JP5736121B2 - 高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用 - Google Patents

高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用 Download PDF

Info

Publication number
JP5736121B2
JP5736121B2 JP2010101559A JP2010101559A JP5736121B2 JP 5736121 B2 JP5736121 B2 JP 5736121B2 JP 2010101559 A JP2010101559 A JP 2010101559A JP 2010101559 A JP2010101559 A JP 2010101559A JP 5736121 B2 JP5736121 B2 JP 5736121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
nitrogen
blast furnace
gas
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010101559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010261033A (ja
JP2010261033A5 (ja
Inventor
サム・デヴィッド・ドレイパー
シャーリャー・ラビエイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2010261033A publication Critical patent/JP2010261033A/ja
Publication of JP2010261033A5 publication Critical patent/JP2010261033A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5736121B2 publication Critical patent/JP5736121B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/30Exhaust heads, chambers, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2256/00Main component in the product gas stream after treatment
    • B01D2256/12Oxygen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2257/00Components to be removed
    • B01D2257/10Single element gases other than halogens
    • B01D2257/102Nitrogen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • B01D2259/402Further details for adsorption processes and devices using two beds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

本発明は、鋳造高炉ガス内の利用可能な過剰の熱及び機械エネルギーを使用する方法に関し、より詳細には、残余量の未燃焼の炭化水素燃料を含有する高温の高炉排気ガスを処理して、ガスタービンエンジン用のクリーンな補助燃焼ガス及び作動流体を形成する方法に関する。
鉄鉱石を工業グレードの鉄及び鋼に還元する高炉の運転は熱的にかなり効率が悪いことが知られている。典型的な高炉では、粗鉄を製造するために冶金プラントに供給される総熱エネルギーの約66%のみが使用され、供給されたコークスを燃焼するのに大量の空気が必要とされる。また、高炉排気流は鉄鉱石の還元プロセス中に放出され、処理され、又は未使用のまま残された未燃焼の炭化水素を有用な量で含有することが多いことも知られている。
高炉の運転中及びその後発生した熱エネルギーを保存するための過去の試みは、主として、初期の鋳造操作を実行するのに必要な燃料の量を低減する、例えばコークスガス、天然ガス、又は鉄鉱石を加熱するのに使用される加熱用の油の量を低減することに集中している。燃料ガス供給原料の投入温度を上昇させることによりあらゆる冶金プロセスの経済を改良することができるという理論に基づいて、高炉排気ガスからの熱を再利用して鉄鉱石の初期抽出を支持するために他の方法が試みられている。
また、近年、電気を発生させる装置の回転部材を駆動するガス流を始めとして、下流の操作において高炉排気の熱及び可能な作動をより良好に利用することによって鋳造作業の熱効率を改良するために、限られた数の技術も提案されている。しかしながら、これらの公知のプロセスは、熱効率のかなりの悪さ、及び排気ガス中の固体微粒子の存在に起因する運転上の問題がある。加えて、より小さい大きさの鋳造炉の場合、付随するガスタービンエンジンの電気を発生する能力は正当化されない可能性がある。
