JP2552580B2 - 起動回路 - Google Patents
起動回路Info
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- JP2552580B2 JP2552580B2 JP2323506A JP32350690A JP2552580B2 JP 2552580 B2 JP2552580 B2 JP 2552580B2 JP 2323506 A JP2323506 A JP 2323506A JP 32350690 A JP32350690 A JP 32350690A JP 2552580 B2 JP2552580 B2 JP 2552580B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- power supply
- starting
- circuit
- zener
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はMOSFETスイッチング電源用コントロールICの
起動回路に関するものである。MOSFETを使用したPWM制
御方式のスイッチング電源で、MOSFETをドライブするた
めにはVGSが６〜8V以上必要となる。したがってコント
ロールICは電源立上り時にそれ以上の電圧で出力がオン
し、その電圧以下では出力がオフするような低電圧誤動
作防止の機能が必要とされる。また出力が立上る前にス
タンバイモードに戻らないようにヒステリシスも必要と
なる。従来の起動回路は基準電圧と電源電圧を比較する
方式（第２図）とツェナーダイオードの組合せる方式
（第３図）のどちらかである。第２図の方式は起動電
圧、停止電圧は任意に設定できるが、最初に基準電圧回
路26を動作させる必要があるので起動前の電源電流が大
きい。第３図の方式は起動電圧に達するまで電流が流れ
ないので起動前の電源電流は100μＡ以下にできるが、
起動電圧がツェナー電圧×２倍（ツェナーダイオード3
5、36相当）、停止電圧がツェナー電圧×１倍（ツェナ
ーダイオード37相当）に固定されてしまう。
起動回路に関するものである。MOSFETを使用したPWM制
御方式のスイッチング電源で、MOSFETをドライブするた
めにはVGSが６〜8V以上必要となる。したがってコント
ロールICは電源立上り時にそれ以上の電圧で出力がオン
し、その電圧以下では出力がオフするような低電圧誤動
作防止の機能が必要とされる。また出力が立上る前にス
タンバイモードに戻らないようにヒステリシスも必要と
なる。従来の起動回路は基準電圧と電源電圧を比較する
方式（第２図）とツェナーダイオードの組合せる方式
（第３図）のどちらかである。第２図の方式は起動電
圧、停止電圧は任意に設定できるが、最初に基準電圧回
路26を動作させる必要があるので起動前の電源電流が大
きい。第３図の方式は起動電圧に達するまで電流が流れ
ないので起動前の電源電流は100μＡ以下にできるが、
起動電圧がツェナー電圧×２倍（ツェナーダイオード3
5、36相当）、停止電圧がツェナー電圧×１倍（ツェナ
ーダイオード37相当）に固定されてしまう。
本発明はMOSFETスイッチング電源用コントロールICに
おいて、起動電圧、停止電圧が任意に設定できて、さら
に起動前の電源電流が小さい起動回路の提供を目的とす
る。
おいて、起動電圧、停止電圧が任意に設定できて、さら
に起動前の電源電流が小さい起動回路の提供を目的とす
る。
本発明の特徴とするところは、起動電圧はツェナーダ
イオードのツェナー電圧とNPNトランジスタのベース・
エミッタ間の抵抗で決め、一度ONするとラッチさせる。
停止電圧はツェナー電圧と電源電圧を抵抗分割した電圧
の比較で決まり、コンパレータの出力でラッチを解除
し、停止するようにした点である。
イオードのツェナー電圧とNPNトランジスタのベース・
エミッタ間の抵抗で決め、一度ONするとラッチさせる。
停止電圧はツェナー電圧と電源電圧を抵抗分割した電圧
の比較で決まり、コンパレータの出力でラッチを解除
し、停止するようにした点である。
第１図は以上にもとづく本発明の起動回路の一実施例
等価回路図である。電源電圧VCCが立上ると、抵抗16、1
7とツェナーダイオード１に電源が流れ、起動電圧に達
するとNPNトランジスタ３がオンし、電流源を構成すPNP
トランジスタ８、９、10がオンする。PNPトランジスタ
９とNPNトランジスタ４で構成されたラッチが動作し、
ツェナーダイオード２とNPNトランジスタ５がオンし
て、PNPトランジスタ15が定電流を出力する。PNPトラン
ジスタ12、13、14、NPNトランジスタ６、７で構成され
るコンパレータは、ツェナーダイオード２、NPNトラン
ジスタ５、抵抗19、20で設定される基準電圧23と、電源
電圧を抵抗21、22で分割した電圧24を比較する。電源電
圧VCCの立上り時に、電源の分割電圧24が基準電圧23よ
り低くなると、NPNトランジスタ４がオンし、ラッチを
リセットする。ツェナーダイオード２、NPNトランジス
タ５がオフし、PNPトランジスタ15の定電流出力25がオ
フする。
等価回路図である。電源電圧VCCが立上ると、抵抗16、1
7とツェナーダイオード１に電源が流れ、起動電圧に達
するとNPNトランジスタ３がオンし、電流源を構成すPNP
トランジスタ８、９、10がオンする。PNPトランジスタ
９とNPNトランジスタ４で構成されたラッチが動作し、
ツェナーダイオード２とNPNトランジスタ５がオンし
て、PNPトランジスタ15が定電流を出力する。PNPトラン
ジスタ12、13、14、NPNトランジスタ６、７で構成され
るコンパレータは、ツェナーダイオード２、NPNトラン
ジスタ５、抵抗19、20で設定される基準電圧23と、電源
電圧を抵抗21、22で分割した電圧24を比較する。電源電
圧VCCの立上り時に、電源の分割電圧24が基準電圧23よ
り低くなると、NPNトランジスタ４がオンし、ラッチを
リセットする。ツェナーダイオード２、NPNトランジス
