JPS6038285Y2 - 電解コンデンサの端子構造 - Google Patents

電解コンデンサの端子構造

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Publication number
JPS6038285Y2
JPS6038285Y2 JP13121081U JP13121081U JPS6038285Y2 JP S6038285 Y2 JPS6038285 Y2 JP S6038285Y2 JP 13121081 U JP13121081 U JP 13121081U JP 13121081 U JP13121081 U JP 13121081U JP S6038285 Y2 JPS6038285 Y2 JP S6038285Y2
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JP
Japan
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rivet
head
electrolytic capacitor
external terminal
sealing plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP13121081U
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English (en)
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JPS5837128U (ja
Inventor
博幸 尾村
Original Assignee
日本ケミコン株式会社
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Publication date
Application filed by 日本ケミコン株式会社 filed Critical 日本ケミコン株式会社
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電解コンデンサの端子構造に係り、特に、
電解コンデンサ素子を封入した外装ケースを封目する封
目板上に外部端子を固定するリベットと、外部端子との
接続抵抗の低減ないし接続不良の防止に関する。
従来、電解コンデンサには、第1図に示すような封口構
造が用いられている。
一般に、封口板2は、図示していない電解コンデンサ素
子を収納した外装ケースを封口するものであり、この封
口板2には、フェノール樹脂板4の表面にゴム板6を接
合した積層板が用いられている。
そして、この封口板2には、電解コンデンサ素子の外部
端子8がリベット10により固定されるが、この場合、
リベット10の頭部は封口板2の外面側に置かれ、また
、その軸部は、外部端子8のL字形に折り曲げられて封
口板2に設置される固定部の透孔および封口板2の取付
孔12に挿入され、封口板2の内面側に突出させた軸端
部には、固定ワッシャ14が取り付けられる。
すなわち、固定ワッシャ14は、リベット10の軸部に
加締められ、この状態で、外部端子10がリベット10
の頭部と封口板2の外面との間に挟み込まれて封口板2
上に固定される。
そして、固定ワッシャ14を貫通して突出するリベット
10の軸部には、図示していない電解コンデンサ素子の
電極タブ16が取付けられ、その軸端部の加締めによっ
てリベット10と電極タブ16の接続が行われる。
したがって、リベット10を介して封口板2に外部端子
8が固定されるとともに、その外部端子8と電極タブ1
6とが電気的に接続される。
このような端子構造では、リベット10と外部端子8は
、リベット10の加締めによる機械的結合によって電気
的な接続を行っている。
そこで、耐振性や端子強度など、その固定強度を高め、
かつ、接続抵抗を低減させるために、リベット10の加
締めは外部端子8の一部が封口板2のゴム板6に食い込
む程度に強固に行われている。
ところで、この外部端子8には、プリント回路基板など
への取り付けのため、折り曲げ、引つ張リ、あるいは半
田付けによる加熱などによって、相当大きな機械的熱的
ストレスが作用し、リベット10による取付は部分の機
械的、熱的ストレスは大きなものとなる。
このため、このような構造では、外部端子8とリベット
10とは、一応、機械的な結合が得られているが、両者
の電気的な接続は、抵抗の増加ないし接続不良のおそれ
など極めて不安定な状態に置かれることになる。
また、電解コンデンサは通常の使用状態において発熱し
、あるいは外装ケースの内圧上昇を伴い、永年使用によ
って封口板2のフェノール樹脂板4の変形やゴム板6の
疲労などにより、リベット10と外部端子8との間に応
力が作用する。
これによっても、接続抵抗の増加が接続不良の発生が助
長される。
実験によれば、従来の端子構造の場合、100℃下に1
000Hr放置した1叩個の電解コンデンサについて、
抵抗測定を行ったところ、1器側中1−の電解コンデン
サに異常抵抗値(1mΩ以上)が確認された。
従来、封目板に貫通されたリベットの軸端部に外部端子
を溶接によって固定しているものがあるが、このような
溶接による固定では、電気的な結合はリベットに比較し
