JPS6038444B2 - 高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置 - Google Patents
高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置Info
- Publication number
- JPS6038444B2 JPS6038444B2 JP5499177A JP5499177A JPS6038444B2 JP S6038444 B2 JPS6038444 B2 JP S6038444B2 JP 5499177 A JP5499177 A JP 5499177A JP 5499177 A JP5499177 A JP 5499177A JP S6038444 B2 JPS6038444 B2 JP S6038444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- dust
- blast furnace
- energy recovery
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐熱性物質からなる粒塊状ろ過材を用いた乾
式の集じん機を設置することにより、効率の高い鞄流タ
ービンを組み合わせることを可能とした高炉排ガスの集
じん・ェネルギ回収装置に関するものである。
式の集じん機を設置することにより、効率の高い鞄流タ
ービンを組み合わせることを可能とした高炉排ガスの集
じん・ェネルギ回収装置に関するものである。
従来の高炉排ガスの処理方法は、その一例を挙げると、
第1図に示すようにまず高炉1から排出される10〜2
0夕/Nで前後のダストを含む高炉排ガスを除じん器2
に導入して、ここで粗粒子を除去し、ついでベンチュリ
スクラバ3に導入して除じんし、除じんされた排ガスは
炉頂圧調節弁4で圧力調節を受けると同時に、ソフレア
式頚流夕−ピン5からなるェネルギ回収部に導入されて
圧力ェネルギと温度ェネルギとが回収され、最後に電気
集じん機6でさらに高性能集じんされた後、ガスホルダ
7に一旦貯えられて燃料として使用されている。
第1図に示すようにまず高炉1から排出される10〜2
0夕/Nで前後のダストを含む高炉排ガスを除じん器2
に導入して、ここで粗粒子を除去し、ついでベンチュリ
スクラバ3に導入して除じんし、除じんされた排ガスは
炉頂圧調節弁4で圧力調節を受けると同時に、ソフレア
式頚流夕−ピン5からなるェネルギ回収部に導入されて
圧力ェネルギと温度ェネルギとが回収され、最後に電気
集じん機6でさらに高性能集じんされた後、ガスホルダ
7に一旦貯えられて燃料として使用されている。
このような従来方式は、除じん器2、ベンチュリスクラ
バ3および電気集じん機6と3段の集じん部を必要とす
る上に、湿式集じん方式であるので水分が蒸発してガス
量が増加し、これに伴い下流部の諸設備が大型になると
ともに、回収した燃料ガス中に水分が含まれるので単位
容量当りの発熱量が小さくなり、またガス洗浄排水の処
理装置を必要とし、ガスが洗浄水により冷却されるので
排ガスの有する顕熱を回収することができず、また回収
ダストの含水率が高くなるので、ダストの再利用の際乾
燥工程を必要とし、さらにベンチュリスクラバ3出口の
ダスト濃度が比較的高いので、低効率の韓流タービンし
か使用できず、高効率の麹流タービンを使用することが
できないなどの欠点を有していた。
バ3および電気集じん機6と3段の集じん部を必要とす
る上に、湿式集じん方式であるので水分が蒸発してガス
量が増加し、これに伴い下流部の諸設備が大型になると
ともに、回収した燃料ガス中に水分が含まれるので単位
容量当りの発熱量が小さくなり、またガス洗浄排水の処
理装置を必要とし、ガスが洗浄水により冷却されるので
排ガスの有する顕熱を回収することができず、また回収
ダストの含水率が高くなるので、ダストの再利用の際乾
燥工程を必要とし、さらにベンチュリスクラバ3出口の
ダスト濃度が比較的高いので、低効率の韓流タービンし
か使用できず、高効率の麹流タービンを使用することが
できないなどの欠点を有していた。
本発明は上記の諸欠点を解消するためになされたもので
、高炉排ガスダクトに、本体内の中央部に含じん排ガス
