JPS603913B2 - レ−ザ加工装置 - Google Patents

レ−ザ加工装置

Info

Publication number
JPS603913B2
JPS603913B2 JP51104482A JP10448276A JPS603913B2 JP S603913 B2 JPS603913 B2 JP S603913B2 JP 51104482 A JP51104482 A JP 51104482A JP 10448276 A JP10448276 A JP 10448276A JP S603913 B2 JPS603913 B2 JP S603913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
workpiece
laser
gas
oscillator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51104482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5330099A (en
Inventor
憲 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP51104482A priority Critical patent/JPS603913B2/ja
Publication of JPS5330099A publication Critical patent/JPS5330099A/ja
Publication of JPS603913B2 publication Critical patent/JPS603913B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はしーザビームの集光部に高圧ガスを吹き付けて
被加工物を加工するレーザ加工装置に関する。
従来のレーザ加工装置の1つとして、レーザビームを集
光しその集光点近くに高圧ガスを吹き付け、その集光点
近くに設けられた被加工物の切断、穴あげおよび溶接な
どの加工を行なうものがある。
しかしながら、かかる装置はガス圧力の不均一化から被
加工物の実際の加工仕上りに種々の変化がみられ、均一
かつ高精度の加工を行なうことができなかった。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
、レーザビ−ムの集光部にガスを吹き付けながら加工す
る際に生ずる被加工物の不均一な加工をなくし、よって
均一かつ高精度の加工を行なうようにするレーザ加工装
置を提供するものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図において1はしーザ発振器例えばYAGレーザもしく
はC02レーザで、これより放射されたレーザビーム2
は集光レンズ3で集光される。この集光レンズ3として
は、5仇舷〜25仇舷の焦点距離のものが利用される。
4は圧力供給源5から圧力ガスを取り入れて先端部のガ
ス圧力放出口6に高圧ガスを送る圧力容器であって、こ
の容器4内部をレーザビーム2が通る。
すなわち、集光レンズ3を通ったレーザビーム2は圧力
容器4内部のほぼ中央部およびガス圧力放出口6(例え
ば穴の直径が2肋とする)を通って集光される。そして
、レーザビーム2の光路上に被加工物7が設置される。
この被加工物7は固定架台8に鉄合され駆動モータ9に
よって光軸方向に自在に移動する載物台101こ教置さ
れている。一方、圧力容器4には容器内の圧力を検出す
る圧力検出部11が取着され、これより取り出された信
号は比較回路12と偏差増幅器13(差動増幅器)の一
方入力側に供給されるようになっている。
14は比較回路12の他方入力側に接続された下限圧力
設定信号源、15は偏差増幅器13の他方入力側に接続
された加工圧力設定信号源である。
すなわち、比較回路12は圧力検出部11の検出圧力が
下限圧力設定信号源14の設定圧力に対してより高いと
きに“1”信号を発生して論理簿回路16に供給するよ
うになっている。この論理種回路16の他方入力側には
しーザ発振器1を駆動するレーザピームスタート信号源
17が接続されている。従って、論理積回路16はしー
ザビームスタート信号源17よりスタート信号が供給さ
れたとき比較回路12より“1”が到来していれば“1
”を発生してレーザ発振器1を駆動するようになつてい
る。一方、前記偏差増幅器13は圧力検出部11の検出
圧力と加工圧力設定信号源15の設定圧力との偏差を取
り出し、この偏差信号が零になるように駆動モータ9を
制御する。
この駆動モータ9の制御によって被加工物7の上下送り
を行なう。次に、図に示すレーザ加工装置の作用を説明
する。先ず、圧力供給源5から圧力容器4に一定量の圧
力ガスを供給するとともに、容器4内の圧力を圧力検出
部11で検出している。そして、圧力検出部11からの
検出圧力を比較回路12と偏差増幅器13に供給してい
る。従って、比較回路12ではその検出圧力が例えば1
.5気圧の下限圧力設定信号源14の設定圧力より高い
ときに“1”信号を、設定圧力より低いときに“0”信
号を出して論理債回路16に供給する。なお、検出圧力
が下限圧力設定信号源14の設定圧力より低くなる場合
としては、例えば被加工物7とガス圧力放出口6との間
隔が放出口6の穴径より大きいために、圧力容器4から
のガス放出流量が放出時の抵抗として小さいために多量
に外部に漏れて前記下限圧力設定値以上の圧力を保持で
きないとか、圧力供給源5がガスボンベなどのガス供給
源を利用する場合などで、大部分消費しつくすために十
分な圧力を発生できない場合などが考えられる。一方、
偏差増幅器13にあっては、圧力検出部11の検出圧力
と加工圧力設定信号源15の加工設定圧力例えば1.7
気圧のときの出力信号との偏差を検出して駆動モータ9
を制御するものであって、例えば検出圧力が加工設定圧
力1.7気圧より低い場合には、駆動モータ9が被加工
物7をガス圧力放出口6に近づける方向に移動させる。
これによって、ガス圧力放出口6はガスの放出の抵抗が
上昇しそれにともなって圧力容器4内の圧力が上昇する
。逆に、検出圧力が加工設定圧力より高いときには、被
加工物7がガス圧力放出口6から離れるように駆動モー
タ9を制御する。
これにより、ガス圧力放出口6からのガス放出流量が増
大し圧力容器4内の圧力が低下し、ついには加工設定圧
力(1.7気圧)に達し最適な圧力に保持される。以後
、圧力供給源5の圧力供給流量を一定にしておけば、ガ
ス圧力放出口6と被加工物7との距離を殆んど変化させ
ることなく被加工物7への吹き付けガス圧力を一定に維
持することができる。而して、以上のような状態におい
て、圧力容器4内の圧力が下限圧力設定値(1.5気圧
