JPS6039830Y2 - 電子時計のタッチスイッチ - Google Patents

電子時計のタッチスイッチ

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JPS6039830Y2
JPS6039830Y2 JP1976040507U JP4050776U JPS6039830Y2 JP S6039830 Y2 JPS6039830 Y2 JP S6039830Y2 JP 1976040507 U JP1976040507 U JP 1976040507U JP 4050776 U JP4050776 U JP 4050776U JP S6039830 Y2 JPS6039830 Y2 JP S6039830Y2
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JP
Japan
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wiring board
film
key
frame case
film wiring
Prior art date
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Application number
JP1976040507U
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English (en)
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JPS52132075U (ja
Inventor
昭治 米川
治 市川
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数のキースイッチ入力を有し、電子腕時計
回路に電子腕時計を装着する人体を電流回路ループとし
て動作するタッチスイッチを導入し、このタッチスイッ
チの出力により、例えば計算機付電子腕時計の時計機能
及び計算機能を制御するようにしたタッチスイッチの構
造の改良に係り、可動部分がないスイッチ構造を得んと
するものである。
従来、電子腕時計のスイッチは、スイッチを押圧又は軸
を回転させて動作させるものであるから、スイッチ部材
の可動部分の支持構造が複雑になり、また可動部分の周
囲には厳重で且つ耐久性のある防水構造設けなければな
らない。
このためスイッチは大型となる。
特に、計算機付電子腕時計や多機能腕時計には多数のス
イッチが必要となり非常に大型になり、またスイッチの
配列に制限等が生じることとなった。
本考案は上記従来装置の欠点に鑑みてなされたもので、
複数のキースイッチ入力にタッチスイッチを採用するこ
とによって可動部分のないスイッチ構造を得て、スイッ
チ部の構造を簡単化し、更には防水構造も簡単化して小
型で将来性の高いスイッチを得るもので、次に図面を用
いて詳細に説明する。
ここでタッチスイッチとは、電子腕時計の腕接触部分を
一方の電極とすると共に、この腕接触部分と絶縁された
他方の電極を設け、これら2つの電極を電子腕時計電気
回路のCMOSインバータの入力端子として動作させる
ものであり、本考案は、腕接触部分と絶縁された電極を
キースイッチとして使用するものである。
以下に本考案を計算機付電子腕時計を実施例として説明
すると、1は裏蓋IA、側壁1B及び上蓋1Cよりなる
外枠ケースでステンレス等の金属体で形成され、時計及
び計算機の機能部を収納する容器となると共に後述する
タッチ電極に対してもう一方の共通電極となっている。
上蓋ICには、透光性板2で窓3を覆った表示部4が設
けられ、時計回路の時刻情報或いは計算機回路の演算情
報を現出させる。
上蓋ICのその他の表面領域にはタッチ式スイッチを構
成するキー電極5,5・・・・・・が複数個設けられて
いる。
第2図a乃至Cは外枠ケース1とキー電極5及び表示部
4の配置関係を示す。
該キー電極5,5・・・・・・は演算数値情報及び時刻
設定数値情報を入力するテンキー、演算指令と時、分、
秒等の時刻設定指令を入力するファンクションキー、時
刻表示と演算表示を切換える表示切換スイッチ或いは表
示部4がLEDで構成される場合には表示点滅を制御す
るスイッチ等の各種のスイッチが必要に応じて設けられ
ている。
キー電極5の操作部となるピンは金属等の導電体で形成
され、他方の金属材料で形成された上蓋1Cに穿設され
た孔5Aに挿通され、両者間に絶縁性パツキン6を介挿
することによって、両導電体間が電気的に絶縁された状
態に保持されている。
上記パツキン6は電気的絶縁の役目を果すと共に、キー
電極5を上蓋ICに固定支持し、更にはキー電極5と上
蓋IC間の間隙を封じてケース1の内部を外部環境から
保護し、特に防水効果を発揮している。
各キー電極5の先端は上蓋1C面で操作頂部となり、他
端はケース1の内部に充分達して第1のフィルム膜7に
設けられた配線パターン8に直接当接している。
該第1フイルム膜7はポリイミド等の樹脂で膜厚50μ
程度に形成された可撓性フィルム膜で、該フィルム膜7
の表面に銅箔等の金属膜が接着剤で貼り付けられ、更に
エツチング等の処理によって上記キー電極5を所定の関
係で電気的接続する配線パターン8が形成されている。
上記第1フイルム膜7はケース内に支持材として設けら
れたハウジング9或いはケース内壁に設kjられた段部
等で位置決めされている。
第1フイルム膜7に設けられた配線8はコネクタ10で
導出され、第2フイルム膜11に設けられた配線に電気
的接続されている。
上記第2フイルム膜11は上記第1フイルム膜7と同様
に可撓性フィルム膜で形成され、膜厚は必要に応じて第
1フイルム膜7より厚く形成されるが、従来のプリント
基板に比べて格段に薄くなっている。
第2フイルム膜11の表面及び裏面には所定のパターン
で配線が形成され、該配線に刻時回路及び演算回路等を
組み込んだLSI半導体チップが樹脂でモールドされた
状態にボンディングされ、その細刻時回路を機能させる
