JPS6039514B2 - ねじ締付トルク制御装置 - Google Patents

ねじ締付トルク制御装置

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JPS6039514B2
JPS6039514B2 JP2594581A JP2594581A JPS6039514B2 JP S6039514 B2 JPS6039514 B2 JP S6039514B2 JP 2594581 A JP2594581 A JP 2594581A JP 2594581 A JP2594581 A JP 2594581A JP S6039514 B2 JPS6039514 B2 JP S6039514B2
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JP
Japan
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circuit
motor
signal
screw
screw tightening
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JP2594581A
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利生 田中
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Nitto Seiko Co Ltd
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Nitto Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック等の軟質材からなる薄板の下穴
にタッピソねじをねじ込み、その綿付トルクを制御する
ねじ縦付トルク制御装置に関する。
従来、ねじを所定締付トルクで稀付ける場合には、ドラ
イバビットに回転を与える直流モータの負荷電流を検出
してこれがあらかじめ設定された所望総付トルク値に対
応する設定値に一致した瞬間に直流モータを停止してね
じ締付トルクを制御する方法がある。
この方法では、ドライバビットに回転を与える直流モー
タを起動させる際に直流モータに設定値よりも大きな起
動電流が生じたり、また薄板の下穴にタッピンねじをそ
の脚部が貫通するように螺入する場合には、タッピンね
じの座面が薄板に当接するまでに薄板の下穴にめねじを
成形する際に生じる初期トルクに対応する初期電流が設
定値よりも大きくなってしまい、起動電流または初期電
流により直流モータが停止し、タツピンねじが薄板に完
全に螺入されずに、タツピンねじの座面が薄板に当接す
るまでにねじ締付が完了し、ねじ浮き等のねじ縦付不良
を招く等の欠点が生じている。この欠点を除く方法とし
て、特開昭51一130999号公報に記載の装置があ
る。
この装置は、起動電流により、直流モータが停止するの
を防止するため、直流モータの負荷電流が設定値に2回
達すると、直流モータを停止させるように構成されてい
る。この装置によれば、直流モータの負荷電流が漸増ま
たは漸減するものであれば起動トルクによる直流モータ
の停止は防止できるが、厳密には直流モータの負荷電流
は直流モータの極数に応じたりップル分を有している関
係で、起動電流であっても設定値に何回も達することが
あり、やはり起動電流による直流モータの停止を防止で
きないこ夕とがある。また、この装魔では、前記起動電
流を除けば、タツピンねじの脚部が薄板を貫通しない場
合には、負荷電流の増減の変動がない関係で、確実なト
ルク制御を行うことができる。ところが、タッピンねじ
の脚部が薄板を貫通するような場合には、タッピンねじ
が薄板に当接するまでにめねじ成形段階で設定値よりも
大きな初期電流が生じる関係で、この初期電流により道
流モ−夕が停止してしまうことがあり、これを防止する
ことができなかった。また、起動電流により、直流モー
タが停止するのを防止する装置′としては、袴閥階49
−2799叫号公報に記載の装置もある。この菱簿は直
流モータの負荷電流の変化値が所定値に達して後、負荷
電流と設定値とが一致すると直流モータを停止させるよ
うに構成されている。この装置では、起動電流に・より
、直流モータの停止を防止することができるものの、起
動電流以外にタッピンねじの座面が薄板に当験するまで
にタッピンねじが薄板の下穴にめねじを成形する際の初
期電流も設定値以上に達するようなことがあるが、この
場合には、負荷電流の変化値を0とするとこれと等しく
なる点がねじ締め完了までに起動電流が収束する時以外
にめねじ成形が完了した時およびめねじ成形時の初期電
流が収束した時等数多〈ある。そのため、変化値がのい
ずれの時点のものかの判別ができず、依然として初期電
流による直流モータの停止を防止できない等の欠点が生
じている。本発明は上言己欠点の除去を目的とするもの
で、以下実施例を図面について説明する。
第1図及び第2図において、1はドライバビット(図示
せず。)に回転を与え、チャック(図示せず。)の先端
に保持されたタッピンねじを締付ける直流モータであり
