JPS6039307Y2 - ワイパ−装置における連結具 - Google Patents

ワイパ−装置における連結具

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JPS6039307Y2
JPS6039307Y2 JP18762180U JP18762180U JPS6039307Y2 JP S6039307 Y2 JPS6039307 Y2 JP S6039307Y2 JP 18762180 U JP18762180 U JP 18762180U JP 18762180 U JP18762180 U JP 18762180U JP S6039307 Y2 JPS6039307 Y2 JP S6039307Y2
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JP
Japan
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holder
spring
cover
connecting pin
arm
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JP18762180U
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JPS57109961U (ja
Inventor
忠雄 櫛田
隆 葛野
Original Assignee
市光工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワイパーブレードにワイパーアームを連結す
る連結具に関するものである。
従来からこの種のものは数多く提案されているが、ワイ
パーアームの形式によって該アームと特定の形式のワイ
パープレートとの連結にしか使用できず。
他の形状のワイパーブレードとの連結には用いることの
できないものが多い。
例えば、第1図に示すものは、先端部がU字形をなして
いる0字フックタイプのワイパーアームaであるが、こ
れを第2図に示すようにワイパーブレードbに連結する
場合には、第3図にその嵌合状態を示す如く、アームa
の0字部C内にほぼ適合する板バネ体dを連結具として
用い、この板バネ体dをワイパーブレードbの連結ピン
eに係合させると共に、アームaの係合穴fに板バネ体
dに形成した切起こしgを係合させて、アームaとプレ
ートbとの連結を行っている。
ところがこのような板バネ体dは、同じ0字フックタイ
プのワイパーアームを取付けるにしても、他の形式のワ
イパーブレードには連結として使用することができない
すなわち、第4図に示すようにワイパーブレードb′か
ら連結ピンe′が側方に突出している所謂サイドロック
タイプのものと0字フックタイプのワイパーアームとの
連結や、第5図のように中央に連結ピンe“のあるセン
ターロックタイプのワイパーブレードb“と0字フック
タイプのワイパーアームとの連結には、この板バネ体d
は使用できない。
本考案は、上記のような問題点に着目し、0字フックタ
イプのワイパーアームの連結に使用できるものであって
、各種のワイパーブレードに対する連結に用い得る、汎
用性に富んだ連結具を提供するとを目的とする。
以下、図面を参照して本考案の実施の一例について説明
する。
本考案の連結具は、第6図に分解斜視図にて、第7図に
組立状態にて例示のように、スプリング1と、このスプ
リング1を保持するホルダー2と、このホルダー2の外
側面から前方をおおうカバー3とからなるものである。
本例においてはホルダー2は樹脂製、カバー3は金属製
としている)。
スプリング1は先端部において連結された上下2辺より
なり、その先端の連結部が、ワイパーブレードがわの連
結用ピンの係合凹部内に適合して係合する係合部12と
なっている。
またこのスプリング1は、その上下辺の何れか一方をホ
ルダー2の後方まで延長させた操作部辺13とすると共
に、その延長部辺に位置決め用の突起を備えている。
図示例においては、上辺を操作部辺とすると共にその上
面に一対の位置決め突起11a。
11bを設けている。
さらにこのスプリング1は当然弾性を有しているが、こ
の弾性は、スプリング1の位置決め突起11a、11b
のホルダー2への係接方向及びこれを解除する方向つま
り第6図の矢印A、A’方向での変形が可能なような弾
性として付与されている。
ホルダー2は、カバーとの結合用の孔21と、ワイパー
ブレードの連結ピン6が嵌合孔22と、前記スプリング
の位置決め突起11a、llbが係合する係合溝2aと
、前記スプリング1をその先端の係合部12が嵌合孔2
2に達する位置とそれより後方の位置との間に摺動し得
る案内溝とを有し、その案内溝にスプリング1を挿入し
、位置決め突起11bが係合溝2aに当接した第9図に
示す位置では係合部12が連結ピン6の係合凹部61に
係合し、操作部辺13を押し下げると共に引込めて係合
部12を連結ピン6より退避させた位置で鎖線で示すよ