)より高い場合には、レーザピームスタート信号源17
からスタート信号を与えれば、論理積回路16から“1
”信号が発生しレーザ発振器1を駆動するので、この発
振器1からしーザビーム2が放射され被加工物7への加
工を行なうことができる。しかも、ガス圧力放出口6か
らのガス圧力が被加工物7の上下作用により一定に制御
されているので、被加工物7への加工は常に均一に行な
うことができる。さらに、その加工の態様に応じて下限
圧力設定信号源14の下限設定圧力並びに加工圧力設定
信号源15の加工設定圧力を任意に調整可能であるので
、均一かつ高精度の加工を行なうことが可能となる。な
お、本発明は上記実施例に限らず種々の変形実施が可能
であることは勿論である。
例えば、レーザビーム2の放射に際して下限圧力設定信
号源14で下限圧力を設定したが、上限設定圧力例えば
5.偽気圧をも設け、上限と下限との範囲内でレーザビ
ーム2を放射するようにしてもよいものである。また、
下限圧力設定信号源14と加工圧力設定限15とを一体
化し、すなわち、両者に一値を設定させ、比較回路12
、論理積回路16からなる部分を加工スタート制御回路
とし、一方偏差増幅器13、駆動モータ9、載物台10
等を加工位置制御回路とすることも可能である。したが
って、この構成を取れば、全体としては、圧力供給源5
、集光レンズ3等からなる加工部分、圧力検出部11等
からなる圧力検出部分そして加工スタート制御回路及び
位置制御回路とから構成されることになる。また、偏差
増幅器13にランプ等の表示部を設けて、設定圧力と容
器4内の圧力とが同一となったときに点灯させるなどの
表示を行なうようにしても良い。そして、この表示を確
認した後に前記スタート信号源17を操作することによ
り、より確実に均一加工を行なうことができる。また、
設定圧力と容器4内圧力との偏差により被加工物7面と
ガス圧力放出口6との距離を選定するようにして説明し
たが、圧力供給源5を直援調整するようにしても良い。
この場合、被加工物7面とガス圧力放出口6との間隔は
被加工物6の厚さが一定の場合であれば、一定となるが
、厚さが異なる場合その都度レーザスポット位置をその
厚さの変化分だけ調整する必要がある。すなわち、前記
実施例では一定流量のガス圧を出力する圧力供給源5を
用いて説明したので、駆動モータ9によりその被加工物
7の上面位置(加工面)が常にガス圧力放出口6すなわ
ち集光レンズ3と一定距離隔てて配置されるように構成
されているが、この他の実施例では、逆にガス圧を変化
させるので距離は一定とはならない。この距離を一定と
する方法は、例えば従来周知の集光レンズ3の移動機構
を用いれば可能である。また、前記加工圧力設定信号源
15の出力を、例えば段階的に変化し、被加工物7上に
連続して幅あるいは深さの異なった溝等を形成すること
も可能である。すなわち、集光レンズ3と被加工物7と
の距離が圧力と所定関係にある場合には、その距離を圧
力調整により可変することができ、したがって、その加
工物上のスポット径を変化させることができ、よって前
述のような所望の加工を施すことができる。なお、吹き
付けるガスとしては、窒素あるいはアルゴン等の不活性
ガス、さらには、加工くず除去用の空気の場合もある。
以上詳述したように本発明によれば、圧力容器内の圧力
を検出して加工設定圧力との偏差を求めてガス圧力を調
整し、圧力容器内の圧力を最適かつ一定値に維持できる
ので、被加工物への吹き付けガス量を常に一定にするこ
とが可能とすることができ、ひいては被加工物の加工を
均一にすることができ、さらに精度の高い加工ができる
また、圧力調整手段としてガス圧力放出口と被加工物と
の距離を一定にするようにした場合には、被加工物の表
面でのレーザスポットの大きさも一定に保持でき、より
すぐれた加工を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るレーザ加工装置の一実施例を説明する
ブロック図である。 1・・・レーザ発振器、2・・・レーザビーム、3・・
・集光レンズ、4・・・圧力容器、5…圧力供給源、6
・・・ガス圧力放出□、7・・・被加工物、9・・・駆
動モ−夕、10…敷物台、11…圧力検出部、12・・
・比較回路、13・・・偏差増幅器、14・・・下限(
又は上限をも含む)圧力設定信号源、15…加工圧力設
定信号源、17・・・スタート信号源、16・・・論理
燈回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーザ発振器と、この発振器のレーザビームを集光
    する光学系と、この光学系を通ったレーザビームを包囲
    するように設けられ、かつ先端にガス圧力放出口を設け
    て圧力供給源からの圧力を被加工物に放出する圧力容器
    と、この容器内の圧力と予め定められた加工設定圧力と
    の偏差を求め、容器内の圧力を調整する手段とを具備す
    ることを特徴とするレーザ加工装置。 2 容器内の圧力を調整する手段を、ガス圧力放出口と
    前記被加工物との距離を制御する被加工物送り制御系と
    から構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のレーザ加工装置。 3 容器内の検出圧力と予め定められた限界圧力とを比
    較し、該検出圧力が限界値圧力内であればスタート信号
    で前記レーザ発振器の駆動を可能にする発振器駆動制御
    系とを具備したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載のレーザ加工装置。 4 限界圧力を下限および上限の何れか1つまたは両方
    を設定するようにした発振器駆動制御系を有する特許請
    求の範囲第3項記載のレーザ加工装置。
JP51104482A 1976-09-01 1976-09-01 レ−ザ加工装置 Expired JPS603913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51104482A JPS603913B2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 レ−ザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51104482A JPS603913B2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 レ−ザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5330099A JPS5330099A (en) 1978-03-20
JPS603913B2 true JPS603913B2 (ja) 1985-01-31

