JPS6039515Y2 - ポンプの圧力タンク - Google Patents

ポンプの圧力タンク

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JPS6039515Y2
JPS6039515Y2 JP13769179U JP13769179U JPS6039515Y2 JP S6039515 Y2 JPS6039515 Y2 JP S6039515Y2 JP 13769179 U JP13769179 U JP 13769179U JP 13769179 U JP13769179 U JP 13769179U JP S6039515 Y2 JPS6039515 Y2 JP S6039515Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
suction pipe
backing material
tank body
pressure tank
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP13769179U
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English (en)
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JPS5655070U (ja
Inventor
龍雄 井上
Original Assignee
芝浦メカトロニクス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 芝浦メカトロニクス株式会社 filed Critical 芝浦メカトロニクス株式会社
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は井戸等に使用されるポンプの圧力タンクに関す
るものである。
従来より、井戸等に使用されるポンプ(主にウェスコポ
ンプ)は、自動運転するために圧力タンクを備え、該圧
力タンク内の圧縮空気圧を利用して圧力スイッチを作動
させるようにしている。
そしてこの種のポンプは第1図のように、ポンプ体30
が圧力タンクAの上部に載設されこのポンプ体30の吸
込側に接続する略り字形の吸込管1がタンク本体10の
上部から側部に貫設されてその下端がタンク本体10の
側部に開口せしめられ、該開口部分の外側に管接続用の
フランジ6が平板状にバッキング材5を介して締結され
、該フランジ6のソケット等の接続部材を介して水源と
連絡する吸込側配管が接続されるようになっている。
しかして、上記吸込管1はタンク本体10に対する上部
および側部の貫通個所の何れも溶接手段によりタンク本
体10に固定されているものである。
このような溶接による取付けはタンク本体10と吸込管
1との間のシールおよび強度面については信頼できるが
、製造上は溶接作業に手数がかかり、特に吸込管1下端
とタンク本体10側部との溶接個所は管接続用のフラン
ジを取付けるために溶接面を面一にすべく研削する必要
がある等の欠点を有している。
本考案は、上記に鑑みて、タンク本体を上部から側部に
貫通する吸込管をタンク本体に対し接続手段を用いない
で容易かつ確実に取付は得るようにしたものであり、殊
にタンク本体の側部に臨出開口する吸込管の下端部をこ
れの外周に嵌合するバッキング材を利用して抱持すると
ともにその抜けを防止して所定の臨出状態に確実に取付
けてき、しかもタンク本体と吸込管の間は高いシール効
果を確保できるように考案したものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
10はタンク本体、11はタンク本体10に対し上部と
側部に臨出開口するよう貫設した略り字形をなす塩化ビ
ニル系の合成樹脂管よりなる吸込管である。
前記吸込管11の下端部11aが臨出する側部貫通個所
においては、タンク本体10の側部に有する貫通孔12
の周縁部を内方へ漏斗状に膨出せしめて座部13となし
、吸込管11の下端部11aを前記貫通孔12から臨出
させるとともに、該下端部11aに対し座部13と対応
する傾斜面14を有したゴム等の環状のバッキング材1
5を凹凸等による保合手段を介して嵌合し、さらに管接
続用のフランジ16を前記バッキング材15の上からボ
ルト、ナツト等の締結具17にてタンク本体10に締結
し、バッキング材15を前記座部13とフランジ16と
で挟圧している。
上記吸込管11の下端部11aとバッキング材15の係
合手段として、第2図および第3図の場合は、吸込管1
1の下端部11aの外周に周溝18を形成腰他方バッキ
ング材15の内周に前記周溝18に嵌入して係合できる
周方向の凸部19を形威し、この周溝18と凸部19と
の係合をもって軸方向の摺動つまり抜脱を防止できるよ
うにしている。
また第4図の実施例では、吸込管11の下端部11aに
鍔20を設けるとともに、バッキング材15内周の外側
端近傍に前記鍔20が係合する切欠21または溝を形威
し、この鍔20と切欠21等との係合により吸込管11
の抜脱を防止できるよう設けており、この鍔20と切欠
21等とが吸込管11の下端部11aとバッキング材1
5の係合手段となる。
この実施例の場合、先の実施例とは異なり吸込管11の
下端部11aに鍔20があるため、吸込管11をタンク
本体10の上部からは挿通できないので、吸込管11の
上端側を側部の貫通孔12から挿入してタンク本体10
上部の貫通孔22に挿通できる場合にのみ実施できる。
なお、吸込管11のタンク本体10に対する上部貫通個
所においては、上部の貫通孔22から上方へ突出せる吸
込管11の上端側部分11bに断面略円形の環状のバッ
キング材23を嵌合するとともに、内周縁部が断面截頭
円錐形の傾斜状をなす環状の押え板25を前記バッキン
グ材23の上からタンク本体10に締結し、バッキング
材23を押え板25の傾斜面部24とタンク本体10と
で挟圧するとともに、傾斜面部24による内方への押圧
作用により吸込管11に圧接せしめ、タンク本体10と
吸込管11の間の水溶性を確保している。
そして上記のような構成よりなる圧力タンクAの上部に
はポンプ体30が載設され、吸込管11の上端がそのポ
ンプ体30の吸込側に接続される。
また管接続用のフランジ16にはソケット31を介して
