JPS6039813Y2 - 渦電流式計器における回転検出装置 - Google Patents
渦電流式計器における回転検出装置Info
- Publication number
- JPS6039813Y2 JPS6039813Y2 JP6998681U JP6998681U JPS6039813Y2 JP S6039813 Y2 JPS6039813 Y2 JP S6039813Y2 JP 6998681 U JP6998681 U JP 6998681U JP 6998681 U JP6998681 U JP 6998681U JP S6039813 Y2 JPS6039813 Y2 JP S6039813Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- eddy current
- disc
- guide plate
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、渦電流式計器における回転検出装置に関する
ものである。
ものである。
第１図及び第２図は、速度計における速度警報装置の従
来例を示すものであるが、この速度警報装置の構成は、
車速に比例した速度で回転される駆動軸１の回転力によ
って誘導板２に渦電流が生じて誘導板２が回動するよう
になっており、この誘導板２は、その上方の板ばね５と
ともにアルミダイカスト製のブツシュ６によって指針軸
７に固着され、この板ばね５と誘導板２との間に回転板
４が回転可能に挾持され、この回転板４の周縁の一部に
扇形をした突部３が形成されている。
来例を示すものであるが、この速度警報装置の構成は、
車速に比例した速度で回転される駆動軸１の回転力によ
って誘導板２に渦電流が生じて誘導板２が回動するよう
になっており、この誘導板２は、その上方の板ばね５と
ともにアルミダイカスト製のブツシュ６によって指針軸
７に固着され、この板ばね５と誘導板２との間に回転板
４が回転可能に挾持され、この回転板４の周縁の一部に
扇形をした突部３が形成されている。
またこの警報装置のフレーム８には隔設された一対の接
点ばね９１，９□の各一端部を保持されている。
点ばね９１，９□の各一端部を保持されている。
更にこの接点ばね９□、９□の自由端側は前記回転板４
の扇形突部３の押圧力によって互に接触するようになっ
ており、またこの一方の接点ばね９□は、駆動軸１に形
成されたカム１０方向へ延長されている。
の扇形突部３の押圧力によって互に接触するようになっ
ており、またこの一方の接点ばね９□は、駆動軸１に形
成されたカム１０方向へ延長されている。
従ってこの速度警報装置によれば、車速か所定の速度例
えば１００Ｊｉ／Ｈに達して誘導板２と一体の回転板４
が回動してその扇形をした突部３で接点ばね９１を押圧
し、これによってこの接点ばね９、は他方の接点ばね９
□と接触して警報器１１が吹鳴する。
えば１００Ｊｉ／Ｈに達して誘導板２と一体の回転板４
が回動してその扇形をした突部３で接点ばね９１を押圧
し、これによってこの接点ばね９、は他方の接点ばね９
□と接触して警報器１１が吹鳴する。
また同時に、カム１０の回転によって、接点ばね９゜は
間歇的に押圧されるために、接点ばね９．と９□は断続
的に接触されることとなり、これによって警報器１１は
間歇的に吹鳴するようになっている。
間歇的に押圧されるために、接点ばね９．と９□は断続
的に接触されることとなり、これによって警報器１１は
間歇的に吹鳴するようになっている。
ところで、この速度警報装置では車速か所定の速度に達
すると警報を発するものであっても、速度計の文字板の
種類が異ると、その文字板の目盛角度も異るために、指
針軸７の振れ角も異なり、このため文字板の種類に応じ
て、回転板４を位置調整できるように、その回転板４を
、板ばね５によって誘導板２に対して回転可能に圧接挾
持せしめている。
すると警報を発するものであっても、速度計の文字板の
種類が異ると、その文字板の目盛角度も異るために、指
針軸７の振れ角も異なり、このため文字板の種類に応じ
て、回転板４を位置調整できるように、その回転板４を
、板ばね５によって誘導板２に対して回転可能に圧接挾
持せしめている。
しかしながらこのような構成の速度警報装置では、板ば
ね５を始めとして部品点数が多くなり、またその組付作
業が煩雑であって、全体として製品が高くなる欠点があ
った。
ね５を始めとして部品点数が多くなり、またその組付作
業が煩雑であって、全体として製品が高くなる欠点があ
った。
本考案はかかる欠点を解消するためになされたもので、
従来例におけるばね板と回転板とを一体構造となして部
品点数の削減と組立作業性の向上を計った回転検出装置
を提供することを目的とするものである。