うに位置決め突起部11a係合溝2aに当接してその位
置を保持しうるようにする。
カバー3は、ホルダー2の両側面から嵌合孔22を有す
るホルダーの前端をアーム挿入間隙をへだでて覆う形状
をなし、ホルダーとの結合用の孔31と、ワイパーブレ
ードの連結ピン6が嵌合する嵌合孔34とを有する。
次に、上記連結具を0字フックタイプのアーム4へ連結
する手順を説明する。
先づ、第7図に示すように、ホルダー2にカバー3をか
ぶせ、双方の孔21.31を合せてリベット7を挿入し
、加締結合する。
このようにすると、ホルダー2とカバー3とはリベット
7を中心として互いに回動可能に結合される。
そしてスプリング1をホルダー2の案内溝中に挿入する
次に、このようにして組立てた連結具を、第10図aの
ようにカバー3をホルダー2に対して回動させて起立さ
せ、カバー3の上面のすき間32からアーム4の先端部
0字部41を挿入し、次いで同図す、 cの如くホルダ
ー2の上下面と前面とに0字部41を引掛け、然る後カ
バー3を第11図に実線で示すように倒伏させて所定位
置に戻すことにより、連結具とアーム4との組付けを行
なう。
このようにすると、アーム4の先端のU字形部41はホ
ルダー2とカバー3とにより囲まれて連結具をアーム4
に対し確りと固定することができる。
なお、当然のことながら、カバー3のすき間32の長さ
H′は、ワイパーアーム4の0字部41の高さHよりも
大きい。
次に、これをワイパーブレードに装着する手順について
説明する。
装着時には、ワイパープレートの所定位置に連結具付き
のアームを収納して、カバー3とホルダー2との連結ピ
ン6の嵌合孔34.22に連結ピン6を嵌合し、次いで
スプリング1の操作部片13を下方に押し下げた状態で
スプリング1を押し込み、第9図に実線で示すようにス
プリングの先端の係合部12をピン6の係合凹部61に
係合させる。
なお、ピン6は、公知のように、大径部61aに挾まれ
た小径部61bが係合凹部となっている。
この状態では、位置決め突起11bが係合溝2aと当接
して係合部12とピン6の係合凹部61との係合状態を
維持する。
第9図の状態から取外す時には、同図に仮想線で示すよ
うに、スプリング1をその操作部辺13を持って矢印A
′方向に押下げ、図の1′の状態にして、後方の位置決
め突起11bを係合溝2aから外し、スプリング1を後
退させて係合部12と連結ピン6の係合凹部61との係
合を解除し、その状態でピン6を取外せばよい。
なお、この実施例では、この時、スプリング1がホルダ
ー2から抜は落ちないように、図の1″の状態にして、
前側の位置決め突起11aを溝2aに係接させるように
しであるが、この点は必らずしも必要ではない。
次に、本考案の連結具を他の形状のワイパーブレードと
0字フック型ワイパーアームとの連結に用いた装着例に
ついて説明する。
第12図及び第13図は、側方に連結ピンを有する所謂
サイドロックタイプのワイパーブレード5への0字フッ
クタイプのワイパーアーム4の連結にこの連結具を適用
した例である。
この場合には、同図の如く、ワイパーアーム4に連結具
を取付けた状態で、側方からピン6を挿通すればよい。
スプリング1の状態あ、第9図に示したものと同様であ
る。
次にセンターロックタイプのワイパーブレードへの適用
例を説明する。
この種のワイパーブレードは、従来より、第14図及び
第15図に示すように、ワイパーブレード本体5に汎用
ホルダー8が配設されており、該ホルダー8と一体的に
結合しているスプリング81がピン6の係合凹部61に
係接するように構成されている。
この汎用ホルダー8内に断面角型のアームの一端を挿通
して、該アームの係合穴にスプリング81の一部を係合
させることなどにより連結を遠戚するものである。
このような形式のものに、上記説明した本考案の連結具
を用いるには、まず第16図のようにピン6を外して汎
用ホルダー8を取外す。
その状態で先きに説明したようにして0字フックタイプ
のワイパーアーム4を取付けた連結具を汎用ホルダー8
が位置していた場所に配設し、次いで連結ピン6を嵌入
して、既述の如き係合凹部61へのスプリング1の弾圧
着係合により第17図に示すとおりの連結を行う。
以上述べたように、本考案は、係合凹部が形威された連
結ピンを備えたワイパーブレードに先端部が略U字形を
なすワイパーアームを連結する連結具であって、前記ピ
ンの係合凹部に係合するスプリングと、該スプリングを
保持すホルダーと、該ホルダーの外側面をおおうカバー
とから成り、前記スプリングは先端部において連結され
た上下2片よりなり、その先端の連結部分を前記連結ピ
ンの係合凹部に係合する係合部となし、かつ、上下2片
の少なくとも何れか一方をホルダーの後方まで延長させ
て操作部片とすると共に、その操作部片に位置決め用の
突起を形威し、他方、ホルダーは、アームのU字形部内
に適合する形状をなし、カバーとの結合用の孔と、前記
連結ピンが嵌合する嵌合孔と、前記スプリングをその先
端の係合部が前記連結ピンの嵌合孔に達する位置とそれ
