JPH0888554A - 直流二線式センサ - Google Patents

直流二線式センサ

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JPH0888554A
JPH0888554A JP24698394A JP24698394A JPH0888554A JP H0888554 A JPH0888554 A JP H0888554A JP 24698394 A JP24698394 A JP 24698394A JP 24698394 A JP24698394 A JP 24698394A JP H0888554 A JPH0888554 A JP H0888554A
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JP
Japan
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circuit
current
constant voltage
sensor
constant
Prior art date
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Pending
Application number
JP24698394A
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English (en)
Inventor
Kimitada Fujimoto
公資 藤本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流二線式センサにおいて、電源の投入時に
平滑用コンデンサの充電電流に基づく誤動作を防止でき
るようにすること。 【構成】 端子2aと定電圧回路との間に電流を供給す
る電流供給回路11を設ける。この電流供給回路11に
平滑用コンデンサC1の充電時に過大電流が流れないよ
うに、電流制限機能を設けておく。こうすれば電源投入
時にも大電流が流れることがなく、誤動作が未然に防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流二線式センサに関
し、特に電源投入時の誤動作を防止するようにした直流
二線式センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の直流二線式センサ1の構成
を示すブロック図である。本図において直流二線式セン
サは、第1,第2の端子2a,2b間に電源3及び負荷
4が直列に接続される。そして二線式センサ1側には図
示のように端子2aに電流供給回路5が接続され、電流
供給回路5を介して定電圧回路6が接続される。定電圧
回路6には定電圧端子に平滑用のコンデンサC1が接続
される。定電圧回路6の出力電圧に対応した出力に基づ
いて電流供給回路5より定電圧回路6に供給する電流を
調整する電流調整回路7が接続される。電流供給回路5
は端子2aより定電圧回路6に流れ込む電流を制御する
ものである。定電圧回路6よりセンサ回路8に電源が供
給される。センサ回路8は直流二線式センサ毎に異な
り、例えば投受光素子を有する光電センサや、発振回路
とその振幅の変化に基づいて物体の接近を検出する検出
センサ回路として構成される。そしてセンサ回路8で得
られる物体検知信号は出力回路9に与えられる。出力回
路9は端子2a,2b間を開放又は短絡することによっ
て、負荷4に電流を供給し又はその電流を停止させるも
のである。この負荷電流Ic onは例えば3〜100mAに
規定されている。負荷4がオフ状態のときにはセンサ回
路8に電源を供給するため、電流供給回路5によって例
えば0.8mA以下の漏れ電流Ic off が定電圧回路6に
供給されて、センサ回路8が動作するように構成されて
いる。ここで図5に示すように電源3の電圧をVccとす
ると、端子2aの端子電圧は出力回路9が閉成時(オン
時)では残留電圧Vc onで示される。又出力回路9が開
放時(オフ時)には端子2aの電圧Vc off はVccに近
いレベルとなる。このため負荷4にはほとんど電圧が印
加されず負荷4が駆動されることはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さてこのような従来の
直流二線式センサにおいては、平滑用コンデンサC1は
比較的容量が大きいコンデンサを用いているため、電源
3が負荷4と共に端子2a,2b間に接続されたときに
は、電流供給回路5を介して比較的大きい充電電流がこ
のコンデンサC1に流れる。電源投入直後は定電圧回路
6は電圧が低く電流調整回路7は動作しないため、供給
電流の調整が働かず、電流供給回路5より供給可能な最
大の充電電流がコンデンサC1に流れる。このため負荷
4の抵抗RLが大きく、負荷電流Ic onが小さい場合に
は、電流供給回路5の最大電流ISmax が負荷電流Ic o
nより大きいか又は差がなくなることがある。このよう
な場合、図5に示すように出力回路9が誤ってオン状態
とならなくても、端子電圧はVc off の位置にあるべき
電圧V1がVc on近くの電圧V2となって出力のオン状
態と区別がつかなくなる。そのため誤って負荷4が駆動
されるという誤動作を生じることがあるという欠点があ
った。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、直流二線式センサにおける電流