必要とされる発電設備を購入し設置するための初期投資はひどく高く、そのため下流のプロセスで投資を回収するための時間が容認できないほどに長くなる可能性がある。また、多くのいわゆる「複合」プラントでは、主として鋳造作業の始めに外気の形態で高炉内に導入される大量の窒素を収容する必要があるため、排気高炉ガスから発電するのに必要な比較的複雑で高価な装置を収容するのに充分なスペースもない。従来の高炉からの公称の排気ガス流は約45〜50体積%の窒素を含有する。
このように、今日まで、高炉排気ガスを処理する殆どの従来のプラントでは、排気ガスが高炉を出る際にその燃料価すなわち潜在的な仕事量を完全に取り戻すことができない。通例、このガスは、1.5〜2.0バールゲージの圧力で炉から出て来、比較的高い顕熱容量を伴う(ガスの温度は通例150〜200℃の範囲である)。排気ガスはまた、窒素及びガス形態の残留量の未燃焼炭化水素燃料も含有する。現存の高炉ガスからの残余燃料成分を回収するため、及び/又は利用可能な仕事力を使用するための試みがなされている。しかしながら、後の特にガスタービンエンジンでの使用のための燃料価を下げる傾向がある窒素、二酸化炭素及び一酸化炭素が排気中に存在するため、かかるプロセスでは相変わらず限られた成功しか収められていない。
従って、タービンエンジンに供給される窒素の量を大幅に低減することができれば、ガスタービンエンジンに対する複合燃料供給原料の全体の熱効率を増大する可能性が存続する。過去においては、市販の「酸素濃縮器」を用いて周囲の空気からN2を分離するために分子篩が小規模に使用されていた。「圧力スイング吸着」(「PSA」)といわれる1つの従来法が、化学種の分子特性及び吸着材に対する親和性に基づいて圧力下でガス混合物から特定のガス種を分離するために使用され成功を収めている。PSAは周囲温度付近で作動し、従ってガス分離を起こす低温蒸留技術とは異なる。特別な吸着材が分子篩として機能し、高圧で標的ガス種を優先的に吸着する。その後このプロセスを低圧に切り替えて吸着材を脱着させる。
様々な理由から、PSA技術を使用する従来の酸素濃縮器は、高炉排気ガスを処理するため、又はガスタービンエンジンに対する追加の供給原料を作り出すためにより大規模で有効に使用することはできない。例えば、単に従来の酸素濃縮器では、高炉排気流中に存在する一酸化炭素、二酸化炭素又はアルゴンのような高炉燃焼の他の副生成物を除去するのに有効ではない。
鋳造高炉からの排気ガスは、その生のガスを下流のガスタービンエンジン内で使用するのに容認できなくする別の重要な問題を引き起こす。ガスは、元の高炉運転中に発生し、排気ガス中に混入した固体の微粒子が存在するため、発電用ガスタービンエンジンの燃焼器又はいずれかの段階に直接供給することはできない。ガスタービンエンジンの製造業者は通常約5mg/Nm3の最大吸気微粒子負荷を要求する。従って、高炉ガスがガスタービンエンジンで使用するのにふさわしいものとなるには、そのガスをその初期の「汚れた」状態(通例8.10g/Nm3)からガスタービンの吸気に必要とされる規格に変換するために清浄化しなければならない。
米国特許第5997611号明細書
本発明による、高炉排気流から窒素を分離するための方法は、(1)高炉排気流(通常約45〜50%の窒素、酸素、残留炭化水素燃料化合物及び炭素微粒子を含有する)中に混入(飛沫同伴)した固体微粒子を除去して、実質的に微粒子を含まないガス流を形成し、(2)その微粒子を含まない流れを、ガス流中の空気から窒素を吸着することができる吸着材を含有する少なくとも1つの分離器床に通し、(3)ガス流中に存在する窒素の実質的に全てを間質性の窒素として、少なくとも1つの分離器床中に存在する固体上に吸着させ、(4)分離器を出る吸着しなかった炭化水素燃料及び酸素成分を補助燃料としてガスタービンエンジン中に供給し、(5)吸着した窒素を分離器床から追い出すという基本的な工程を含んでいる。
図1は、本発明の1つの代表的な実施形態の工程流れ図であり、高炉ガス流をガスタービンエンジン中に導入する前にこの流れの中に存在する遊離の窒素の実質的に全てを除去するための装置の主要な構成要素及び重要な工程の流れを示している。
上で述べたように、高炉排気ガスの主な構成成分ガスには、窒素、二酸化炭素、一酸化炭素、酸素、小量の不活性化合物(例えばアルゴン)及び残留する未燃焼炭化水素燃料要素がある。本発明の分離器/濃縮器系は遊離窒素の実質的な部分を除去することにより、達成できる酸素及びガス状の炭化水素の量を増大する。本発明の代表的な実施形態において、混入した固体微粒子を除去する工程は微粒子濃度を約8.1g/Nm3から約5mg/Nm3のレベルに低減する。好ましくは、本方法を実施するのに有用な吸着材として、ゼオライト、活性炭、シリカゲル又はアルミナのビーズを含有する分子篩がある。本発明の方法では、また、並行して作動する、すなわち、少なくとも1つの分離器床が窒素を吸着する一方で残りの床が既に吸着した窒素を追い出すように作動する複数の分離器床を使用することも考えられる。
