JPS604018B2 - スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置 - Google Patents

スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置

Info

Publication number
JPS604018B2
JPS604018B2 JP53040688A JP4068878A JPS604018B2 JP S604018 B2 JPS604018 B2 JP S604018B2 JP 53040688 A JP53040688 A JP 53040688A JP 4068878 A JP4068878 A JP 4068878A JP S604018 B2 JPS604018 B2 JP S604018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
control system
circuit
wheels
skid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53040688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54145865A (en
Inventor
泰爾 大森
良一 土屋
真実 佐藤
幸隆 宮川
悦夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP53040688A priority Critical patent/JPS604018B2/ja
Priority to US06/026,991 priority patent/US4280740A/en
Publication of JPS54145865A publication Critical patent/JPS54145865A/ja
Publication of JPS604018B2 publication Critical patent/JPS604018B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/40Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
    • B60T8/4004Repositioning the piston(s) of the brake control means by means of a fluid pressurising means in order to reduce the brake pressure
    • B60T8/4009Repositioning the piston(s) of the brake control means by means of a fluid pressurising means in order to reduce the brake pressure the brake control means being the wheel cylinders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1761Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
    • B60T8/17613Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure based on analogue circuits or digital circuits comprised of discrete electronic elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主制御系統と、この主制御系統が故障したと
きに作動する補助制御系統とを備えた制御装置により車
輪の制動装置を制御するようにしたスキッド防止方法お
よびその方を実施するためのアンチスキッドブレーキ装
置に関するものである。
車繭用アンチスキッドブレーキ装置は、運転者の制動操
作に基づく制動入力が過大となって車輪がロックしそう
になったとき、運転者の制動操作に基づく制動入力とは
無関係に制動トルクを減少させるように制動装置を制御
することにより、車輪のロックを未然に防止し、制動距
離を短縮させるという優れた効果を発揮し得る。
しかし、アンチスキッドブレーキ装置は、運転者の制動
操作に基づく制動入力とは無関係に車輪の制動トルクを
制動する装置であるため、このアンチスキッドブレーキ
装置が作動した状態のま)故障すると制動が効かなくな
る可能性があると〉もに、アンチスキッドプレーキ装置
が故障して全く作動しなくなった場合には、アンチスキ
ッドブレーキ装置を信頼しさって運転している運転者の
制動操作により車輪がロック状態に陥り易くなる。
一般に、アンチスキッドプレーキ装置が故障したとき、
これを運転者に警報すると)もに、制動装置に対して通
常の制動機能を確保するようにすることは可能である。
しかし、アンチスキッドプレーキ装置が制動直前あるい
は制動中に故障した場合には、たとえ警報を受けたとし
ても運転者がそれに対して敏速且つ適切に対処すること
は殆んど不可能である。以上のような諸点にかんがみ、
本発明は、主制御系統と、この主制御系統が故障したと
きに作動する補助制御系統とを制御装置により車輪の制
動装置を制御するようにして、たとえ主制御系統が故障
しても、少なくとも故障が運転者により認識されて運転
者が適切に対処し得るまでは、補助制御系統を通してあ
る程度のアンチスキッド機能を確保することができるよ
うなスキッド防止方法およびアンチスキツドブレキ装置
を得ることを主な目的とするものである。
以下、図面により本発明の実止例について説明すると、
まず第1図において、ブレーキペダル1はマスタシリン
ダ2に対して作動的に連結されており、運転者がこのブ
レーキペダル1を踏むと、マスタシリンダ2は制動油圧
を発生するようになっている。
マスタシリンダ2は、油路3を介して、車体に装着され
たホイールシリンダ6内の一対のピストン7,8間に形
成された制動油室11に蓮適している。各ピストン7,
8のロッド9,1川まそれぞれホイールシリンダ6の端
壁を貫通して外方へ延びており、各ロッド9,10の外
端部は、車輪に装着されたブレーキドラム4と摩擦接触
することより制動トルクを発生する一対のブレーキシュ
ー5,5にそれぞれ連結されている。したがって、ブレ
ーキペダルーが踏まれることによりマスタシリンダ2が
制御油圧を発生すると、この制動油圧は油路3を経て制
動油室11内に伝達され、その結果、各ピストン7,8
が互いに離反する方向に押圧移動され、それに伴なつて
各ブレーキシュー5,5′がブレーキドラム4の摩擦面
に向けて押圧され、ブレーキデラム4と協働して車輪に
対して制動トルクを発生する。制動油室11内の制動油
圧が大きすぎると、各ブレーキシユー5,5′とブレー
キドラム4との間に発生する制動トルクが大きすぎ、そ
の結果車輪がロック状態となる。
かかるロック状態を防止するために、各ピストン7,8
とホイールシリンダ6の端壁との間には一対の制御油室
12,12′が形成されており、これらの制御油室12
,12′内の制御油圧を制御することにより、制動油室
11内の制動油圧が大きすぎて車輪がロックしそうにな
ったときには、各ピストン7,8の制勤油圧による移動
を抑制するように構成されている。そこで以下、制御油
室12,12′内の制御油圧を制御するための制御装置
について説明する。
ポンプPにより油槽Tから吸上げられた後加圧された制
御油は、油路15および蓄圧器13を経て、電磁コイル
201こより切換制御されるィンレットバルブ14の入
口側ボートに送られるようになっていると)もに、イン
レツトバルブ14の出口側ボートは、油路16を介して
制御油室12に、さらに油路17を介して制御油室12
′にそれぞれ達適している。また制御油室12は油路1
6、油路17、油路18を介して、さらに制御油室12
′は油路18を介して、それぞれ電磁コイル21により
切換制御されるアウトレツトバルブ19の入口側ボート
に運通していると)もに、アウトレッ′トバルブ19の
出口側ボートは油槽Tに蓮適している。ィンレットバル
ブ14は、通常は第1図において右側に切換えられた状
態に保持されており、この状態においては各制御油室1
2,12′はポンプPおよび篭圧器13から遮断されて
いる。
そして、電磁コイル201こ通電されることによって電
磁コイル20が作動すると、ィンレットバルブ14は第
1図において左側に切換えられ、その結果、ポンプPか
ら送られた制御油は蓄圧器13、ィンレットバルブ14
を経て、各制御油室12,12′内に圧送され、各ピス
トン7,8を制動油室11内の制動油圧に抗して互いに
接近する方向に押圧する。また、アウトレットバルブ1
9は、通常は第1図において左側に切換えられた状態に
保持されており、この状態において各制御油室12,1
2′はアウトバルブ19を介して油槽T内に開放されて
いる。
そして、電磁コイル21に通電されることによって電磁
コイル21が作動すると、アウトバルブ19は第1図に
おいて右側に切換えられ、その結果、各制御油室12,
12′は油槽Tから遮断される。そこで、第1の作動状
態として、インレツトバルブ14が右側に切換えられ、
アウトレットバルブ19が左側に切換えられている状態
、すなわち各電コイル20,21の何れにしても通電さ
れていない状態を考えると、この状態においては、各制
御油室12,12′は油槽T内に開放されているので、
各ピストン7,8は制動油室11内の制動油圧のみに依
存して押圧移動され、その結果、制動時の制動トルクは
運転者の制動操作に従って自由に増大する。
次に、第2の作動状態として、アウトレットバルブ19
が右側に切換えられた状態、すなわち電磁コイル21に
通電された状態を考えると、この状態においては、各制
御油室12,12′は油槽Tから遮断され、各制御油室
12,12′内の制御油はロックされた状態となるので
、各ピストン7,8は、たとえば制動油室11内の制動
油圧が増加し続けたとしても、それ以上の移動を抑止さ
れる。
その結果、制動時の制動トルクは運転者の制動操作とは
無関係に一定の大きさに保持されるので、この第2の作
動状態は車輪のロックの可能性が生じた場合に適合する
。そして、第3の作動状態として、ィンレットバルブ1
4が左側に切換えられ、アウトレットバルブ19が右側
に切換えられた状態、すなわち各電磁コイル20,21
にともに通電された状態を考えると、この状態において
は、ポンプPから送られた制御油は蓄圧器13、ィンレ
ツトバルブ14を経て各制御油室12,12′内に圧入
されると)もに、各制御油室12,12′は油槽Tから
遮断されるので、各ピストン7,8は制御油室11内の
制動油圧に抗して互いに接近する方向に押圧移動される
その結果、制動時の制動トルクは運転者の制動操作とは
無関係に減少するので、この第3の作動状態は車輪のロ
ックの危険性が生じた場合に適合する。第2図には第1
図とは少々異なった油路構成を有する制動装置の一例が
示されている。
第2図においては、ィンレツトバルブ14′は電磁コイ
ル20′により作動されると)もに、アウトレットバル
ブ19′は電磁コイル21′により作動されるようにな
っており、また、各制御油室12,12′はそれぞれ油
路16,17′を介してィンレツトバルブ14′の第1
の出口側ボートに運動していると)もに、ィンレットバ
ルブ14′の第2の出口側ボートは油路は18′を介し
てアウトレットバルブ19′の出口側ボートに蓮適して
いる。第2図のその他の部分の構成は第1図の制御装置
の構成と全く同一であり、第1図と対応する部分には第
1図と同じ符号が付されている。この第2図において、
各電磁コイル20′,21′の何れにも通電されていな
い場合には、各制電油室12,12′はともに油槽T内
に開放されているので、第1図の第1の作動状態と同様