水源と連絡せる吸込側の配管32が接続される。
図中33は補助タンク、34は前記補助タンク33から
圧力タンク10内に垂設された吐出管、35は圧力タン
ク10に設けられた取出口、36は圧力タンク10の底
部を示す。
以上のように本考案は、タンク本体10を上部と側部に
臨出するよう貫通する吸込管11を、溶接手段を用いな
いでバッキング材の締付けを利用して容易かつ確実に取
付は得たものである。
殊に吸込管11の下端部11aが臨出する側部貫通個所
においては、タンク本体10の側部の貫通孔12から吸
込管11の下端部11aを臨出させるとともに、該下端
部11aに環状のバッキング材15をその傾斜面14が
貫通孔12周囲の漏斗状の座部13と対接する方向にし
て嵌合し、さらにこのバッキング材15の上から管接続
用のフランジ16をタンク本体10に締結するだけで、
バッキング材15をタンク本体10の座部13と前記フ
ランジ16とで、挟圧すると同時に吸込管11の下端部
11aに圧接せしめ得て、前記下端部11aを確実に保
持できる。
つまりバッキング材15がフランジ16と座部13とで
挟圧されると、漏斗状の座部13とこれに対応した傾斜
面14の形態上バッキング材15には縮径方向の力が作
用し、その結果バッキング材15内周が吸込管11の下
端部11a外周に強く圧着する。
さらにバッキング材15と前記下端部11aとは凹凸等
による係合手段を介して嵌合されているので、吸込管1
1の軸方向の動きが前記係合手段によって阻止され、圧
力タンク内の水圧の変動等によって吸込管11の下端部
11aがタンク内方へ抜脱するおそれもない。
そればかりか、前記凹凸等による係合手段と上記バッキ
ング材15の吸込管11外周に対する圧着作用とが相ま
って吸込管11の下端部11aがバッキング材15にて
一層強くかつ所定の臨出状態に確実に抱持され、吸込管
11はパツキング材15で抱持されているだけであるに
も拘らずその取付状態がきわめて安定したものとなる。
しかも上記バッキング材15の挟圧とこれに伴なう縮径
方向の力による圧着作用によってタンク本体10とフラ
ンジ16の間はもちろん、タンク本体10と吸込管11
の間もきわめて高い水密性が確保される。
さらに本考案はタンク本体を貫通する吸込管の取付けに
溶接手段を全く使わないので、製造上従来必要とした溶
接工程が不要でその組立て作業をきわめて簡略化でき、
また吸込管として鉄鋼管以外の例えは塩化ビニル系の合
成樹脂管を用いることも何等差し支えなく可能である。
また吸込管の取換えが容易であり、その損傷に対処し易
いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力タンクを供えたポンプを示す略示断
面図、第2図は本考案の実施例を示す一部の断面図、第
3図は前回I[−III線における断面図、第4図は別
な実施例を示す一部の断面図、第5図はポンプ体と組合
せた状態の略示図である。 10・・・・・・タンク本体、11・・・・・・吸込管
、lla・・・・・・下端部、12・・・・・・貫通孔
、13・・・・・・座部、15・・・・・・バッキング
材、16・・曲管接続用のフランジ、30・・・・・・
ポンプ体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 略り字形の吸込管をタンク本体にその上部と側部に
    臨出開口するよう貫設してなる圧力タンクにおいて、タ
    ンク本体の側部に有する貫通孔の周縁部を内方へ漏斗状
    に膨出した座部となし、吸込管の下端部を前記貫通孔か
    ら臨出させるとともに、該下端部に対し座部と対応する
    傾斜面を有した環状のバッキング材を凹凸等による係合
    手段を介して嵌合し、管接続用のフランジを前記バッキ
    ング材の上からタンク本体に締結し、バッキング材を前
    記座部とフランジで挟圧してなることを特徴とするポン
    プの圧力タンク。 2 係合手段が、吸込管の下端部に形成した周溝とバッ
    キング材の内周に形成した周方向の凸部とからなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のポンプの圧力タンク。 3 係合手段が、吸込管の下端に形成した鍔とバッキン
    グ材の内周に形成した周方向の切欠とからなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のポンプの圧力タンク。
JP13769179U 1979-10-03 1979-10-03 ポンプの圧力タンク Expired JPS6039515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13769179U JPS6039515Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ポンプの圧力タンク

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JP13769179U JPS6039515Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ポンプの圧力タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5655070U JPS5655070U (ja) 1981-05-13
JPS6039515Y2 true JPS6039515Y2 (ja) 1985-11-26

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ID=29369111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13769179U Expired JPS6039515Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 ポンプの圧力タンク

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JPS5655070U (ja) 1981-05-13

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