JPS6039628B2 - エレベ−タ保護装置 - Google Patents

エレベ−タ保護装置

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JPS6039628B2
JPS6039628B2 JP55129296A JP12929680A JPS6039628B2 JP S6039628 B2 JPS6039628 B2 JP S6039628B2 JP 55129296 A JP55129296 A JP 55129296A JP 12929680 A JP12929680 A JP 12929680A JP S6039628 B2 JPS6039628 B2 JP S6039628B2
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JP
Japan
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speed
car
elevator
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electric motor
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Expired
Application number
JP55129296A
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JPS5652377A (en
Inventor
吉男 坂井
武喜 安藤
俊明 黒沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はェレベータの保護装置に係り、特に電動機の逆
転時の保護装置に関する。
〔発明の背景〕
従来閉ループを構成する制御装置において、その故障を
検出し、安全に停止させる方式として、その制御装置の
入力信号と出力信号を比較し、その差の大きさによって
故障検出装置を動作させ、この信号によって安全装置を
動作させるものがある。
従来の故障検出回路の例を第1図に示す。
制御装置1には入力信号8が加えられ、出力9を発生す
る。
また加算器4には出力9が出力信号として加えられ閉ル
ープを構成している場合には一般に出力が振動しないよ
うに出力9を制動回路2を介して加算器3に加えられる
。ここで、入力信号8と出力9の間にはある伝達関数で
表わされる遅れがあるので入力信号と出力信号をそのま
ま比較したのでは、入力信号が変化した場合、過渡的に
大きな差信号が発生し、故障検出回路が誤動作する可能
性があるので、遅れを補償するために模擬回路5を介し
て比較器6に入力し、入力信号8と比較して故障検出装
置7に加えている。
この回路において模擬回路5の伝達関数は速度指令信号
8と出力信号9の間の伝達関数の逆関数でなければなら
ないが、このような関数を正確に作ることは極めて困難
であり、正確に調整ができないだけではなく、調整に多
大なる時間を要するという欠点を有する。
特に模擬回路5の伝達函数が正確でないと加減遠時の突
合せが良好にならないため故障検出器7の検出精度すな
わち入力信号に対する出力信号の変化分をあまり4・さ
くできないため、従来は第2に示すように全制御領域に
おいて同一変化量で動作するようにしていた。
なお第2図において実線は速度指令(入力信号)であり
、点線間の斜線部は速度許容変動範囲(出力許容変動範
囲)を示す。このような方式であると速度が零附近のと
きの検出精度が悪くなり、特に上記故障検出器をェレベ
ータ速度制御回路に用いェレベータの安全、保護に使用
すると次ののような欠点がある。そこで、この逆転時の
対策として、例えば袴関昭51一149643公報が提
案されている。この方法は、逆転を検出して直ちに停止
させるとにより、素かごをドアゾ−ン内に停止させると
いうものである。しかしあがら、この方法では、案かご
が起動した位置および負荷(特に逆転方向の負荷)、さ
らには逆転と判断する速度によっては、例え直ちに停止
してもドァゾーン外に停止する倶れがある。
〔発明の目的〕本発明の目的は、安全性を損うことなく
、極力乗客を未然に救出することのできるヱレベー夕逆
転時の保護装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、ェレベータ逆転時の速度を検出し、こ
の速度が第1の速度を越えたことを検出する低速検出手
段と、この第1の速度より大きい第2の速度を越えたこ
とを検出する高速度検出手段とを設け、上記低速検出手
段が作動した段階では乗かごを最寄階まで運転させ、そ
れにもかかわらず上言己高速度検出手段が作動したとき
には直ちに秦かごを停止させるようにしたところにある
〔発明の実施例〕以下、本発明の一実施例を第3図およ
び第4図により説明する。
第3図はェレベータ保護装置の全体構成図、第4図はそ
の制御リレー回路図である。第3図においてェレベータ
秦かご16と、釣り合いおもり’7がロープ18を介し
てシーブ15に対しつるべ状に吊られている。
シーブ15は、ギャを介して、あるいは直懐に直流電動
機の電機子13に連結される。この電機子13は、制御
装置12に接続され電機子13の電流を制御される。1
0は電源であり電源投入接点11を介して制御装置12
と電磁ブレーキ14に給電する。
電磁ブレーキ14は電源投入接点11が閉じるとシーブ
15を釈放する。28はフロアコントローラである。
案かご16に結合されたテープ29によりプーリ30が
回転する。減速機27を介して同期接触触子16が乗り
かご16の移動とともに上下移動する。IF〜4Fはヱ
レベータ停止階の位置に応じて縮尺比をもって植付けら
れた階床接触片である。第4図のIFR〜4FRは、低
速度検出リレー23のa接点23,〜234が閉じてる
か、またェレベータ停止階要求がある時閉じる階床呼び
リレー接点IFC〜4FCが閉じている時、階床接触片
IF〜ぜと同期接触子26が接触すると電源31により
励磁される階床リレーである。この階床リレーIFR〜
4FRが励磁されたとき、例えば電源投入接点11を開
路するか、あるいは通常通りェレベー外こ停止指令を発
生して、当該階へ乗りかごを停止させる。19は電動機
の電機子13の回転方向に応じた速度信号を出力する装
置であり、電機子13と機械的に連結している。
一般に19は速度検出用発電機(以下PGと称する)と
呼び、電機子の回転方向により、出力電圧が正,負に反