重要なことに、本発明では、下流のガスタービンエンジンの全体の効率を改良するように、高炉排気ガスを最初に加工処理した後利用する。殆どの高炉ガスのN2含有率は通例乾燥基準で45〜50体積%の範囲である。排気ガスは使用可能な量の酸素と炭化水素燃料を含有するが、高炉ガス中に存在する窒素の量はそのガスの発熱量を大幅に低下させる。また、ガス流中の窒素と燃焼副生成物の量のため、従来のガス精製法を使用して残りの炭化水素燃料を単離することは困難で高価となる。
従って、1つの代表的な実施形態において、本発明は、従来の酸素「濃縮器」と比較してずっと大規模に分子篩の床を使用して、窒素及び可能性があるCO及びCO2のような他のガスを選択的に除去することにより、酸素の割合を大幅に上昇させる一方で、排気ガスの本来の発熱量と潜在的な仕事力を増大する。従来の酸素濃縮器はこれまで高純度の酸素(通例、濃縮器への投入量に応じて50〜95%の範囲)を生成させるために使用されているが、高炉ガス流の典型的な流れ条件下ではなかった。この度、高炉ガス流に対する分子篩の特性を操作し、以下に記載する工程流れ条件下で窒素を除去することで、下流のガスタービンの全体の熱効率が大幅に改良されることが判明した。窒素のようなガスが除去されたら、アミン又は膜分離ユニットのようなガス捕捉技術を使用してガス発熱量をさらに増大することができる。加えて、高炉ガスの熱及び仕事エネルギーを回収することにより、鋳造はエネルギー効率がずっと良くなり、また環境の観点からもより「優しく」なる。
分離器床(本明細書では「窒素除去床」ともいう)は「圧力スイング吸着」すなわち「PSA」として公知の酸素濃縮器と同じ一般原理に基づいて作動する。ここで、PSA法は、床に供給されるガス混合物中の1つの特定の構成成分(窒素)の量を減少させるために並行して作動する異なる吸着性の分離器床を横切る圧力変化に依拠している。殆どの圧力スイング吸着法で、圧力下のガスは高圧の下で固体表面に引き寄せられる(「吸着する」)傾向がある。圧力が低下すると、ガスは放出され、すなわち「脱着し」、系から除去され得る。
窒素は他の構成成分、特に酸素と異なる程度で床物質の固体表面に引き寄せられる傾向があるので、改変されたPSA法が高炉排気中の窒素を分離するのに有用であることが見出された。本発明の代表的な実施形態では並行して作動する少なくとも2つの床を使用する。1つの床がその窒素を吸着する能力の限界に到達したとき、その床は圧力を低下させて吸着した窒素を放出させることによって再生することができる。そこで、この床は、窒素が枯渇しているが酸素及び残留炭化水素燃料成分がより多い出口ガスを生成させる別のサイクルを開始する準備ができたことになる。PSA法では酸素よりも窒素を優先的に吸着するので、吸着材と接触する加圧された空気は著しく高い体積割合の酸素を含有する。酸素が富化されたガス流は吸着ゾーンから(例えば、ガスタービン燃焼器への補助供給原料として)連続的に通気することができ、一方吸着した窒素は低下した圧力条件でパージされる。
ゼオライト又は酸化メチルビーズを含めていろいろな種類のPSA床材料が、一酸化炭素及び不活性化合物のような他の構成成分が存在するにも関わらず排気流から窒素を除去するのに有効であることが判明した。ここでも、本明細書に記載したように並行して作動する複数の圧力スイング吸着床を用いることにより、床を通る窒素を直列式に有効に除去することができ、排気ガス中に残っている残留酸素及び未燃焼炭化水素成分の量を実質的に増大することができる。
図1に描いたプロセスは並行して作動する2つの分離器(濃縮器)の各々を示しており、各分離器は処理を受ける高炉排気のための主な入口及び出口ガス制御バルブ、並びに窒素吸収性媒体(通例ビーズ形態)を含有する分子篩床を含んでいる。第1の分子篩床の装填サイクル中、第1の入口及び出口バルブを開き、第2の入口及び出口バルブを閉じて、排気ガス供給原料内の窒素が第1の分離器内に吸着されるようにする。吸着工程が進行するにつれて、遊離窒素、すなわち吸着されることができないで第1の分離器を出て来る窒素の量が閾値濃度レベルに達するまでその量が経時的に次第に増大する。閾値の時点で第1の分離器への供給を並行して作動する分離器へ切り替えなければならない。
第2の分子篩床の装填サイクル中は、第1の入力及び出力バルブを閉じ、第2の入力及び出力バルブを開いて、分離器を通ってガスタービン内へ流れられるようにする。それぞれの分子篩床の装填サイクルの完了後、特定の分離器の出口バルブを開いて、吸着ビーズ上の間質性の窒素が分離器から除去され得るようにすることができ、一方第2の分離器はまだ装填する。
図1に示した本発明を実施する際に有用なPSA系の吸着材としては、通例、その大きい表面積故に選択される多孔質の物質がある。典型的な吸着材には活性炭、シリカゲル、アルミナ及びゼオライトビーズがある。表面上に吸着したガスは通例単一のガス層からなるが、これらのビーズはその重量のかなりの割合の窒素を吸着することができる。例えば、ゼオライト及び活性炭(「炭素分子篩」)は大きさに基づいてガス分子を排除し、かつより大きい分子が吸着することを制限することができる篩特性を有する。この場合、床は優先的に遊離窒素を吸着すると共に、酸素及び残留炭化水素は分離器から連続的に通気されるようにすることができる。
