JP3288424B2 - 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法 - Google Patents

伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法

Info

Publication number
JP3288424B2
JP3288424B2 JP12205892A JP12205892A JP3288424B2 JP 3288424 B2 JP3288424 B2 JP 3288424B2 JP 12205892 A JP12205892 A JP 12205892A JP 12205892 A JP12205892 A JP 12205892A JP 3288424 B2 JP3288424 B2 JP 3288424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
steel sheet
cooling
rolled steel
strength cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12205892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05311236A (ja
Inventor
坂田  敬
俊之 加藤
橋本  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP12205892A priority Critical patent/JP3288424B2/ja
Publication of JPH05311236A publication Critical patent/JPH05311236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3288424B2 publication Critical patent/JP3288424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高い伸び特性と高強
度を兼備した伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方
法に関し、とくに自動車部品等の用途に供して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】高い伸び特性を有し、張出しを主体とし
たプレス成形に適した高強度鋼板としては、例えば特開
平1−242721号公報に開示されているような、フェライ
ト(α)−ベーナイト(Zw) −残留オーステナイト(γ
R ) からなる混合組織鋼板が知られている。この鋼板
は、Si:0.5 〜2.0 wt%(以下単に%で示す), Mn:0.
5〜2.0 %を含有する低中炭素鋼(C:0.05〜0.40%)
をベース成分とし、連続焼鈍において、720 ℃(A1点)
以上に加熱することによってオーステナイト(γ)を全
量又は部分的に形成させ、ついで少なくとも 700〜400
℃程度まで連続的に急速冷却したのち、400 ℃前後で数
分の保持を行うベースサイクルで処理することによっ
て、製造される。
【0003】このようにして製造された鋼板は、従来か
ら製造されていたフェライトとマルテンサイトからなる
2相組織鋼よりも良好な特性(たとえばT.S.:80 kgf/m
m2でEl:30%) を示すものの、T.S.が30〜35 kgf/mm2
の軟鋼板の延性(El:35%程度)と同等程度のものを
製造することはできなかった。この原因としては種々考
えられるけれども、400 ℃前後で数分の保持によって形
成されたγR は高い歪域では必ずしも安定ではないこと
が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問
題を有利に解決するもので、従来鋼よりも一段と優れた
伸び特性を有する強度鋼板の有利な製造方法を提案す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】さて発明者らは、上記の
目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、連続焼鈍のサ
イクルとくに冷却中の特定温度域において数回の保定又
は緩冷却を特定時間行うことにより、伸び特性の大幅な
向上が実現されることの知見を得た。この発明は、上記
の知見に立脚するものである。
【0006】すなわちこの発明の要旨構成は次のとおり
である。 (1). C:0.02〜0.40%、 Si:0.05〜2.5 %、 Mn:0.2 〜3.5 %、 Al:0.005 〜0.12%及び S:0.010 %以下 を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼素材
を、常法に従い熱間圧延、ついで冷間圧延した後、連続
焼鈍にてA1〜A3変態点まで加熱した後の冷却過程におい
て、少なくとも 650〜480 ℃の温度範囲(但し 650℃は
除く)を20〜100℃/sの速度で冷却しつつ、この冷却
の途中で、5℃/s以下の緩冷却あるいは短時間の加熱
保持からなる冷却停止処理を1〜5回にわたり合計で1