な作動状態となって、制動時の制動ルクは運転者の制動
操作に従って自由に増大する。また、電磁コイル21′
に通電された場合には、アウトレツトバルプ19′が右
側に切換えられることによって各制御油室12,12′
は油槽Tから遮断されるので、第1図の第2の作動状態
と同機な作動状態となって、制動時の制動トルクは運転
者の制動操作とは無関係に一定の大きさに保持される。
さらに、各電磁コイル20,21′にともに通電された
場合には「ィンレットバルブ14′が左側に切換えられ
るそ)もにアウトレットバルプ19′が右側に切換えら
れることにより、ポンプPから送られた制御油は蓄圧器
13、ィンレットバルブ14′を経て各制御油室12,
12′内に圧入されると)もに、各制御油室12,12
′は油槽Tから遮断されるので、第1図の第3の作動状
態と同様な作動状態となって、制動時の制動トルクは運
転者の制動操作とは無関係に減少する。このように、第
2図の制動装置の作動の仕方は第1図の制動装置の作動
の仕方と本質的に異なるところがないので、以下の説明
においては、すべて第1図の制動装置と関連させて説明
すること)する。ところで第3図および第4図には車体
速度推定装置32の一具体例が示されている。
まず第3図において、各車輪は個別にそれぞれ対応する
車輪の周速度を検出する車輪速度検出装置22,23,
24および25を備え、各車輪速度検出装置22,23
,24,25は、それぞれ対応する車輪の周速度に比例
した値の車輪速度信号を周波数信号F,,F2,F3お
よびF4として発生する。各車輪速度周波数信号F,,
F2,F3,F4は、取扱い易い信号の形に変換するた
めに、直ちにそれぞれ周波数−電圧変換器26,27,
28および29に送られ、こ)でそれぞれ各車輪の周速
度のに比例した電圧信号Uw,,U叫,Uw3およびU
w4に変換される。第5図には、各車輪速度電圧信号U
w,,Uw2,Uw3,U叫の値の、スキッド防止装置
の作動時における時間tに対する変化の態様が例示的に
示されている。再び第3図において、各周波数−電圧変
換器26,27,28,29の出力信号である車輪速度
電圧信号Uw,,Uw2,U叱,Uw4は、引続いてそ
れぞれハイセレクト回路30‘こ送られる。
この/・ィセレクト回路3川ま、入力信号として受信し
た各車輪速度電圧信号Uw,,Uw2,Uw3,Uw4
のうち、常に最大の値を持つ信号のみを選択し、第5図
において太い実線で示されてるように、最高車輪速度圧
信号Uwmaxを出力信号として発生する。/・ィセレ
クト回路30により発生された最高車輪速度電圧信号U
wmaxは、続いて制動時の標準的な車体減速度に見合
う定電流放電特性を有する記憶回路31に送られる。
記憶回路31は、第5図において鎖線で示されるように
、入力信号である最高車輪速度電圧信号Uwmaxに対
して、その放電特性によって定まる勾配を有する減衰信
号である推定車体速度電圧信号Uを出力信号として発生
する。第4図には、記憶回路31の放電特性を設定する
ための手段の一例が示されている。
この第4図においては、電源31aに接続された時定数
設定回路31bの出力信号は放電31cに送られ、この
放電回路31cの出力信号が記憶回路31に送られるこ
とによって記憶回路31が所定の放電特性を発揮するよ
うに構成されている。第6図において、車体速度推定装
置32により推定された車体速度電圧信号Uは、基準車
輪速度設定回路33に送られると)もに、比較回路38
にも送られる。
基準車輪速度設定回路33は、推定車体速度電圧信号U
に対して予め設定されたりップ率^。となるような基準
車輪速度を設定する回路で、分割回路によって構成され
ていて、UR=(1一入。)Uとなる基準車輪速度電圧
信号URを設定し、この信号を出力信号として比較回路
36に送る。
さて、制動トルクの制御の対象となる車輪の周速度は、
まずその車輪に付属して設けられた車輪速度検出装置3
4により検出される。車輪速度検出装置34はその出力
信号として車輪速度に比例した値の車輪速度周波数信号
Fiを発生するが、この信号は、直ちに周波数−電圧変
換器35により車輪速度に比例した値の車輪速度電圧信
号UWに変換される。この車輪速度電圧信号Uwiを得
るためには、勺論速度検出装置34および周波数−電圧
変換器35として、第3図に示された車体速度推定装置
32を構成する各車輪速度検出装贋22,23,24,
25および各周波数−電圧変換器26,27,28,2
9をそれぞれ各車輪について兼用することができる。車
輪速度電圧信号Uwi‘ま、引続いて比較回路36およ
び微分回路37に送られる。
微分回路37は、車輪速度電圧信号Uwiを微分し、出
力信号として車輪加速遠電圧信号0wiを発生する。そ
して、この車輪加速度電圧信号U帆は直ちに比較例回路
40,41および42に送られる。こ)で、比較回路3
6は、車輪速度電圧信号Uwiと基準車輪速度電圧信号
URとを比較し、車輪速度電圧信号Uwiの値が基準車
輪速度電圧信号URの値よりも小さいときにのみ出力信
号を発生して、その信号AをAND43およびOR回路
45に送るように構成され、比較回路40は、車輪加速
度電圧信号Uwiを予め設定された負の基準加速度を示
す基準車輪減速度電圧信号−w。
と比較し、車輪加速度電圧信号0wiの値が基準車輪減
速度電圧信号−woの値よりも小さいときのみ出力信号
を発生し、その信号BをAND回路43およびOR回路
45に送るように構成され、比較回路41は、車輪加速
度電圧信号0wiを予め設定された正の基準加速度を示
す第1基準車輪加速度電圧信号w,と比較し、車輪加東
度電圧信号0wiの値が第1基準車輪加速度電圧信号w
,の値よりも大きいときにのみ出力信号を発生し、その
信号CをOR回路44およびOR回路451こ送るよう
に構成され、比較回路42は、車輪加速度電圧信号0w
iを第1基準車輪加速度電圧信号w,よりも大きな値を
有する予め設定された第2基準車輪加速度電圧信号叫と
比較し、車輪加速度電圧信号Uwiの値が第2基準車輪