投入時の誤動作を防止できるようにすることを技術的課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、負荷及び電源が直列に接続される第1,第2の端子
と、センサ回路と、センサ回路に定電圧を供給する定電
圧回路と、定電圧回路の出力側に接続される平滑用コン
デンサと、第1の端子と定電圧回路との間に接続され、
定電圧回路に電流を供給する電流供給回路と、定電圧回
路の出力レベルに基づいて電流供給回路から定電圧回路
に供給する電流を制御する電流調整回路と、を具備する
直流二線式センサであって、電流供給回路は、負荷が駆
動される電流より低い電流値に供給電流を制限する電流
制限機能を有することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明は、負荷及び電源が
直列に接続される第1,第2の端子と、センサ回路と、
センサ回路に定電圧を供給する定電圧回路と、定電圧回
路の出力側に接続される平滑用コンデンサと、第1の端
子と定電圧回路との間に接続され、定電圧回路に電流を
供給する電流供給回路と、定電圧回路の出力レベルに基
づいて電流供給回路から定電圧回路に供給する電流を制
御する電流調整回路と、を具備する直流二線式センサで
あって、電源の投入時に平滑用コンデンサに定電流を供
給する定電流回路と、電源の投入時に定電流回路を動作
させ、定電圧回路から定電圧が供給されたときに定電流
回路から電流供給回路に切換える電流源切換回路と、を
具備することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、電流投入時には電流供給回路より定電圧回路
に電流が供給される。このとき平滑用のコンデンサに流
れる充電電流は所定値に制限されることとなって過大電
流が流れることがなく、誤動作が防止できる。又請求項
2の発明では、電源投入時には定電流回路によって平滑
用コンデンサに充電電流が供給され、定電圧回路が動作
を開始すると電流源が定電流回路から電流供給回路に切
換えられることとなって、誤動作が防止できることとな
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例による直流二線式セ
ンサの構成を示すブロック図である。本図において前述
した従来例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を
省略する。本実施例による直流二線式センサ10は、第
1,第2の端子2a,2b間に電源3と負荷4が直列に
接続される。そして直流二線式センサ側10には、定電
圧回路6,電流調整回路7,センサ回路8及び出力回路
9が接続され、又定電圧回路6の出力端に平滑用のコン
デンサC1が接続されることは従来例と同様である。さ
て本実施例においては電流供給回路11は一定の電流以
下の電流を流すことのない電流制限機能を有する電流源
とする。この制限電流は負荷4が駆動される電流Ic on
(例えば3〜100mA)の最も低い値より十分低く、又
電流供給回路の最大電流IS max より十分低い値とす
る。こうすれば出力電圧はVc off に近づき誤動作を防
止することができる。
【0009】図2は本実施例の主要部の回路図である。
本図において定電圧回路6は抵抗R1〜R7,トランジ
スタQ1〜Q5が図示のように接続された周知のバンド
ギャップ回路を構成している。そしてトランジスタQ5
のエミッタと抵抗R7の共通接続端は電流調整回路7を
構成するトランジスタQ6のベースに接続される。トラ
ンジスタQ6のエミッタは接地され、コレクタは抵抗R
8を介して端子2aに接続される。抵抗R8とトランジ
スタQ6のコレクタの共通接続端は、電流調整回路11
を構成するトランジスタQ7のコレクタ及びトランジス
タQ8のベースに接続される。トランジスタQ8はその
コレクタが端子2aに、エミッタが抵抗R9を介して定
電圧回路6の定電圧出力端に接続され、又エミッタがト
ランジスタQ7のベースに接続される。トランジスタQ
7のエミッタは定電圧回路7の定電圧出力端に接続さ
れ、トランジスタQ7と抵抗R9とによって電流制限回
路が構成されている。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。電
源を投入したときには定電圧回路6のバンドギャップ回
路が動作を開始していないため、電流供給回路11のト
ランジスタQ8より平滑用コンデンサC1に充電電流が
流れる。この充電電流によって抵抗R9の両端に電位差
が生じ、この電位差がトランジスタQ7のベース・エミ
ッタ間順方向降下電圧以下となるように充電電流が制限
されることとなる。この間に定電圧回路6がコンデンサ
C1の端子電圧の上昇と共に動作を開始し、定電圧出力
として例えば2.3Vが出力される。この状態となれば
トランジスタQ6,抵抗R8から成る電流調整回路7及
び電流供給回路11が通常の動作を開始することとな
る。即ち定電圧出力が低下すればトランジスタQ6のベ
ース電圧も上昇してそのコレクタ電流が上昇する。従っ
てトランジスタQ8を介して定電圧回路6に供給される
電流が増加し、定電圧回路の出力を一定に保つように動
作する。このように本実施例では、電源の立上り時にコ
ンデンサC1を充電するための過大な電流が流れること
がなく、誤動作を防止することができる。