〜4秒間行ったのち、 350〜450 ℃の温度範囲で30秒以
上保持することからなる伸び特性に優れる高強度冷延鋼
板の製造方法。
【0007】(2).上記(1) において、鋼素材がさらに、 P:0.015 〜0.15%、 を含有するものである伸び特性に優れる高強度冷延鋼板
の製造方法。
【0008】(3).上記(1) 又は(2) において、鋼素材が
さらに、 Cr:1.5 %以下、 Mo:0.5 %以下及び B:0.01%以下 のうちから選んだ1種又は2種以上を含有するものであ
る伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
【0009】(4).上記(1), (2)又は(3) において、鋼素
材がさらに、 Ti:0.10%以下、 Nb:0.10%以下、 V:0.10%以下及び Zr:0.10%以下 のうちから選んだ1種又は2種以上を含有するものであ
る伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
【0010】(5).上記(1), (2), (3) 又は(4) におい
て、鋼素材がさらに、 Ca:0.0030%以下及び Rem:0.05%以下 のうちから選んだ1種又は2種を含有するものである伸
び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
【0011】以下、この発明で最も特徴的な連続焼鈍処
理中の冷却パターンの影響について調べた結果を説明す
る。C:0.20%,Si:1.5 %, Mn:1.5 %, Al:0.040
%, P:0.010 %及びS:0.004 %を含有し、残部はFe
及び不可避的不純物の組成になるAlキルド鋼を、常法に
従う熱間圧延、冷間圧延処理により、1.0 mmの冷延鋼板
とした。ついでこの鋼板の連続焼鈍工程中、 800℃, 60
秒間の加熱処理後、3℃/sの速度で 680℃まで冷却し
たのち、 400℃まで平均冷却速度30℃/sで急冷しなが
ら、途中で冷却を数回にわたり停止する処理を施した。
この処理中、鋼板には強制的な冷却もまた意図的な加熱
も施さなかった。ついでかような急速冷却終了後、 400
℃にて3分間の保定を行ったのち、室温まで冷却した。
かくして得られた鋼板の引張強さT.S.はいずれも、80〜
85 kgf/mm2であった。
【0012】またこの鋼板の伸び値(El) について
は、以下に述べるとおりである。図1に、 500〜630 ℃
の間で施した冷却停止の回数及び合計停止時間がElに
及ぼす影響について調べた結果をまとめて示す。同図よ
り明らかなように、停止回数が5回以下でかつ合計停止
時間が1〜4秒の冷却停止処理を施した場合、従来のよ
うな冷却停止処理を施さない場合(停止時間0秒)に比
べてElが著しく向上している。この点、停止時間が4
秒を超えたり、停止回数が6回以上になると冷却停止処
理の効果は得られていない。
【0013】図2に、 680℃から種々の速度で急冷中、
1回の停止処理(保定時間 1.5秒)を種々の温度で行っ
た際のElの変化傾向について調べた結果を示す。同図
より明らかなように、冷却速度が20〜100 ℃/sの範囲
において、停止処理を 480〜650 ℃の温度域で行った場
合に、とりわけ優れたEl向上効果が得られた。
【0014】このように連続焼鈍の際の冷却中に、所定
の条件下で冷却停止処理を行うことによって、Elが著
しく向上する理由については、まだ明確に解明されたわ
けではないが、連続焼鈍でA1〜A3点に加熱中に形成され
たオーステナイト相が急冷途中の停止時に効率よくベー
ナイトに変態することによって、オーステナイトへのC
の濃化が良好に進展し、その結果 400℃前後における途
中保持でも安定な残留オーステナイトが効率よく形成さ
れることによるものと推定される。なお停止の回数が6
回以上になったり、停止時間の合計時間が4秒を超える
と再びElが低下するのは、見掛けの冷却速度が低下す
ることにより、延性に不利なパーライトが生成されるた
めと考えられる。
【0015】
【作用】この発明において、鋼素材の成分組成を前記の
範囲に限定して理由は、次のとおりである。 C:0.02〜0.40% 焼鈍後も安定した残留オーステナイトを形成させるため
には、Cのオーステナイトへの濃化が必要であり、その
ためには少なくとも0.02%のCが必要である。しかしな
がら0.40%を超えると延性及び溶接性が劣化する。
【0016】Si:0.05〜2.5 % Siは、フェライト相に濃化することにより、鋼中Cのオ
ーステナイトへの濃化を促進させる有用元素であり、そ
のためには少なくとも0.05%を必要とするが、2.5 %超
えると延性の低下と共に熱間加工性の劣化を招くので、
Siは0.05〜2.5%好ましくは 0.5〜1.5 %の範囲に限定
した。
【0017】Mn:0.2 〜3.5 % Mnは、オーステナイト相に濃化してオーステナイトを安
定させる有用元素であるが、 0.2%に満たないとその添
加効果に乏しく、一方 3.5%を超えるとその効果は飽和
に達するので、Mn量は 0.2〜3.5 %の範囲に限定した。
【0018】Al:0.005 〜0.12% Alは、製鋼段階で脱酸剤として有用であるので、 0.005
%以上を添加するが、0.12%超えるとその効果は飽和す
るので、 0.005〜0.12%の範囲に限定した。
