JPS6037929A - 削り節類の加工方法 - Google Patents

削り節類の加工方法

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Publication number
JPS6037929A
JPS6037929A JP58145896A JP14589683A JPS6037929A JP S6037929 A JPS6037929 A JP S6037929A JP 58145896 A JP58145896 A JP 58145896A JP 14589683 A JP14589683 A JP 14589683A JP S6037929 A JPS6037929 A JP S6037929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dried
pressure
softened
bonitos
Prior art date
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Pending
Application number
JP58145896A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yamakita
山北フーズ株式会社
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAKITA FOOD KK
Original Assignee
YAMAKITA FOOD KK
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Publication date
Application filed by YAMAKITA FOOD KK filed Critical YAMAKITA FOOD KK
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Publication of JPS6037929A publication Critical patent/JPS6037929A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は削り節類の加工方法、史に詳しくは、飽和湿度
下に加熱、加圧、加水して節類を軟化させ、減圧にて付
着水分の脱水、冷却を行なう削り節類の加工方法に関す
る。
従来、削り節類を製造する方法として、公知になってい
る方法は、煮沸水中に節類を入れ、蒸煮して軟fヒさせ
、削る方法や、高l1IiI波加熱を利用する方法や、
特開昭58−43738のように、あらかしめ水に浸漬
して含水させ、熱風乾燥させる方法が主体をなしていた
。即ち煮沸水中に節類を入れて軟化させる方法は、粉末
の発生を減し、光沢を与え、殺菌する効果はあるが、節
類の香りやエキスが抽出されて、その排水処理等に多大
な費用を要する欠点を有し、次に高周波加熱法は、その
軟化のコントロールが、節の所有する水分のバラツキに
より、個々にことなり、削り工程での品位のバラツキを
生じ、加熱後冷却すると、きわめて硬度が高くなり、削
りくずの発生率か高くなると言う欠点を有していた。更
に特開58−43738の方法は、水に浸漬中にエキス
が抽出され、含水軟化時間がきわめて長時間かかり、乾
燥により表面の乾燥のみが進行するため、削りくずか多
く発生する場合がある、などの欠点を有しており、いま
だ満足のえられる方法が完成されていなかった。
このような1f情にかんがみ、本発明者は、例/J<さ
れた節類の公知公用の製造方法の欠点を解決すべく、鋭
意仙究を重ねた結果、節類を密閉容器に入れ、この中の
湿度を飽和状態に保ち、少加圧丁に保ったのち、わずか
に付着した水分を、減圧にて蒸発させ、冷却均温にする
ことにより、均一な含水率で、光沢のある、削り屑の出
ない、軟質化した節類を短時間に製造することができる
ことを発見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、飽和湿度下に、加圧しながら、節
類を加水、軟化させ、次に減圧にて付着る方法を提供す
るものである。
本発明を更に具体的に説明すると、節類は、その生魚の
年令や生育した環境、産地、鮮度、時期などにより、油
脂分やその他の成分がことなり、同一方法で乾燥し、節
電しても、その各々の個体の所有する水分や硬度かこと
なることが通常である。又、軟質化をすることにより、
エキス分や、香気分が抽出されたり、その処理に時間を
要したり、コントロールが難かしかったり、個体内又は
個体相互での不均一な軟質化であってはならない。
そこで、乾燥節類を直接煮沸したり、水浸漬するように
、水分でエキスや香気が抽出されないような条件をえる
には、加圧下に飽和湿度を保ちながら軟質化させると、
短時間に水分か、節類に浸入含浸され、同時に熱により
節類の内部中心部に保有される水分、油脂分の可塑化作
用により、急速に軟質化される。この時個体側々により
含水率かことなるものを用いても、加圧下て且飽和湿度
下であるため、過乾燥の個体は、多くの水分を吸収して
、低乾燥の個体が早く飽和含水率に達しても、これに次
第に追いつき均−含水化されるのである。
このようにして均一含水、均一軟質化された段階で、減
圧に切り替えると、わずかに、節類表面に付着した水分
が蒸発し、更に加湿水槽に留められた水分が蒸発する時
、蒸発せん熱をうはい、急冷されるが、個体の含水率は
そのままに保持され、厚削り、うす削りに供しても、均
一な削り節か、高収率でえられるのである。
本発明によれは、コンテナに積み上げて、加圧加湿下に
均一に軟化されるので、せまいスペースで、大容量の処
理がきわめて短時間にでき、殺菌、脱臭ができ、香りや
エキスの抽出も殆んどなく、光沢のある高品位の削り節
が高収率でてきるため、きわめて有効な発明である。
実施例 かつお節10に9をバスケットに入れたまま、1図に示
した山元式加圧減圧釜に入れ、加湿水槽に水をため、密
閉してジャケットの温度を105°Cに20分保ったの
ち、ジャケットの熱源を切り、真空度約2001−ルに
5分間保ち、常圧に開放すると、節の表面は直接手で持
つことのできる30〜40°Cに冷却され、このものを
山上式全自動かつお削り節機(ジャンボロボ)にかけ、
厚さ1、2 mmの削り節10.08に9、削り屑20
9−かえられた。
加湿水槽の水中に含有される蒸発残分は、10〜の処理
に対して、lEの水を用いた時換算値として20 mm
!i’であった。
対照例 かつお節10即を10分間水に浸漬して、水切りした後
、覆いをし、15時間ねかし、箱型乾燥機で120°0
10分間熱風乾燥し、あついうちに削機にかけ、厚さ1
.2 mmの削節を9.45Kg、削り屑6807がえ
られた。
浸漬水中の蒸発残分は、10即の処理に対し、87であ
った。又熱風乾燥の時、香気成分の発散がきわめて大で
あった。
以上は、本発明の削り節類の加工方法に関する好ましい
具体例について説明したが、本発明の精神を逸脱しない
範囲で、これに種々の変形を加えることも可能であり、
それらも本発明範囲のものである。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明に用いられる山元式加圧減圧釜の斜視図で
ある。 図中の主な符号はつきのものである。 (])・・・本体、 (2)・・・ジャケット、(3)
・・・開閉ドアー、 (4)・・・加湿水槽、(5)・
・・コンテナ、 (6)・・・節類、(7)・・・エジ
ェクター、(8)・・エジェクタータンク、(9)・・
・ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 節類を飽和品度域に保持加熱し、少加圧丁に内部に水分
    を浸透さぜ、軟化させて後少減圧丁に付着表面水分を除
    去し、水の蒸発ぜん熱で節類を均温にし、含水率を均一
    化することを特徴とする削り節類の加工方法。
JP58145896A 1983-08-10 1983-08-10 削り節類の加工方法 Pending JPS6037929A (ja)

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JP58145896A JPS6037929A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 削り節類の加工方法

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JP58145896A JPS6037929A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 削り節類の加工方法

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JPS6037929A true JPS6037929A (ja) 1985-02-27

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JP58145896A Pending JPS6037929A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 削り節類の加工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182968A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Omaezaki Kezuribushi Corp 乾燥魚節小片の製造方法及び乾燥魚節小片

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182968A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Omaezaki Kezuribushi Corp 乾燥魚節小片の製造方法及び乾燥魚節小片

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