JPS60405B2 - 低温靭性の優れた低降伏比鋼の製造方法 - Google Patents

低温靭性の優れた低降伏比鋼の製造方法

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JPS60405B2
JPS60405B2 JP1211677A JP1211677A JPS60405B2 JP S60405 B2 JPS60405 B2 JP S60405B2 JP 1211677 A JP1211677 A JP 1211677A JP 1211677 A JP1211677 A JP 1211677A JP S60405 B2 JPS60405 B2 JP S60405B2
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進 合田
國男 渡辺
嘉雄 橋本
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温靭性の優れた低降伏比鋼の製造方法に関す
るものである。
従来、鋼の強度、級性を高める手段として、一般に用い
られている方法は蛾ならし、焼入れ一暁もどし等の熱処
理による方法、およびy城の圧延条件をy粒の微細化お
よびy−Q変態時のQ粒の核生成サィ)トを増加させる
ように制御する「いわゆるコントロールド・ローリング
と呼ばれる圧延による方法がある。
前者の場合には別工程を必要とし、後者の場合にはNb
、V等の合金添加のためのコスト増や、析出物の溶体化
のために加熱温度を高くする必要が生じたり、圧延途中
で冷却のため待ち時間をとるなどの問題があった。さら
に析出物利用の場合は析出硬化に伴う靭性低下という問
題もあり、これらの元素を使用せずに同等またはそれ以
上の材質が得られれば良いことはいうまでもない。また
、Nb、V等を添加し、コントロールド・ローリングす
る方法では延性の低下および降伏比が上昇する。これは
降伏比の低い鋼が鋼管等の用途において要求されている
現状から見て好ましくない。本発明者らはこれらの点を
考慮し、コスト、材質「工程、省エネルギー面からの多
くの利点を含むQ+y二相域の圧延を積極的に利用する
ことを検討した。
その結果y城の低温圧延の場合よりもさらに微細なフェ
ライトーパーラィト組織を二相域で圧延されたオーステ
ナィトから変態により得るとともにフェライト相は圧延
中および/もしくは圧延後に完全に再結晶させ、安定化
した紬粒組織鋼を得られることを見出し、低温籾性の優
れた低降伏比鋼を発明するに至った。本発明の要旨とす
るところは、CO.05〜0.25%、Sio.7%以
下、Mno.5〜2.0%、SO.020%以下、AI
O.005〜0.10%および圧延方向に直角な方向の
衝撃特性を向上させるために、必要に応じてREMを1
.3ミREM/Sミ5を含有し、残りは鉄および不可避
不純物からなる銅を熱間圧延するに際してy城のAr3
〜Ar3十80q0の温度範囲において30%以上の氏
下率で圧延を行った後変態させ、5〜60%の変態進行
中に圧下率で65%超90%以下の圧延を行い、圧延後
は空冷または650oo以下の温度範囲で捲取るか、ま
たは65000以下の温度範囲で30分以上の熱処理を
熱処理炉に袋入して行うか、または一旦空冷後ふたたび
650℃以下の温度範囲で30分以上の熱処理を熱処理
炉に装入して行うことを特徴とする微細フェライト〜パ
ーラィトと再結晶したフェライトの紐粒組織からなる低
温鞠性の優れた低降伏比鋼の製造方法にある。
以下、本発明にかかる鋼の成分および圧延条件の限定理
由についてのべる。Cは0.05%禾満では必要とする
強度が得られないし0.25%を超えると溶接性、級性
の劣化が著しいので、0.05〜0.25%とした。
Siは鋼の脱酸に必要であり、かつ強化能も大きいので
添加するが、一方で破面遷移温度も高めるので、0.7
%が上限となる。
Mnは強化鋤性向上のため、必須の元素であるが、2%
を超えると溶接性の低下が大きくて好ましくなく、0.
5%より少なくなると強度に寄与しなくなるので、0.