、この直流モータ1には回転数を制御するため、定電圧
回路2が接続され、その電機子巻線に直流モータ駆動用
電力が供給されている。前記定電圧回路2はダーリント
ン接続した2個のNPN型トランジスタTr,,Tr2
と2個のッェナーダィオードZD.,ZD2と抵抗R,
とからなり、NPN型トランジスタTr3によりなる亀
圧切換回路3が後記するめねじ切り完了信号により作動
して2段階の出力電圧を送出するように構成されている
。前記電機子巻線には電流検出部4として検出抵抗R2
が直列に接続され、ねじ締付の際ドライバビットの回転
が阻止されることにより増加する電機子巻線に流れる負
荷電流を検出してねじの締付トルクを検出するように構
成されている。前記電流検出部4にはノイズフィル夕5
が後続され、直流モータ1のブラシ(図示せず。
))により生じたノイズを除いている。この/イズフイ
ルタ5は演算増幅器OP,を含んだアクティブフィル夕
を用いている。このノイズフィル夕5は比較回路6のプ
ラス端子に接続され、又そのマイナス端子には抵抗戊8
,R4,可変抵抗R5及びコンデンサC,からなる第1
設定回路7が接続されている。この第1設定回路7は、
その電圧値を所望の締付トルクに対応して任意に設定可
能に構成されてお0り、前記比較回路6とともに実際の
縦付トルクが設定トルクに達した瞬間にディジタル信号
を発信する判定回路を構成している。前記比較回路6は
抵抗R6,R7,R8,ダイオードD,及びNPN型ト
ランジスタTr4からなる波形整に形回路8に接続され
ている。
波形整形回路8はィンバータlnv,を介して第1ナン
ド回路9の一方入力に接続され、第1ナンド回路9のゲ
−トが関のとき波形整形回路8の出力がスイッチ回路1
川こ加わり、前記定電圧回路2をオフにするように構成
されている。前記スイッチ回路10‘まオフ回路OR,
,インバータlnv2,lnv3,FF回路FF,及び
NPN型トランジスタTr5から構成されており、第1
ナンド回路9の出力に関係なく、万一ドライバビットが
回転を停止すれば、定電圧回路2をオフとする一方、操
作スイッチ11により定電圧回路2をオンとするように
構成されている。前記第1ナンド回路9のゲートの開閉
は後記するめねじ切り完了信号により行われる。次に本
発明の要部について説明する。
前記電流検出部4の出力はノイズフィル夕5を介してピ
ーク電圧保持回路12に印加されるように構成されてい
る。又、このピーク電圧保持回路12は比較器COM及
び抵抗R9からなる電圧降下検出回路13を介してタイ
マ回路14に接続され、ピーク電圧に対して電流検出部
4の出力が低くなると、タイマ回路14が作動するよう
に抵抗R,o,R,.,コンデンサC2,C3,ダイオ
ードD2及び演算増幅器OP2により構成されており、
前記ピーク電圧保持回路12と電圧降下検出回路13と
によりピーク検出回路が構成されている。タイマ回路1
4は抵抗R,2,R,3,R,4,ダイオードD3,D
4,コンデンサC4及びツェナーダィオードZD3から
構成され、電流検出部4の検出値が第1設定値以下にな
るまでタイマ回路14はリセツトされるとともに、ピー
ク電圧が第2設定回路15で設定された電圧に達しない
とタイマ回路14は作動しないように構成されている。
又、前記ピーク電圧は締付トルクが設定締付トルクに達
すれば、リセットされるように構成されている。前記タ
イマ回路14は波形整形回路16を介してィンバー夕l
nv4に接続され、さらに第2ナンド回路17の一方入
力に接続されている。
この第2ナンド回路17のゲートは初期リセツト回路1
8によりねじ綿付開始後所定時間経過すれば開かれZて
、タイマ回路14の出力信号をめねじ切り完了検出回路
19に送るように構成されている。このめねじ切り完了
検出回路19はFF回路FF2からなり、そのQ出力は
インバータlnv5を介して霞圧切換回路3に接続され
、直流モータ1に印加する電圧を切換える一方、Q出力
は前記第1ナンド回路9の他方入力に接続され、前記判
定回路からの信号を通過又は遮断するように構成されて
いる。上記ねじ緒付トルク制御装置において、スイッチ
回路10に操作スイッチ11により信号を加え、FF回
路FF,をリセットすると定電圧回路2に電圧が生じて
直流モータ1に印加される。この時、電機子巻線に起動
電流が流れるが、初期リセット回路18により所定時間
はピーク電圧保持回路12が働かない。そのためタイマ
回路14も作動せず、ねじ切り完了検出回路19に信号
が加わらない。従って、ねじ切り完了検出回路19のF
F回路FF2のQ,Q出力に変化がなく、定電圧回路2
の電圧が保持され、第1ナンド回路9のゲートも閉じた
状態となり、スイッチ回路10から定電圧回路2にオソ
信号が継続して送られる。次にドライバビットがチャッ
ク先端のタツピンねじに食付いて、タッピンねじを薄板
にその脚部が貫通するようにねじ込み始めるとその脚部
によりめねじが成形されるが、その際に初期トルクが、
第1設定回路7の設定値を越え、比較回路6から信号が
発せられる。然しながら、第1ナンド回路9のゲートに
は電圧$蜂下検出回路13が作動せずにめねじ切り完了
検出回路19から信号が発せられないため、前記比較回