具体的に図1を参照すると、従来の高炉構成は、鉄鉱石を還元して鉄溶融物16を生成する主要な燃焼反応体として鉄鉱石供給原料13、コークス11、石灰石12及び外気14を受容するような大きさの炉自身10を含んでいる。得られる廃棄スラグ15は、炉が定常状態条件で作動しているときに高炉から連続的に除去される。高炉を出て行くガス流は、高炉の運転中に生成する窒素、未使用の酸素、アルゴン及び残留量の未燃焼炭化水素の実質的な部分を含んでおり、これらは全て17で炉を出て行く排気流中に混ぜ合わせられる。ガス流が下流のタービン運転で使用できるようになる前に系から除去しなければならない硬い微粒子成分は、一般に「ガスの清浄化」と呼ばれる工程18において示されているように除去される。このような清浄化工程は、例えば静電集塵器を含むことができる。
得られたクリーンな、すなわち、微粒子を含まない高炉排気流19を、図に示されているように並行して作動する窒素分離器(「濃縮器」)22及び23に通して、高炉排気をガスタービンエンジン31の供給原料として連続的に使用できるようにする。1つの操作手順において、分離器26及び27は各々が、主な入口及び出口ライン20、21、26、及び27と共に、順に作動する並列の分離器を用いて処理を受ける高炉排気ガスを制御するためのそれぞれ対応するガス制御バルブ24、25、26及び27を含んでいる。各分離器は窒素吸収性媒体(通例ビーズ形態)を含有する分子篩床を含んでいる。第1の分子分離器床の装填サイクルの間、第1の入口及び出口バルブ24及び28を開き、第2の入口及び出口バルブ25及び29を閉じて、排気ガス供給原料中の窒素が第1の分離器に吸着され得るようにする。
第1の分離器で閾値吸着レベルが達成されたら、制御バルブ24及び26を閉じ、分離器23のバルブ25及び29を開いて連続的な窒素除去工程を可能にする。その後、上記のように各完全に装填された分離器内の圧力を低下することにより、各分離器内に吸着された窒素を系から追い出す(脱気する)ことができる。図1はまた、分離器22及び23から得られた本質的に窒素を含まず微粒子を含まない生成物流を、どのようにして、従来の投入及び排気流33及び32を伴って描かれたガスタービンエンジン31の燃焼箱30中に直接に供給することができるかも示している。
前述の通り、改変されたPSA法を用いることにより、本発明は、異なる窒素吸収材床において交互の圧力手順の反復サイクルを利用する。その最終結果は、経時的に行われる連続的でより効率的な濃縮器の運転、及び小さい従来の酸素濃縮器よりずっと大規模に高炉排気ガスを処理する能力である。すなわち、図1に示したもののような複数の床系は濃縮器の効率を増大すると共に下流のガスタービンエンジンに対する全体のガス処理能力を上げるように機能する。
図1はまた、ガスが並列の濃縮器を通過する前に高炉ガス排気を処理するのに必要な粉塵抽出構成要素(例えば、静電集塵器を含むことができる「ガス清浄化」段階18として全体を示す)の使用も示している。本発明に有用な粒子抽出系は、予備的清浄化段階及び洗練された粉塵粒子清浄化段階の両方を含むことができる。例えば、予備的清浄化段階は高炉喉部に直接接続された垂直の圧力容器を含むことができ、これにより炉ガスは主な排気ガス管から垂直に圧力容器に入る。圧力容器に入る際の断面を大きくすることによりガス速度が低下する。最も粗い粒子は、ガス流が圧力容器の頂部で集塵器から出る前にその流れから垂直に落下する。その後、分離された粒子を粉塵ホッパーに収集し、圧力容器の底部で除去する。予備的に清浄化された高炉ガスを集塵器から洗練された清浄化段階に通す。この段階は通常、残りの最も小さい混入した微粒子を除去する少なくとも1つのガス洗浄機又は静電集塵器(例えば、図1の清浄化段階18)を含んでいる。
また高炉ガスは、集塵器を出た後、洗練された清浄化段階に通される前に、サイクロン分離器(図示してない)に通すこともできる。サイクロン分離器は通常、並列に接続された1以上の分離器を含む。高炉ガスは高速で接線方向に供給され、その結果粒子は遠心力によりサイクロン分離器の外壁に向かって投げ出され、この外壁に沿って粉塵ホッパー内に滑り落ちる。
現在のところ最も現実的で好ましい実施形態と考えられる実施形態に関連して本発明を説明して来たが、本発明は開示された実施形態に限定されることはなく、逆に特許請求の範囲の思想及び範囲内に入る様々な修正及び等価な処理を包含するものと理解されたい。

Claims (8)

  1. 空気及び未燃焼の炭化水素を含有する、高炉(10)からの高炉排気流(17)から窒素を除去してガスタービンエンジン(31)への補助供給原料を形成するための方法であって、