て良好になるが、外部端子の折り曲げなどで溶接部分に
機械的な応力が作用すると、その溶接部分が小さいため
、固定強度が小さく、容易に剥離するおそれがある。
そこで、この考案は、外部端子の固定はリベットを用い
て行うとともに、外部端子とリベットとの間の接続抵抗
の増加ないし接続不良の発生を防止した電解コンデンサ
の端子構造を提供しようとするものである。
すなわち、この考案は、封目板の外面とリベットの頭部
との間に挟み込んで固定されるとともに、前記リベット
を介して電解コンデンサ素子の電極用タブが接続される
外部端子を設け、この外部端子の一端部に前記リベット
の頭部に折り返して臨ませる折返し部を設け、この折返
し部を前記リベットの頭部に接合させたことを特徴とす
るものである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第2図はこの考案の実施例を示し、第1図と同一部分に
は同一符号が付しである。
第2図に示すように、外部端子18の固定側の一端部に
は、リベット10の頭部20に臨ませて電気的に接続す
べき折返し部22が形成されている。
この折返し部22は、リベット10の頭部20の上面そ
の折り返しによって臨ませられ、電極用タブ16とリベ
ット10との溶接、圧接と同時に、または、これとは別
個にリベット10の頭部20に溶接または圧接なとで接
合されている。
このように構成すれば、封口板2の上面に外部端子18
を強固に固定する上に、リベット10の頭部20に外部
端子18の折返し部22を溶接または圧接なとで接合し
ているため、リベット10と外部端子18との機械的な
固定強度の増加とともに、両者の電気的な接続抵抗を低
減でき、ゴム板6の劣化や封口板2の変形に無関係に電
気的に安定した接続状態が維持でき、信頼性の高い接続
状態が長期に亘って維持される。
実験によれば、従来品と同様の条件下(100℃、10
00Hr)に放置した場合、異常抵抗値(1mΩ以上)
を示すものは10帽中皆無であった。
なお、第3図に示すように、折返し部22の溶接面側に
、リベット10の頭部20に食い込ませて強固な接合を
図るための複数の突部24を形成すれば、溶接が容易に
なるとともに、接合度を高めることができる。
以上説明したように、この考案によれば、封目板とリベ
ットの頭部との間に挟まれて固定されるとともに、リベ
ットと電気的に接続すべき外部端子の端部をリベットの
頭部に折り返して臨ませるとともに、その折返し部とリ
ベットの頭部とを溶接、圧接などで接合したので、十分
な固定強度が得られるとともに、両者の接続抵抗が低減
され、外部端子に折り曲げや半田付けなどで固定部分に
機械的、熱的ストレスが作用しても安定した電気的な接
続状態を得ることができ、しかも、その接続状態を長期
に亘って維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は端子構造を示す説明図、第2図はこの考案の実
施例を示す説明図、第3図は外部接続用端子の接続部分
を示す説明図である。 2・・・・・・封口板、8・・・・・・外部接続用端子
、10・・・・・・リベット、20・・・・・・頭部、
22・・・・・・折返し部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)封目板の外面とリベットの頭部との間に挟み込ん
    で固定されるとともに、前記リベットを介して電解コン
    デンサ素子の電極用タブが接続される外部端子を設け、
    この外部端子の一端部に前記リベットの頭部に折り返し
    て臨ませる折返し部を設け、この折返し部を前記リベッ
    トの頭部に接合させたことを特徴とする電解コンデンサ
    の端子構造。
  2. (2)前記折返し部の前記リベットの頭部との接合面に
    は、リベットの頭部に食い込ませる突部を形成したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載
    の電解コンデンサの端子構造。
JP13121081U 1981-09-03 1981-09-03 電解コンデンサの端子構造 Expired JPS6038285Y2 (ja)

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JP13121081U JPS6038285Y2 (ja) 1981-09-03 1981-09-03 電解コンデンサの端子構造

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JP13121081U JPS6038285Y2 (ja) 1981-09-03 1981-09-03 電解コンデンサの端子構造

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Publication Number Publication Date
JPS5837128U JPS5837128U (ja) 1983-03-10
JPS6038285Y2 true JPS6038285Y2 (ja) 1985-11-15

Family

ID=29924801

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