JPS604027B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JPS604027B2
JPS604027B2 JP53107031A JP10703178A JPS604027B2 JP S604027 B2 JPS604027 B2 JP S604027B2 JP 53107031 A JP53107031 A JP 53107031A JP 10703178 A JP10703178 A JP 10703178A JP S604027 B2 JPS604027 B2 JP S604027B2
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JP
Japan
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panel
outer panel
side edge
edge
roof
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JP53107031A
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JPS5536117A (en
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襄 渡辺
猛 青山
勝矢 金沢
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の車体構造の改良に関する。
自動車のフロントピラーにはドリップチャンネルが設け
られているが、その従来構造を第1図〜第3図に従って
説明する。第1図に示す従来構造は、ィンナパネル2お
よびアウパネル4から成るフロントピラ−6にドリップ
チャンネルを形成する結合パネル8がスポット溶接によ
り結合されたものであるが、この構造によると結合パネ
ル8のアゥタパネル4に対する結合部10が露出してい
るために外観上好ましくないばかりでなく、この結合部
10の端末処理を十分に施さないと乗員が手または衣服
等を接触させたときに損傷するI倶れがある。第2図に
示す従来構造は、ドリップチャンネルを形成する結合パ
ネル12の結合部14が上記第1図に示すものとは反対
方向に延びたものであるが、この構造によると図示しな
いドアを閉じたときには結合パネル12の結合部14が
外面に露出しないが、同ドアを開けたときにはやはり結
合部がヒラー6の表面に露出することとなり上記第1図
のものと同様の呉れがある。またこの構造によると図示
しないルーの側縁に位置するとともにインナパネル16
およびアウタパネル18から成るルーフサィドレール2
川こまでドリップチャンネル12を連続して一体に設け
る場合、第3図にその詳細が示されるように結合部14
をアゥタパネル18に沿って反対方向に切返して結合部
22を形成する必要があり、この結合部14と22との
切返し部には切欠部24が生じるために、同切欠部24
から水漏れの漠れがあり、この部分のシールを十分に施
す必要があるとともに「結合パネル12の組付けが難か
しくなるという不具合がある。本発明は上記に鑑み創案
されたもので、フロントピラーやィンナパネル、第1の
アウタパネル、第2のァゥタパネルおよび結合パネルを
有し、上記ィンナパネルと第1のアウタパネルは夫々の
両側綾部を互いに結合されて閉断面を形成するとともに
一方の結合緑部がフロントガラス用閉口の側縁を、他方
の結合緑がドア用関口の側縁を構成し、上記結合パネル
は上記第1のアゥタパネルの外面に結合されるとともに
上言己ドア用関口の側縁寄りの側緑が上記第1のアゥタ
パネルの外面から離れるように延長されてドリップチャ
ンネルを形成し、上記第2のアゥタパネルは一側縁部が
上記結合パネルの延長部に、他側緑部が上記第1アウタ
パネルの上記フロントガラス用関口の側緑部に結合され
て上記第1のアウタパネルおよび結合パネルとにより閉
断面を形成することを特徴とする自動車の車体構造を要
旨とする第1の発明と、同第1の発明に、上記ドァ用関
口の上緑を構成するルーフサィドレールが夫々上記フロ
ントピラ−のインナパネル、第1のアウタパネルおよび
結合パネルに連続して一体に成形されるィンナパネル、
アウタパネルおよび結合パネルを有し、上記ルーフサイ
ドレールのインナパネルとアウタパネルは夫々の両側綾
部を互いに結合されて閉断面を形成し、上記ルーフサィ
ドレールの結合パネルはルーフサィドレールのアウタパ
ネルの外面に結合されるとともに上記ドア用開口寄りの
側縁が同外面から離れるように延長されて上記フロント
ピラーのドリップチャンネルに連続するドリップチャン
ネルを形成し、ルーフパネルの側縁が上記ルーフサィド
ールの結合パネルの延長部に結合された構成を付加した
ことを特徴とする自動車の車体構造を要旨とする第2の
発明から成るものである。
上記第1の発明によれば、結合パネルの第1のアゥタパ
ネルに対する結合部が第1のアウタパネル、第2のアウ
