JPS6179731A - 熱延高張力鋼板の製造方法 - Google Patents
熱延高張力鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6179731A JPS6179731A JP20202284A JP20202284A JPS6179731A JP S6179731 A JPS6179731 A JP S6179731A JP 20202284 A JP20202284 A JP 20202284A JP 20202284 A JP20202284 A JP 20202284A JP S6179731 A JPS6179731 A JP S6179731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- steel
- sheet
- steel sheet
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高張力を有するf!!8延−板の製造方法に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術)
従来、高張力を有する熱延鋼板の製造方法として、例え
ば、特公昭57−16170号公報に記載されテイルヨ
うに、00.OR〜0.17 %、Mn 0.40〜1
.80%の範囲のf:SMnを主化学成分とする鋼のか
間圧延に際し、高強度を得るため、熱間圧延後の鋼板の
冷却速度を高くして第2相の骨を多くする方法が一般的
に既知である。
ば、特公昭57−16170号公報に記載されテイルヨ
うに、00.OR〜0.17 %、Mn 0.40〜1
.80%の範囲のf:SMnを主化学成分とする鋼のか
間圧延に際し、高強度を得るため、熱間圧延後の鋼板の
冷却速度を高くして第2相の骨を多くする方法が一般的
に既知である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述したような従来方法では、強度が上
昇するにしたがって、すなわち、第2相の稲が増加する
とともに伸びが急激に減少するという問題があった。
昇するにしたがって、すなわち、第2相の稲が増加する
とともに伸びが急激に減少するという問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述した間組を解決することを目的とし、本
発明によれば、C0.03〜0.17%、Kn0.40
〜1.80%、P 0.15%以下残部Feと不可避的
不純物からなる鋼を熱間圧延後、0.5秒以内に20’
C/秒以上の平均冷却速度で冷却した後、400 ’C
を越える温度で巻取ることによって、フェライト・パー
ライト組織からなる強度延性バランスの優れた熱延高張
力鋼板を製造する。
発明によれば、C0.03〜0.17%、Kn0.40
〜1.80%、P 0.15%以下残部Feと不可避的
不純物からなる鋼を熱間圧延後、0.5秒以内に20’
C/秒以上の平均冷却速度で冷却した後、400 ’C
を越える温度で巻取ることによって、フェライト・パー
ライト組織からなる強度延性バランスの優れた熱延高張
力鋼板を製造する。
(作用)
本発明によれば、上記化学成分組成の鋼を熱間圧延後、
0.5秒以内に、例えば、水冷により20’C/秒以上
の平均冷却速度で冷却を開始することによって、r粒成
長を抑制し、あるいは粒内に歪を蓄積したままr→α変
態点にまで冷却させる。
0.5秒以内に、例えば、水冷により20’C/秒以上
の平均冷却速度で冷却を開始することによって、r粒成
長を抑制し、あるいは粒内に歪を蓄積したままr→α変
態点にまで冷却させる。
これにより、α粒を微細にするとともに多量に生成させ
、さらに第2相をも微細に分数させる。巻取温度を40
0℃以上にすることによって、第2相を五としてパーラ
イト組織とする。かようにして、従来の同一強度を有す
る鋼板に比べ著しくすぐれたElを得ることができる。
、さらに第2相をも微細に分数させる。巻取温度を40
0℃以上にすることによって、第2相を五としてパーラ
イト組織とする。かようにして、従来の同一強度を有す
る鋼板に比べ著しくすぐれたElを得ることができる。
また、本発明忙よれば、特開昭57−1137452号
公報で開示しているように、2相分離効果および固溶強
化能を有するPを鋼に添加することにより、さらに優れ
た特性を有する列を製造することができる。
公報で開示しているように、2相分離効果および固溶強
化能を有するPを鋼に添加することにより、さらに優れ
た特性を有する列を製造することができる。
本発明による鋼成分範囲の限定理田は以下の通りである
。
。
C! : o、oa〜0.17%
Cは強度確保のため0.08%以上必要であり、0.1
7%を超えると溶接性、延性の劣化が著しいため0.0
3〜0.17%の範囲に限定した。
7%を超えると溶接性、延性の劣化が著しいため0.0
3〜0.17%の範囲に限定した。
Kn : 0.40〜1.80 %Inは強度確
保のため0.40%以上必要であり、1.80%を超え
るとベイナイト変態を助長し、第2相の量が増加するた
め0.60〜1.80%の範囲に限定した。
保のため0.40%以上必要であり、1.80%を超え
るとベイナイト変態を助長し、第2相の量が増加するた
め0.60〜1.80%の範囲に限定した。
P : 0.04〜0.15%
Pは0.15%を超えると固溶Pによりフェライトが強
化され過ぎ、高YR1低Elとなり、加工時脆性破壊し
易くなるため0.15%以下の範囲に限定した。またP
は特に0.04%以上でフェライトの生成を促進させる
効果があるため、これ以上の添加が好ましい。
化され過ぎ、高YR1低Elとなり、加工時脆性破壊し
易くなるため0.15%以下の範囲に限定した。またP
は特に0.04%以上でフェライトの生成を促進させる
効果があるため、これ以上の添加が好ましい。
通常のr域圧延では、r粒は圧延後0.5秒以内に再結
晶し、粒成長を始める。したがって、本発明によれば上
述したように、r粒内に歪が残存する熱間圧延後0.5
秒以内に水冷を開始し、その歪を変態点まで残すことに
よってフェライト変態を促進させ、この結果α粒と第2
相を做細く分数させるものであり、この場合、冷却速度
を20’C/秒以上とすることがα粒と第2相を微細に
分数させる上で有効である。これに反し、従来のホラト
ス) I+ツブミルにおいては、仕上圧延機の出側に板
温度測定、板厚測定等のための各種の計器が設置されて
いることもあって、仕上圧延(幾重側に7〜8mの空冷
ゾーンが存在し、この空冷ゾーンを通過することによっ