路6の信号は第1ナンド回路9を通過せず、スイッチ回
路101こ印加されない。そのため、直流モータ1は継
続して回転する。薄板の下穴にめねじを切り終えるとタ
ッピンねじ‘ま低いトルクで螺入されるため電流検出部
4の検出電圧は下降する。
この時、ピーク電圧保持回路12に保持されたピーク電
圧よりも検出電圧が低くなり、電圧降下検出回路13か
ら信号が発信され、タイマ回路14に印加される。前記
検出電圧が第1設定回路7の第1設定値以下となるとタ
イマ回路14が作動し、所定時間経過後タイマ回路14
は信号を発し、波形整形回路16を通してめねじ切り完
了検出回路19に信号を発信する。そのため、めねじ切
り完了検出回路19のFF回路がセットされ、その出力
信号がともに反転し、一方の出力信号で直流モータ1に
加わる電圧を亀圧切換回路3を通じて切換える。又、他
方の出力信号は第1ナンド回路9に印加され、そのゲー
トを開にする。その後、直流モータ1が低速で回転し、
前記タッピンねじをねじ込む。タッピンねじの座面が薄
板に当接してねじ綿付が完了すると電流検出部4の検出
電圧が比較回路6の基準値と等しくなり、比較回路6か
ら信号が発信され、第1ナンド回路9に加わる。この時
第1ナンド回路9のゲートが開となっているため、この
信号は第1ナンド回路9を通過し、スイッチ回路1川こ
印加される。スイッチ回路10からオフ信号が定電圧回
路2に加わり、定電圧回路2の出力電圧は零となり、直
流モ−夕1を停止させる。以上説明したように、本発明
は薄板の下穴にタッピンねじをその脚部が貫通するよう
に螺入するドライバビットに直流モータを連接し、ねじ
締付開始後所定時間経過するとともに、負荷電流が一日
ピークに達して薄板へのタッピンねじのめねじ成形が完
了したことが検出されて初めて、直流モータの負荷電流
があらかじめ設定された所望のねじ綾付トルクに対応し
た設定値に一致すれば直流モータを停止するように構成
しているため、夕ッピンねじによりその脚部が貫通する
ように薄板を締結する場合、所望緒付トルクが低くて設
定値が小さく、直流モータ起動時の起動電流が設定値を
越え、またタッピンねじの座面が薄板に当授する以前に
タッピンねじが薄板にめねじを成形する段階での初期ト
ルクに対応する初期電流が設定値を越えることがあって
もタッピソねじの座面が薄板に確実に当接し、しかもこ
のタッピンねじを薄板に確実に設定値で締結することが
でき、ねじ浮き等の縦付け不良を招くことは皆無となる
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の電気回路図、第3図は第1図の各点におけるタイム
チャートである。 1・・・・・・直流モータ、2…・・・定電圧回路、3
・…・・竜圧切換回路、4・・…・電流検出部、5・・
・・・・ノイズフィル夕、6・・…・比較回路、7・…
・・第1設定回路、8……波形整形回路、9……第1ナ
ンド回路、10・・・・・・スイッチ回路、11・・・
・・・操作スイッチ、12・…・・ピーク電圧保持回路
、13・・・・・・電圧降下検出回路、14・・・・・
・タイマ回路、15・・・・・・第2設定回路、16・
・・・・・波形整形回路、17・・・・・・第2ナンド
回路、18・・・・・・初期リセット回路、19・・・
・・・めねじ切り完了検出回路。 第3図 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 薄板の下穴にタツピンねじをその脚部が貫通するよ
    うに螺入するドライバビツトに直流モータを連接し、こ
    の直流モータに流れる負荷電流を検出してその検出値を
    あらかじめ設定された所望のねじ締付トルクに対応した
    設定値と比較する比較回路を設け、この比較回路の出力
    により直流モータを停止するように構成したねじ締付ト
    ルク制御装置において、 ねじ締付開始後所定時間経過
    すると信号を出力する初期リセツト回路を設けるととも
    に、初期リセツト回路の信号を受けて後負荷電流がピー
    クに達すると信号を出力するピーク検出回路とを設け、
    前記初期リセツト回路およびピーク検出回路から信号を
    受けて初めて比較回路の出力により直流モータを停止さ
    せるように構成したことを特徴とするねじ締付トルク制
    御装置。
JP2594581A 1981-02-23 1981-02-23 ねじ締付トルク制御装置 Expired JPS6039514B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6027670B1 (ja) * 2015-09-28 2016-11-16 ベクトリックス株式会社 タッピンねじの締付軸力の決定方法及びその表示装置

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JPH0798311B2 (ja) * 1988-10-12 1995-10-25 富士写真フイルム株式会社 ねじ締め装置

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