を導入する拡がり管を有しこの拡がり管と本体側壁との
間に耐熱怪物質からなる粒塊状ろ過材の充填層を配設し
てなる乾式集じん機を接続し、この乾式集じん機の排ガ
ス出口側の排ガスダクトに設けられた炉頂圧調節弁と並
列に麹流タービンからなるェネルギ回収部を設けること
により、高炉排ガスの集じんとェネルギ回収とを効率よ
く行なうことができる装置の提供を目的とするものであ
る。
、高炉排ガスダクトに、本体内の中央部に含じん排ガス
を導入する拡がり管を有しこの拡がり管と本体側壁との
間に耐熱怪物質からなる粒塊状ろ過材の充填層を配設し
てなる乾式集じん機を接続し、この乾式集じん機の排ガ
ス出口側の排ガスダクトに設けられた炉頂圧調節弁と並
列に麹流タービンからなるェネルギ回収部を設けること
により、高炉排ガスの集じんとェネルギ回収とを効率よ
く行なうことができる装置の提供を目的とするものであ
る。
以下、本発明の構成を図面に示す実施態様に基づいて説
明する。
明する。
第2図は本発明の高炉排ガスの集じん・熱回収装置の一
実施態様を示すもので、高炉1の炉頂に高炉排ガスダク
ト8が接続され、この排ガスダクト8に乾式集じん機1
0が接続される。この乾式集じん機1川ま本体1 1内
の中央部に高炉排ガスを導入する拡がり管12を有し、
この拡がり管12と本体側壁との間に、砂、砂利、セラ
ミックス、鉄鉱石、焼結鉱、耐火材などの耐熱性物質か
らなる粒塊状ろ過材の充填層13を配設してなるもので
ある。この充填層13は第2図においては2層設ける場
合を示しているが、1層または多層とする場合もある。
なお乾式集じん機の詳細については後述する。乾式集じ
ん機10の排ガス出口側の排ガスダクト14には、高炉
の炉頂圧力を一定に調節するためのセプタム弁のような
炉頂圧調節弁4が設けられ、この炉頂圧調節弁4の下流
の排ガスダクトはガスホルダ7に接続される。炉頂圧調
節弁4と並列に軸流夕−ビン15からなるェネルギ回収
部16が排ガスダクト14に接続して設けられ、高炉排
ガスの有する圧力ェネルギおよび温度ヱネルギを回収で
きるように構成されている。17は炉頂圧調節弁4を作
動させるための圧力制御装置、18は発電機、20は入
口止弁、21は出口止弁、22はろ過材・ダスト分離機
、23は熱風炉である。
実施態様を示すもので、高炉1の炉頂に高炉排ガスダク
ト8が接続され、この排ガスダクト8に乾式集じん機1
0が接続される。この乾式集じん機1川ま本体1 1内
の中央部に高炉排ガスを導入する拡がり管12を有し、
この拡がり管12と本体側壁との間に、砂、砂利、セラ
ミックス、鉄鉱石、焼結鉱、耐火材などの耐熱性物質か
らなる粒塊状ろ過材の充填層13を配設してなるもので
ある。この充填層13は第2図においては2層設ける場
合を示しているが、1層または多層とする場合もある。
なお乾式集じん機の詳細については後述する。乾式集じ
ん機10の排ガス出口側の排ガスダクト14には、高炉
の炉頂圧力を一定に調節するためのセプタム弁のような
炉頂圧調節弁4が設けられ、この炉頂圧調節弁4の下流
の排ガスダクトはガスホルダ7に接続される。炉頂圧調
節弁4と並列に軸流夕−ビン15からなるェネルギ回収
部16が排ガスダクト14に接続して設けられ、高炉排
ガスの有する圧力ェネルギおよび温度ヱネルギを回収で
きるように構成されている。17は炉頂圧調節弁4を作
動させるための圧力制御装置、18は発電機、20は入
口止弁、21は出口止弁、22はろ過材・ダスト分離機
、23は熱風炉である。
つぎに乾式集じん機10‘こついて第3図〜第5図に示
す実施態様に基づいて説明する。
す実施態様に基づいて説明する。
なお説明をし易くするために充填層を1層設ける場合に
ついて説明するが、充填材は1層に限ることなく2層ま
たは多層とする場合もある。11は円筒状の集じん機本
体で、この本体11内の中央部に高炉排ガスダクト8に
蓮設された末広がり状の拡がり管12を設ける。
ついて説明するが、充填材は1層に限ることなく2層ま
たは多層とする場合もある。11は円筒状の集じん機本
体で、この本体11内の中央部に高炉排ガスダクト8に
蓮設された末広がり状の拡がり管12を設ける。
この拡がり管12はその下端と本体11の底部傾斜壁2
4との間に排ガス通路が形成されるように配談される。
また拡がり管12と本体の側壁25との間に、砂、砂利
、セラミックス、鉄鉱石、糠結鉱、耐火材などの耐熱性
物質からなる粒塊状ろ過材26をルーバ、金網、多孔板
などの支持体27間にパネル状または層状に連続的また
は間欠的に移動可能に充填した集じん用充填層13を配
設する。粒塊状ろ過材26の粒径は分離対象ダストの粒
径に応じて適宜選択される。充填層13の上端にはろ過
材ホッパ28が接続され、充填層13の下端には排出機
、一例としてロール式の排出機30が接続されて、充填
層13を静止状態または移動状態にすることができるよ
うに構成されている。この排出機30の下端にはダスト
の付着したろ過材を受けるためのる過材・ダスト受け3
1が配設され、ダストの付着したろ過材はこのろ過材・
ダスト受け31を経て本体11の下部に一旦貯えられた
後、本体外に排出されるようになっている。ろ過材・ダ
スト受け間には空間32が形成されるので、拡がり管1
2を降下してきた排ガスは拡がり管12下端で反転し前
記空間32を通過して、充填層13で集じんされるよう
に構成されている。33には仕切壁、34は拡がり管の
下側に配設されたコーン状の粗ダスト受け、35は粗ダ
スト抜出管、34はろ過材・ダスト抜出管である。
4との間に排ガス通路が形成されるように配談される。
また拡がり管12と本体の側壁25との間に、砂、砂利
、セラミックス、鉄鉱石、糠結鉱、耐火材などの耐熱性
物質からなる粒塊状ろ過材26をルーバ、金網、多孔板
などの支持体27間にパネル状または層状に連続的また
は間欠的に移動可能に充填した集じん用充填層13を配
設する。粒塊状ろ過材26の粒径は分離対象ダストの粒
径に応じて適宜選択される。充填層13の上端にはろ過
材ホッパ28が接続され、充填層13の下端には排出機
、一例としてロール式の排出機30が接続されて、充填
層13を静止状態または移動状態にすることができるよ
うに構成されている。この排出機30の下端にはダスト
の付着したろ過材を受けるためのる過材・ダスト受け3
1が配設され、ダストの付着したろ過材はこのろ過材・
ダスト受け31を経て本体11の下部に一旦貯えられた
後、本体外に排出されるようになっている。ろ過材・ダ
スト受け間には空間32が形成されるので、拡がり管1
2を降下してきた排ガスは拡がり管12下端で反転し前
記空間32を通過して、充填層13で集じんされるよう
に構成されている。33には仕切壁、34は拡がり管の
下側に配設されたコーン状の粗ダスト受け、35は粗ダ
スト抜出管、34はろ過材・ダスト抜出管である。
ろ過材・ダスト抜出管36は、振動筋などのる適材・ダ
スト分離機22に接続され(第2図参照)、このろ過材
・ダスト分離機22のろ過材出口は、バケットェレベー
タまたは加圧気体により高所移送できる構造のものなど
からなる移送機を介して前記ろ過材ホッパ28に接続さ
れて、連続的または間欠的に抜き出されるろ過材とダス
トとを分離した後、ろ過材を高所移送して循環再使用で
きるように構成されている。
スト分離機22に接続され(第2図参照)、このろ過材
・ダスト分離機22のろ過材出口は、バケットェレベー
タまたは加圧気体により高所移送できる構造のものなど
からなる移送機を介して前記ろ過材ホッパ28に接続さ
れて、連続的または間欠的に抜き出されるろ過材とダス
トとを分離した後、ろ過材を高所移送して循環再使用で
きるように構成されている。
上記の実施態様においては、充填層を単一層とした場合
について説明したが、充填層を多重層とすればなお好ま
しい。
について説明したが、充填層を多重層とすればなお好ま
しい。
多重層の場合は、各層の分離対象ダスト粒径およびダス
ト濃度に応じて、各層の充填物の粒径、移動速度、ガス
のろ過速度などを変化させて効率よく除じんすることが
できる。たとえばガス上流側の層からガス下流側の層に
かけて充填物の粒蚤をi順次小さくしかつ層厚を適宜選
択することにより、ダスト濃度を段階的に減少させるこ
とができる。上記のように構成された高炉排ガスの集じ
ん・ェネルギ回収装置において、高炉1から排出される
C○、C02、日2、N2などからなり、10〜20夕
/Nで前後のダストを含む高炉排ガスは、まず乾式集じ
ん機10内に導入される。
ト濃度に応じて、各層の充填物の粒径、移動速度、ガス
のろ過速度などを変化させて効率よく除じんすることが
できる。たとえばガス上流側の層からガス下流側の層に
かけて充填物の粒蚤をi順次小さくしかつ層厚を適宜選
択することにより、ダスト濃度を段階的に減少させるこ
とができる。上記のように構成された高炉排ガスの集じ
ん・ェネルギ回収装置において、高炉1から排出される
C○、C02、日2、N2などからなり、10〜20夕
/Nで前後のダストを含む高炉排ガスは、まず乾式集じ
ん機10内に導入される。
乾式集じん機10の上部から導入されてくる排ガスは、
拡がり管12を通って集じん機の下部まで到達し、ここ
で排ガスは反転して空間32を通り本体の底部傾斜壁2
4に沿って上昇する。このとき粗ダストは慣性力によっ
て本体下部のコーン状粗ダスト受け34に沈降・堆積し
、本体外部に排出される。反転上昇した排ガスは充填層
13を通過し、ここで微細ダストが低圧損で分離された
後、10〜5の9/N従前後の低ダスト濃度の清浄ガス
として本体上部の排ガスダクト14から出て行く。集じ
ん機10を出た高温(15000前後)で比較的高圧(
2.3kg/のG前後)、かつ乾燥状態の排ガスは、炉
頂圧調節弁4で圧力調節を受けると同時に、タービン・
発電効率の高い軸流タービン15に導入されて圧力ェネ
ルギおよび温度ェネルギが回収される。ェネルギを回収
された排ガスはガスホルダ7に燃料ガスとして回収・貯
蔵される。本発明の装置は上記のように、粒塊状ろ過材
からなる充填層を備えた集ぞん機により高い集じん効率
(入口10〜20夕/Nあ→出口10〜5の9/Nめ)
でダストを除去することができ、従来用いられていたベ
ンチュリスクラバと電気集じん機とを合わせたものと同
等の集じん効率を発揮することができる。
拡がり管12を通って集じん機の下部まで到達し、ここ
で排ガスは反転して空間32を通り本体の底部傾斜壁2
4に沿って上昇する。このとき粗ダストは慣性力によっ
て本体下部のコーン状粗ダスト受け34に沈降・堆積し
、本体外部に排出される。反転上昇した排ガスは充填層
13を通過し、ここで微細ダストが低圧損で分離された
後、10〜5の9/N従前後の低ダスト濃度の清浄ガス
として本体上部の排ガスダクト14から出て行く。集じ
ん機10を出た高温(15000前後)で比較的高圧(
2.3kg/のG前後)、かつ乾燥状態の排ガスは、炉
頂圧調節弁4で圧力調節を受けると同時に、タービン・
発電効率の高い軸流タービン15に導入されて圧力ェネ
ルギおよび温度ェネルギが回収される。ェネルギを回収
された排ガスはガスホルダ7に燃料ガスとして回収・貯
蔵される。本発明の装置は上記のように、粒塊状ろ過材
からなる充填層を備えた集ぞん機により高い集じん効率
(入口10〜20夕/Nあ→出口10〜5の9/Nめ)
でダストを除去することができ、従来用いられていたベ
ンチュリスクラバと電気集じん機とを合わせたものと同
等の集じん効率を発揮することができる。
このためタービンの下流側に従釆のように電気集じん機
を設置する必要がなくなり、装置全体の建設費が安価に
なる。従来の装置においては、ベンチュリスクラバ出口
のダスト濃度が比較的高かったので、許容ダスト濃度1
00のタ′Nめ以下でタービン・発電効率の低い(72
%前後)の韓流タービンが用いられていたが、粒塊状ろ
過材を用いた集じん機を使用する場合は、許容ダスト濃
度10のo′Nの以下でタービン・発電効率の高い(8
2%前後)の額流タービンを使用することができ、この
ためェネルギ回収量が大幅に大きくなる。また粒塊状ろ
過材を用いた集じん機は低圧損のため、タービン入口の
排ガス圧力が高くェネルギ回収量が大きくなる。さらに
洗浄水を使用しないで乾式で除じんするものであるから
、水処理設備が不要である上に、回収ダスト舎水率が低
くダストを再利用する際、たとえば焼結炉への投入原料
として利用するためにべレタィズするとき、乾燥工程な
どが不要となり、工程が短縮されるため燃料などを節約
することができ、またタービン入口温度が高いので回収
ェネルギ量が大きくなるとともに、タービン出口温度も
高いので燃料として利用する場合は顕熱回収が可能とな
るなどの種々の優れた効果を有している。
を設置する必要がなくなり、装置全体の建設費が安価に
なる。従来の装置においては、ベンチュリスクラバ出口
のダスト濃度が比較的高かったので、許容ダスト濃度1
00のタ′Nめ以下でタービン・発電効率の低い(72
%前後)の韓流タービンが用いられていたが、粒塊状ろ