て鋼板は0.5〜数秒にわたり空冷されるため圧延によ
りr粒内に蓄えられた歪は再結晶により解放され、さら
にr粒が粒成長する。
晶し、粒成長を始める。したがって、本発明によれば上
述したように、r粒内に歪が残存する熱間圧延後0.5
秒以内に水冷を開始し、その歪を変態点まで残すことに
よってフェライト変態を促進させ、この結果α粒と第2
相を做細く分数させるものであり、この場合、冷却速度
を20’C/秒以上とすることがα粒と第2相を微細に
分数させる上で有効である。これに反し、従来のホラト
ス) I+ツブミルにおいては、仕上圧延機の出側に板
温度測定、板厚測定等のための各種の計器が設置されて
いることもあって、仕上圧延(幾重側に7〜8mの空冷
ゾーンが存在し、この空冷ゾーンを通過することによっ
て鋼板は0.5〜数秒にわたり空冷されるため圧延によ
りr粒内に蓄えられた歪は再結晶により解放され、さら
にr粒が粒成長する。
また、本発明によれば、フェライト・パーライト組織と
するため、巻取温度を400″C以上にする必要がある
。
するため、巻取温度を400″C以上にする必要がある
。
(実綱例)
第1表に示す組成の@A 、 Bを転炉出鋼後、125
0°Cに加熱し、粗圧延で85謂の厚さのシートバーと
し、これを7スタンド熱間仕上圧延機で3.2711の
厚さに仕上げた。圧延条件は、仕上圧延機出側鋼板温度
830°C1巻取温度450″C1冷却速度50°C/
secを一定とし、仕上圧延後の水冷開始までの時間を
変えてテストした。このテストの結果を第1図に示す。
0°Cに加熱し、粗圧延で85謂の厚さのシートバーと
し、これを7スタンド熱間仕上圧延機で3.2711の
厚さに仕上げた。圧延条件は、仕上圧延機出側鋼板温度
830°C1巻取温度450″C1冷却速度50°C/
secを一定とし、仕上圧延後の水冷開始までの時間を
変えてテストした。このテストの結果を第1図に示す。
(発明の効果)
本発、明によれば、第1図から明らかなように、強度延
性バランスが著しく改善された。
性バランスが著しく改善された。
第1図は実殉例に示す鋼板A、Bの圧延後水冷開始まで
の時間と強度延性バランス(TSxEl )との関係f
示すグラフである。
の時間と強度延性バランス(TSxEl )との関係f
示すグラフである。
Claims (1)
- 1、C0.03〜0.17%、Mn0.40〜1.80
%、P0.15%以下を含有する鋼を熱間圧延後、0.
5秒以内に20℃/秒以上の平均冷却速度で冷却した後
、400℃を越える温度で巻取ることを特徴とするフェ
ライト・パーライト組織からなる強度延性バランスの優
れた熱延高張力鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202284A JPS6179731A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 熱延高張力鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202284A JPS6179731A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 熱延高張力鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179731A true JPS6179731A (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=16450623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20202284A Pending JPS6179731A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 熱延高張力鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6179731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194112A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | Nippon Steel Corp | スケ−ル密着性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
JPS63149321A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-22 | Nisshin Steel Co Ltd | 加工性の良好な高強度亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
JPS63286523A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-24 | Nisshin Steel Co Ltd | 加工性の良好な高強度Zn−Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20202284A patent/JPS6179731A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194112A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | Nippon Steel Corp | スケ−ル密着性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
JPH0359125B2 (ja) * | 1985-02-21 | 1991-09-09 | Nippon Steel Corp | |
JPS63149321A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-22 | Nisshin Steel Co Ltd | 加工性の良好な高強度亜鉛メツキ鋼板の製造方法 |
JPS63286523A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-24 | Nisshin Steel Co Ltd | 加工性の良好な高強度Zn−Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法 |
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