5〜2.0%の範囲とした。
Sは高いとM船系介在物を増加させ、圧延直角方向の衝
撃値の低下が大きくなるので、上限を0.020%とし
た。下限については製造コストの許す限り低いことが望
ましい。AIは脱酸を十分行うために必要であり、また
紬粒化、N固定による轍性向上の点からも有利であるが
、0.005%禾満では効果が薄く0.1%を超えると
靭性の劣化を招くので、0.005〜0.1%の範囲と
する。
本発明において、さらに改良された発明は、圧延直角方
向の衝撃値を特に重視する場合であり、Sを0.010
%以下にし、さらに希±頚元素(REM)を添加する。
下限REMノS=1.3未満では効果がないし、上限R
EMノS=5をこえるとREM酸化物系の介在物を増加
させるのみで、かえって級性を筈うのでREM/Sは1
.3〜5の範囲とする。次に、本発明鋼の圧延条件の限
定理由を説明する。
第1表はCO.12%、Sio.40%、Mnl.30
%、PO.017%、SO.011%、NO.023%
を含む鋼をy城、y+Q城で圧延し、後処理したときの
、もしくは単に熱処理のみを施したときの圧延〜熱処理
条件を示し、第2表は第1表の鋼の機械試験値を示す。
なお、圧延後の熱処理は二相城圧延2のみは一旦空冷後
再加熱したが、他は空冷途中に各温度に保定した熱処理
炉に装入して行った。第1表 第2表 第1図は降伏比とシャルピー破面遷移温度(以下vTr
sと略す)の関係を示し、斜線の部分は従来の製造方法
により得られた高靭性鋼の降伏比とvTはの範囲を示し
、図中の数字1,2,3,4,5,6はそれぞれ第1表
および第2表の二相城圧延材1、2、3、4、5、6に
対応する。
また、白丸体は焼ならし材に対応する。また、第2図は
第1表の鋼の二相城圧下率と降伏比、vT岱の関係を示
したものである。第1表、第2表および第1図、第2図
から、一相城圧下率が65%を越えると降伏比が急激に
低化し、一方、vT鴇はやや高くなるものの−100q
o以下の範囲にあり良好な靭性が保たれていることがわ
かる。
これは二相城の圧下率が65%をこえると二相城圧延時
すでに変態していたフェライトが圧延終了後瞬時に、あ
るいは圧延中に再結晶を終了し(以下これを動的再結晶
と称す)、この動的再結晶したフェライトと圧延後変態
するフェライト〜パーラィトの混合組織となるためであ
る。二相城圧下率の上限は材質面からは第2図に示すと
おり70%を越えると定常状態になるので特に限定しな
いが、通常使用される圧延機の圧下館力では90%を越
えることは容易でないので、その上限を90%とする。
y−Q変動率は60%を越えると圧延後変態するフェラ
イトの割合が少なくなり、良好な鋤性が得られなくなる
ので、変態率は5〜60%の範囲で行うのが良い。また
、y城圧延は二相域圧延との累積効果により、圧延後変
態するフェライトをより微細化するため、Ar3〜Ar
3十8030の範囲で30%以上加えることが望ましい
。しかし、この温度範囲以外で付加的圧延を加えること
は差支えない。圧延後熱処理に関しては、本発明方法の
鋼では動的再結晶したフェライトと圧延後変態したフェ
ライト〜パーラィトの混合組織であるから特別な熱処理
を必要としない。
従って、第1表の二相城圧延4の鋼のように固溶Cや針
状フェライトの生成を抑制し、降伏比をさらに低くする
ため650oo以下で捲取るか、または65000以下
の温度で3び分以上の保定を、空冷途中または空冷後再
加熱して行なうのがよい。保定温度が65ぴ0を越える
と第1表の二相域圧延6の鋼のように強度が低下するの
に靭性も劣化するので好ましくない。本発明では鋼材の
加熱温度は特に指定しないが、y城圧延を加える必要か
らAc3以上で、かつ前記y域圧延を行うに足る温度で
あれば十分である。
この二相城圧延を周知の粗および仕上圧延機をもちいた
圧延設備において考えると、厚板圧延においては粗、仕
上圧延機におけるパスの温度を任意に制御できるので、
温度と圧下率の組合わせを選ぶことは容易である。
また、ホットストリップミルにおいては、y城圧延と二
相城圧延をそれぞれ粗圧延機と仕上圧延機に分けて行う
か(この場合、約90%の二相域圧下が可能である)、
粗圧延機による圧延は単に本発明で限定した意味で用い