タパネルおよび結合パネルによって形成される閉断面内
に位置するとともに、第2のアウタパネルの結合パネル
に対する結合部は同結合パネルの延長部に位置するので
、ピラー外部に露出する結合部は結合パネルの延長部に
よって形成されるドリップチャンネル内における第2の
アウタパネルの結合部のみであり、外観をほとんど損な
うことがないとともに該結合部に乗員が手または衣服等
を接触することをほぼ完全に防止できるという効果を奏
する。また、この第1の発明によれば、ピラーが2つの
開断面によって構成されるので、ピラーの剛性が非常に
向上するという効果を奏する。
上記第2の発明によれば、ルーフサィドレールのィンナ
パネルおよびアウタパネルが上記フロントピラーのィン
ナパネルおよび第1のアウタパネルに夫々連続して一体
に成形されているので、フロントピーとルーフサィドレ
ーとの結合加工を省略できるとともに強固に製作するこ
とができ、またフロントピラー部およびルーフサィドレ
ール部の両方において、結合パネルのドア用閉口寄りの
側縁が延長されてドリップチャンネルを形成するので、
上記従釆構造のように結合パネルに切返しを設ける必要
がなく、またこの結合パネルの組付けも容易となるとい
う効果を奏する。
以下、本考案の一実施例を第4図にしたがって詳細に説
明する。
フロントピラー30は、ィンナパネル32、第1のアウ
タパネル34、第2のアウタパネル36および結合パネ
ル38を有し、ィンナパネル32の両側縁に形成された
フランジ40および42は夫々第1のアウタパネル34
の両側緑に形成されたフランジ44および46にスポッ
ト溶接により結合されて閉断面を形成し、一方の結合緑
部48がフロントガラス用閉口50の側縁を、他方の結
合綾部52がドァ用閉口54の側縁を構成し、結合パネ
ル38は第1のアウタパネル34の外面にスポット溶接
により結合されるとともに結合縁部52寄りの側緑が第
1のアウタバネル34の外面から離れるように延長され
てドリップチャンネルを形成する延長部56を有し、第
2のアウタパネル36の一側緑に形成されたフランジ5
8は第1のアウタパネル34のフランジ44に、他側縁
に形成されたフランジ6川ま結合パネル38の延長部5
6に夫々スポット溶接により結合されて、第1のアウタ
パネル34および結合パネル38とにより閉断面を形成
している。
上記ドア用閉口54の上縁を構成するルーフサィドレー
ル62は夫々フロントピラー30のィンナパネル32、
第1のアウタパネル34および結合パネル38に連続し
て一体に成形されるィンナパネル64、アウタパネル6
6および結合パネル68を有し、ィンナパネルの両側縁
に形成されたフランジ70および72は夫々アウタパネ
ル66の両側縁に形成されたフランジ74および76に
スポット溶接により結合されて閉断面を形成し、結合パ
ネル68はアウタパネル66の外面にスポット溶接によ
り結合されるとともにドア用閉口54寄りの側緑がアウ
タパネル66の外面から離れるように延長されてドリッ
プチャンネルを形成する延長部78を有し、この延長部
78にはルーフパネル80の側縁に形成されたフランジ
82がスポット熔接により結合されている。
なお、ルーフパネル80の前緑部にはへツダメンバ84
が配設されるが、インナパネル32のフロントピー30
上端部にはこのへツダメンバ84に結合される分岐部8
6が形成されている。
上記横成によれば、フロントピラー3川こおいて結合パ
ネル38の第1のアウパネル34に対する結合部第1の
ァウタバネル34、第2のァゥタパネル36および結合
パネル38によって形成される閉断面内に位置するとと
もに、第2のアゥタパネル36の結合パネル38に対す
る結合部であるフランジ60が結合パネル38の延長部
56に位置するので、ピラー30の外部に露出する結合
部は結合パネル38の延長部56によって形成されるド
リップチャンネル内における第2のアウタパネル36の
フランジ60のみであり、外観をほとんど損なうことが
ないとともに、このフランジ60に乗員が手または衣服
等を接触することをほぼ完全に防止できるという効果を
奏する。また、フロントピラ−30が2つの閉断面によ
って構成されるので、同ピラーの剛性が非常に向上する
という効果を奏する。
また、ルーフサイドレール62のインナパネル64およ
びアウタパネル66が夫々フロントピラー30のィンナ
パネル32および第1のアウタパネル34に連続して一
体に成形されているので、フロントピラー30とルーフ
サイドレール62との結合加工を省略できるとともに強
固に製作することができ、また結合パネル38と68の
延長部56と78は両方共に同結合パネル38と68の
ドア用関口54寄りの側縁から延長されているので、上
記従来構造のように結合パネルに切返しを設ける必要が
なく、またこの結合パネル38と68の粗付けも容易と
なるという効果を奏する。
また、第5図に示すようにフロントピラー30の下部に
連続して設けられるサイドストラクチヤ90のインナパ
ネル92およびアウタパネル94を夫々ィンナパネル3
