JPS6039306Y2 - 窓拭き装置 - Google Patents

窓拭き装置

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Publication number
JPS6039306Y2
JPS6039306Y2 JP4027781U JP4027781U JPS6039306Y2 JP S6039306 Y2 JPS6039306 Y2 JP S6039306Y2 JP 4027781 U JP4027781 U JP 4027781U JP 4027781 U JP4027781 U JP 4027781U JP S6039306 Y2 JPS6039306 Y2 JP S6039306Y2
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JP
Japan
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drive shaft
rod
arm
drive
operating lever
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Expired
Application number
JP4027781U
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English (en)
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JPS57153056U (ja
Inventor
昭男 宇野
実 吉田
弘 熊木
久 海老沢
Original Assignee
日本国有鉄道
東急車輛製造株式会社
株式会社工進精工所
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Publication date
Application filed by 日本国有鉄道, 東急車輛製造株式会社, 株式会社工進精工所 filed Critical 日本国有鉄道
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、窓拭き装置に係り、特に鉄道車輛に適用する
に好適な連動式窓拭き装置に関する。
鉄道車輛に用いられている連動式窓拭き装置1は、第7
図乃至第10図に示すように、エアシリンダーよりなる
駆動装置2を有しており、駆動装置2には圧縮空気によ
りラック、ビニオンを介して一定角度範囲にわたり回転
駆動される駆動軸3が設けられている。
駆動軸3にはワイパーアーム5が固設されており、アー
ム5の先端にはワイパーブレード6が設けられている。
ワイパーブレード6は窓表面に摺接しており、かつ駆動
軸3が一定角度範囲にわたり回転することによりアーム
5を介して揺動し、窓表面に付着した雨水等を拭き取る
ことができる。
また、駆動装置2の駆動軸3と反対側には、駆動軸3と
連動して揺動運動するアーム9が設けられており、アー
ム9の先端にはロッド10の一端が枢着されている。
ロッド10の他端はアームロッド11に枢支されており
、アームロッド11は、第10図に示すように、駆動軸
12に固着されている。
駆動軸12は窓13に固設された軸受14に回転自在に
支持されており、その先端は窓13を貫通してもう一本
のワイパーアーム5aをワイパーブレード6aと共に固
着し、駆動軸3のブレード6と共に動作して窓表面をよ
り広範囲にわたって拭き取ることができる。
また、アームロッド11には、操作レバー15がネジ1
6により固設されており、操作レバー15は駆動装置2
が故障してワイパーブレード6.6aの拭き取り動作が
停止した際等に、手動による揺動運動をアームロッド1
1に与えることができる。
アームロッド11が揺動すると、駆動軸12が、またロ
ッド10等を介して駆動軸3が一定角度回転し、従って
ワイパーアーム5,5aを介してブレード6.6aは窓
表面を摺動し、駆動装置2にエアシリンダーを用いてい
る場合、手動による拭き取り動作を継続することが可能
である。
しかし、近年、ブレード6.6aの拭き取りトルクを増
大させるために大口径エアシリンダー装置が駆動装置2
として装備され、駆動軸12側からの手動によるブレー
ド6.6aの操作はラック、ピニオンの回転抵抗或いは
空気通路の紋り等の影響で、駆動装置2を逆転させるに
は多大な労力を必要とする欠点が生じている。
また、モーター駆動による場合は、構造的に手動による
ロッド10側からの逆転操作が全く不可能なものもあり
、その際はいちいちロッド10を取り外して手動操作に
切り換えるため、極めて煩雑で時間を要し、車輛運行上
問題があった。
しかも、駆動装置2を有する駆動軸3側を助手席側にに
用い、駆動軸12側を運転席側に用いた場合は、とりあ
えず運転席側のブレード6aのみを動かすだけで応急処
置として十分であり、少ない操作トルクで運転席側のブ
レード6aを動かし得る窓拭き装置1が望まれていた。
本考案は、上記事情に鑑み、駆動軸に該軸を手動操作し
得る操作レバーを設けると共に、該駆動軸にアームロッ
ドを回転自在に嵌合し、更に駆動軸とアームロッドとの
間に係止ロッドを移動自在に設け、通常は係止ロッドが
駆動軸とアームロッドとを係止して、ワイパーブレード
が駆動装置によって駆動し得るようにし、駆動装置が作
動不能となった際には、係止ロッドを移動させて前記駆
動軸とアームロッドとの係止を解いて駆動装置を機構的
に分離し、ワイパーブレードのみを前記操作レバーによ
って手動操作し得るように構成し、もって前述の欠点を
解消すると共に、駆動装置の作動が回復したときは迅速
に駆動軸とアームロッドとを結合できるようにした窓拭
き装置を提供することを目的とするものである。
以下、図面に示す一実施例に基き、本考案を具体的に説
明する。
連動式窓拭き装置1は、第1図乃至第3図に示すように
、駆動装置2を有するので、既に説明した部分と同一部
分は同一符号をつけてその部分の説明を省略する。
駆動装置2からアーム9を介して連節するロッド10の
先端にはアームロッド11が枢着されており、アームロ
ッド11は、第4図及び第5図に示すように、駆動軸1
2に回動自在に支持されている。
アームロッド11にハ腕方向に穴11aが穿設されてお
り、更にロッド11の上部には駆動軸12の円周方向略
々半周に渡り細長い溝11bが形成されている。
駆動軸12にはロッド11の穴11aと整列して孔12
aが穿設されており、孔12aとロッド11の穴11a
とには係止ロッド17が図中上方より溝11bを貫通し
て挿入摺嵌されている。
係止ロッド17は孔12aとロッド11の穴11aとが
形成するシリンダー状の空間を上下に摺動することが可
能であり、更に係止ロッド17の上部には操作レバー1