加速度電圧信号w2の値よりも大きいときにのみ出力信
号を発生し、その信号Dを反転回路46に送るように構
成されている。また、比較回路38は、推定車体速度電
圧信号Uを予め設定された低基準車体速度電圧信号Uo
と比較し、推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速
度電圧信号Uoの値よりも小さいときにのみ出力信号を
発生し、その信号EをOR回路44および反転回路39
に送るように構成されている。AND回路43の出力信
号およびOR回路44の出力信号はそれぞれフリツプ・
フロツプ回路47に送られるようになっていると)もに
、フリツブ・フロツプ回路47の出力信号はAND回路
48に送られるようになっている。
OR回路45の出力信号はAND回路49に送られるよ
うになっており、反転回路46の出力信号はAND回路
48およびAND回路49に送られるようになっている
。また、反転回路39の出力信号はAND回路50に送
られるようになっている。そして、AND回路48の出
力信号FとAND回路50の出力信号Gとは互いに協働
して電磁コイル20あるいは電磁コイル21に通電させ
るようになっており、AND回路48の出力信号Fのみ
が発生したときには各電磁コイル20,21は何れも通
電されず、AND回路50の出力信号Gのみが発生した
ときには電磁コイル21のみが通電され、また、AND
回路48の出力信号FとAND回廊50の出力信号Gと
がともに発生したときには各電磁コイル20,21がと
もに通電されるようになっている。第6図に示された制
御論理回路において、低基準車体速度電圧信号Uは、ア
ンチスキツド作用を必要としない程度に低速な車体速度
の限界値に対応する信号を表わしている。
したがって、推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体
速度電圧信号Uoの値よりも小さいときには比較回路3
8が出力信号Eを発生するが、この世力信号EはAND
回路5川こ送られる途中で反転回路39により反転され
ることにより、推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車
体速度電圧信号Uoの値よりも小さい間は、電磁コイル
21に通電されないようになっている。すなわち、この
ときには制動トルクが運転者によつる制動操作に従って
自由に糟することができる。これに対ち、推定車体速度
電圧信号Uの値が低基準車体速度電圧信号Uoの値より
も大きいときには、比較回路38は出力信号を発生しな
いが、反転回路39からはAND回路50に向けて出力
信号が送られる。
そこで、推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速度
電圧信号Uoの値よりも大きい状態において車輪に制動
トルクが加えられたとする。
制動トルクが加えられると同時に車輪は減速し始めるの
で、このときには少なくとも比較回路41,42は出力
信号を発生せず、反転回路46の出力信号がAND回路
48および49に送られる。そして、車輪速度電圧信号
Uwiの値が基準車輪速度電圧信号URの値よりも小さ
くなると〉もに、車輪加i速度電圧信号Uwiの値が基
準車輪減足電圧信号一Vwoの値よりも小さくなったと
き、比較回路36は出力信号Aを発生すると〉もに比較
回路40が出力信号Bを発生し、その結果、AND回路
43が出力信号を発生してフリップフロツプ回路47に
出力信号の発生を開始させる。フリツプフ。ップ回路4
7は次の新たな入力信号が導入されるまで出力信号を発
生し続け、フリップ・フロップ回路47が出力信号を発
生している間は、各AND回路48,49および50が
それぞれ出力信号F,Gを発生し続けることによって、
各電磁コイル20,21が通電され、制動トルクは運転
・者による制動操作と関係なく、車輪のロックの危険性
が生じたものとして減少する。制動トルクが減少すると
車輪は漸次増速してゆき、車輪加速度電圧信号Uwiの
値は基準車輪減速度電圧信号− V仇の値を超えて第1
基準車輪加速度電圧信号w,の値を超えるに至る。
このとき比較回路41は出力信号Cを発生し、その出力
信号CをOR回路44および45に送るが、フリツプ・
フロップ回路47はOR回路44からの入力信号により
、それまで発生し続けていた出力信号の発生を停止する
。この間に、もし推定車体速度電圧信号Uの値が低基準
車体速度電圧信号Uoの値よりも小さくなった場合には
、比較回路38が出力信号Eを発生することによってO
R回路44が出力信号を発生し、このOR回路44の出
力信号を受けてフリツプ・フロツプ回路47はその出力
信号の発生を停止する。このときには、AND回路48
,50は何れも出力信号を発生しないので、各電磁コイ
ル20,21はともに通電されない。推定車体速度電圧
信号Uの値が低基準車体速度電圧信号Uoの値よりも大
きい状態のま)で、フリツプ・フロツプ回路47が比較
回路41の出力信号Cに基づいて出力信号の発生を停止
すると、AND回路48は出力信号を発生せず、各電磁
コイル20,21は通電されない。
このときAND回路5川ま出力信号Gを発生しているが
、制動トルクルの減少期間はこの時点で終了する。車輪
加速度電圧信号Uwiの値がさらに第2基準車輪加速度
電圧信号ut2の値よりも大きくなると、比較回路42
が出力信号Dを発生し、この出力信号Dが反転回路46
により反転されることによって、AND回路48,49
は出力信号の発生を停止する。
その結果、各電磁コイル20,21は通電されないので
、制動トルクは、運転者の制動操作に渋って自由に増大
する。第7図には第6図に示された制御論理回路を採用
した場合のアンチスキツド装置の作動態様の一例が示さ
れている。
この第7図において、機軸は制動開始後の時間経過を示
しており、縦軸には、最上部の位置において、推定車体
速度電圧信号U、基準車輪速度電圧信号UR、および車
輪速度電圧信号Uwiが示され、その下方位置において
、基準車輪減速度電圧信号−w。、第1基準車輪加速度
電圧信号wi、第2基準車輪加速度電圧信号w2および
車輪加速度電圧信号Uwiが示され、さらにその下方に
は順に、比較回路36の出力信号A、比較回路40の出
力信号B、比較回路41の出力信号C、比較回路42の
出力信号D、AND回路48の出力信号F、AND回路
50の出力信号Gおよび制御トルクTBがそれぞれ示さ
れている。時刻t=0において制動を開始した直後にお
いては、制動トルクTBが次第に増大し、これに伴なつ
て車輪速度電圧信号Uwiおよび車輪加速度電圧信号0
wiの値がともに次第に減少する。
時刻t,において、車輪加速度電圧信号0wiの値が基
準車輪減速度電圧信号−Vw。の値よりも小さくなると
、比較回路40の出力信号Bが発生し、回路50の出力
信号Gが送られて制動トルクTBはほゞ一定に保持され
る。この際、油圧制御系の作動遅れ等により制動トルク
TBは過大となっているため、車輪速度電圧信号UMの
値はさらに低下し続け、時刻t2において基準車輪速度
電圧信号URの値よりも小さくなる。
このとき、比較回路36が出力信号Aを発生し、AND
回路48の出力信号Fが送られて制動トルクTBは減少
し始める。制動トルクTBが減少するに伴ない、車輪の
加速度は次第に大きくなり、時刻ら‘こおいて車輪加速
度電圧節号0wiの値は基準車輪減速度電圧信号−仇の
値よりも大きくなって比較回路40の出力信号が消滅す
るが、フリップ・フロツプ回路47の作用により依然と
してAND回路48の出力信号Fが送り続けられる。
時刻t4‘こおいて、車輪加速度電圧信号0wiの値が
第1基準車輪加速度電圧信号w。
の値よりも大きくなると、比較回路41が出力信号Cを
発生し、フリップ・フロツプ回路47の出力信号の発生
を停止させる。その結果、AND回路48の出力信号F
が送られなくなり、制動トルクTBはほぼ一定に保持さ
れる。この際、油圧制御系の作動遅れ等により制動トル
クTBは減少しすぎているため、車輪加速度電圧信号0
wiの値が上昇し続けると)もに車輪速度電圧信号Uw
iの値も上昇し、時刻t5において、車輪加速度電圧信
号Uwiの値が第2基準車輪加速度電圧信号w2の値よ
りも大きくなって、比較回路42が出力信号Dを発生す
る。
その結果、各電磁コイル20,21を通電するための信
号が送られなくなるので、制動トルクTBが増大し始め
る。そして、時刻t6においては、車輪速度電圧信号U
Mの値が基準車輪速度電圧信号URの値よりも大きくな
り、比較回路36の出力信号Aが消滅する。制動トルク
TBの増大に伴なつて車輪加速度電圧信号0wiの値が
低下してゆき、時刻上7において第2基準車輪加速度電
圧信号Vw2の値よりも4・さくなると、比較回路42
の出力信号Dが消滅し、その結果AND回路50の出力
信号Gが送られて、制動トルクTBはほぼ一定に保持さ
れる。
時刻t8において、車輪加速度電圧信号0wiの値が第
1基準車輪加速度電圧信号wiの値よりも小さくなると
、比較回路41の出力信号Cが消滅し、その結果、AN
D回路50の出力信号Gが消滅するので、制動トルクT
Bは増大し始める。以後は、以上のような過程が同様に
繰返えされながら、車輪がロックすることなく車体速度
が下してゆく。さて、第8図には第6図に示された制御
論理回路51を主制御系統中に含むアンチスキツドブレ
ーキ装置の制御回路の一例が示されている。
まず、主制御系統について説明すると、制御論理回路5
1は、入力信号の一つとして車輪速度検出装置34から
の車輪速度周波数信号Fiを受け、出力信号として、接
点aからは信号Xを、また接点bからは信号Yをそれぞ
れ発生する。信号Xは第6図のAND回路50のみが出
力信号Gを発生したときに発生し、信号Yは第6図のA
ND回路48およびAND回路50がともにそれぞれ出
力信号F,Gを発生したとき発生するように構成されて
いる。制御論理回路51のその他の部分の詳細な構成お
よび機能は、第6図について説明した通りである。接点
aはトランジスタTr,のベースに接続されていると)
もに、接点bはトランジスタTらのベースに接続されて
おり、また、トランジスタTr,のコレクタは電磁コイ
ル21を介して陽極電源BAT(十)に接続されている
と)もに、トランジスタTr2のコレクタは電磁コイル
20を介して同様に陽極電源BAT(十)に接続されて
いる。
トランジスタTr,のコレクタはごうにダイオード52
を介してトランジスタTr2のコレク夕に接続されてい
ると)もに、各トランジスタTr,,Tr2のェミッタ
はともに常閉接点53を介して接地されている。したが
って、信号Xが送られると、電磁コイル21のみに通電
されるので、第1図においてアウトレットバルブ19が
右側に切換えられることによって、制動トルクは一定に
保持これ、また、信号Yが送られると、各電磁コイル2
0,21がともに通電されるので、第1図においてィン
レットバルブ14が左側に切換えられると)もにアウト
レットバルブ19が右側に切換えられることによって、
制動トルクは減少されるようになっている。
次に補助制御系統について説明する。
車輪速度検出装置34の出力側に接続された回路54は
、車輪速度検出装置34が出力信号Fiを発生しない間
のみに出力信号日を発生し、その出力信号日を回路55
へ送る。回路55は、遅延回路を含むパルス発生器であ
って、信号日が予め設定された定時間t,以上継続きて
送られたとき、予め設定された時間幅t2を有するパル
ス信号Jを発生するように構成されている。回路55の
出力側は、トランジスタTr3のベースに接続されたA
ND回路56に接続されている。回路54は車輪速度検
出装置34の出力信号Fiを直接受ける代りに、それを
さらに電圧信号に変換してから受けるようにしても良い
。AND回路56はさらに比較回路57の出力側に接続
されているが、この比較回路57は、車体速度推定装置
32の出力側に接続されており、車体速度推定装置32
の出力信号である推定車体速度電圧信号Uの値が低基純
車体速度電圧信号Uo′の値よりも大きいとき出力信号
Kを発生して、それをAND回路56に送るようになっ