2および第1のアウパネル34に連続して一体に成形し
、アウタパネル94に外方に突出するフランジ96を形
成することにより、アツパネル98とロアパネル100
とにより形成されるフロントデッキ102のロアパネル
1001こおける側緑部104をアゥタパネル94のフ
ランジ96にスポット溶接により結合することができ、
従来におけるフロントデッキをサイドスラクチャに対し
てガスまたはアーク溶接により結合したものと比べて、
結合作業を容易にすることができ、また結合部の熱によ
る歪みおよび熱による防錆処理の消失等を防止できると
いう効果を奏することができる。なお、この第5図に示
すものにおいてはサイドストラクチヤ90のインナパネ
ル92およびアウタパネル94は夫々ブロントピラー3
0のインナパネル32および第1のアウタパネル34に
連続して一体に成形されているが、夫々別体に成形して
も良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフロントピラーの一例を示す斜視図、第
2図は従来のフロントピラーおよびルーフサィドレール
の一例を示す斜視図、第3図は第2図の皿部における結
合パネルを示す斜視図、第4図は本考案の一実施例を示
す斜視図、第5図は他の実施例を示す斜視図である。 30…フロントピラー、32…インナパネル、34…第
1のアウタパネル、36・・・第2アウタパネル、38
・・・結合パネル、62・・・サイドルーフレール、6
4…インナパネル、66…アウタパネル、68・・・結
合パネル、80・・・ルーフパネル。 紫2図第3図 第4図 兼1図 弊5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フロントピラーがインナパネル、第1のアウタパネ
    ル、第2のアウタパネルおよび結合パネルを有し、上記
    インナパネルと第1のアウタパネルは夫々の両端縁部を
    互いに結合されて閉断面を形成するとともに一方の結合
    縁部がフロントガラス用開口の側縁を、他方の結合縁が
    ドア用開口の側縁を構成し、上記結合パネルは上記第1
    のアウタパネルの外面に結合されるとともに上記ドア用
    開口の側縁寄りの側縁が上記第1のアウタパネルの外面
    から離れるように延長されてドリツプチヤンネルを形成
    し、上記第2のアウタパネルは一側縁部が上記結合パネ
    ルの延長部に、他側縁部が上記第1のアウタパネルの上
    記フロントガラス用開口の側縁部に結合されて上記第1
    のアウタパネルおよび結合パネルとにより閉断面を形成
    することを特徴とする自動車の車体構造。 2 フロントピラーがインナパネル、第1のアウタパネ
    ル、第2のアウタパネルおよび結合パネルを有し、上記
    インナパネルと第1のアウタパネルは夫々の両側縁部を
    互いに結合されて閉断面を形成するとともに一方の結合
    縁部がフロントガラス用開口の側縁を、他方の結合縁が
    ドア用開口の側縁を構成し、上記結合パネルは上記第1
    のアウタパネルの外面に結合されるとともに上記ドア用
    開口の側縁寄りの側縁が上記第1のアウタパネルの外面
    から離れるように延長されてドリツブチヤンネルを形成
    し、上記第2のアウタパネルは一側縁部が上記結合パネ
    ルの延長部に、他側縁部が上記第1のアウタパネルの上
    記フロントガラス用開口の側縁部に結合されて、上記第
    1のアウタパネルおよび結合パネルとにより閉断面を形
    成し、上記ドア用開口の上縁を構成するルーフサイドレ
    ールが夫々上記フロントピラーのインナパネル、第1の
    アウタパネルおよび結合パネルに連続して一体に成形さ
    れるインナパネル、アウタパネルおよび結合パネルを有
    し、上記ルーフサイドレールのインナパネルとアウタパ
    ネルは夫々の両側縁部を互いに結合されて閉断面を形成
    し、上記ルーフサイドレールの結合パネルはルーフサイ
    ドレールのアウタパネルの外面に結合されるとともに上
    記ドア用開口寄りの側縁が同外面から離れるように延長
    されて上記フロントピラーのドリツプチヤンネルに連続
    するドリツプチヤンネルを形成し、ルーフパネルの側縁
    が上記ルーフサイドレールの結合パネルの延長部に結合
    されたことを特徴とする自動車の車体構造。
JP53107031A 1978-08-31 1978-08-31 自動車の車体構造 Expired JPS604027B2 (ja)

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JPS5536117A JPS5536117A (en) 1980-03-13
JPS604027B2 true JPS604027B2 (ja) 1985-02-01

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