    前記高炉(10)に直接接続され、1.5バール以上の圧力と150℃以上の温度を有する前記高炉排気流(17)の速度を低下させる垂直の圧力容器と前記圧力容器を通過した微粒子を除去するガス洗浄機とを含む集塵器(18)が、前記高炉排気流(17)中に混入した固体微粒子を実質的に全て除去して実質的に微粒子を含まないガス流(19)を形成する工程と、
    前記集塵器(18)に直接接続され、前記実質的に微粒子を含まないガス流(19)を、並列に作動する複数の分離器床(22)であって、前記微粒子を含まないガス流(19)中の空気から窒素を吸着することができる吸着材にして、ゼオライト、活性炭、シリカゲル又はアルミナのビーズを含有する分子篩を形成する吸着材を各々含んでいる複数の分離器床(22)の最初の分離器床に通過させる工程と、
    前記複数の分離器床(22)の最初の分離器床の入口バルブ及び出口バルブの双方を開き、前記微粒子を含まないガス流(19)中の窒素の実質的に全てを、間質性の窒素として、前記複数の分離器床(22)の最初の分離器床内の固体上に吸着させる工程と、
    前記複数の分離器床(22)の最初の分離器床の入口バルブ及び出口バルブの双方が開いているときに、前記複数の分離器床(22)の最初の分離器床によって窒素を吸着した後で、前記実質的に微粒子を含まないガス流(19)中の吸着しなかった炭化水素燃料及び酸素成分を前記ガスタービンエンジン(31)に供給する工程と、
    同時に、前記複数の分離器床(22)の第2の分離器床の入口バルブ及び出口バルブの双方を閉じ、前記複数の分離器床(22)の第2の分離器床から吸着した窒素を排出する工程を含む、方法。
  2. 混入した固体微粒子を除去する工程が、微粒子を8.1g/Nm3から5mg/Nm3のレベルに低減する、請求項1記載の方法。
  3. 前記高炉排気流(17)から窒素を除去する工程を連続的プロセスとして行う、請求項1又は請求項2記載の方法。
  4. 前記高炉排気流(17)中に存在する窒素の量が45〜50体積%である、請求項3記載の方法。
  5. さらに、前記ガス流を前記ガスタービンエンジン(31)に供給する前に、前記微粒子を含まないガス流(19)をアミン又は膜分離ユニットに通す工程を含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の方法。
  6. 混入した微粒子を除去する工程が、最初に前記高炉排気をサイクロン分離器に通すことを含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記分離器床(22、23)の少なくとも1つが窒素を吸着するように作動し、残りの分離器床(22、23)の少なくとも1つが吸着した窒素を床から排出するように作動する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の方法。
  8. 前記残りの分離器床(22、23)の1つを、前記床の作動圧力を低下させて窒素を放出させることにより周期的に再生する、請求項7記載の方法。
JP2010101559A 2009-05-07 2010-04-27 高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用 Expired - Fee Related JP5736121B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/436,849 US8177886B2 (en) 2009-05-07 2009-05-07 Use of oxygen concentrators for separating N2 from blast furnace gas
US12/436,849 2009-05-07

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010261033A JP2010261033A (ja) 2010-11-18
JP2010261033A5 JP2010261033A5 (ja) 2013-06-13
JP5736121B2 true JP5736121B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=42932624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010101559A Expired - Fee Related JP5736121B2 (ja) 2009-05-07 2010-04-27 高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8177886B2 (ja)
JP (1) JP5736121B2 (ja)
CN (1) CN101879397B (ja)
CH (1) CH701016B1 (ja)
DE (2) DE102010016618A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104765972B (zh) * 2015-04-22 2017-08-11 燕山大学 以机理和数据为主要手段的高炉煤气温度场的建模方法