過材を用いた集じん機を使用する場合は、許容ダスト濃
度10のo′Nの以下でタービン・発電効率の高い(8
2%前後)の額流タービンを使用することができ、この
ためェネルギ回収量が大幅に大きくなる。また粒塊状ろ
過材を用いた集じん機は低圧損のため、タービン入口の
排ガス圧力が高くェネルギ回収量が大きくなる。さらに
洗浄水を使用しないで乾式で除じんするものであるから
、水処理設備が不要である上に、回収ダスト舎水率が低
くダストを再利用する際、たとえば焼結炉への投入原料
として利用するためにべレタィズするとき、乾燥工程な
どが不要となり、工程が短縮されるため燃料などを節約
することができ、またタービン入口温度が高いので回収
ェネルギ量が大きくなるとともに、タービン出口温度も
高いので燃料として利用する場合は顕熱回収が可能とな
るなどの種々の優れた効果を有している。
第1図は従来の高炉排ガスの処理装置の一例を示す系統
的説明図、第2図は本発明の高炉排ガスの集じん・ェネ
ルギ回収装置の一実施態様を示す系統的説明図、第3図
は耐熱性物質からなる粒塊状ろ過材を用いた乾式集じん
機の一実施態様を示す説明図、第4図は第3図における
A−A線断面説明図、第5図は第3図において鎖線円で
囲まれた部分の拡大図である。 1・・・・・・高炉、2・・・…除じん器、3・・・・
・・ベンチュリスクラバ、4・・・・・・炉頂圧調節弁
、5・・・・・・鏡流タービン、6・・・・・・電気集
じん機、7・・・…ガスホルダ、8・・・・・・排ガス
ダクト、10・・…・乾式集じん機、11・・・・・・
本体、12・・・・・・拡がり管、13・・・・・・充
填層、14・・・・・・排ガスダクト、15・・・…軸
流タービン、16・・…・ェネルギ回収部、17・・・
..・圧力制御装置、18・・・・・・発電気、22・
・・・・・ろ過材・ダスト分離機、26・・・・・・粒
塊状ろ過材、27・・・..・支持体、28・・・・・
・ろ過材ホッパ、30・・・・・・排出機、31・・・
・・・ろ過材・ダスト受け、32…・・・空間、33・
・・仕切壁、34・・・・・・粗ダスト受け、35・・
・・・・粗ダスト抜出管、36・・・・・・ろ過材・ダ
スト抜出管。 第1図第2図 第5図 第3図 第4図
的説明図、第2図は本発明の高炉排ガスの集じん・ェネ
ルギ回収装置の一実施態様を示す系統的説明図、第3図
は耐熱性物質からなる粒塊状ろ過材を用いた乾式集じん
機の一実施態様を示す説明図、第4図は第3図における
A−A線断面説明図、第5図は第3図において鎖線円で
囲まれた部分の拡大図である。 1・・・・・・高炉、2・・・…除じん器、3・・・・
・・ベンチュリスクラバ、4・・・・・・炉頂圧調節弁
、5・・・・・・鏡流タービン、6・・・・・・電気集
じん機、7・・・…ガスホルダ、8・・・・・・排ガス
ダクト、10・・…・乾式集じん機、11・・・・・・
本体、12・・・・・・拡がり管、13・・・・・・充
填層、14・・・・・・排ガスダクト、15・・・…軸
流タービン、16・・…・ェネルギ回収部、17・・・
..・圧力制御装置、18・・・・・・発電気、22・
・・・・・ろ過材・ダスト分離機、26・・・・・・粒
塊状ろ過材、27・・・..・支持体、28・・・・・
・ろ過材ホッパ、30・・・・・・排出機、31・・・
・・・ろ過材・ダスト受け、32…・・・空間、33・
・・仕切壁、34・・・・・・粗ダスト受け、35・・
・・・・粗ダスト抜出管、36・・・・・・ろ過材・ダ
スト抜出管。 第1図第2図 第5図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 高炉排ガスダクトに、本体内の中央部に含じん排ガ
スを導入する拡がり管を有しこの拡がり管と本体側壁と
の間に耐熱性物質からなる粒塊状ろ過材の充填層を配設
してなる乾式集じん機を接続し、この乾式集じん機の排
ガス出口側の排ガスダクトに設けられた炉頂圧調節弁と
並列に軸流タービンからなるエネルギ回収部を設けたこ
とを特徴とする高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5499177A JPS6038444B2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5499177A JPS6038444B2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53140206A JPS53140206A (en) | 1978-12-07 |