【0019】S:0.010 %以下 Sは、多量に含有されると介在物が増大し、プレス加工
性を劣化させるので、極力低減することが好ましいが、
0.010%以下の範囲で許容できる。
【0020】以上、基本成分について説明したが、この
発明ではその他にも、Siと同等の効果を有する元素とし
てPを、またMnと同等の効果を有する元素としてCr, Mo
及びBのうちから選んだ1種又は2種以上を、さらにフ
ェライト相を細粒化することによりプレス成形性を向上
させる元素としてTi, Nb, Zr及びVのうちから選ばれた
1種又は2種以上を、またさらに介在物形態を制御する
元素としてCa及びRemのうちから選んだ1種又は2種
を、それぞれ選択的に添加することができる。以下、そ
の限定理由について説明する。
【0021】P:0.015 〜0.15% Pは、Siと同様、フェライト相に濃化して、鋼中Cのオ
ーステナイトへの濃化促進に有効に寄与するが、 0.015
%未満ではその添加効果に乏しく、一方0.15%を超える
と鋼の2次加工脆性を劣化させるので、 0.015〜0.15%
の範囲で添加するものとした。
【0022】Cr:1.5 %以下、Mo:0.5 %以下、B:0.
01%以下 Cr, Mo及びBはいずれも、Mnと同様、オーステナイト相
に濃化してオーステナイトの安定化に有効に寄与する
が、それぞれCr:1.5 %、Mo:0.5 %、B:0.01%を超
えて添加しても、それらの添加効果は飽和に達するの
で、それぞれ上記の範囲で添加するものとした。
【0023】Ti:0.10%以下、Nb:0.10%以下、V:0.
10%以下、Zr:0.10%以下 Ti, Nb, V及びZrはいずれも、連続焼鈍中に再結晶組織
を微細化して、プレス加工性を向上させる有用元素であ
るが、いずれも0.10%を超えて添加しても、それらの効
果は飽和に達し、むしろコストアップの原因となるの
で、それぞれ上記の範囲で添加するものとした。
【0024】Ca:0.0030%、 Rem:0.05%以下 Ca及びRem (希土類元素)はいずれも、鋼中のSを硫化
物として固定することによって鋼板のプレス加工性、特
に局部延性能を向上させる有用元素であるが、Ca:0.00
30%、 Rem:0.05%を超えるとそれらの効果は飽和に達
するので、それぞれ上記の範囲で添加するものとした。
【0025】次に、製造工程について具体的に説明す
る。上記の好適成分組成に調整された鋼素材は、熱間圧
延され、脱スケール後、冷間圧延されるが、この製鋼段
階から冷間圧延段階までの間については製造条件が特に
限定されることはなく、常法に従って行えば良い。
【0026】次に、この発明の最も重要なポイントであ
る連続焼鈍条件について説明する。さて冷間圧延された
鋼は、連続焼鈍処理にて、A1〜A3変態点の温度域に加熱
される。というのはこの発明では、加熱中に鋼の一部を
オーステナイト変態させることが必要で、そのためには
A1点以上の温度に加熱することが必要だからであり、一
方加熱温度がA3点を超えると、再結晶したフェライトが
100 %オーステナイトに変態するため、オーステナイト
中に十分な量のC濃化が達成できなくなる結果、室温ま
で所定の冷却パターンで冷却しても安定な残留オーステ
ナイトが形成されず、Elの向上が期待できないからで
ある。
【0027】ついで鋼板を、 350〜450 ℃の温度域まで
冷却するわけであるが、この冷却途中、少なくとも 650
〜480 ℃の温度域(但し 650℃は除く)において、以下
に述べるような冷却停止処理を含む急冷処理を施すこと
が重要である。さて 650℃以下では、冷却速度が20℃/
秒を下回ると、焼鈍中に形成されたオーステナイトがパ
ーライトに変態して延性を劣化させ、一方 100℃/秒を
超えると、後続の保持処理によっても十分な量の残留オ
ーステナイトが得られない。そこで 650〜480 ℃の温度
(但し 650℃は除く)は20〜100 ℃/秒の速度で冷却
するが、この冷却中、1〜5回にわたり合計で1〜4秒
間の冷却停止処理を施す。ここに冷却停止回数を1〜5
回、また合計停止時間を1〜4秒間に限定したのは、前
掲図1に示したとおり、停止回数が6回以上となった場
合、及び合計停止時間が1秒を下回ったり4秒を上回っ
た場合には、満足いく程のElの向上が望み得ないから
である。
【0028】なおこの発明でいう冷却停止とは、ガスジ
ェットやロールもしくはミストによる強制的な冷却を停
止することの意であり、具体的には5℃/s以下の緩冷
却を意味するが、その他、ヒーター等による短時間の加
熱保持も含むものとする。
【0029】ついで上記の冷却処理後、 350〜450 ℃で
30秒以上保持して、残留オーステナイトの安定化を図
る。ここに保持温度範囲を 350〜450 ℃としたのは、保
持温度が 450℃よりも高いと安定したオーステナイトの
形成が期待できず、一方 350℃未満では延性に不利なマ
ルテンサイトが生成するからである。なおこの発明で
は、上記温度域の保持に先立ち、急冷中の冷却停止処理
によって残留オーステナイトの安定化がほぼ達成されて
いるので、保持時間は短くて良く、30秒以上あれば良好
な伸び特性が得られる。最も好ましい保持時間は 120〜
180 秒間であり、長大な保持炉を必要とするような 300
秒以上の保持は不要である。
【0030】
【実施例】