【0011】次に本発明の第2実施例による直流二線式
センサ20について図3を参照しつつ説明する。本実施
例において従来例と同一部分は同一符号を付して詳細な
説明を省略する。本実施例においても端子2a,2b間
に電源3と負荷4とが直列に接続される。この直流二線
式センサ20側には電流供給回路5,定電圧回路6,電
流調整回路7及びセンサ回路8,出力回路9が接続され
ている。そして本実施例では端子2aと定電圧出力端間
に電源投入時に動作する定電流回路21が接続され、又
定電圧回路6と接地端間には電流源の切換回路22が接
続される。電流源切換回路22は電源投入時には定電流
回路21を動作させ、投入後コンデンサC1が充電状態
となってその端子電圧がほぼ定電圧に達すれば電流源を
定電流回路21から通常の電流供給回路5に切換えるよ
うに制御する切換回路である。この定電流回路21の定
電流値を負荷4が動作しない定電流値、例えば1〜1.
2mA程度に設定しておけば、電源投入直後にコンデンサ
C1を充電するため大きな充電電流が流れて誤動作する
ことがなく、誤動作を未然に防止することができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1及び2の発明によれば、いずれも電源投入時にコンデ
ンサを充電するための過大な電流が流れることがなく、
誤防止を確実に防止することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による直流二線式センサの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例における主要部の回路構成
を示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施例による直流二線式センサの
全体構成を示すブロック図である。
【図4】従来の直流二線式センサの全体構成を示すブロ
ック図である。
【図5】直流二線式センサの各部の電圧レベルを示す概
略図である。
【符号の説明】
1,10,20 直流二線式センサ 2a,2b 端子 3 電源 4 負荷 5,11 電流供給回路 6 定電圧回路 7 電流調整回路 8 センサ回路 9 出力回路 21 定電流回路 22 電流源切換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷及び電源が直列に接続される第1,
    第2の端子と、 センサ回路と、 前記センサ回路に定電圧を供給する定電圧回路と、 前記定電圧回路の出力側に接続される平滑用コンデンサ
    と、 前記第1の端子と前記定電圧回路との間に接続され、前
    記定電圧回路に電流を供給する電流供給回路と、 前記定電圧回路の出力レベルに基づいて前記電流供給回
    路から定電圧回路に供給する電流を制御する電流調整回
    路と、を具備する直流二線式センサにおいて、 前記電流供給回路は、負荷が駆動される電流より低い電
    流値に供給電流を制限する電流制限機能を有するもので
    あることを特徴とする直流二線式センサ。
  2. 【請求項2】 負荷及び電源が直列に接続される第1,
    第2の端子と、 センサ回路と、 前記センサ回路に定電圧を供給する定電圧回路と、 前記定電圧回路の出力側に接続される平滑用コンデンサ
    と、 前記第1の端子と前記定電圧回路との間に接続され、前
    記定電圧回路に電流を供給する電流供給回路と、 前記定電圧回路の出力レベルに基づいて前記電流供給回
    路から定電圧回路に供給する電流を制御する電流調整回
    路と、を具備する直流二線式センサにおいて、 電源の投入時に平滑用コンデンサに定電流を供給する定
    電流回路と、 電源の投入時に前記定電流回路を動作させ、前記定電圧
    回路から定電圧が供給されたときに前記定電流回路から
    前記電流供給回路に切換える電流源切換回路と、を具備
    することを特徴とする直流二線式センサ。
JP24698394A 1994-09-14 1994-09-14 直流二線式センサ Pending JPH0888554A (ja)

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JP (1) JPH0888554A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717416B2 (en) * 2001-09-14 2004-04-06 Vega Grieshaber Kg Circuit configuration for the voltage supply of a two-wire sensor
JP2008271071A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Taiyo Ltd 検出スイッチ

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US6717416B2 (en) * 2001-09-14 2004-04-06 Vega Grieshaber Kg Circuit configuration for the voltage supply of a two-wire sensor
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