ている。
かくして、AND回路56は各信号J,Kをともに受け
たとき、出力信号Lを発生してトランジスタTr3を導
適状態に置く。トランジスタTr3のコレクタはトラン
ジスタTr2のコレク外こ接続されていると)もに、遅
延回路58にも接続されており、この遅延回路58は常
閉接点53を作動するためのキープ・リレー59に接続
されている。
遅延回路58は、トランジスタTr2またはTr3が予
め設定された時間ら以上継続して導適状態となったとき
信号Mを発生するようになっており、キープ・リレー5
9は信号Mを受けると直ちに作動して常閉接点53を開
状態に置き、その後信号Mが消滅してもそのま)の状態
を保持するようになっている。以上のように構成されて
いるので、推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速
度電圧信号Uo′の値よりも大きい状態で車輪が走行し
ている場合において、制御論理回路51およびトランジ
スタTro,Tr2を含む主制御系統に故障がないとき
には、比較回路57は出力信号Kを発生しているが、車
輪のロック状態は予め設定された時間to以上継続する
ことはないので、回路55は全く出力信号を発生せず、
したがってAND回路56も出力信号を発生せず、トラ
ンジスタTr3は遮断状態に置かれている。
この際、トランジスタTr2は予め設定された時間t3
以上継続して導適状態に置かれることはなく、したがっ
て遅延回路58は出力信号を発生することはないから、
キ−プ・リレー59は作動せず常閉接点53を閉状態に
保持する。かくして、アンチスキツドブレーキ装置は主
制御系統を通して正常にアンチスキツド機能を発揮する
。推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速度電圧信
号Uo′の値よりも大きい情態で車繭が走行している場
合において、主制御系統が故障することにより、車輪の
ロックしそうになっても制動トルクが減少せずに予め設
定された時間to以上車輪のロック状態が継続したとき
には、回路54が設定された時間to以上継続して出力
信号日を発生することにより回路55は予め設定された
時間t2だけ視力信号Jを発生し、それに伴なつてAN
D回路56が出力信号Lを発生し、トランジスタTr3
が導適状態に置かれる。
その結果、各電磁コイル20,21は予め設定された時
間t2だけともに通電されるので、制動トルクは設定さ
れた時間t2だけ運転者の制動操作に基づく制動入力と
は無関係に減少する。制動トルクが減少すると車輪の回
転速度が回復し、回路54の出力信号日が消滅する。し
かし、主制御系統が故障しているので、車輪の回転速度
が回暮したとしても、その後再び制動トルクが増加する
ことによって車輪がロック状態に至る。そして再び回路
55が信号Jを発生する。以後は同様なことが操返えさ
れながら、制動装置は補助制御系統を通して制御されて
ゆく。推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速度電
圧信号Uo′の値よりも大きい状態で車鞠が走行してい
る場合において、主制御系統が故障することにより、主
制御系統が制動トルクを減少させるように制動装置に作
用している状態が予め設定された時間ら以上続いたとき
には、トランジスタTr2が設定された時間t3以上導
適状態に置かれていることにより遅延回路58が出力信
号Mを発生し、それに伴なつてキープ・リレー59が作
動して常閉接点53を開状態に置く。その結果、各トラ
ンジスタTr.,Tて2が非導適状態となって主制御系
統が故障した場合と同じことになるから、制動時におい
て、車輪がロックしそうになっても制動トルクが減少せ
ずに予め設定された時間ら以上車輪のロック状態が続く
と回路が続くと回路54,55がそれぞれ出力信号日,
Jを発生し、制動装置は補助制御系統を通して設定され
た時間t2だけ制動トルクを減少させるように制御され
る。推定車体速度電圧信号Uの値が低基準車体速度電圧
信号Uo′の値よりも小さい状態で車輪が走行している
場合には、車体速度はきわめて低く、いかなる大きさの
制動トルクに対しても車輪がロックすることは殆んどな
いので、格別のスキッド防止は必要とされない。このと
きには、比較回路57は何ら出力信号を発生せず、また
例え主制御系統が故障したとしても、回路54,55は
出力信号を発生しないので、トランジスタTWま導適状
態には至らない。なお、第2図において、インレツトバ
ルブ14′を左側に切換えると制動トルクが減少し、右
側に切換えると制動トルクは自由に増大するので、第8
図の制御系統を第2図の制御装置に適用するに際しては
、電磁コイル20の代りに電磁コイル20′を置き、ト
ランジスタTr,、電磁コイル21およびダイオード5
2を省略することも可能である。
この場合にはトランジスタTr3の電流容量をより4・
さくすることができる。以上のように本発明によれば、
主制御系統と、この主制御系統が故障したときに作動す
る補助制御系統との備えた制御装置により車輪の制動装
置を制動するにあたり、車輪がロックしそうになっても
制動トルクが減少せずに予め設定された時間以上車輪の
ロック状態が続いたときには、補助制御系統を通して予
め設定された時間だけ制動トルクを減少させるようにし
たので、たとえば主制御系統が故障しても、その後主制
御系統による制御に近似した状態で制動装置を制御する
ことができ、さらに別々の発明によれば、主御系統が制
動トルクを減少させるように制動装置に作用している状
態が予め設定された時間以上続いた場合には、補助制御
系統によって主制御系統の作動を無効果し、さらにその
無効果に伴ない、制動時に車輪がロックしてそのロック
状態が所定時間以上継続したときにも、予め設定された
時間だけ制動トルクを減少させるように、補助制御系統
を通して制動装置を制御するようにしたので、補助制御
系銃は一層多様な主制御系統の故障に対してその機能を
近似的に代行して発揮することができる。