Family

ID=14381772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51104482A Expired JPS603913B2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 レ−ザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603913B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162589A (ja) * 1984-01-11 1985-08-24 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ切断加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5330099A (en) 1978-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2694478B2 (ja) レーザービームによって工作物を加工する方法と装置
US7345257B2 (en) Nozzle presetter for laser machining tool of laser beam machine
US7994451B2 (en) Laser beam processing machine
EP0554523B1 (en) Laser beam machining apparatus and method for adjusting the height of its condenser lens
US6423928B1 (en) Gas assisted laser cutting of thin and fragile materials
JPS61123493A (ja) レ−ザ加工装置
JP2020028912A (ja) レーザ加工システム、噴流観測装置、レーザ加工方法、及び噴流観測方法
JP2020028913A (ja) レーザ加工システム、及びレーザ加工方法
JPS603913B2 (ja) レ−ザ加工装置
JPH0327889A (ja) レーザ加工機の加工ヘッド
JP6816071B2 (ja) レーザ加工システム、噴流観測装置、レーザ加工方法、及び噴流観測方法
JP4499246B2 (ja) レーザ加工方法およびその装置
JP2737472B2 (ja) 溶接状態検出装置
JP2015160226A (ja) レーザ加工機
JP2003251482A (ja) レーザ加工方法およびその装置
RU2205096C1 (ru) Способ поддержания заданного расстояния между соплом и обрабатываемой поверхностью при лазерной обработке и устройство для его осуществления
JP2020028915A (ja) レーザ加工システム、及びレーザ加工方法
JP2020028914A (ja) レーザ加工システム、噴流調整装置、及びレーザ加工方法
JP2020028911A (ja) レーザ加工システム、噴流観測装置、レーザ加工方法、及び噴流観測方法
JPH07256477A (ja) 炭酸ガスレーザ加工装置
JPH04187393A (ja) レーザ加工装置
JPH05212568A (ja) レーザ加工装置およびその集光レンズ高さ制御方法
JPS6277193A (ja) レ−ザ加工ヘツド調整装置
US10460974B2 (en) Wafer processing method and adhesive tape
JPH03285783A (ja) レーザ切断加工装置