に必要な水晶振動子や計算機能を遠戚させるに必要な回
路素子がボンディングされ、更に電源電池12から電力
を取り出す接点等が設けられている。
尚上記時計回路及び計算機回路は、キー電極を一方の電
極とし、金属製ケースを他方の共通電極として電子腕時
計を装着する人体を電流ループとするタッチ入力検出の
CMOSインバータ回路が予め組み込まれている。
13は上記表示窓3に対向する第2フィルム膜面に設け
られた表示体で、LED、 LCD或いはエレクトロミ
ック等のこの種の装置で従来から用いられている表示手
段が、上記第2フイルム膜に設けられた配線に電気的接
続されて時刻表示或いは演算数値を表示する。
第2フイルム膜11は可撓性であるため、電気回路素子
及び表示体等が設置された領域等を除いて、フィルム膜
のほぼ全面に押え板14が介挿され、ハウジング9との
間で上記2フイルム膜11を支持している。
上記構造の計算機付電子腕時計において、腕等に装着し
た状態でキー電極5に接触すると装着した人の人体をル
ープとする電流回路が形成され、これが時計回路又は計
算機回路に入力されて操作されたキー電極に基いた入力
で電子回路部が動作する。
以上の本考案のスイッチ構造は、上蓋に導電性のピンが
挿通され、該導電性のピンの内端部は外枠ケースの土壁
上蓋側に載置されたキー電極接続用のフィルム配線基板
に当接されており、このフイルム配線基板と刻時回路や
演算回路を構成する配線基板間に外枠ケースの土壁透孔
を通してコネクタを介在せしめ相互間の電気的接続をし
ているので、タッチキーの配列等を変更したい場合は、
外枠ケースの外側でフィルム配線基板を単に別のものに
取り替えるだけで、特別な配線接続上の変更等を考慮す
ることを省略できる。
又、外枠ケースの少なくとも裏側を金属体で形威し該金
属体を共通電極とし、上記上蓋に穿設された複数個の孔
に絶縁性パツキンを介挿してキー電極の操作部となる複
数個の導電性のピンを挿通して可動部分のないタッチス
イッチを構成したものであるので、可動式のキースイッ
チに比べて防水性がはるかに優れている。
更に上記可動部分のないタッチスイッチのピンの内端部
を、外枠ケースの土壁上蓋側に載置される一体のフィル
ム配線基板の各配線パターンに当接させたので、電子腕
時計を組み立てる際において上記タッチスイッチの接続
線が障害になることがなく非常に組み立てがしやすいも
のである。
更に上記の如くフィルム配線基板を用いているので極め
て薄くでき、全体形状の厚みを厚くすることを回避でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例の断面図、第2図a乃至C
は本考案による装置の実施例を示す平面図及び斜視図で
ある。 1・・・・・・外枠ケース、4・・・・・・表示部、5
・・・・・・キー電極、6・・・・・・パツキン、7・
・・・・・第1フイルム膜、9・・・・・・ハウジング
、10・・・・・・コネクタ、11・・・・・・第2フ
イルム膜、14・・・・・・フィルム押え板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも上蓋と他の外枠ケースとが接合されてなり、
    上記上蓋に多数のキースイッチが設けられる電子腕時計
    において、 上記電子腕時計の外枠ケースの少なくとも裏側を金属体
    で形威し該金属体を共通電極とし、上記上蓋に穿設され
    た複数個の孔に絶縁性パツキンを介挿してキー電極の操
    作部となる複数個の導電性のピンを挿通して可動部分の
    ないタッチスイッチを構威し、キー電極配列面に沿って
    一体のキー電極接続用のフィルム配線基板を、上記外枠
    ケースの土壁上蓋側に載置して上記上蓋に設けたピンの
    内端部を上記キー電極接続用のフィルム配線基板の各パ
    ターンに当接させ、上記外枠ケース内に上記フィルム配
    線基板とは別個に刻時回路や演算回路等を構成する配線
    基板を層設し、上記外枠ケースの土壁の透孔を通して上
    記フィルム配線基板と上記刻時回路や演算回路等を構成
    する配線基板間にコネクタを介在せしめ相互間の電気的
    接続をして、上記フィルム配線基板の変更によって時計
    デザインの変化を容易に可能としたことを特徴とする電
    子腕時計のタッチスイッチ。
JP1976040507U 1976-04-01 1976-04-01 電子時計のタッチスイッチ Expired JPS6039830Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPS52132075U JPS52132075U (ja) 1977-10-07
JPS6039830Y2 true JPS6039830Y2 (ja) 1985-11-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2884353B1 (fr) * 2013-10-18 2018-01-31 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Objet électronique portable tactile

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051365A (ja) * 1973-09-05 1975-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033675U (ja) * 1973-07-20 1975-04-11
JPS5041576U (ja) * 1973-08-11 1975-04-26

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JPS5051365A (ja) * 1973-09-05 1975-05-08

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