何れの発明においても、たとえば主制御系統が故障して
も、少なくともその故障が運転者により認識されて運転
者が適切に対処し得るまでは、補助制御系統を通してア
ンチスキッド機能を角保することができるようなスキツ
ド防止方法あるいはアンチスキッドブレーキ装置が得ら
れ、常に的確な制動を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輪の制動装置とその制動装置の制動トルクを
制御するための油圧制御装置との示す要部断面概念図、
第2図は第1図とは異なった油路構成を有する第1図と
同様な装置の要部断面概念図、第3図は車体速度推定装
置の一例を示すブロック線図、第4図は第3図における
記憶回路の作動を制御するための装置の要部ブロック線
図、第5図は第3図の車体速度推定装置の作動の一例を
説明するためのグラフ図、第6図は第1図の油圧制御装
置を作動するための信号処理回路および論理回路図、第
7図は第1図の制動装置および油圧制御装置と、第6図
の信号処理回路および論理回路との各作動態様の一例を
示す説明図、第8図は主制御系統と補助制御系統との有
する制御装置の要部ブロック線図である。 1〜11…制動装置、12〜21,P,T・・・制御装
置、51,Tr,,Tr2・・・主制御系統、54・・
・第1の回路、55・・・第2の回路、58,59・・
・制御系続切換装置、日,J…出力信号、Tr3・・・
補助作動手段。 第1図 第2図 第3図 弟ム図 第5図 第6図 第8図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車輪の制動時において、車輪がロツクしそうになっ
    たときには、運転者の制動操作に基ずく制動入力とは無
    関係に制動トルクを減少させるべく、アンチスキツドブ
    レーキ装置の主制御系統を通して制御装置するようにし
    たスキツド防止方法において、前記主制御系統の故障に
    より、車輪が制動時にロツクしそうになって制動トルク
    が減少せず車輪のロツク状態が予め設定された時間t_
    1以上続いたときには、予め設定された時間t_2だけ
    制動トルクを減少させるように、前記アワチスキツドブ
    レーキ装置の補助制御系統を通して前記制動装置を制御
    することを特徴とするスキツド防止方法。 2 車輪の制動時において、車輪がロツクしそうになっ
    たときには、運転者の制動操作に基づく制動匂力とは無
    関係に制動トルクを減少させるべく、アンチスキツドブ
    レーキ装置の主制御系統を通して制動装置を制御するよ
    うにしたスキツド防止方法において、前記主制御系統が
    制動トルクを減少させるように前記制動装置に作用して
    いる状態が予め設定された時間t_3以上続いたときに
    は、アンチスキツドブレーキ装置の補助制御系統によっ
    て前記主制御系統の作動を無効化し、また前記主制御系
    統の故障又は前記作動の無効化により、車輪が制動時に
    ロツクしそうになっても制動トルクが減少せず車輪のロ
    ツク状態が予め設定された時間t_1以上続いたときに
    は、予め設定された時間t_2だけ制動トルクを減少さ
    せるように、前記補助制御系統を通して前記制動装置を
    制御することを特徴とするスキツド防止方法。 3 運転車による制動操作に応じて車輪に制動トルクを
    付与する制動装置1〜11と、制動時において前記車輪
    がロツクしそうになったときに運転車による制動操作と
    は無関係に前記車輪の制動トルクを減少させるように前
    記制動装置1〜11を制御する主世御系統51,Tr_
    1,Tr_2を備えた制御装置12〜21,P,Tと、
    前記主制御系統51,Tr_1,Tr_2とゝもに前記
    制御装置12〜21,P,Tを構成し、前記主制御系統
    51,Tr_2Tr_2が故障したときには前記主制御
    系統51,Tr_1,Tr_2に代って前記制御装置1
    2〜21,P,Tの機能を分担する補助制御系統とを有
    し、前記補助制御系統は、前記車輪のロツク状態を検出
    して前記車輪のロツク状態の間だけ出力信号Hを発生す
    る第1回路54と、この第1の回路54の出力信号Hが
    予め設定された時間t_1以上継続したとき作動して予
    め設定された時間t_2だけ出力信号Jを発生する第2
    の回路55と、この第2の回路55が出力信号Jを発生
    している間、前記主制御系統51,Tr_1,Tr_2
    とは無関係に前記車輪の制動トルクを減少させるように
    前記制動装置1〜11に対して前記制御装置12〜21
    ,P,Tを作動させる補助作動手段Tr_3とを少なく
    とも有している、アンチスキツドブレーキ装置。 4 特許請求の範囲3記載のアンチスキツドブレーキ装
    置において、前記補助制御系統は、さらに前記主制御系
    統51,Tr_1,Tr_2が予め設定された時間t_
    3以上作動し続けたときには前記主制御系統51,Tr
    _1,Tr_2の作動を無効にして前記制動装置1〜1
    1に対する制御を前記補助制御系統を通して行う制御に
    切換える制御系統切換装置58,59を有している、ア
    ンチスキツドブレーキ装置。
JP53040688A 1978-04-06 1978-04-06 スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置 Expired JPS604018B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53040688A JPS604018B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置
