JPS6039254Y2 - シングルフエ−サ - Google Patents

シングルフエ−サ

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Publication number
JPS6039254Y2
JPS6039254Y2 JP8780381U JP8780381U JPS6039254Y2 JP S6039254 Y2 JPS6039254 Y2 JP S6039254Y2 JP 8780381 U JP8780381 U JP 8780381U JP 8780381 U JP8780381 U JP 8780381U JP S6039254 Y2 JPS6039254 Y2 JP S6039254Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sheet material
corrugated sheet
pressure
corrugated
Prior art date
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Expired
Application number
JP8780381U
Other languages
English (en)
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JPS57199431U (ja
Inventor
裕幸 竹中
圭一 片山
孝一 時安
敏昭 楠林
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は片面段ボールシートを製造するシングルフェー
サの改良に関するものである。
従来シングルフェーサにおいては、芯紙を波形に成形す
るために下段ロール外表面に設けられた歯状の段が平滑
な表面を有する圧力ロールの表面を叩く構造をしており
、これにより各ロールが起振され、振動し、その振動に
よる騒音が発生するし、振動が大きな場合には紙が切断
されるなどの不都合があった。
本考案は上段ロール、下段ロール及び圧力ロールのうち
少なくとも1本のロールの中空部にロール内壁へ所定接
触圧で少なくとも1層の波板材を接触させて設けること
により、ロール内壁と波形状板との摩擦抵抗によるロー
ルの弾性変形に対する抑制を期待でき、ロールの振動に
基づく大きな騒音の低減及び紙の切断防止が可能なシン
グルフェーサを提供しようとするものである。
第1図は本考案で対象とするシングルフェーサの一般的
な構tを示している。
シングルフェーサは芯紙7を波形に成形し、それにライ
ナー8を接着して片面段ボール9を連続的に製造する装
置である。
その製造過程を説明すると、まず芯紙7はミルロールタ
ンド、フレヒートロール、モイスナ(何れも図示省略)
を経て、それぞれ加熱、加湿された後、上段ロール1に
導かれる。
その後該芯紙7は上段ロール1と下段ロール2との間に
込まれて、波形の段の成形が行なわれる。
ここで上段ロール1及び下段ロール2のロール中空部に
は通常高圧蒸気が通気され、熱はロールシェル部を伝導
し、ロール外表面は高温度に保持されている。
従って芯紙の段繰り成形を容易にし、芯紙の強度を向上
させるための熱量が与えられるのである。
このようにして波形に成形された芯紙は、その段頂部に
糊付ロール4によって糊付けされ、ミルロールスタンド
、プレヒートロール(図示省略)を経て、圧力ロール3
によって導かれたライナー8に圧着貼合されて片面段ボ
ール紙9が成形されるのである。
なお、圧力ロール3には通常そのロール中空部に高圧蒸
気が通気され、貼合の際液状側を固化し接着力を与える
に必要な熱量を供給している。
図中5はドクタロール、6は糊容器である。
上段ロール1、下段ロール2及び圧力ロール3はフレー
ム13にそれぞれ軸受10. 11. 12で回動自在
に支持され、一方の軸端部には図示を省略したが駆動機
構が連結されて駆動するようになっている。
第3図は従来構造による圧力ロール3の174WT面図
を示す。
なお、上、下段ロール1.2も基本的には同様な構造で
あるが、外表面に多数の段が軸方向に刻まれている点が
相違する。
以下、本考案の実施例を図面について説明すると、第4
図は本考案の実施例を示すシングルフェーサにおけるロ
ールの174断面を示し、本実施例はロールシェル14
内壁に1層の波板材15を接触させて配置したものであ
る。
同波板材15とロールシェル14の空隙部に管18を接
触させて配置している。
波板材15の材質は後述の具体例にも共通するが、鋼材
、非鉄金属、あるいは剛性をもつ非金属材料何れを選定
してもよい。
波板材15はロールシェル14の軸方向全肉に配置して
も良いし、一部あるいは間欠的に複数箇所配置してもよ
い(以下の実施例においても同一)。
また、波板材15には蒸気の通気のためなどで多数の穴
をあけておいてもよい(以下の実施例においても同一)
波板材15はロール内壁に適度な圧力(例えば0.1〜
10に9・f/、d)をもって接触している。
この構造は上、下段ロール1,2、圧力ロール3に適用
可能である。
(以下の実施例にても同一) 第5図イ9口は第2実施例を示し、1層あるいは多層の
波板材15をロールシェル14に押しつけ固定するため
固定用管16を配置した構造のロールである。
そしてロールシェル14、波板材15及び管16の相互
間で形成される空隙部に管18を接触配置している。
管16は蒸気の通気等を目的として多数の穴をあけてい
てもよいし、又波板材15を適宜点溶接等で固定してお
いてもよい。
次に作用とともに効果を説明すると、前記構造のロール
において、それぞれロールシェル14と波板材15、波
板材15同士、波板材15と固定用管16、波板材15
と管18及び管18と固定用管16の接触部でロールの
変形に対する摩擦減衰作用が生じ、シングルフェーサの
運転時のロール振動、特にロールの弾性振動に対し摩擦
抵抗力として作用し、振動の減衰効果を高める働きをす
る。
なお、前記したように各空隙部の全部あるいは一部に各
種の制振材のいずれかを封入すれば更に制振効果を高め
ることができる。
従って、波板材がロールシェルの内壁へ所定接触圧で接
触させるとともに同波板材の凹所へ接触すべく円管材を
封入した内部構造を有するロールを使用したシングルフ
ェーサではロールの振動が抑制されるので、騒音低減が
達成できかつ振動が大きい場合発生しやすい紙の切断が
なくすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案で対象とするシングルフェーサの側断面
図、第2図は第1図の1部断面正面図、第3図は第1図
の圧力ロールの174側断面図、第4図は本考案の実施
例を示すシングルフェーサにおけるロールの174側断
面図、第5図イ9口はそれぞれ他の実施例を示すロール
の1114側断面図である。 1・・・・・・上段ロール、2・・・・・・下段ロール
、3・・・・・・圧力ロール、14・・・・・田−ルシ
ェル、15・・・◆−・波板材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上段ロール、下段ロール及び圧力ロールのうち少なくと
    も1本のロールの中空部にロール内壁へ所定接触圧で少
    なくとも1層の波板材を接触させて設けるとともに同波
    板材の凹所へ接触すべく円管材を封入したことを特徴と
    するシングルフェーサ。
JP8780381U 1981-06-15 1981-06-15 シングルフエ−サ Expired JPS6039254Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8780381U JPS6039254Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15 シングルフエ−サ

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JP8780381U JPS6039254Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15 シングルフエ−サ

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JPS57199431U JPS57199431U (ja) 1982-12-18
JPS6039254Y2 true JPS6039254Y2 (ja) 1985-11-25

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JP8780381U Expired JPS6039254Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15 シングルフエ−サ

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