ているy城の温度範囲をこえる、すなわちAr3十80
qo以上の高温城での圧延に使用し、仕上圧延の前段を
y城圧延に後段を二相域圧延に使用するかは、スラブ製
品厚み等の関係から適宜に選択してよい。例えば仕上前
段の圧下率を約50%、後段の圧下率を約80%に設定
する等の手段も可能である。後熱処理に関しては厚板材
の場合、矯正、鱒断後、650qo以下の温度で30分
以上の保定を、空冷途中または空冷後再加熱して行なう
ことにより本発明の熱処理効果を得ることができる。ホ
ットストリップミルにおいてはランアウトテーブル上で
650oo以下の所要温度迄冷却後、捲取ることにより
本発明の熱処理効果を捲取工程において得ることができ
る。その他の形鋼、榛鋼、綾材圧延機においても本発明
の圧延方法は温度と圧下率の制御ができる限り適用可能
である。以下、本発明の効果を実施例により説明する。
第3表および第4表はそれぞれホットストリップミルで
圧延した種々の鋼の成分および適用した圧延条件を第5
表は同圧延材の機械的性質を示す。この例では仕上圧延
機の入口で二相城として、仕上圧延はすべて二相城で圧
延を行っているが、これらの二相城圧延材は降伏比に比
し、籾性が優れている。第3表から第5表中の鋼種2は
セミキルド鋼であり、この場合にも降伏比に比し優れた
靭性が得られている。また、鋼種3はREM添加鋼であ
って、同等のS含有量の他の鋼種に比べてC方向の吸収
エネルギーが著しく改善されていることがわかる。以上
本発明を圧延について例示的に述べたが、圧延以外の加
工方法、すなわち、鍛造、押出し、引抜き等の分野にも
応用できる。
また、本発明によって製造された鋼材は特に寒冷地や低
温で使用されるラインパイプ、機械、構造物等の用途に
通し、降伏比が低く、加工しやすいだけでなく、強度「
溶接性が優れている等の利点を有している。以上詳細に
述べたように本発明は低温靭性の優れた低降伏比鋼を普
通鋼成分で加熱温度を低くして低コストで製造できる経
済的にも価値のある発明である。第3表 第4表 第5表
【図面の簡単な説明】
第1図は降伏比とvTmの関係を示すグラフ、第2図は
二相城圧下率と降伏比、vTrsの関係を示すグラフで
ある。 髪ノ図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C0.05〜0.25%、Si0.7%以下、Mn
    0.5〜2.0%、S0.020%以下、Al0.00
    5〜0.10%を含有し、残りは鉄および不可避不純物
    からなる鋼を熱間圧延するに際して、γ域のAr_3〜
    Ar_3+80℃において圧下率30%以上の圧延を行
    なったのち変態させ、5〜60%の変態中に全圧下率6
    5%超90%以下の圧延を行い、圧延後は空冷するかま
    たは650℃以下の温度で捲取るか、または650℃以
    下の温度で30分以上の保定を空冷途中または空冷後再
    加熱して行うことを特徴とする低温靭性の優れた低降伏
    比鋼の製造方法。 2 C0.05〜0.25%、Si0.7%以下、Mn
    0.5〜2.0%、S0.010%以下、Al0.00
    5〜0.10%、REMを1.3≦REM/S≦5含有
    し、残りは不可避不純物からなる鋼を熱間圧延するに際
    してγ域のAr_3〜Ar_3+80℃において圧下率
    30%以上の圧延を行ったのち変態させ、5〜60%の
    変態中に全圧下率65%超90%以下の圧延を行い、圧
    延後は空冷するかまたは650℃以下の温度で捲取るか
    、または650℃以下の温度で30分以上の保定を、空
    冷途中または空冷後再加熱して行うことを特徴とする低
    温靭性の優れた低降伏比鋼の製造方法。
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JPS5867823A (ja) * 1981-10-15 1983-04-22 Nippon Steel Corp 強度・靭性の優れた高張力鋼の製造方法

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