タ５がオフし、PNPトランジスタ15の定電流出力25がオ
フする。
以上のようにすれば起動電圧はツェナーダイオード１
のツェナー電圧＋NPNトランジスタ３のVBE以上の電圧に
任意に設定でき、停止電圧も電源電圧を抵抗21、22の比
で決めているので、ツェナーダイオード２のツェナー電
圧以上の電圧に任意に設定できる。起動前は抵抗16、17
とツェナーダイオード１にしか電流が流れないのでスタ
ンバイ時の電源電流を小さくできる。また起動電圧の停
止電圧の差によるヒステリシスのばらつきは、両方ツェ
ナー電圧で決めているので小さい。以上のように本発明
によれば起動電圧、停止電圧をツェナー電圧以上であれ
ば任意に設定できる。従ってMOSEFTを使用したスイッチ
ング電源用のコントロールICにおいて、電源立上り時は
10Vで出力がオン、電源立下り時は8Vでオフし、また8V
以下のスタンバイ時の電源電流が100μＡと小さい起動
回路の提供が可能となる。
のツェナー電圧＋NPNトランジスタ３のVBE以上の電圧に
任意に設定でき、停止電圧も電源電圧を抵抗21、22の比
で決めているので、ツェナーダイオード２のツェナー電
圧以上の電圧に任意に設定できる。起動前は抵抗16、17
とツェナーダイオード１にしか電流が流れないのでスタ
ンバイ時の電源電流を小さくできる。また起動電圧の停
止電圧の差によるヒステリシスのばらつきは、両方ツェ
ナー電圧で決めているので小さい。以上のように本発明
によれば起動電圧、停止電圧をツェナー電圧以上であれ
ば任意に設定できる。従ってMOSEFTを使用したスイッチ
ング電源用のコントロールICにおいて、電源立上り時は
10Vで出力がオン、電源立下り時は8Vでオフし、また8V
以下のスタンバイ時の電源電流が100μＡと小さい起動
回路の提供が可能となる。
第１図は本発明の一実施例等価回路図、第２図、第３図
は従来方式の等価回路図である。VCC……電源電圧、１
〜２……ツェナーダイオード、３〜７……NPNトランジ
スタ、８〜15……PNPトランジスタ、16〜22……抵抗、2
5……定電流出力、26……基準電圧回路、27〜28……コ
ンパレータ、29〜32……抵抗、33〜34……コンパレータ
出力、35〜37……ツェナーダイオード、38……NPNトラ
ンジスタ、39〜41……PNPトランジスタ、42〜45……抵
抗、46……定電流出力。
は従来方式の等価回路図である。VCC……電源電圧、１
〜２……ツェナーダイオード、３〜７……NPNトランジ
スタ、８〜15……PNPトランジスタ、16〜22……抵抗、2
5……定電流出力、26……基準電圧回路、27〜28……コ
ンパレータ、29〜32……抵抗、33〜34……コンパレータ
出力、35〜37……ツェナーダイオード、38……NPNトラ
ンジスタ、39〜41……PNPトランジスタ、42〜45……抵
抗、46……定電流出力。
Claims (1)
- 【請求項１】ツェナーダイオードのツェナー電圧と、NP
Nトランジスタのベース・エミッタ間電圧とで起動し、
前記起動状態をラッチ回路を介して保持することにより
電源電圧の起動電圧を設定し、前記ラッチ回路の動作時
に基準電圧を発生すると共に定電流を出力する回路と、
前記基準電圧と、前記電源電圧を抵抗で分割した分割電
圧とで、前記電源電圧の停止電圧を設定し、前記分割電
圧が前記基準電圧より低下した時に前記ラッチ回路の動
作を解除する回路を備えたことを特徴とする起動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2323506A JP2552580B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 起動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2323506A JP2552580B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 起動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04191913A JPH04191913A (ja) | 1992-07-10 |
| JP2552580B2 true JP2552580B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18155453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2323506A Expired - Fee Related JP2552580B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 起動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552580B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2262675A (en) * | 1991-12-20 | 1993-06-23 | Codex Corp | Comparator start-up arrangement |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04125710A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-27 | Canon Inc | 定電圧電源回路 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2323506A patent/JP2552580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04191913A (ja) | 1992-07-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |