JPS6039631Y2 - 酸欠検知パイロツトバ−ナ装置 - Google Patents
酸欠検知パイロツトバ−ナ装置Info
- Publication number
- JPS6039631Y2 JPS6039631Y2 JP11722379U JP11722379U JPS6039631Y2 JP S6039631 Y2 JPS6039631 Y2 JP S6039631Y2 JP 11722379 U JP11722379 U JP 11722379U JP 11722379 U JP11722379 U JP 11722379U JP S6039631 Y2 JPS6039631 Y2 JP S6039631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen deficiency
- flame
- pilot
- pilot burner
- thermocouple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は酸欠検知パイロットバーナ装置に関し、特に
パイロットバーナと熱電対をダクトで包囲し、ダクト内
の上方に向うドラフト流を利用してパイロット火炎の酸
欠検知性能を高め、かつ熱電対が主バーナ火炎の影響を
受けず、専らパイロット火炎の変化だけを敏感に捉える
ようにして安全性の向上を図ったものである。
パイロットバーナと熱電対をダクトで包囲し、ダクト内
の上方に向うドラフト流を利用してパイロット火炎の酸
欠検知性能を高め、かつ熱電対が主バーナ火炎の影響を
受けず、専らパイロット火炎の変化だけを敏感に捉える
ようにして安全性の向上を図ったものである。
以下その一実施例を図面とともに説明すると、適宜の間
隔を存して平行直立状に配設したパイロットバーナ１と
熱電対２をダクト３で包囲し、該パイロットバーナ１の
炎口１ａを熱電対２の温接点２ａに指向せしめてパイロ
ット火炎ａの変化を検知できるようになし、さらに、ダ
クト３のパイロット火炎ａの近傍部分を開口４して主バ
ーナ５の炎口５ａに臨ませ、主ガス流の一部を開口４か
らパイロットバーナ１に向けて導き主バーナへの点火が
迅速確実に行える構成としたものである。
隔を存して平行直立状に配設したパイロットバーナ１と
熱電対２をダクト３で包囲し、該パイロットバーナ１の
炎口１ａを熱電対２の温接点２ａに指向せしめてパイロ
ット火炎ａの変化を検知できるようになし、さらに、ダ
クト３のパイロット火炎ａの近傍部分を開口４して主バ
ーナ５の炎口５ａに臨ませ、主ガス流の一部を開口４か
らパイロットバーナ１に向けて導き主バーナへの点火が
迅速確実に行える構成としたものである。
なお、図中６は火移りを確実にするためのガス案内板で
ある。
ある。
上記のように構成したので、パイロット火炎ａの排ガス
はダクト３内を上昇して上方開口３ａから放出され、下
方からは二次空気が流入しこの二次空気流はパイロット
バーナ１と熱電対２との間を下方から上方に向けて直線
的に流れるためパイロット火炎ａは二次空気流により上
カへ押されるようになる。
はダクト３内を上昇して上方開口３ａから放出され、下
方からは二次空気が流入しこの二次空気流はパイロット
バーナ１と熱電対２との間を下方から上方に向けて直線
的に流れるためパイロット火炎ａは二次空気流により上
カへ押されるようになる。
そこで、雰囲気の酸素濃度が低下するとパイロット火炎
ａはこの上方流により非常にリフトしやすくなる。
ａはこの上方流により非常にリフトしやすくなる。
また、熱電対２はダクト３内にあるため主バーナ５の火
炎すからの輻射熱の影響を受けることなく酸素欠乏によ
るパイロット火炎ａの変化たけを敏感に捉えるのである
。
炎すからの輻射熱の影響を受けることなく酸素欠乏によ
るパイロット火炎ａの変化たけを敏感に捉えるのである
。
しかも前記したように、パイロット火炎ａは酸欠でなく
ても二次空気流のために熱電対２の温接点２ａから離れ
ようとする傾向が強いので酸欠が進んで完全にリフトす
るのを待たずして、すなわち、極く僅かな酸欠状態にな
ってもこれを敏感に検知することができ、かつ主バーナ
の影響を受けることもないのでより一層敏感に酸欠を検
知してガス通路を直ちに閉止し安全性を高めるものであ
る。
ても二次空気流のために熱電対２の温接点２ａから離れ
ようとする傾向が強いので酸欠が進んで完全にリフトす
るのを待たずして、すなわち、極く僅かな酸欠状態にな
ってもこれを敏感に検知することができ、かつ主バーナ
の影響を受けることもないのでより一層敏感に酸欠を検
知してガス通路を直ちに閉止し安全性を高めるものであ
る。
この考案は以上説明したように、並行直立状に配設した
パイロットバーナと熱電対をダクトで包囲し、ダクト内
を上昇するドラフト流を利用してパイロット火炎の酸欠
検知性能を高め、わずかな酸欠に起因するリフト現象の
発生とほぼ同時にパイロット火炎が吹き消えるから酸欠
検知が確実に行われ実施上甚だ有益なものである。
パイロットバーナと熱電対をダクトで包囲し、ダクト内
を上昇するドラフト流を利用してパイロット火炎の酸欠
検知性能を高め、わずかな酸欠に起因するリフト現象の
発生とほぼ同時にパイロット火炎が吹き消えるから酸欠
検知が確実に行われ実施上甚だ有益なものである。
第１図はこの考案の一実施例を示す一部切断正面図、第
２図は同側面図である。 １・・・・・・パイロットバーナ、２・・・・・・熱電
対、３・・・・・・ダクト、１ａ・・・・・・パイロッ
トバーナの炎口、２ａ・・・・・・熱電対の温接点、４
・・・・・・開口、５・・・・・・主バーナ、５ａ・・
・・・・主バーナの炎口。
２図は同側面図である。 １・・・・・・パイロットバーナ、２・・・・・・熱電
対、３・・・・・・ダクト、１ａ・・・・・・パイロッ
トバーナの炎口、２ａ・・・・・・熱電対の温接点、４
・・・・・・開口、５・・・・・・主バーナ、５ａ・・
・・・・主バーナの炎口。
Claims (1)
- 適宜の間隔を存して平行直立状に配設したパイロットバ
ーナ１と熱電対２をダクト３て包囲し、該パイロットバ
ーナ１の炎口１ａを熱電対２の温接点２ａに指向せしめ
るとともにダクト３のパイロット火炎ａの近傍部分を開
口４して主バーナ５の炎口５ａに臨ませたことを特徴と
する酸欠検知パイロットバーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11722379U JPS6039631Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | 酸欠検知パイロツトバ−ナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11722379U JPS6039631Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | 酸欠検知パイロツトバ−ナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5636972U JPS5636972U (ja) | 1981-04-08 |
| JPS6039631Y2 true JPS6039631Y2 (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=29349435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11722379U Expired JPS6039631Y2 (ja) | 1979-08-24 | 1979-08-24 | 酸欠検知パイロツトバ−ナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039631Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-24 JP JP11722379U patent/JPS6039631Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5636972U (ja) | 1981-04-08 |
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