従来例におけるばね板と回転板とを一体構造となして部
品点数の削減と組立作業性の向上を計った回転検出装置
を提供することを目的とするものである。
以下に本考案を第３図乃至第７図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
２１は速度計のフレームであって、このフレーム２１に
は回転軸挿通用のボス部２２が一体形成され、このボス
部２２内に回転駆動軸２３が挿通されている。
は回転軸挿通用のボス部２２が一体形成され、このボス
部２２内に回転駆動軸２３が挿通されている。
この駆動軸２３の先端には磁性体カップ２４と回転磁石
２５が取りつけられており、更にこの駆動軸の先端部に
はウオームギヤ２６が設けられていて、フレーム２１に
架設されている回転軸２７を回転することができるよう
になっている。
２５が取りつけられており、更にこの駆動軸の先端部に
はウオームギヤ２６が設けられていて、フレーム２１に
架設されている回転軸２７を回転することができるよう
になっている。
２８は、指針軸２９により支持されかつ磁性体カップ２
４と対設されているカップ状の誘導板であって、この誘
導板２８の上面には、周面に扇形突部３０を有する円板
３１が圧接されている。
４と対設されているカップ状の誘導板であって、この誘
導板２８の上面には、周面に扇形突部３０を有する円板
３１が圧接されている。
この円板３１はその中心部に指針軸２９挿通用の中心孔
３２及び該中心孔３２から半径方向に伸びるスリット３
２ａが形成され、更にこの円板３１の中央部は誘導板２
８から離間する方向に向って盛上っている。
３２及び該中心孔３２から半径方向に伸びるスリット３
２ａが形成され、更にこの円板３１の中央部は誘導板２
８から離間する方向に向って盛上っている。
従ってこの円板３１を指針軸２９に固定するに当ては、
その中心孔３２の口縁を指針軸２９に設けた環状溝３３
内に係合させれば、円板３１の中心孔３２の周縁部が誘
導板２８の上面に弾圧的に圧接支持されるものである。
その中心孔３２の口縁を指針軸２９に設けた環状溝３３
内に係合させれば、円板３１の中心孔３２の周縁部が誘
導板２８の上面に弾圧的に圧接支持されるものである。
３４は回転軸２７の回転によって回転される回転軸であ
って、この回転軸３４には、回転カム３５及び駆動ギヤ
３６がそれぞれ一体的に設けられている。
って、この回転軸３４には、回転カム３５及び駆動ギヤ
３６がそれぞれ一体的に設けられている。
この回転カム３５の側面には揺動アーム３７が近接され
ている、３８．３９は絶縁板４０によって隔設保持され
ている一対の接点で、その一方の接点３８を有する接触
片４２には扇形突部３０と当接される突起４１が設けら
れており、他方の接点３９には前記の揺動アーム３７が
一体に設けられている。
ている、３８．３９は絶縁板４０によって隔設保持され
ている一対の接点で、その一方の接点３８を有する接触
片４２には扇形突部３０と当接される突起４１が設けら
れており、他方の接点３９には前記の揺動アーム３７が
一体に設けられている。
４３は電源、４４は上記接点３８と３９との接触によっ
て警報を発する警報ブザ−，４５は駆動ギヤ３６の回転
によって回動する積算車、４６は指針軸２９に取付けら
れた指針、４７は文字板をそれぞれ示す。
て警報を発する警報ブザ−，４５は駆動ギヤ３６の回転
によって回動する積算車、４６は指針軸２９に取付けら
れた指針、４７は文字板をそれぞれ示す。
次にその作用について述べると、例えば車両の走行によ
って駆動軸２３が回転すると、磁性カップ２４及び回転
軸２３が回転し、この回転によって誘導板２８に渦電流
が生じてこれが回転し、これによって指針４６が回動し
車速か表示される。
って駆動軸２３が回転すると、磁性カップ２４及び回転
軸２３が回転し、この回転によって誘導板２８に渦電流
が生じてこれが回転し、これによって指針４６が回動し
車速か表示される。
また駆動軸２３の回転は回転軸２７を介して回転軸３４
に伝達されて、駆動ギヤ３６が回転し、積算車４５が走
行距離の積算表示をするものである。
に伝達されて、駆動ギヤ３６が回転し、積算車４５が走
行距離の積算表示をするものである。
また、同時に回転カム３５の回転によって揺動アーム３
７が、第４図の鎖線で示す如く揺動して接点３９に揺動
する。
７が、第４図の鎖線で示す如く揺動して接点３９に揺動
する。
従って車速が所定の速度、例えば１００ｂ／Ｈに達する
と、円板３１の扇形突部３０で突起４１を押圧して第５
図に示すように接点３８と３９とが接触し警報ブザ−４
４が警報を発する。
と、円板３１の扇形突部３０で突起４１を押圧して第５
図に示すように接点３８と３９とが接触し警報ブザ−４
４が警報を発する。
この時回転カム３５の回転によって前記の如く揺動アー
ム３７を揺動するので接点３８と３９との接触は断続状
態となり、断続的吹鳴が得られるものである。
ム３７を揺動するので接点３８と３９との接触は断続状
態となり、断続的吹鳴が得られるものである。
そして本実施例における円板３１は、その軸方向にばね
性をもたせると共にその中心部に指針軸との係止用の中
心孔３２を設け、更にその指針軸２９に、その中心孔３
２の口縁を係止する環状溝３３を設けたものであるから
、円板３１はその中心孔３２の周縁部を環状溝３３に係
合するだけで、この円板３１に付勢された軸方向のばね
性によって他の取付部材を使用することなく誘導板２８
の上面に弾圧的に圧接されるものである。
性をもたせると共にその中心部に指針軸との係止用の中
心孔３２を設け、更にその指針軸２９に、その中心孔３
２の口縁を係止する環状溝３３を設けたものであるから
、円板３１はその中心孔３２の周縁部を環状溝３３に係
合するだけで、この円板３１に付勢された軸方向のばね
性によって他の取付部材を使用することなく誘導板２８
の上面に弾圧的に圧接されるものである。
従って、本実施例によれば、円板３１を誘導板２８に固
定するに当り、別の取付部材を必要としないので、部品
点数が削減されると共にその取付作業が著しく簡単かつ
容易に行なえる効果がある。
定するに当り、別の取付部材を必要としないので、部品
点数が削減されると共にその取付作業が著しく簡単かつ
容易に行なえる効果がある。
更に本実施例においても、円板３１は弾圧的に誘導板２
８上に圧接されていることから、その円板３１の回動が
容易であって、扇形突部の位置を容易かつ正確に変更調
整することもできる効果がある。
８上に圧接されていることから、その円板３１の回動が
容易であって、扇形突部の位置を容易かつ正確に変更調
整することもできる効果がある。
以上のように本考案は、回転軸２３の回転により回転す
る回転磁石２５、該回転磁石２５の回転による磁束によ
り渦電流が生じて前記回転軸２３の回転数に比例した回
転トルクが発生する誘導板２８、および該誘導板２８の
回転により駆動される指針軸２９を有する渦電流式計器
において、前記指針軸２９に環状溝３３を、前記誘導板
３１を中心として前記回転磁石２５側と反対側に設け、
前記指針軸２９にその外径よりも小さな直径の中心孔３
２を有し、かつばね材からなる円板３１を、該中心孔３
２の周縁が前記環状溝３３に回転可能に係合させて、か
つ該円板３１の周縁部が常時前記誘導板２８に当接する
ように付勢して取付け、前記回転軸２３が所定の回転数
に達したとき、前記円板３１と接触して閉成する接点機
構を設け、さらに該接点機構を断続的に前記円板３１よ
り離脱させる回転カム３５を設けたことを特徴とする渦
電流式計器における回転検出装置であるから、これによ
れば、円板３１を誘導板２８に固定するに当っては、他
の取付部材を必要とすることなく単なる嵌着動作だけで
よいので、部品の削減が可能であるとともにその取付作
業性がよ（、コストの安い回転検出装置が提供できる効
果がある。
る回転磁石２５、該回転磁石２５の回転による磁束によ
り渦電流が生じて前記回転軸２３の回転数に比例した回
転トルクが発生する誘導板２８、および該誘導板２８の
回転により駆動される指針軸２９を有する渦電流式計器
において、前記指針軸２９に環状溝３３を、前記誘導板
３１を中心として前記回転磁石２５側と反対側に設け、
前記指針軸２９にその外径よりも小さな直径の中心孔３
２を有し、かつばね材からなる円板３１を、該中心孔３
２の周縁が前記環状溝３３に回転可能に係合させて、か
つ該円板３１の周縁部が常時前記誘導板２８に当接する
ように付勢して取付け、前記回転軸２３が所定の回転数
に達したとき、前記円板３１と接触して閉成する接点機
構を設け、さらに該接点機構を断続的に前記円板３１よ
り離脱させる回転カム３５を設けたことを特徴とする渦
電流式計器における回転検出装置であるから、これによ
れば、円板３１を誘導板２８に固定するに当っては、他
の取付部材を必要とすることなく単なる嵌着動作だけで
よいので、部品の削減が可能であるとともにその取付作
業性がよ（、コストの安い回転検出装置が提供できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の渦電流式計器における回転検出装置の断
面図、第２図は■−■線に沿った断面図、第３図は本考
案よりなる回転検出装置の実施例を示した一部切欠側面
図、第４図はＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図は同
上の作動説明図、第６図は同上の要部断面図、第７図は
■−■線に沿った断面図である。 ２１・・・・・・フレーム、２２・・・・・・ボス部、
２３ ””回転駆動軸、２４・・・・・・磁性体カップ