JPS6038444B2 true JPS6038444B2 (ja) | 1985-08-31 |
Family
ID=12986109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5499177A Expired JPS6038444B2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038444B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224658A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Kawasaki Steel Corp | 合金鉄製錬用竪型炉炉頂ガスの顕熱回収方法 |
JPS62224659A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Kawasaki Steel Corp | 合金鉄製錬用竪型炉炉頂ガスの顕熱回収方法 |
CN102816882B (zh) * | 2011-06-08 | 2013-10-16 | 郭楚昊 | 排压气体回收装置 |
-
1977
- 1977-05-12 JP JP5499177A patent/JPS6038444B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53140206A (en) | 1978-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201020020A (en) | Method for scrubbing a flue gas of a metallurgical plant and flue gas scrubbing apparatus | |
JP5496734B2 (ja) | セメントキルン排ガスの処理装置及び処理方法 | |
CN103706213A (zh) | 旋风布袋除尘器装置 | |
JPS6038444B2 (ja) | 高炉排ガスの集じん・エネルギ回収装置 | |
JP3028466B2 (ja) | 移動層粒状集塵装置 | |
US4248612A (en) | Apparatus for cleaning and recovering power from blast furnace exhaust gas | |
CN209885497U (zh) | 一种井下基于循环气流的干选系统 | |
CN204574833U (zh) | 一种回转窑窑尾废气回收利用装置 | |
JP5736121B2 (ja) | 高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用 | |
CN207620836U (zh) | 一种矿山用喷雾除尘装置 | |
CN104073298B (zh) | 一种降低褐煤气化合成气中灰分含量的装置与方法 | |
JPS6146166B2 (ja) | ||
JP3572148B2 (ja) | 除塵装置 | |
JPS6080008A (ja) | 流動床燃焼装置 | |
JPH0742910A (ja) | 加圧流動床ボイラの灰処理装置 | |
JP2001129338A (ja) | 排ガスの集塵装置 | |
CN115869727B (zh) | 一种钢铁尘泥冶炼烟气颗粒物分级利用装置 | |
CN212596471U (zh) | 一种高温除尘装置 | |
CN218932200U (zh) | 一种用于均压煤气干法回收的缓冲除尘罐 | |
JPH07174327A (ja) | 加圧流動床ボイラの灰処理装置 | |
CN108883421A (zh) | 气体除尘过滤设备和方法 | |
JPS6133882B2 (ja) | ||
JPS6040574Y2 (ja) | 転炉排ガスの乾式集塵・熱回収装置 | |
JPH0813325B2 (ja) | 乾式同時脱硫・脱塵方法 | |
JPS6230242B2 (ja) |