5が設けられている。
操作レバー15はレバ−15下部にL字形の係止溝19
aを有する連結金具19を螺着しており、金具19の係
止1119aはロッド17の上端に固設されたビン17
aと係合して操作レバー15をロッド17に固定し、ま
たレバー15の不要時にはピン17aとの係合を解いて
ロッド17からレバー15を金具19と共に取り外せる
よう構成されている。
一方、駆動軸12は窓13に固設された軸受14に回転
自在に支持されており、その先端は窓13を貫通して駆
動軸3側と同様にワイパーアーム5aを介してワイパー
ブレード6aを固着している。
本考案は、以上のような構成を有するので、通常の状態
では第4図に示すように操作レバー15を操作して係止
ロッド17を図中下方に押し込み、係止ロッド17の先
端をアームロッド11の穴11aに嵌合させ、その後ピ
ン17と係止溝19aの係合を解いてロッド17より操
作レバー15を取り外す。
この状態で、駆動装置2が圧縮空気により駆動されると
、第1図乃至第3図に示すように、駆動軸3が一定角度
範囲にわたり回転し、従って駆動軸3に固設されたワイ
パーアーム5及びワイパーブレード6が摺動して窓の拭
き取り動作が行なわれる。
また、駆動軸3の回転と連動してアーム9が一定角度範
囲にわたり揺動し、その揺動運動はロッド10を介して
アームロッド11に伝達され、アームロッド11も、第
2図に示すように揺動する、アームロッド11が揺動す
ると、その運動は係止ロッド17を介して駆動軸12に
伝達され、従って軸12に固着されたワイパーアーム5
a及びワイパーブレード6aを揺動させて駆動軸12側
の窓もブレード6aによって拭き取りが行なわれる。
次に、駆動装置2の故障等により、駆動軸3及びそれと
連動する駆動軸12の回転が停止し、ワイパーブレード
6.6aの拭き取りが中断した場合には、操作レバー1
5を係止ロッド17に装着した後、操作レバー15を第
6図に示すように、上方に引き上げ係止ロッド17の先
端を駆動軸12内に収納する。
すると、アームロッド11と駆動軸12とは相互に回転
自在な状態となり、駆動軸12は駆動装置2と機構的に
切り離される。
この状態で、操作レバー15を、第2図に示すようにア
ームロッド11の溝11bに沿って図中左右に揺動させ
ると、駆動軸12はそれによって一定角度範囲にわたっ
て回転し、従ってワイパーブレード6aも駆動軸12に
固着されたワイパーアーム5aの揺動によって揺動し、
窓の拭き取り動作を継続させることができる。
また、駆動軸12とアームロッド11とは機構的に分離
した状態となっているので、操作レバー15の揺動がア
ームロッド11を介して駆動装置2側に伝達されること
はない。
以上説明したように、本考案によれば、駆動装置2の故
障等により、ワイパーブレード6.6aの拭き取り動作
が中断した際に、操作レバー15を操作して駆動軸12
と駆動装置2との機構的連撃を断つと共に、駆動軸12
側のブレード6aのみを手動で操作するとかできるので
、従来のように手動操作時に多大の操作トルクを必要と
することがなくなり、安全性及び作業性が大幅に向上す
る。
更に、駆動軸3側の状態のいかんに拘わらず単独で駆動
軸12のブレード6aの操作が可能であるので、駆動装
置2のロッド10側からの操作が不可能な場合であって
も、ロッド10を取り外す等の煩雑な作業を経ることな
く、直ちに手動操作に切り換えることが可能である。
また、操作レバー15を係止ロッド17より、着脱し得
るようにすると、通常の場合にレバー15を取り外して
別に格納しておくことができるので、運転席に不要の突
起物をなくすことができ、危険を防止すると共にレバー
15の誤操作をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されている連動式窓拭き装置を示
す平面図、第2図は運転席側から見た第1図の正面図、
第3図は第2図の■−曲線による断面図、第4図は第2
図のIV−IV線による断面図、第5図は第2図左端部
の操作レバ一部を示す一部断面した正面図、第6図は手
動操作状態を示す第4図同様の断面図、第7図は従来の
連動式窓拭き装置を示す正面図、第8図は第7図の底面
図、第9図は第7図のA−A線による断面図、第10図
は第7図のB−B線による断面図である。 1:窓拭き装置、2:駆動装置、3,12:駆動軸、6
.6a:ワイパーブレード、11:アームロッド、15
:操作レバー 17:係止ロッド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ワイパーアーム5aを結合する駆動軸12に、駆動
    装置2に連結されるロッド10を一端に枢着したアーム
    ロッド11の他端を回転自在に嵌合し、この端部に駆動
    軸12との底金時に駆動軸の周方向となる溝11bを形
    威し、駆動軸12にその軸方向と直角の孔12aを形威
    し、アームロッド11には上記の駆動軸の孔12aと同
    軸の孔11aを形威し、操作レバー15を結合される係
    止ロッド17をgllbおよび駆動軸12とアームロッ
    ド11との孔12a、llaに挿通し、係止ロッド17
    は、駆動軸12とアームロッド11とを回転に関して結
    合する位置、および溝11bを通って駆動軸12の孔1
    2aにのみ嵌合する位置の間に縦動自在として構成した
    窓拭き装置。 2 操作レバー15を係止ロッド17に対して着脱し得
    るように構成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    窓拭き装置。
JP4027781U 1981-03-24 1981-03-24 窓拭き装置 Expired JPS6039306Y2 (ja)

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JP4027781U JPS6039306Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24 窓拭き装置

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JP4027781U JPS6039306Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24 窓拭き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57153056U JPS57153056U (ja) 1982-09-25
JPS6039306Y2 true JPS6039306Y2 (ja) 1985-11-25

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