CN107684978A (zh) * 2017-10-12 2018-02-13 宁波工程学院 一种循环式摩擦静电除尘装置
JP7025310B2 (ja) * 2018-09-14 2022-02-24 一般財団法人電力中央研究所 ガスタービン複合発電システム、ガスタービン複合発電方法
CN113102088B (zh) * 2021-04-10 2022-08-30 南京工程学院 大型高炉制粉系统全自动自主集控装置及方法

Family Cites Families (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US434216A (en) * 1890-08-12 Half to f
US430224A (en) * 1890-06-17 anderson
US3420040A (en) * 1965-06-22 1969-01-07 Joy Mfg Co Dust collector
US3672502A (en) * 1970-03-27 1972-06-27 Polysius Gmbh Apparatus for purifying dust loaded waste gases
US3784370A (en) * 1971-09-27 1974-01-08 Stephenson Papesch Processes I Process of manufacturing pig iron
US4190424A (en) * 1975-07-17 1980-02-26 Boc Limited Gas separation
IT1055936B (it) * 1976-02-25 1982-01-11 Cardenas Spa De Lavatore per gas d altoforno
US4420314A (en) * 1977-06-02 1983-12-13 Barron Industries, Inc. Gas-solids separator
DE2911763C2 (de) * 1979-03-26 1982-08-05 Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf Verfahren und Einrichtung zum Regulieren von Anteilen der Luftbestandteile Sauerstoff, Stickstoff, Kohlendioxyd und Wassergehalt in Reaktionsprozessen des metallurgischen Bereichs
JPS55149620A (en) * 1979-05-11 1980-11-21 Noboru Sato Oxygen-enriching system having good rise-up characteristic
US4342573A (en) * 1979-10-12 1982-08-03 Greene & Kellogg, Incorporated Compact oxygen concentrator
US4302224A (en) * 1979-10-12 1981-11-24 Greene & Kellogg, Inc. Compact oxygen concentrator
US4359328A (en) * 1980-04-02 1982-11-16 Union Carbide Corporation Inverted pressure swing adsorption process
DE3034539C2 (de) * 1980-09-12 1982-07-22 Korf-Stahl Ag, 7570 Baden-Baden Verfahren und Vorrichtung zur direkten Erzeugung von flüssigem Roheisen aus stückigem Eisenerz
US4400575A (en) * 1981-01-12 1983-08-23 Union Carbide Corporation Methanation of gas streams containing carbon monoxide and hydrogen
DE3132572A1 (de) * 1981-08-18 1983-03-10 Linde Ag, 6200 Wiesbaden Verfahren zur adsorptiven zerlegung eines gasgemisches
JPS5878955U (ja) * 1981-11-26 1983-05-28 石川島播磨重工業株式会社 高炉ガス回収装置
US4386945A (en) * 1982-02-01 1983-06-07 Litton Systems, Inc. Process and compound bed means for evolving a first component enriched gas