転する。PGI9の一方の出力端子には電機子13の回
転方向を定めるリレーのa接点20,〜21,が接続さ
れ、他方の端子にも回転方向を定めるa接点202,2
212が接続されている。 接点201と212 は、
ダイオード22を介して、低速度検出リレー23および
抵抗24を直列接続した高速度検出リレーに接続される
。また接点202と212 は低速度検出リレー23と
高速度検出リレー25の他方の端子に援続される。ここ
で、ェレベータの速度信号が発せられ、ェレベータの運
転方向指令と同一方向の速度で運転されている状態を考
える。この場合、電機子13の回転方向は2通りある。
まずa接点20,と21,に接続されている出力端子に
正の電圧が発生する回転方向では、上昇運転指令接点2
0,と202 が閉じられるがダイオード22によって
電流が阻止され、検出リレー23と25は動作しない。
次にPOI9のこの端子に負の電圧が発生する回転方向
では下降運転指令接点221,と212が閉じられるが
前と同機にダイオード22によって電流が阻止され検出
リレー23,25は動作しない。すなわち、運転指令と
同方向に運転している限り動作しない。次にェレベータ
制御装置12が故障し、運転指令方向に対し、電機子1
3が逆方向に回転した場合を考える。上昇指令接点20
,,202が閉じられているとき、接点20,が接続さ
れているPGI9の端子に負の電圧が発生する。したが
ってPOI9の他の出力端子→接点202→低速度検出
リレー23→ダイオード22→接点20,→POI9の
出力端子のループに電流が流れ低速度検出リレ−23が
動作する。また高速度検出リレー25も同様に動作する
。すなわち、この接点20,,202および211,2
12で逆転検出回路を構成している。なお低速度検出リ
レー23は例えば定格速度54仇h/minェレベー夕
ではェレベータ速度にして1仇h/min、高速度検出
リレー25はェレベータ速度にして6血/min程度に
セットしておく。今、ヱレベータが上昇中に制御装置1
2が故障し乗りかご16が運転方向に対し、逆方向すな
わち下降方向に加速されている状態を考える。
このときの速度1血/minを越えると低速度検出リレ
ー23が動作し、階床リレ−IFR〜4FRの投入条件
である接点23,〜234が強制投入される。この状態
で、乗りかごと同期して移動する同期接触子26が出入
口の位置に対応した接触片IF〜4Fのいずれかに接触
すると、接触した階床リレーIFR〜4FRが動作して
、乗りかごは出入口のある位置に停止し、乗客を安全に
脱出させることができる。しかしながら、さらに増速し
て6仇h/minの速度を越えると、高速度検出リレー
25が動作し、電源投入接点11を開き直ちに乗りかご
を停止させる。なお下降運転時、制御装置12の故障に
よって乗りかごが上昇した時も同様な動作によって乗り
かごを安全に停止できる。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明によれば簡単な回路で、ェレベー
タの逆転を検出できるだけなく、危険の無い程度の小さ
な逆転速度であれば乗りかごを出入口のある位置に停止
させ、乗客に不安感をし、だかせることなく極力脱出可
能とすると共に、危険な速度に達した場合は直ちにェレ
ベータを停止させることにより、ェレベータの安全性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の故障検出法を示すブロック図、第2図は
その動作範囲を示す図、第3図は本発明によるェレベー
タ保護装置の一実施例、第4図はその制御リレー回路図
である。 1,12・・・・・・制御装置、8・・・・・・入力信
号、9・・・・・・出力信号、7・・・・・・故障検出
装置、23・・・・・・低速度検出リレー、19・・・
・・・速度発電電機、13・・・・・・電動機の電機子
、14・・…・電磁ブレーキ、20,,202・・・・
・・上昇運転指令a接点、21,,212・・・・・・
下降運転指令a接点、22・・・・・・ダイオード、2
6・・…・同期接触子、IF〜4F・・・・・・階床接
触片、IFR〜4FR・・・・・・階床呼びリレー、2
5・・・・・・高速度検出リレー、11・・・・・・電
源投入接点、16……乗りかご、28……フロアコント
ローフ。 第2図第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エレベータの乗りかごとつり合いおもりとをロープ
    を介してつるべ状に吊り、制御入力に応じて上記乗かご
    を駆動する電動機と、この電動機の速度を検出する装置
    と、前記電動機の回転方向を検出する装置と、前記制御
    入力信号と前記電動機の回転方向が異なることを検出す
    る逆転検出手段とを備えたものにおいて、前記逆転検出
    時の前記電動機速度が第1の速度を越えたことを検出す
    る低速検出手段と、前記逆転検出時の前記電動機速度が
    前記第1の速度より大きい第2の速度を越えたことを検
    出する高速度検出手段と、前記低速検出手段に応動して
    前記乗かごを最寄階に停止させる手段と、前記高速度検
    出手段に応動して前記乗りかごを直ちに停止させる手段
    とを備えたことを特徴とするエレベータ保護装置。
JP55129296A 1980-09-19 1980-09-19 エレベ−タ保護装置 Expired JPS6039628B2 (ja)

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JP55129296A JPS6039628B2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 エレベ−タ保護装置

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JP55129296A JPS6039628B2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 エレベ−タ保護装置

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JPS5652377A JPS5652377A (en) 1981-05-11
JPS6039628B2 true JPS6039628B2 (ja) 1985-09-06

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