JPS6038363A - ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤 - Google Patents

ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤

Info

Publication number
JPS6038363A
JPS6038363A JP14715683A JP14715683A JPS6038363A JP S6038363 A JPS6038363 A JP S6038363A JP 14715683 A JP14715683 A JP 14715683A JP 14715683 A JP14715683 A JP 14715683A JP S6038363 A JPS6038363 A JP S6038363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloro
parts
insecticide
trifluoromethyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14715683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0469B2 (ja
Inventor
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
Hisaki Takeda
竹田 久己
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Sumio Nishida
西田 寿美雄
Kazuhiro Tsushima
和礼 対馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP14715683A priority Critical patent/JPS6038363A/ja
Publication of JPS6038363A publication Critical patent/JPS6038363A/ja
Publication of JPH0469B2 publication Critical patent/JPH0469B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式m で示されるピリジルピリドン誘導体およびそれを有効成
分として含有する殺虫剤に関する。
これまでにピリジルピリドン誘導体の生物活性としては
抗炎症作用、鎮痛作用が知られているに過ぎない (日
本特許6808.196゜6720.21+4.i 6
720,295)。
本発明者らは、新規農薬の合成研究を行なった結果、式
(11で表わされるピリジルピリドン誘導体(以下本発
明化合物(I)と称する。)が 1、極めて高い殺虫効力を有する。
2、殺虫剤抵抗性の害虫に対しても卓効を発揮する。
(9) などの優れた性質を有することを見い出し本発明を完成
するに至った。
本発明化合物(I)が特に有効な具体的害虫としては、
ウンカ類などの半翅目、ヨトウ類などの鱗翅目、アカイ
エカ、イエバエなどの双翅目、チャバネゴキブリなどの
網翅目などが挙げられる。
本発明化合物(Ilを合成する方法としては、例えば、
+112 、8−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピ
リジンをジメチルホルムアミド中、無水酢酸ナトリウム
と加熱する方法。
(212、8−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピリ
ジンをジメチルホルムアノミド中、8−クロロー6−ト
リフルオロメチル−2−ヒ!Jトンナトリウム塩とを、
銅触媒の存在下加熱する方法によって容易に合成するこ
とができる。以下参考例によって合成例を示す。
(参考例1) 2.8−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピリジン4
.Oy、無水酢酸ナトリウム1.92を、乾燥したジメ
チルホルムアミド15mに加え、140〜160℃で8
時間かきまぜた。反応液を氷水にあけ酢酸エチルで抽出
した。酢酸エチル層を食塩水で洗浄の後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。酢酸エチルを留去した後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付しく展開溶媒n−ヘ
キサン:酢酸エチル1=20:l)、C1(2H)、B
−クロロ−6−) IJフルオロメチル−8’−クロロ
−5’ −)リフルオロメチル−2′−ビビリリジンク
ー2−オン1.22を白色結晶と1.て得た。
融点 108.5〜109.0℃ PMR(内部標準:テトラメチルシラン、δ値、溶[:
lクロロホルム) 7.77(2H,S) 、 8.19(IH)8.77
(III) IR1680c+++ (カルボニル)実測値 88.
881,16 7.46 18.62(計算値 88.
221.07 7.48 18.88)C12H4Cj
?2F6 N20として乾燥したジメチルホルムアミド
l (l mに加え、8−クロロ−6−)!Jフルオロ
メチルー2−ピリドン500噌を20℃で加えた。15
分かきまぜた後、2.8−ジクロロ−5−トリフルオロ
メチルピリジン660■、塩化第一銅20岬を加え、1
40〜160℃で5時間かきまぜた。氷水にあけて、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を食塩水で洗浄の後
、溶媒留去後、シリカゲルカラムクロマトグラ本発明化
合物(、I)を殺虫剤の有効成分として用いる場合は、
他の何らの成分も加えず、そのまま使用してもよいが、
通゛常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、界面活性
剤、その他の製剤用補助等、餌等と混合し、あるいは線
香やマット等の基材に含浸して、乳剤、水和剤、粉剤、
粒剤、油剤、エアゾール、蚊取線香や電気蚊取マット等
の加熱燻蒸剤、フォッギング等の煙霞剤、非加熱燻蒸剤
剤、毒餌等に製剤する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量
比で0.01%〜95%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、ピロフィライト、
タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、クルミ
殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の
微粉末あるいは粒状物が挙げられ、液体担体としては、
ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素、
ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、インプ
ロパツール、エチレングリコール、セロソルブ等のアル
コール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、イソホロン等のケトン、ジエチルエーテル、ジオ
キサメン、テトラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エチ
ル等のエステル、アセトニトリル、イソブチロニトリル
等のニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、大豆油、