US4576616A (en) * 1982-07-27 1986-03-18 Proto-Med. Inc. Method and apparatus for concentrating oxygen
US4477264A (en) * 1983-03-30 1984-10-16 Air Products And Chemicals, Inc. Pressure swing adsorption process for a medical oxygen generator for home use
JPS605012A (ja) * 1983-06-20 1985-01-11 Kawasaki Steel Corp 吸着法を使用して一酸化炭素を含む混合ガスより一酸化炭素を精製する方法
US4733528A (en) * 1984-03-02 1988-03-29 Imperial Chemical Industries Plc Energy recovery
US4586634A (en) * 1984-03-12 1986-05-06 Puritan-Bennett Corporation Valve actuating latching coupler for high pressure device
JPS60246206A (ja) * 1984-05-22 1985-12-05 Seitetsu Kagaku Co Ltd 高濃度酸素の製造方法
JPS61190277A (ja) * 1985-02-16 1986-08-23 大同酸素株式会社 高純度窒素および酸素ガス製造装置
US4744803A (en) * 1985-08-19 1988-05-17 The Ohio State University Research Foundation Complementary pressure swing adsorption
US4636226A (en) * 1985-08-26 1987-01-13 Vbm Corporation High pressure oxygen production system
JPS62193622A (ja) * 1986-02-20 1987-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 高炉ガスの発熱量増加方法およびその装置
JPS62241524A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Kawasaki Steel Corp 純度安定化に優れる一酸化炭素の分離精製方法
US4869733A (en) * 1986-05-22 1989-09-26 Vbm Corporation Super-enriched oxygen generator
GB2204812B (en) * 1987-05-15 1991-06-19 Dresser Uk Ltd Dry process electrostatic precipitator
JPH0426432Y2 (ja) * 1987-07-31 1992-06-25
JP2562326B2 (ja) * 1987-08-07 1996-12-11 住友精化株式会社 空気から高濃度酸素を取得する方法
US4917711A (en) * 1987-12-01 1990-04-17 Peking University Adsorbents for use in the separation of carbon monoxide and/or unsaturated hydrocarbons from mixed gases
US5137549A (en) * 1988-10-14 1992-08-11 Vbm Corporation Two stage super-enriched oxygen concentrator
US4973339A (en) * 1989-10-18 1990-11-27 Airsep Corporation Pressure swing absorption process and system for gas separation
US5236467A (en) * 1992-06-12 1993-08-17 Excellene Limited Double fortified hydrocarbon and process for making and using the same
FR2698502B1 (fr) * 1992-11-25 1994-12-23 Cit Alcatel Dispositif de récupération du rythme baud dans un récepteur pour modem.
ES2068779B1 (es) * 1993-01-25 1998-01-16 Mannesmann Ag Procedimiento para el aprovechamiento de la energia contenida en el gas de tragante de un horno de cuba.