実施例1 表1に示す化学成分の鋼を、転炉出鋼−連続鋳造でスラ
ブとし、ついで仕上げ温度:850 ℃、巻取り温度:520
℃で熱間圧延を行い、酸洗後、圧下率:71%の冷間圧延
を施して1.0 mm厚の冷延板とした。ついで連続焼鈍炉に
て、加熱速度:5℃/sで 800℃まで加熱し、該温度で
30秒の保持を行った。その後3℃/sで700 ℃まで徐冷
したのち、 700℃から 400℃まで55℃/sで急冷する
際、 590℃及び 520℃の温度で2回、合計で 2.0秒の冷
却停止処理を行った。ついで 400℃で 150秒の保持後、
室温まで冷却した。かくして得られた鋼板の引張り特性
について調べた結果を表1に併記する。
【0031】
【表1】
【0032】同表より明らかなように、この発明に従い
得られた鋼はいずれも、比較鋼に比べると、高強度のわ
りに高い延性( El) が得られている。
【0033】実施例2 前掲表1の鋼A(発明鋼)を用い、連続焼鈍処理サイク
ルを、表2に示すように種々に変化させた。この時得ら
れた鋼板の引張り特性について調べた結果を表2に併記
する。
【0034】
【表2】 同表より明らかなように、この発明に従う条件で連続焼
鈍を行った場合には、とりわけ良好な引張り特性が得ら
れている。
【0035】以上、実施例では、冷延板について主に説
明したが、その後に各種めっきを施すことが可能なのは
言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、従来鋼では
望み得なかった高い伸び特性を高強度鋼板に付与するこ
とができ、特に自動車用鋼板の用途に用いて偉効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続焼鈍後の冷却処理における急冷停止回数及
び合計停止時間がElに及ぼす影響を示した図である。
【図2】連続焼鈍後の冷却処理における冷却速度及び冷
却停止温度がElに及ぼす影響を示した図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−188729(JP,A) 特開 昭64−79321(JP,A) 特開 昭62−164827(JP,A) 特開 昭61−157625(JP,A) 特開 昭60−187625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 8/02 - 8/04 C21D 9/46 - 9/48 C21D 9/52 C22C 38/00 - 38/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.02〜0.40wt%、 Si:0.05〜2.5 wt%、 Mn:0.2 〜3.5 wt%、 Al:0.005 〜0.12wt%及び S:0.010 wt%以下 を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼素材
    を、常法に従い熱間圧延、ついで冷間圧延した後、連続
    焼鈍にてA1〜A3変態点まで加熱した後の冷却過程におい
    て、少なくとも 650〜480 ℃の温度範囲(但し 650℃は
    除く)を20〜100℃/sの速度で冷却しつつ、この冷却
    の途中で、5℃/s以下の緩冷却あるいは短時間の加熱
    保持からなる冷却停止処理を1〜5回にわたり合計で1
    〜4秒間行ったのち、 350〜450 ℃の温度範囲で30秒以
    上保持することを特徴とする伸び特性に優れる高強度冷
    延鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、鋼素材がさらに、 P:0.015 〜0.15wt%、 を含有するものである伸び特性に優れる高強度冷延鋼板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、鋼素材がさら
    に、 Cr:1.5 wt%以下、 Mo:0.5 wt%以下及び B:0.01%以下 のうちから選んだ1種又は2種以上を含有するものであ
    る伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、鋼素材が
    さらに、 Ti:0.10wt%以下、 Nb:0.10wt%以下、 V:0.10wt%以下及び Zr:0.10wt%以下 のうちから選んだ1種又は2種以上を含有するものであ
    る伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、鋼素
    材がさらに、 Ca:0.0030wt%以下及び Rem:0.05wt%以下 のうちから選んだ1種又は2種を含有するものである伸
    び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法。
JP12205892A 1992-05-14 1992-05-14 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法 Expired - Fee Related JP3288424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12205892A JP3288424B2 (ja) 1992-05-14 1992-05-14 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12205892A JP3288424B2 (ja) 1992-05-14 1992-05-14 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05311236A JPH05311236A (ja) 1993-11-22