綿実油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体としては
、フロンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエー
テル等が挙げられる。乳化、分散、湿展等のために用い
られる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、
アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホ
こはく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルりん酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮金物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン界面活性剤が挙げられる。固着剤や分散剤等の製
剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルギン
酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、糖蜜、カ
ゼイン、ゼラチン、CMC(カルボキシメチルセルロー
ス)、松根油、寒天等が挙げられ、安定剤としては、P
AP (酸性りん酸イソプロピル)、TCP(りん酸ト
リクレジル)等のりん酸アルキル、植物油、エポキシ化
部、前記の界面活性剤、BIT、BH八等の酸イし防止
剤、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等
の脂肪酸塩、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル等
の脂肪酸エステル等が挙げられる。
次に製剤側を示す。
なお、以下の製剤例において、部は重鳳部を示す。
製剤例1 本発明化合物(Il O,2部、キシレン2部および白
灯油97.8部を混合し、油剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(I) l 0部、ポリオキシエチレンス
チリルフェニルエーテル14部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム6部およびキシレン70部をよく混合
して乳剤を得る。
製剤例8 本発明化合物(El 20部、フェニトロチオンi o
s、リグニンスルホン酸カルシウム8部、ラウリル硫酸
ナトリウム2部および合成含水酸化珪素66部をよく粉
砕混合して水和剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(I) 1部、カルバリール2部、カオリ
ンクレー87部およびタルク10部をよく粉砕混合して
粉剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(I)5部、合成含水酸化珪素1部、リグ
ニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト80部お
よびカオリンクレー62部をよく粉砕混合し、水を加え
てよく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
製剤例6 本発明化合物(I)0.05部、テトラメスリン0.2
部、レスメスリン0.06部、キシレン7部力よび脱臭
灯油32.7部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し
、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴
射剤(液化石油ガス)60部を加圧充填すればエアゾー
ルを得る。
製剤例7 本発明化合物(111yに5−プロパルキルフルフリル
−dl−シス、トランスクリサンセメ−1−0,6yS
BHTo、5りを加え、遮風のアセトンに溶解し、4.
 OcPAX 4.0国、厚さ1.2 cmの多孔セラ
ミック板に均一に吸着させれば、加熱燻煙剤を得る。
これらの製剤は、そのままで、あるいは水で希釈して用
いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤
、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合
して用いることもできる。
本発明化合物fIlを殺虫剤として用いる場合、その施
用量は、通常10アールあたり5y〜5ooyであり、
乳剤、水和剤等を水で希釈して施用する場合は、その施
用濃度はl Oppm〜1000 ppmであり、粉剤
、粒剤、油剤、エアゾール等は、何ら希釈することなく
、製剤のままで施用する。
次に試験例を示す。なお比較対照に用いた化合物は、第
1表の化合物記号で示す。
第 l 表 化合物記号 構 造 式 名 称 試験例1 直径6.5傭のポリエチレンカップの底に同大のF紙を
しき、製剤例2によって得られた本発明化合物(Ilお
よび対照化合物の乳剤の水による所定濃度希釈液0.7
1を濾紙上に滴下した。餌として、シュークロース80
■をP紙上暑こ入れた。その中に殺虫剤抵抗性系統イエ
バエ雌成虫を各々10頭放ち、フタをして48時間後に
生死を調査し、死出率をめた(2反復)。
結果を下表に示す。
試験例2 製剤例2によって得られた本発明化合物(I)および対
照化合物の乳剤の水による所定濃度の希釈液にイネ茎(
長さl 2 aR)を1分間浸漬する。風乾後、試験管
にイネ茎を入れ、ヒをめた(2反復)。
結果を下表に示す。
試験例8 直径5.5国のポリエチレンカップの底に同大のF紙を
しき、製剤例2によって得られた本発明化合物(Tlお
よび対照化合物の乳剤の水による所定濃度希釈液0.7
 、fを濾紙上に滴下した。餌としてシュークロース8
0−wをF紙上に入れた。その中にチャバネゴキブリ雄
成虫を10頭放ち、フタをして48時間後に生死を調査
し、死出率をめた(2反復)。
結果を下表に示す。 。
(14完) 手続補正書(白8) 特許庁長官殿 1 事件の表示 昭和外年 特許願第 tq−’−ttsa号3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 大阪市東区北浜5丁目15番地 (209)住友化学工業株式会社 代表者 土 方 武 4、代理人 大阪市東区北浜5丁目15番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 で示されるピリジルピリドン誘導体、っ(2)式 で示されるピリジルピリドン誘導体を有効成分として含
    有することを特徴とする殺虫剤。 (’l )
JP14715683A 1983-08-10 1983-08-10 ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤 Granted JPS6038363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14715683A JPS6038363A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14715683A JPS6038363A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038363A true JPS6038363A (ja) 1985-02-27
JPH0469B2 JPH0469B2 (ja) 1992-01-06