より後方の位置との間に摺動し得る案内溝とを具備し、
また、前記カバーは、前記ホルダーの両側面から連結ピ
ン嵌合孔を有するホルダーの前端をアーム挿入間隙をへ
だでて覆う形状をなしていて、ホルダーとの結合用の孔
と、前記連結ピンが嵌合する嵌合孔とを具備し、前記ホ
ルダーにカバーをかぶせ、両者の結合用の孔にリベット
を挿入して回動可能に組付け、かつ、スプリングをホル
ダーの案内溝に挿入し、前記カバーをリベットを中心と
して回動させてホルダーに対し起立させた状態でアーム
のU字形部をホルダーに適合させた後カバーを倒伏させ
ることによりアームとホルダーとを固定し、この状態で
スプリングの位置決め突起によりスプリングの先端の係
合部が連結ピンの係合凹部に係合する位置とそれより退
避した位置とに位置し得るようにしたので、カバーを一
旦起立させた状態で0字フックタイプのアーム中にホル
ダーを適合させ、しかる後カバーを倒伏させることによ
りアームとホルダーとを確実に固定することができ、か
つ、この状態で係合凹部を有する連結ピンを有するワイ
パーブレードであれば如何なるタイプのワイパープレー
トへの連結にも使用できる汎用性を有し、その取付け、
取外しも容易に行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な0字フックタイプのワイパーアーム、
第2図は一般的なワイパーブレードの斜視図、第3図は
両者の連結構造の従来例を示す要部断面図である。 第4図及び第5図は他の形式のワイパーブレードの例で
ある。 第6図は本考案の実施の一例の分解斜視図、第7図はこ
れを組立てた状態での斜視図である、第8図は第6図に
おける■−■線断面図、第9図は第7図における■−■
線拡大断面図である。 第10図a、 b及び第11図は各々同側の装着の説明
図である。 第12図は他の装着例の要部斜視図、第13図は第12
図における刈−創縁断面図である。 第14図乃至第16図に更に別の装着例を説明するため
の図で、第14図は斜視図、第15図は第14図のX■
−XV線断面図、第16図は説明用断面図、第17図は
該装着例の要部断面図である。 1・・・・・・スプリング、11a、11b・・・・・
・係接部、12・・・・・・係合部、13・・・・・・
操作部、2・・・・・・ホルダー 3・・・・・・カバ
ー、4・・・・・・ワイパーアーム、41・・・・・・
U字部、5・・・・・・ワイパーブレード、6・・・・
・・連結ピン、61・・・・・・係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 係合凹部が形成された連結ピンを備えたワイパーブレー
    ドに先端部が略U字形をなすワイパーアームを連結する
    連結具であって、前記ピンの係合凹部に係合するスプリ
    ングと、該スプリングを保持するホルダーと、該ホルダ
    ーの外側面をおおうカバーとから戊り、前記スプリング
    は先端部において連結された上下2片よりなり、その先
    端の連結部分を前記連結ピンの係合凹部に係合する係合
    部となし、かつ、上下2片の少なくとも何れか一方をホ
    ルダーの後方まで延長させて操作部片とすると共に、そ
    の操作部片に位置決め用の突起を形成し、他方、ホルダ
    ーは、アームのU字形部内に適合する形状をなし、カバ
    ーとの結合用の孔と、前記連結ピンが嵌合する嵌合孔と
    、前記スプリングをその先端の保合部が前記連結ピンの
    嵌合孔に達する位置とそれより後方の位置との間に摺動
    し得る案内溝とを具備し、また、前記カバーは、前記ホ
    ルダーの両側面から連結ピン嵌合孔を有するホルダーの
    前端をアーム挿入間隙をへだでて覆う形状をなしていて
    、ホルダーとの結合用の孔と、前記連結ピンが嵌合する
    嵌合孔とを具備し、前記ホルダーにカバーをかぶせ、両
    者の結合用の孔にリベットを挿入して回動可能に組付け
    、かつ、スプリングをホルダーの案内溝に挿入し、前記
    カバーをリベットを中心として回動させてホルダーに対
    し起立させた状態でアームのU字形部をホルダーに適合
    させた後カバーを倒伏させることによりアームとホルダ
    ーとを固定し、この状態でスプリングの位置決め突起に
    よりスプリングの先端の係合部が連結ピンの係合凹部に
    係合する位置とそれより退避した位置とに位置し得るよ
    うにしたことを特徴とするワイパー装置における連結具
JP18762180U 1980-12-27 1980-12-27 ワイパ−装置における連結具 Expired JPS6039307Y2 (ja)

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JPS57109961U JPS57109961U (ja) 1982-07-07
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