエンジンルームカバー9を外方向に回動可
    能としたことを特徴とするコンバインのグレンタンク構
    造。
JP8705489U 1989-07-24 1989-07-24 コンバインのグレンタンク構造 Expired - Fee Related JPH0746123Y2 (ja)

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JPH0327929U JPH0327929U (ja) 1991-03-20
JPH0746123Y2 true JPH0746123Y2 (ja) 1995-10-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075118A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Kubota Corp コンバイン
JP2011019536A (ja) * 2010-11-05 2011-02-03 Kubota Corp コンバイン

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JP6338491B2 (ja) * 2014-09-02 2018-06-06 株式会社クボタ コンバイン

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