Family

ID=15423848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14715683A Granted JPS6038363A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172754A (ja) * 1984-09-18 1986-04-14 Sumitomo Chem Co Ltd ピリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
WO2008018501A1 (fr) * 2006-08-10 2008-02-14 Nippon Soda Co., Ltd. Composition agrochimique

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172754A (ja) * 1984-09-18 1986-04-14 Sumitomo Chem Co Ltd ピリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPH0528226B2 (ja) * 1984-09-18 1993-04-23 Sumitomo Chemical Co
WO2008018501A1 (fr) * 2006-08-10 2008-02-14 Nippon Soda Co., Ltd. Composition agrochimique
US8273685B2 (en) 2006-08-10 2012-09-25 Nippon Soda Co., Ltd. Agrochemical composition

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0469B2 (ja) 1992-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6038363A (ja) ビリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JP2546339B2 (ja) エステル化合物およびその殺虫、殺ダニ剤としての用途
JPH0528226B2 (ja)
JP2976038B2 (ja) 新規アミジン誘導体、及びこれを含有する殺虫、殺ダニ剤
JPH0517916B2 (ja)
JPH0369897B2 (ja)
JPS6115886A (ja) 1,2,4−トリアゾロチアゾロピリジン誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPH0414098B2 (ja)
JPS60158180A (ja) ベンズイミダゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH03261737A (ja) 炭化水素系化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
JP2830349B2 (ja) カルボン酸エステルおよびその殺虫、殺ダニ剤としての用途
JPH0367060B2 (ja)
JPH0517917B2 (ja)
JPS61236741A (ja) ベンジルエ−テル誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤
JPH0272134A (ja) 新規なエーテル化合物、その製造法およびエーテル化合物を有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPS6019760A (ja) オキシム誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤
JPS61282364A (ja) トリハロイミダゾール誘導体およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH04234829A (ja) アルコール誘導体
JPS6176462A (ja) エーテル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPH0356467A (ja) ブロモジフルオロメトキシベンゼン系化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPS61293944A (ja) エーテル化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH0419203B2 (ja)
JPS61103855A (ja) カルボン酸エステル、その製造方およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPS62106037A (ja) エ−テル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPH0723341B2 (ja) カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