、２５・・・・・・回転磁石、２６・・・・・・ウオー
ムギヤ、２７・・・・・・回転軸、２８・・・・・・誘
導板、２９・・・・・・指針軸、３ｏ・・曲用形突部、
３１・・・・・・円板、３２・・・・・・中心孔、３２
ａ・・・・・・スリット、３３・・・・・・環状溝、３
４・・・・・・回転軸、３５・・・・・・回転カム、３
６・・・・・・駆動ギヤ、３７・・・・・・揺動アーム
、３８．３９・・・・・・接点、４０・・曲線縁板、４
１・・・・・・突起、４２・・・・・・接触片、４３・
・・・・・電源、４４・・・・・・警報ブザ−，４５・
・・・・・積算車、４６・・・・・・指針、４７・・・
・・・文字板。
面図、第２図は■−■線に沿った断面図、第３図は本考
案よりなる回転検出装置の実施例を示した一部切欠側面
図、第４図はＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図は同
上の作動説明図、第６図は同上の要部断面図、第７図は
■−■線に沿った断面図である。 ２１・・・・・・フレーム、２２・・・・・・ボス部、
２３ ””回転駆動軸、２４・・・・・・磁性体カップ
、２５・・・・・・回転磁石、２６・・・・・・ウオー
ムギヤ、２７・・・・・・回転軸、２８・・・・・・誘
導板、２９・・・・・・指針軸、３ｏ・・曲用形突部、
３１・・・・・・円板、３２・・・・・・中心孔、３２
ａ・・・・・・スリット、３３・・・・・・環状溝、３
４・・・・・・回転軸、３５・・・・・・回転カム、３
６・・・・・・駆動ギヤ、３７・・・・・・揺動アーム
、３８．３９・・・・・・接点、４０・・曲線縁板、４
１・・・・・・突起、４２・・・・・・接触片、４３・
・・・・・電源、４４・・・・・・警報ブザ−，４５・
・・・・・積算車、４６・・・・・・指針、４７・・・
・・・文字板。
Claims (1)
- 回転軸２３の回転により回転する回転磁石２５、該回転
磁石２５の回転による磁束により渦電流が生じて前記回
転軸２３の回転数に比例した回転トルクが発生する誘導
板２８、および該誘導板２８の回転により駆動される指
針軸２９を有する渦電流式計器において、前記指針軸２
９に環状溝３３を、前記誘導板３１を中心として前記回
転磁石２５側と反対側に設け、前記指針軸２９にその外
径よりも小さな直径の中心孔３２を有し、かつばね材か
らなる円板３１を、該中心孔３２の周縁が前記環状溝３
３に回転可能に係合させて、かつ該円板３１の周縁部が
常時前記誘導板２８に当接するように付勢して取付け、
前記回転軸２３か所定の回転数に達したとき、前記円板
３１と接触して閉成する接点機構を設け、さらに該接点
機構を断続的に前記円板３１より離脱させる回転カム３
５を設けたことを特徴とする渦電流式計器における回転
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6998681U JPS6039813Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 渦電流式計器における回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6998681U JPS6039813Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 渦電流式計器における回転検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57183561U JPS57183561U (ja) | 1982-11-20 |
| JPS6039813Y2 true JPS6039813Y2 (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=29865834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6998681U Expired JPS6039813Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 渦電流式計器における回転検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039813Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-15 JP JP6998681U patent/JPS6039813Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57183561U (ja) | 1982-11-20 |
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