JP3288424B2 true JP3288424B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=14826584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12205892A Expired - Fee Related JP3288424B2 (ja) 1992-05-14 1992-05-14 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3288424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106668A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho 均一伸びに優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019163490A (ja) * 2016-06-21 2019-09-26 株式会社日立製作所 冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106668A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho 均一伸びに優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法
US9074272B2 (en) 2005-03-30 2015-07-07 Kobe Steel, Ltd. High-strength cold-rolled steel sheet excellent in uniform elongation and method for manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05311236A (ja) 1993-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0524205B2 (ja)
JP3233743B2 (ja) 伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板
US7507307B2 (en) Method for producing cold rolled steel plate of super high strength
US20150218684A1 (en) Cold-Rolled Flat Steel Product and Method for the Production Thereof
JP3301348B2 (ja) 熱延高張力鋼板の製造方法
JPH10219394A (ja) 深絞り性と耐時効性の良好な冷延鋼板及び冷延鋼板用の熱延鋼帯
JPH0635619B2 (ja) 延性の良い高強度鋼板の製造方法
JP2876968B2 (ja) 高延性を有する高強度鋼板およびその製造方法
JP3514158B2 (ja) 伸びフランジ加工性と材質安定性に優れた高張力熱延鋼板の製造方法
JP2004018912A (ja) 伸びおよび伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法
JP2004018911A (ja) 伸びおよび伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法
JP3288424B2 (ja) 伸び特性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法
JP3911972B2 (ja) 高強度溶融亜鉛メッキ鋼板の製造法
JP2621744B2 (ja) 超高張力冷延鋼板およびその製造方法
JPH06264183A (ja) 高加工性熱延高張力鋼板とその製造方法
JPH0645827B2 (ja) 加工性のすぐれた高強度鋼板の製造方法
JP3288514B2 (ja) 深絞り加工用高強度冷延鋼板の製造方法
JP3687400B2 (ja) 加工性およびめっき性に優れた高強度薄鋼板の製造方法
JP3412157B2 (ja) 高延性熱延高張力鋼板とその製造方法
JPH0321611B2 (ja)
JPH04333526A (ja) 高延性熱延高張力鋼板およびその製造方法
JP2608508B2 (ja) 深絞り性の優れた冷延鋼板の製造方法
JP2562964B2 (ja) 強加工用熱延高張力鋼板の製造方法
JPS6338518A (ja) 耐水素誘起割れ性に優れた鋼板の製造方法
JP3704790B2 (ja) 耐時効性の良好な冷延鋼板

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees