JPS6037694B2 - ワンシヨツト式感熱保護体を内蔵した界磁コイルボビン - Google Patents

ワンシヨツト式感熱保護体を内蔵した界磁コイルボビン

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JPS6037694B2
JPS6037694B2 JP52138824A JP13882477A JPS6037694B2 JP S6037694 B2 JPS6037694 B2 JP S6037694B2 JP 52138824 A JP52138824 A JP 52138824A JP 13882477 A JP13882477 A JP 13882477A JP S6037694 B2 JPS6037694 B2 JP S6037694B2
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wire
socket
field coil
bobbin
spindle
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JP52138824A
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JPS5384103A (en
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マツクス・イ−・ラウトナ−
ト−マス・ジエイ・フリント
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Gould Inc
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Publication of JPS6037694B2 publication Critical patent/JPS6037694B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/325Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation for windings on salient poles, such as claw-shaped poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コイル支持用中空スピンドルにヒューズ型感
熱保護体を収納するようにした絶縁溝を備えた、小型電
気モータの界磁コイルを支持するためのスプール又はボ
ビンに関し、特に、リードワイヤの端部を上記感熱保護
体の端子に接続し、かつ、該リードワイヤの端部を界磁
コイルの始端ワイヤと終機ワイヤに接続するための迅速
接続器を収容するソケットをボビンのフランジに形成し
てある界磁コイル支持用ボビンに関する。
ボビンに者回された界磁コイルに組合わせた内蔵感熱保
護体を有する従来のボビンの場合は、コイルを巻回する
際に感熱保護体を挿入するか、あるいはコイルを巻回し
てしまった後に該保護体をコイル内に挿入する。
この方式では、コイルを嵩ばらせることになり、保護体
を予め巻回ずみのコイル内へ挿入する際にコイルのワイ
ヤを破損させるおそれもある。又、コイル支持ボビンの
フランジ内に感熱保護体や端子接続器を収容するように
した従来のボビンにおいては、ボビンフランジ内に過度
に大きなハウジングを設けることを必要とし「不必要に
ボビンの構造を複雑にし、組立てを困難にする。
本発明によれば、成形プラスチック樹脂の界磁コイル用
ボビンのスピンドル部分の外側に沿って絶縁溝を設ける
。スピンドルは中空であり、その中にモータの固定子の
コア部分を収納する。このコア部分は固定子の回転子収
容部分の一側に片寄せて配置する。このような固定子及
びそれによって構成される小型電気モー夕については、
197母王6月3日に出願した本出願人の米国特許額第
692448号に説明されている。上記絶縁溝の各様の
各ボビンフランジの一部分を厚肉にし、そこに旧ェアク
ラフト・マリン・プロダクッ・カンパニ社、現在のAM
Pコーポレ−ション社(米国ペンシルバニア州ハリスバ
ーグ)製の迅速接続器を収容するための外方に開放した
長方形の管状ソケットを設ける。
各ソケットの底都中央には、前記絶縁構内に挿入したワ
ンショット型感熱保護体の端子を、該ソケット内に圧入
された上記迅速接続器のスロットの側壁に把持係合させ
るように圧入させるための一体的な長方形のカム作用ボ
スを形成する。各ソケット壁の外側、即ちボビンフラン
ジの前記厚肉部分の外側面にソケットの長手方向に沿っ
て形成した比較的短い溝を形成し、該構内にソケット内
のワイヤの端部を収容する。
又、各ソケット壁の内側面には、ソケットの長手方向に
沿って少くとも絶縁溝のところまで延長する比較的長い
溝を形成する。この長い溝は、感熱保護体の端子をソケ
ット内へ導入するためのものであり、あるいは界磁コイ
ルをボビンに巻回する際コイルのリードワイヤの端子を
導入するためのものである。各フランジの上記厚肉部分
には、上記絶縁溝の各端のところに設けた前記ソケット
の外側に同様な別なソケットを形成することが好ましい
。各迅速接続器は、一方の脚部を他方の脚部より短くし
た総体的にU字形形状とし、その短い方の脚部には他方
の長い方の脚部の方に向って90o以上の角度でもつて
、即ちU字の閉鎖端の方に向って斜めに突出するように
折返した舌片を設ける。そしてこの舌片の内端には、上
記接続器を上記ソケット内に圧入ごせた後コイルの端子
ワイヤのむき出し端を該接続器内に挿入したとき該むき
出し機に係合するようにした中央凹部則ち接触緑を形成
する。迅速接続器の各脚部の中央部には、該接続器の閉
鎖端則ち底端から接続器の全長の約半分のところにまで
延びるスロットを形成する。
これらのスロットは、接続器を上記ボビンのソケット内
へ圧入させたとき、コイルの端部ワイヤに係合するよう
に接続器の閉鎖端の方に向って僅かに拡開するナーパを
有している。各スロットは、接続器の閉鎖端近〈におい
て終端し、急激に外方に舷関したV字形スロットに連接
する。このV字形スロットは幅広端は、更に、接続器の
閉鎖端に形成された穴に蓮援する。この穴は、上記ソケ
ットの底部に形成した前述のカム作用ボスと協働するた
めのものである。ボビンの断面長方形の管状スピンドル
の1外側面には、一方のボビンフランジのソケットのと
ころから他方のボビンフランジのソケットのところまで
延びるスピンドルの角部に沿って淳肉部を形成し、その
厚肉部に前述の絶縁溝を形成する。
上記感熱保護体としてヒューズワイヤを使用することが
でき、その各端を各ソケット内に挿入し、前記内側ボビ
ンフランジ壁の前記比較的長い溝又はスロット内を通し
て、該ヒューズワイヤの両端の間の中央部分を前記絶縁
溝内に圧入する。スピンドルの前記厚肉部の外側部分を
非常に薄くし、絶縁溝の外側に被さる唇部を形成するよ
うにする。
界磁コイルをボビンに巻回すると、該コイルワイヤは、
非常に細いけれども、上記唇部を下に引張り下げて絶縁
溝の外側開放部に被せるようにし、それによってヒュー
ズワイヤを絶縁溝内にヒューズワイヤを保持し絶縁する
。スピンドルの前記厚肉部の両ボビンフランジの間の中
間部には、長方形の凹所を設け、該凹所内に周知のワン
ショツト型又はヒューズ型感熱保護体を挿入し、接着剤
等によって固定することができる。
この長方形の凹所又は閉口は、スピンドルの非厚肉部の
ところにまで掘り下げ、かつ、絶縁溝のところにまで延
在させる。かくして、このワンショット保護体からのI
Jードワィャは、被覆唇部の下側の前記絶縁構内に導き
、次いで該溝の両端を通し、ボビンフランジの内側壁の
前記比較的長いスロット内を通して、ボビンの両端の前
記ソケット内へ挿入し、前述のヒューズワイヤ保護体の
場合と全く同様の態様で前記迅速接続器に係合させるこ
とができる。絶縁リードワイヤのみき出し端と、ワンシ
ョット感熱保護体の1端子を前記絶縁溝の一端の前記ソ
ケット内の迅速接続器に固定し、コイルの一方の端部ワ
イヤと、前記ワンショット感熱保護体の他方の端子を絶
縁溝の池端のソケット内の迅速接続器に固定することが
できる。
又、コイルの他方のリードワイヤのむき出し端は、前記
2つのソケットとは別の2つのソケットのうちの一方に
装着した別の迅速接続器に固定し、上記コイルの他方の
端部ワイヤを該別の迅速接続器に固定する。又、例えば
別個の起動コイルと全界磁コイルとを有する巻線のよう
な2段巻線と共に第4のソケットを使用する場合、該第
4ソケットにも迅速接続器を装着することができる。第
1〜6図を参照すると、迅速薮続器20が示されてる。
この接続器は、長さ約11/32インチ(8.7柵)、
幅及び奥行約1/8インチ(3.2帆)である。接続器
2川よ、脚部21と22を有するほぼU字形形状であり
、脚部22の方が21より僅かに長い。
これらの脚部は、僅かに荻開したものとして示されてい
るが、それらは、ばね金属でできているから、後述する
ボビンのソケット内に圧入させれば、実質的に平行関係
をとる。各脚部21,22の両側に、第2及び4図に明
示されるように、尖った保持用耳片23を形成する。各
耳片23の一方の側、即ち、後述するボビンのソケット
内へ挿入する際先行する側には、該耳片の尖った点の方
に向けてテーパを付してある。各耳片の他方の側は、そ
れぞれの脚部の側縁に対して実質的に直角をなしている
。以下の説明では、第1図でみて迅速接続器20の左端
を開放端と称し、右端を閉鎖端、即ちU字形の底部と称
する。
第3図にみられるように、脚部21の左端には、折返し
舌片24を設ける。舌片24は、脚部21に対して直角
を通り過ぎて約300の角度にまで折返し、閉鎖端の方
に向けて斜めに突出させる。第1図に明示されているよ
うに、舌片24の先端中央部を切欠いて2つの突起の間
に接触緑26を形成する。
これらの突起は、脚部22の開放端に形成した切欠き2
7の両側に画成される2つの突起26(第2及び4図)
と同様のものである。第3図に破線で示され、符号28
aで示された部材は、界磁コイルのための絶縁リードワ
イヤのむき出し端である。これは、接続器20を後述す
るボビンのソケット内へ圧入した後、上記IJードワィ
ャを接続器20内へ圧入することによって、脚部21の
舌片24の接触縁25を該リードワイヤのむき出し端2
8aに圧後雛止させ、該リードワイヤを保持する態様を
示す図である。第2及び4図に示されるように、各脚部
21,22には、その閉鎖端から接続器20の長さの約
半分のところまで長手方向に延びる中央スロット28を
設ける。
これらのスロットは、閉鎖端の方に向って外方に僅かに
テーパさせてあり、第2図に示されるように、界磁コイ
ルの端部ワイヤ29を受容し、それと電気接触をなすよ
うに構成してある。各スロット28の外方終端は、第2
及び4図に示されるように外方に拡関したV字形のカム
作用スロット3川こ連接する。
このカム作用スロットは、接続器の閉鎖端のところにお
いて終燃し、該閉鎖端に穿設した穴31に連接する。か
くして、穴31の両側には、第6図にみられるように、
閉鎖端を構成する2つの帯片32が画定される。カム作
用緑30及び穴31は、導電ワイヤをスロット28内へ
案内するためのものであり、例えば、第4図に断面で示
されているヒューズワイヤ33の端子をスロット28内
へ挿入して接続器20と電気的に接続させる。第2,3
及び4図に符号29,28a,33で示されているよう
に、この迅速接続器2川ま、3つの異る直径のワイヤと
電気的接続をなすように構成してある。
コイルのリードワイヤのむき出し端28aの径が最も大
きく、コイルの端部ワイヤ29の径が最も小さい。第7
〜11図を参照すると、上述の迅速接続器20を装着す
るためのボビン35が示されている。
ボビン35の寸法は、約15/8″×13/4″×19
/16′′(41.3×44.5×39.6肋)である
。ボビン35は、良好な電気絶縁特性を有する成形プラ
スチック樹脂で形成し、両端にそれぞれ一体のフランジ
37,38を有する断面長方形の中空スピンドル部分3
6を有する。第7,9及び11図に示されるように、ス
ピンドル36の1つの側緑良Pちかどに沿って外部に隆
起させた厚肉部分39を形成する。第11図及び第12
図の拡大断面図に明示されるように、厚肉部39を設け
たスピンドルのかど部に沿って実質的に断面長方形の溝
40を形成し、該構内にワンショット感熱保護体の役割
を果すヒューズワイヤ41を挿入する。溝4川よ、該溝
を被ってスピンドル36の外表面を構成する比較的薄い
唇部40aを有する。第7,8及び11図に示されるよ
うに、各フランジ37,38には厚肉部42を形成し、
それらの厚肉部に、実質的に断面長方形の外側に開放し
たソケット43a,43b,43c,43dを形成する
ソケット43aと43bとは、互いに反対側のフランジ
に設けられており、溝40の端部のところに位置する。
一方、ソケット43c及び43dは、それぞれソケット
43a,43bに隣接しているが、それらよりはスピン
ドル36からみて外方にある。各ソケット43には、第
16図にみられるように、フランジ37,38の内側面
のソケット壁を貫通して該フランジの外周縁からソケッ
トの長手方向にスピンドル36の溝4川こまで延びる比
較的長い溝即ちスロット44を形成する。
各ソケットには又、第8図にみられるように、スロット
44とは反対側の、即ちフランジ37,38の厚肉部4
2の外面側のソケット壁を貫通して比較的短い溝即ちス
ロット45を形成する。各ソケット43の断面寸法は、
接続器20の閉鎖端の断面寸法より僅かに大きくしてあ
り、接続器20を、その閉鎖端を先にしてソケット内へ
圧入させたとき、該接続器がソケットの寸法にまで圧縮
されるように構成する。
各ソケットの深さは、接続器20の全長より実質的に大
きくする。第7図及び第17図の部分拡大断面図に示さ
れるように、各ソケットの底部即ち閉鎖端の中央部には
外方に突出させたカム作用ボス46を形成する。第8図
Aに示されるように、迅速電気接続器20をソケット4
3(第8A図にはソケット43bが示されている)内に
矢印で示される方向に挿入すると、該接続器の脚部21
,22(第8A図では脚部22だけしかみえない)のス
ロット28,28はソケットのスロット44,45とそ
れぞれ整合するので、コイルの端部ワイヤ29の端をス
ロット44,45内に保持させておけば、接続器20を
ソケット内へ押入れる際、該端部ワイヤは、接続器のス
ロット28内に保持されて該ス。
ットの狭い方(第8A図でみて左方)の端部へ圧入され
、第2図に示されるように接続器に対して電気的に確実
に接続される。作動に当り、ヒューズワイヤ41をボビ
ンの溝40内に挿入し、第7図に示されるように、ヒュ
ーズワイヤ41の一端33を、例えばソケット43a内
へそのスロット44を通して挿入し、該ソケットを貫通
させてその反対側のスロット45から外方へ挿適する。
次いで、接続器20を、その閉鎖端(第6図)の方から
ソケット43aの関口端に挿入し、適当なプランジャ(
図示せず)によってソケット内へ圧入する。その際、カ
ム作用表面30を構成する接続器のV字形スロットの両
側緑(第4図)は、予めソケット内に挿通されていたヒ
ューズワイヤ41の端部33に係合してそれを案内して
スロット28の関口端へ導く。接続器20をソケット4
3a内へ圧入するにつれて、ソケット内のワイヤ41の
端部33はソケットの底部のカム作用ボス46のところ
にまで押下げられ一方又は両方のスロット28の開放端
に押しつけられる。スロット28の両側縁は、ワイヤ4
1の端部33を圧縮するか、あるいはそれに食込む(第
4図)。同様にして、ヒューズワイヤ41の他方の端部
33を反対側のボビンフランジのソケット43b内に挿
入し、別の接続器20を該ソケット内に圧入してワイヤ
端部33に電気的に接続させる。
ソケット43b内のワイヤ端部33は、界磁コイルの始
端ワイヤ則ち後端ワイヤ29(第2図)にも接続する必
要があるので、接続器20をソケット43b内に圧入す
る前に始端ワイヤ29をヒューズワイヤ端33の外側に
おいてソケット43bの両側壁のスロット44,45を
通して挿適する。次いで、接続器20をソケット43b
内へ圧入させれば、コイルの始端ワイヤ29は、先にワ
イヤ端33に関連して説明したのと同様の態様で接続器
のスロット28内へ圧入される。第10図を参照すると
、ヒューズワイヤの一端33がフランジ38の厚肉部4
2から突出している。
コイルの始端ワイヤ29もフランジ37のスロット45
から突出されているが、折曲げられてフランジ37の厚
肉部に押しつけられている。コイルの始端ワイヤ29は
、接続器20をソケット内へ挿入した際その閉鎖によっ
て最初に係合されるので、ヒューズワイヤ端33よりは
先にスロット28に係合されて該スロット内へ圧入され
る。接続器のスロット28は、次いでヒューズワイヤ4
1の端部33に係合し、それをソケット43b内へ押し
下げる。径の小さし、始端ワイヤ29は、スロット28
内へ圧入させる際に緊張状態に保持させるために、フラ
ンジ37の外側表面に押しつけて保持させておくことが
できる。ヒューズワイヤの端部33は、自由にソケット
内へ引下げられる。次いで、界磁コイルのワイヤをボビ
ンのスピンドル36上に巻き終えた後、該コイルの他方
の端部ワイヤ、即ち終端を、第3のソケット43c又は
43d内へ圧入させた別の接続器20のスロット28に
同様にして接続させる。
次いで、リードワイヤのむき出し端28a(第3図)を
各ソケット、例えばソケット43bと43c又は43d
内の接続器20の舌片24の下側へ圧入する。マルチス
トランドのリードワイヤを使用する場合は、リードワイ
ヤのむき出し端を予めはんだづけして各ストランドを結
合しておき、該むき出し端を接続器20のスロット25
内へ押し込むことができるようにしておく。又、コイル
が、例えば始動用コイルと、通常運転用コイルの2つの
部分を有している場合には、更に別のソケット43c又
は43dを使用することができ、該ソケット内の接続器
20を、先に述べたのと同様の態様で別のコイルの端部
ワイヤに接続し、次いで、適当なりードワィャを該接続
器のスロット25内へ挿入する。
第11図に示されるように、ボビン35のスピンドル3
9の厚肉部39内に、以下に述べる目的のために長方形
の開口又は凹所47を設けることが好ましい。
溝40内のワイヤ41は、コイルが過熱したとき融解す
るヒューズワイヤであると説明したが、例えば第13〜
15図に示されるような他の型式の小さなワンショット
ヒューズ型保護体を使用することができる。
そのようなワンショット感熱保護体50は、過熱された
とき融解又は劣化する材料を包含した本体51を有し、
該本体に銅製の端子リードワイヤ部分52,52を接続
してある。本体51が過熱によって融解すると、端子リ
ードワイヤ部分52,52を通しての回路を切断する。
本体51は、第13図に示されるように、スピンドル3
6の厚肉部分39内の断面長方形の閉口47内に接着剤
等によって固定することができる。閉口47は、第14
図に示されるように絶縁溝40にまで延長させてあり、
本体51に接続したりードワィャ52,52を関口47
の端部から直接溝40内へ挿入してフランジ37,38
の方に向けてそれぞれ折曲げ、ヒューズワイヤ41の場
合と同様に、溝40内を通し、ソケット43b,43a
内へそれぞれのスロット45を通して挿入することがで
きるようにする第(第5図)。ワンショット感熱保護体
50の本体51の厚みは閉口則ち凹所47の深さより極
く僅か大きいだけであるから、界磁コイルをスピンドル
36に巻回する際、形成されるコイルの形が保護体の本
体51によって乱されることがほとんどなく、コイルの
形が大きくふくれることもない。融解怪物質を含有した
本体51は、コイルの巻線によって密着して函綾される
ので、コイルの過熱によって直ちに熱せられる。又、溝
40を被うようにして形成した厚肉部39からの唇部4
0aは、スピンドル36に巻装されるコイルの巻線によ
って曲げ下げられ、保護体のIJードワィャ部分52,
52を溝40内に拘束し、絶縁する。ヒューズワイヤ4
1の場合、ソケット43aとソケット43bの間に延在
し、コイル巻線によって園緩されているヒューズワイヤ
の全長がコイルの過熱によって融解されるのに対して、
保護体50の場合は、その本体部分51だけが融解され
る。
しかしながら、両者はいずれもワンショツト式保護体で
あることに変わりはなく、溝40はそのようなワンショ
ット感熱保護体の端子ワイヤを収容することができる。
保護体50のリードワイヤ部分52の径は、通常、ヒュ
ーズワイヤ41と実質的に同じか、それより小さくする
。ヒューズワイヤ41の径は、ボビン35によって構成
するモータの要件に応じて異るものとすることができる
ファンモータ等のような大抵の小型モータの場合、その
ヒューズワイヤの直径は、第4図に符号33で示される
ように接続器20の溝28内へ圧入させることができる
程度に小さい。モータの要件によっては比較的大きい径
のヒューズワイヤを必要とする場合があり、ヒューズワ
イヤの端部33の一部分だけしか溝28内へ圧入させる
ことができないことがあるかもしれないが、そのような
場合は、ソケット43の底部に突設したカム作用ボス4
6を該ヒューズワイヤ端33に引続き押圧することによ
りヒューズワイヤと接続器20との電気的接触が保持さ
れ、接続器20はその保持耳片23によってソケット4
3内に固定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による迅速接続器の透視図、第2図は第
1図の矢印2一2の方向にみた平面図、第3図は第2図
の矢印3−3の方向にみた側立面図であり、接続器に係
合させた絶泰謙端子ワイヤ端を破線で示してある。 第4図は第3図の矢印4−4の方向にみた底面図であり
、接続器の一端に孫合させたヒューズワイヤ端を断面で
示してある。第5図は第2図の左側からみた立面図、第
6図は第2図の右側からみた立面図、第7図は第1図の
迅速接続器と共に使用するためのボビンの正面図であり
、ヒューズワイヤを装着したところを示す。第8図は第
7図の右側からみた立面図第8A図は本発明の迅速電気
接続器をボビンのソケット内へ挿入するところを示す立
面図、第9図は第7図のボビンの後面図、第10図は第
9図の右側からみた平面図、第11図はボビンの底面図
であり、構内に装着したヒューズワイヤを示すために一
部切除して示してある。第12図は第11図の線12−
12に沿ってみた拡大部分断面図、第13図は第11図
と同様の図であるが、第11図の絶縁溝内に延在させた
端子ワイヤを有する感熱保護体を示す。第14図は第1
3図の線14−14に沿ってみた部分拡大断面図、第1
5図は第13図のボビン及び感熱保護体の正面図、第1
6図は第15図の線16一16に沿ってみた拡大断面図
、第17図は第8図の線17−17に沿ってみた拡大断
面図である。図中、20は迅速接続器、21,22は脚
部、23は保持耳片(歯)、24は舌片、28はスロッ
ト、28aはむき出し端、29はコイルの端部ワイヤ、
30はカム作用スロット(V字形スロット)、31は穴
、33はヒューズワイヤ端、35はボビン、36はスピ
ンドル、37,38はフランジ、39は厚肉部分、40
は絶縁溝、40aは唇部、41はヒューズワイヤ又はワ
ンショット感熱保護体、42は厚肉部分、43a〜43
dはソケット、44,45はスロット、46はカム作用
ボス、47は関口(凹所)、50はワンショット感熱保
護体、51は本体、52は端子リードワイヤ。 FノG./ ‘〆G.夕 「ノ○,3 「ノG.〆 f/G.5 Fノ○.6 「/G.ア 「ノG.8 ‘ノ○.夕4 ‘ノG.9 ‘/G.^○ 「ノG.〃 「ノG.ノ2 rノG.〇 「ノ○・/イ rノG.伍 「/G.ノ6 ‘ンG./ア

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気モータの界磁コイルを持するためのボビンにお
    いて、 良好な電気絶縁特性を有するプラスチツク樹脂
    材から成形した界磁コイルワイヤ巻装用スピンドル36
    と、該スピンドルの両端に一体的に前記プラスチツク樹
    脂材から成形した第1および第2フランジ37,38と
    、端子ワイヤ41を有する感熱保護体とから成り、該ス
    ピンドルは、その長手方向に形成され、外向きに開放し
    た連続絶縁溝40を包含した厚肉部分39を有し、該溝
    は該スピンドルの方に向つて変位させるのに十分な可撓
    性を有する薄肉の外側唇部40aを有しており、前記端
    子ワイヤは該絶縁溝内に挿入され、前記界磁コイルワイ
    ヤがスピンドル36の周りに巻装されたとき該外側唇部
    40aが界磁コイルワイヤによつてスピンドルの方に向
    つて押圧されて端子ワイヤ41の大部分を絶縁溝内に保
    持して絶縁し、端子ワイヤの両端33,33を絶縁溝か
    ら突出させるようになされており、前記第1フランジ3
    8は、その一端に前記絶縁溝の一端と連接した外向きに
    開放した第1ソケツト43aと、外向きに開放した第2
    ソケツト43cとを備えた厚肉部分42を有し、前記第
    2フランジ37は、その一端に前記絶縁溝の他端とを連
    接した、外向きに開放した第3ソケツト43bを備えた
    厚肉部分42を有しており、第1ソケツトは端子ワイヤ
    41の一端33を受容し、第2ソケツトは端子ワイヤの
    他端33を受容し、第1、第2および第3ソケツトは、
    各々迅速電気接続器20を受容するようになされており
    、端子ワイヤの前記一端は第1ソケツト内に挿入された
    第1迅速電気接続器に接続され、端子ワイヤの前記他端
    と前記界磁コイルワイヤの始端ワイヤ29とは第3ソケ
    ツト内に挿入された第3迅速電気接続器に接続され、該
    界磁コイルワイヤの終端ワイヤは第2ソケツト内に挿入
    された第2迅速電気接続器に接続されて、界磁コイルワ
    イヤのための第1および第2リードワイヤがそれぞれ第
    1および第2迅速電気接続器に接続され、それによつて
    、前記界磁コイルワイヤを過熱 による損傷から防護するために該第1リードワイヤから
    端子ワイヤ41および界磁コイルワイヤを経て第2リー
    ドワイヤに至る回路を構成するようにしたことを特徴と
    する界磁コイル支持用ボビン。 2 前記感熱保護体はヒユーズワイヤ式感熱保護体であ
    る特許請求の範囲第1項記載の界磁コイル支持用ボビン
    。 3 前記感熱保護体は、該感熱保護体の本体から導出し
    た別個のワイヤを有するワンシヨツト式感熱保護体であ
    り、該本体は、前記スピンドルに形成した前記絶縁溝に
    向けて延長させて該溝内に開口させた凹所47内に固定
    されている特許請求の範囲第1項記載の界磁コイル支持
    用ボビン。
JP52138824A 1976-11-22 1977-11-18 ワンシヨツト式感熱保護体を内蔵した界磁コイルボビン Expired JPS6037694B2 (ja)

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US743705 1985-06-11

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JPS5384103A JPS5384103A (en) 1978-07-25
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