JPS6037766B2 - キャビネットの製造方法 - Google Patents

キャビネットの製造方法

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JPS6037766B2
JPS6037766B2 JP54041387A JP4138779A JPS6037766B2 JP S6037766 B2 JPS6037766 B2 JP S6037766B2 JP 54041387 A JP54041387 A JP 54041387A JP 4138779 A JP4138779 A JP 4138779A JP S6037766 B2 JPS6037766 B2 JP S6037766B2
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JP
Japan
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cabinet
body material
cabinet body
decorative
mold
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JP54041387A
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JPS55133941A (en
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勝昭 三谷
義則 和田
初彦 柴崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキャビネットの製造方法に関するもので、反応
射出成形法を採用することによって、反応性樹脂により
補強と接着組立加工を一度で行い、組立工数の低減をは
かるとともに、キャビネットの前面に各種模様を容易に
形成することができるようにしたものである。
従来のキャビネットの製造方法として、第1図に示すよ
うに、装飾用薄腰シ−ト1を貼り付けたキャビネット本
体材料2に、この本体材料2およぴ薄膜シート1を直角
に折り曲げることができるように横V字状溝3を形成し
、この横V字状溝3に接着剤を塗布して薄膜シート1お
よび本体材料2を折り曲げ、一端に前面装飾部4を構成
するとともに、箱体を形成すべく前記キャビネット本体
材料2に2本の縦V字状簿5を形成し、この縦V字状溝
5に接着剤を塗布してから直角に折り曲げてコ字状に加
工し、さらに底板6に接着剤を塗布して、キャビネット
本体材料2にこの底板6を固定してキャビネット箱体7
を形成する方法がある。
この場合、上記した状態のままでは全体の強度が、V字
状溝3,5に塗布された接着剤の接着力と、装飾用薄膜
シート1の強度しかないため、キャビネット箱体7の中
に重量物を設置するとキャビネット箱体7が破壊されて
しまう。
そこで、図示するように組立部品取付用取付板8,底板
補強桟9,裏側補強桟10および補強用根子11を用い
、これらを接着剤にてキャビネット箱体7に固定して、
キャビネット箱体7の補強をはかりキャビネット完成品
12を得ていた。しかるに、この組立方法は折り曲げた
コーナー部が角形であれば容易に製作することができる
が、第2図に示すように折り曲げコーナー部が半円状に
なっている場合には、前面装飾部4を一体に製作するこ
とができないため、図示するようにキャビネット本体1
3と前面装飾部14を別々に形成して、後で結合する方
法がとられていた。
この場合のキャビネット本体13の製作方法として、第
3図に示すように、キャビネット本体材料16の端部外
側Qのようにアールをつけ、この端部を突き合わせでき
るように端面加工し、端面に接着剤を塗布して両者を接
合するとともに、補強用根子17を接着し、さらに装飾
用薄膜シート15を接着剤にてキャビネット本体材料1
6の外面に貼り付ける方法、第4図に示すように装飾薄
膜シート18を貼り付けたキャビネット本体材料19に
櫛目20を切削加工し、その後この櫛目201こ接着剤
を塗布して櫛目20より折り曲げ、この部分に補強根子
21を接着して組立てる方法、あるいは第5図に示すよ
うに装飾薄膜シート18を貼り付けたキャビネット本体
材料19を指定半円径になるように、装飾薄膜シ−ト1
8を残してキャビネット本体材料19に溝22を形成し
、キャビネット本体材料19を折り曲げ後、この溝22
に23あるいは24あるいは25の補強棒を接着固定す
る方法が実用化されていたが、いずれの場合も第1図の
場合と同様に組立工数が極めて多く、長時間を要し、特
に第2図の場合は前面装飾部14を別個に製作して接合
しなければならないため余計にコストアップとなるもの
であった。本発明は上記点に鑑みてなされたもので、液
状反応性樹脂にて部品取付用取付部および折り曲げコー
ナー補強部を形成すると同時に、前記反応性樹脂にて底
板のキャビネット本体への固定をはかり、さらにキャビ
ネット本体の前面への各種模様形成が容易に行えるよう
にしてものである。以下その一実施例を第6図〜第11
図を用いて説明する。第6図にはキャビネットを形成す
るための金型の構造を示す。図において、30は下型プ
レス取付板、31はキャビネットの前面デザイン装飾部
模様を表面に施した装飾ブロックで、前記下型プレス取
付板3川こ装着されている。33は反応性樹脂を射出注
入するランナー32を有する部品取付部形成用下型ブロ
ック、36は外周枠板であり、これら30,31,33
,36により下型を構成している。
また、37は上型プレス取付板、35はこの上型プレス
取付板37に一端が固定されたスベーサブロック、39
,4川まェジェクタプレート上,下、41,42はこの
ェジェクタプレート上,下39,40‘こ固定されたェ
ジェクタピン,リターンピン、44は反応性樹脂射出注
入ゲート43を有する都品取付部形成用上型ブロック、
45はキャビネットコーナー部補強体形成用ブロック、
46はこのコーナー部補強体形成用ブロック45を固定
した上型ベース板で、前記スベーサブロツク38により
上型プレス敬付板37に固定されている。
これら37〜46により上型を構成する。
本金型においてキャビネットを形成する場合は、まず上
型と下型を開く。
このとき第6図では、外周枠板36より上型ベース板4
6が離れ、また上型ベース板46が上昇することにより
都品取付形成用下型ブロック33と上型ブロック44と
の間に隙間が発生する。もちろん、このとき下型プレト
取付板3川こは、上面50aに装飾模様、たとえば木目
模様あるいは皮シボ模様あるいはダイヤカット模様を施
した装飾ブロック31が装着されている。この状態で、
第7図aに示すように一面に装飾薄膜シート29を貼り
付け、他面に折り曲げ用の溝を形成したキャビネット本
体材料34および底板35を、外周枠板36の内面に沿
って装着する。
このとき、キャビネット本体材料34の先端が、特に第
7図bに拡大して示すように、装飾ブロック31の外周
端緑に当接するように、装飾ブロック31と外周枠板3
6の位置関係を設定しておく。この後、上型を下降せし
めて第6図のように金型を閉じる。この状態で、反応射
出成形機により反応性樹脂(たとえば、ポリウレタン、
ポリエステル、ェポキシ、その他2液〜多液混合で化学
反応により硬化固体となる樹脂)を射出注入して、前記
反応性樹脂によりキャビネット本体材料34に部品取付
部51、コーナー補強部52および前面デザイン装飾模
様50A′を形成せしめると同時に、前記反応性樹脂に
よりキャビネット本体材料34に底板35を接着固定す
る。なおこの場合、キャビネット本体材料34は装飾薄
膜シート29を貼りつけたものでなくても良い。さらに
部品取付部51の詳細な構造としての一実施例は第12
図の如く従来はキャビネット60の内部に部品取付部と
してブラウン管61の取付け成形台61a,6日b選局
操作部62の取付部62a,62b、シャーシー63の
取付成形品63a、補助回路部64の取付成形品64a
、ヱスカッション65の取付部66a等を別の工程で製
作したものをキャビネットの補強用取付板8に接着,ビ
ス緒等で取付固定して部品取付構造を有していたが、本
実施例では部品取付部51とコーナー補強度52および
前面装飾模様部50A′の適当な位置より接続注入でき
るような構造にすることにより第13図のようにブラウ
ン管取付部61a,61b、選局操作部の取付部62a
,62b、シャーシー取付部63a、補助回路取付部6
4a、エス力ッション取付部65a等を別の工程で製作
することなく直接成形でき、接着,ビス締めの必要もな
く製作が可能である。
これは一実施例の構造でありその他の部品取付構造体も
同時にこの様な方法で成形ができることはいうまでもな
い。また、キャビネット本体材料34としては、一枚板
の胴板を折り曲げてキャビネット箱体としたものでなく
ても、天板、左右の側板,底板別々のものを金型に収納
設置して、成形することにより接着組立てするようにし
ても良い。
なお、キャビネット本体材料34としては木材,合板,
樹脂板,パイプ板,金属板等が使用される。さらに本金
型で製作するキャビネットは、従来のキャビネット前面
と異なり、凹凸のある複雑な形状の多種多様なデザイン
の装飾模様の製作が可能である。
第8図〜第11図にその一例を示す。たとえば、第8図
のように装飾ブロック31の表面の模様を半円形状凹部
5船とすれば、キャビネット本体材料34の前面装飾部
には半円状のふくらみのある装飾模様50B′を形成す
ることができ、また第9図のように装飾ブロック31の
表面に三角形状の凹部模様50Cを形成すれば、キャビ
ネット本体材料34には三角形状の突部となる装飾模様
50C′を形成することができ、さらに第10図のよう
に装飾ブロック31に矩形状凹部の装飾模様5皿を形成
すればキャビネット本体材料34には矩形状突起の装飾
模様50〇を形成することができ、さらには第11図の
ごとく装飾ブロック31に波状の装飾模様50Eを形成
すれば、キャビネット本体材料34の前面装飾部には同
じく波状の装飾模様50E′を形成することができる。
したがって装飾ブロック31を交換可能としておけば、
装飾ブロック31の形状を自由に変化させることにより
自由なデザインのキャビネット本体材料34の前面装飾
部が得られ、しかもどのようなデザインでもキャビネッ
トの製作方法が異なることはなく、また角型コーナー部
であろうと、アールコーナー部であろうと同一製作法で
同一工程により製作が可能となる。
また、反応射出成形法を採用したのは次の理由による。
一般の射出成形法では樹脂材料を160℃〜35000
の高温で溶融し、射出圧力400k9/均以上という高
圧になるため、成形後、樹脂の熱収縮や高圧力が解除さ
れたことによるキャビネット本体材料27のソリ,変形
が生じるという問題がある。この点。反応射出成形では
、加熱温度は化学反応を促進させる温度40℃〜50ご
○(常温でも化学反応を起こす樹脂もある)で良く、射
出圧力も5〜10k9/のと低圧力で良いため、成形後
、キャビネット本体材料にソリ,変形が発生することは
ない。また、このため金型も、強度の強い鋼材を使用し
なくて良く、金型材料に限定がなくなる。以上説明した
ように本発明の製造方法によれば次のような効果が得ら
れる。作業工程の短縮化がはかれる。
すなわち、反応射出成形時に部品敬付部およびコーナー
補強部を形成することができると同時に、底板キャビネ
ット本体材料に接着固定することができ、さらにこのた
め部品取付板,補強桟,補強線子,前面装飾部等の部品
を削減することができ、コストの安価なキャビネット製
作が可能となる。また、上記のように部品取付部および
コーナー補強部を形成すると同時に金型において、キャ
ビネット本体材料の前面装飾部の模様を自由に製作する
ことができる。
さらに、本発明によれば折り曲げコーナー部が角型,半
円形状のいずれの場合でも同じ工程でキャビネットを製
作することができる。また、金型へのインサート成形の
ため、寸法精度の高にキャビネット生産ができ、このた
めにキャビネットに後作業で取付ける部品の取付自動化
もはかりやすいものとなる。
さらにまた、作業工程が短縮されるため作業人員の削減
が可能となる。また、射出圧力が低いため金型材料に限
定がなくなるとともに、厚みも薄く金型が安価に製作で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフオールディング加工法によるキャビネ
ットの製作工程を示す図、第2図は従来の半円形の折り
曲げコーナーキャビネットの分解斜視図、第3図,第4
図,第5図はおのおの従来の半円形折り曲げコーナーキ
ャビネットの製作工程を示す図、第6図は本発明のキャ
ビネットの製造朗法を実現する金型の横造を示す図、第
7図a,b,cはキャビネットの製作前の分解図,製作
中の姿部斜視図,完成状態の一部破断斜視図、第8図,
第9図,第10図,第11図はおのおの装飾ブロックお
よびキャビネット本体材料の前面装飾部の互いに異なる
模様を示す図、第12図は本発明の一実施例の分解斜視
図、第13図は同キャビネットの構成図である。 29・・・・・・装飾薄膜シート、30・・・・・・下
型プレス取付板、31・・・・・・装飾ブロック、33
…・・・都品取付部形成用下型ブロック、34・・・・
・・キャビネット本体材料、35・・・・・・底板、3
6・・・・・・外周枠板、44・・・・・・部品取付部
形成用上型ブロック、51・・・・・・部品取付部、5
2・…・・コーナー補強部。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第13図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一面に複数の折り曲げ加工し略コ字形に折り曲げ加
    工されるキヤビネツト本体材料と、このキヤビネツト本
    体材料の両自由端の間に取付けられる底板とをキヤビネ
    ツト形成金型に収納設置し、反応射出成形機により反応
    性樹脂を前記金型に射出注入して前記キヤビネツト本体
    材料の内部に内部部品取付部を、前記折り曲げ部にコー
    ナー補強部をおのおの前記反応性樹脂にて形成するとと
    もに、前記キヤビネツト本体材料に底板を接着固定し、
    かつ前記反応性樹脂による内部部品取付部の先端部にこ
    の反応射出成形時、前面装飾模様を形成してなるキヤビ
    ネツトの製造方法。
JP54041387A 1979-04-05 1979-04-05 キャビネットの製造方法 Expired JPS6037766B2 (ja)

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JP6264905B2 (ja) * 2014-01-31 2018-01-24 住友電気工業株式会社 複合部材、及び複合部材の製造方法
JP6701493B2 (ja) * 2016-07-25 2020-05-27 信越ポリマー株式会社 容器本体の製造方法

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