US06/026,991 US4280740A (en) 1978-04-06 1979-04-04 Skid prevention method and an anti-skid brake device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53040688A JPS604018B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54145865A JPS54145865A (en) 1979-11-14
JPS604018B2 true JPS604018B2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=12587481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53040688A Expired JPS604018B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4280740A (ja)
JP (1) JPS604018B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58450A (ja) * 1981-06-25 1983-01-05 Honda Motor Co Ltd アンチロツク制動装置
US4494801A (en) * 1982-03-08 1985-01-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Antilock brake system with separate front- and rear-wheel safety means
DE3627550A1 (de) * 1986-08-13 1988-02-18 Daimler Benz Ag Kraftfahrzeug mit einem antiblockiersystem
US4712841A (en) * 1986-11-19 1987-12-15 Allied Corporation Fail safe circuit for an anti-lock braking system modulator drive
JP3870878B2 (ja) * 2002-08-29 2007-01-24 トヨタ自動車株式会社 原動機の制御装置および原動機の制御方法
CN117989256B (zh) * 2024-04-07 2024-06-14 广东省能源集团贵州有限公司江苏分公司 一种应用于风电机组偏航系统的电磁刹车控制电路

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3614401A (en) * 1969-04-01 1971-10-19 Rosemount Eng Co Ltd Redundant system
DE1937123A1 (de) * 1969-07-22 1971-02-18 Daimler Benz Ag Bremskraftregelung fuer Fahrzeuge,insbesondere Kraftfahrzeuge
DE2340575C3 (de) * 1973-08-10 1981-04-16 Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh, 3000 Hannover Blockierschutzregelanlage
DE2543178A1 (de) * 1975-09-27 1977-04-07 Teldix Gmbh Antiblockierregelsystem

Also Published As

Publication number Publication date
US4280740A (en) 1981-07-28
JPS54145865A (en) 1979-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04121260A (ja) 液圧ブレーキ装置
JPH02274650A (ja) 車輪ロック制御装置
JPS62227842A (ja) 車両速度推定方法
JPH04231257A (ja) アンチロックブレーキシステム用回路構成
JP2660851B2 (ja) 車両のアンチロック制御方法
JPH0468178B2 (ja)
JPS604018B2 (ja) スキツド防止方法およびアンチスキツドブレ−キ装置
US3825306A (en) Differential-lock type device for a motor vehicle
JPS60104450A (ja) アンチスキツド制御装置
US3702205A (en) Anti-skid device for automotive vehicles
US5388894A (en) Pump on demand
US4239295A (en) Circuit for preventing the wheel velocity from exceeding the vehicle velocity in vehicles with antilocking brake systems
JPH08127331A (ja) 液圧ブレーキ装置
US4896924A (en) Antiskid control device
JPH10109634A (ja) 車両のブレーキ装置を制御するための方法及び装置
JPH0146341B2 (ja)
JPS5939344B2 (ja) 車輌におけるスキツド防止方法
US4202584A (en) Anti-skid brake control device and associated method
JPS6128541B2 (ja)
JPH0217385B2 (ja)
JPS6050061A (ja) アンチスキッド制御方法
JPS5921819B2 (ja) 車輌におけるスキツド防止方法
JPS6222824B2 (ja)
JPS6216857B2 (ja)
JPS6241895B2 (ja)