JPH07292405A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Nippon Steel Corp 乾式集塵機運転時の湿式集塵機系統からリークするダーティーガスの除塵装置
US5458677A (en) * 1994-05-05 1995-10-17 Alliedsignal Truck Brake Systems Company Air dryer mechanism with flow regulated purge pressure
US5518526A (en) 1994-10-07 1996-05-21 Praxair Technology, Inc. Pressure swing adsorption process
US5520720A (en) * 1994-11-30 1996-05-28 The Boc Group, Inc. Pressure swing adsorption process
US5529607A (en) * 1995-03-15 1996-06-25 The Boc Group, Inc. PSA process with dynamic purge control
FR2734172B1 (fr) * 1995-05-19 1997-06-20 Air Liquide Dispositif et procede de separation de gaz par adsorption
US5766310A (en) * 1996-07-19 1998-06-16 Litton Systems Incorporated Single stage secondary high purity oxygen concentrator
US5961694A (en) * 1997-06-09 1999-10-05 L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Apparatus and process for the separation of gas mixtures by pressure swing adsorption
US6214084B1 (en) * 1997-09-03 2001-04-10 The Boc Group, Inc. Iron manufacturing process
US6216441B1 (en) * 1997-09-17 2001-04-17 General Electric Co Removal of inert gases from process gases prior to compression in a gas turbine or combined cycle power plant
CN1100588C (zh) * 1997-10-24 2003-02-05 化学工业部西南化工研究设计院 从高炉气中提浓一氧化碳的变压吸附法
US5928610A (en) * 1998-04-28 1999-07-27 Oxygen Generating Systems, Inc. Oxygen generator
US5997611A (en) * 1998-07-24 1999-12-07 The Boc Group, Inc. Single vessel gas adsorption system and process
CN1074448C (zh) * 1998-12-18 2001-11-07 南京化工大学 浓缩和提纯高炉气中一氧化碳的变压吸附工艺
CN1093598C (zh) * 1999-01-25 2002-10-30 崔铁汉 汽车空气滤清富氧器
JP2004107473A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Jfe Steel Kk 副生ガスの清浄方法および装置
US20040099138A1 (en) * 2002-11-21 2004-05-27 L'air Liquide, Societe Anonyme A Directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et Membrane separation process
CN100410519C (zh) * 2004-10-04 2008-08-13 贺长宏 缸内喷氧的内燃发动机及其富氧燃烧控制方法
US20090223229A1 (en) * 2006-12-19 2009-09-10 Hua Wang Method and System for Using Low BTU Fuel Gas in a Gas Turbine
CN201209146Y (zh) * 2008-04-22 2009-03-18 河南济源钢铁(集团)有限公司 低氮高炉鼓风装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101879397B (zh) 2015-03-11
CN101879397A (zh) 2010-11-10
JP2010261033A (ja) 2010-11-18
CH701016B1 (de) 2015-04-15
US20100282078A1 (en) 2010-11-11
CH701016A2 (de) 2010-11-15
DE102010016829A1 (de) 2010-11-11
DE102010016618A1 (de) 2010-11-18
US8177886B2 (en) 2012-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362716B2 (ja) Co2を含むガスの精製方法
RU2433341C1 (ru) Способ сжигания углеродсодержащего топлива при использовании твердого носителя кислорода
JP6161635B2 (ja) 重質炭化水素除去方法
RU111024U1 (ru) Система для сухого обеспыливания и сухой очистки газа, загрязненного пылью и вредными веществами, образующегося в устройствах для производства чугуна при производстве чугуна или в устройствах для производства железа при производстве железа
RU125879U1 (ru) Устройство для удаления co2 из отходящих газов устройств для производства чугуна
JPH05237329A (ja) ガス分離方法とその装置
JP5657532B2 (ja) ダストを含有した湿性ガスの処理
JP5736121B2 (ja) 高炉ガスからn2を分離するための酸素濃縮器の使用
CN107019991B (zh) 一种工业烟气中co2富集以及余热回收系统和方法
JP5498661B2 (ja) 高炉ガスの分離方法
RU2546724C2 (ru) Способ очистки газового потока, нагруженного пылью
RU2010116168A (ru) Способ очистки сырого газа после газификации твердого топлива
WO2009116674A1 (ja) 高炉ガスの分離方法
CN108325295B (zh) 高温气体中细颗粒物沸腾床分离方法与装置
JP4594239B2 (ja) ガス精製システムおよびガス精製方法
Park et al. Efficient pressure swing Adsorption for improving H 2 Recovery in precombustion CO 2 capture
AU7992898A (en) Iron manufacturing process
CN105003324A (zh) 排气后处理系统及用于排气后处理的方法
JP2010261033A5 (ja)
JPS59116115A (ja) 一酸化炭素の回収方法
JPH01176416A (ja) 燃焼排ガスの清浄化方法
JP5796298B2 (ja) ガス分離方法及び装置
JPH01230416A (ja) 高炉ガスからの炭酸ガス回収方法
JPH07284624A (ja) 流動層を用いた分子ふるい吸着剤による特定ガスの連続回収装置
KR101607423B1 (ko) 유동 촉매 크래킹 유닛을 개조하기 위한 방법 및 이와 관련한 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150306

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5736121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees