JPS6037531Y2 - レンズの絞りの固定機構 - Google Patents

レンズの絞りの固定機構

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Publication number
JPS6037531Y2
JPS6037531Y2 JP5440480U JP5440480U JPS6037531Y2 JP S6037531 Y2 JPS6037531 Y2 JP S6037531Y2 JP 5440480 U JP5440480 U JP 5440480U JP 5440480 U JP5440480 U JP 5440480U JP S6037531 Y2 JPS6037531 Y2 JP S6037531Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
aperture adjustment
aperture
ring
female thread
Prior art date
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Expired
Application number
JP5440480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56156007U (ja
Inventor
融造 金子
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP5440480U priority Critical patent/JPS6037531Y2/ja
Publication of JPS56156007U publication Critical patent/JPS56156007U/ja
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Publication of JPS6037531Y2 publication Critical patent/JPS6037531Y2/ja
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  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレンズの絞りの固定機構の改良に関するもので
ある。
従来光学的読取装置においては、発光素子により情報が
記録された紙面を照射し、その反射光をレンズを通し受
光素子に入射させて情報を読取る方式が一般に採用され
ている。
このような場合に使用される従来のレンズを第1図に示
す。
図中、1はマウント、2はレンズ本体、3は絞り調整用
リングである。
マウント1は、略円筒状のもので、その外周上端部には
、該マウント1をレンズホルダに固定スるための段付部
4とねじ部5が形成され、その内壁には雌ねじ部6が形
成されている。
レンズ本体2は、中心部にレンズ7を保持し、外周に雌
ねじ部6に螺合する雄ねじ部8を有する。
レンズ7の絞り調整用ピン9はレンズ本体2に円周方向
に設けられたガイド孔10に案内されて回動可能である
絞り調整用リング3は、内壁に絞り調整用ピン9の頭部
と係合する保合部11を有するリング状のもので、保合
部11を絞り調整用ピン9に係合させてレンズ本体2の
外周に嵌合している。
マウント1および絞り調整用リング3には、それぞれ円
周方向に等間隔に3個のねじ孔12および13が設けら
れている。
このような構成のレンズの焦点および絞りの固定は次の
ように行われる。
すなわち、焦点の固定は、マウント1の雌ねじ部6にレ
ンズ本体2の雄ねじ部8を螺合させ焦点の合ったところ
でねじ孔12にねじ14を螺合させて締付けることによ
り行われ、絞りの固定は、絞り調整用ピン9を絞り調整
用リング3を介し所望量回動させ、ねじ孔13にねじ1
5を螺合させ締付けることにより行われる。
しかしながら、この従来のレンズには次のような各種の
欠点があった。
(1)レンズの周囲には障害物があり、3方向からのね
じ締付けが困難なことが多い。
(2)レンズ本体の外周にねじの跡がつくため、何回も
同じような場所で固定することは好ましくない。
(3)焦点固定の場合、3箇所をバランスよく締付けな
いと芯ずれを起す。
本考案は上述の各種の問題を解決するためのもので、焦
点固定を容易とするとともに絞りの固定を容易かつ確実
に行うことのできるレンズの絞りの固定機構を提供する
ことを目的としている。
次に第2図および第3図に関連して本考案の実施例を説
明する。
第2図は本考案を適用したレンズの組立状態を示す正面
図、第3図は同分解斜視図で、図中従来と同−構成のも
のは同一符号で現わしている。
図中、21はマウント、22は絞り調整用リング、23
は焦点固定用リング、24は絞り固定用リング、25.
26はねじ、40はレンズホルダである。
マウント21の下端部(レンズ本体2の挿入側)には、
円周方向の溝27と、複数個の軸方向のスリット28と
が形成されている。
絞り調整用リング22には、円周方向の溝29と、軸方
向のスリット(保合部)30とが形成され、絞り調整用
リング22はスリット30により一部を分断されている
焦点固定用リング23は、C字状をなし、その両端部に
は1対のフランジ部31が折曲形成されている。
この焦点固定用リング23は、マウント21の溝27に
嵌合し、そのフランジ部31の一方にはねじ25のねじ
部が嵌合する孔が設けられ他方にはねじ25のねじ部が
螺合するねじ孔が設けられている。
絞り固定用リング24は、C字状をなし、その両端部に
は1対のフランジ部32が折曲形成されている。
この絞り固定用リング24は、絞り調整用リング22の
溝29に嵌合し、そのフランジ部32の一方にはねじ2
6のねじ部が嵌合する孔が設けられ他方にはねじ26の
ねじ部が螺合するね・じ孔が設けられている。
焦点および絞りの固定は次のように容易かつ確実に行う
ことができる。
すなわち、焦点の固定は、ねじ25を締付けることによ
りマウント21のスリット28形成部をレンズ本体2の
外周を押圧するまで弾性変形させて行われ、絞りの固定
は、ねじ26を締付けることにより締り調整用リング2
2をレンズ2の外周を押圧するまで弾性変形させて行わ
れる。
なお、絞り調整用ピン9の回動操作は、ねじ26を上述
の固定状態から適当量ゆるめ、フランジ部32を操作す
ることにより絞り調整用リング22を介し行うことがで
きる。
また、ねじ26を締付けて絞り調整用リング22をレン
ズ本体2に固定した状態でフランジ部32を操作するこ
とによって焦点調整を行うことが可能である。
以上述べたように、本考案によれば次のような各種の効
果を奏することが可能である。
(1)焦点、絞りの固定は各固定用リングのフランジ部
を締付けるだけで行われるようになっており、締付は時
のフランジ部の位置を作業し易い場所にもってくること
ができるため、レンズホルダに取付けられるレンズの周
囲に障害物があっても焦点、絞りの固定を容易かつ確実
に行うことができる。
(2)従来のようにレンズ本体の外周にねじ跡がつくこ
とはなく、何回でも同じ場所で固定できる。
(3)焦点固定用リングのフランジ部を締付ける際にマ
ウント本体の下部がレンズ本体を押圧する力は円周方向
に略均−に働くため、従来の芯ずれの問題を解決できる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレンズの分解斜視図、第2図は本考案を
適用したレンズの実施例を示す一部破断正面図、第3図
は同分解斜視図で、図中、2はレンズ本体、6は雌ねじ
部、7はレンズ、8は雄ねじ部、9は絞り調整用ピン、
10はガイド孔、21はマウント、22は絞り調整用リ
ング、23は焦点固定用リング、24は絞り固定用リン
グ、25.26はねじ、30はスリット(係合部)、3
1.32はフランジ部、40はレンズホルダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内壁に雌ねじ部を有する円筒状のマウントと、中心部に
    レンズを保持しかつ外周に回動可能に突設された絞り調
    整用ピンを備え、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有
    するレンズ本体と、前記レンズ本体の外周に嵌合し前記
    絞り調整用ピンと係合する係合部を有する絞り調整用リ
    ングとよりなり、前記雌ねじ部を前記雌ねじ部に所定量
    螺合させて焦点を調整腰前記絞り調整用リングを介し前
    記絞り調整用ピンを所定量回動させて絞り調整を行うレ
    ンズにおいて、前記絞り調整用リングの係合部を軸方向
    に分断するスリットより形成し、かつ前記絞り調整用リ
    ングに、両端にそれぞれフランジ部を折曲形成したC字
    状の絞り固定用リングを嵌合させ、前記絞り固定用リン
    グの両フランジ部をねじにより締付けて絞り固定を行う
    ようにしたことを特徴とするレンズの絞りの固定機構。
JP5440480U 1980-04-21 1980-04-21 レンズの絞りの固定機構 Expired JPS6037531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440480U JPS6037531Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 レンズの絞りの固定機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440480U JPS6037531Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 レンズの絞りの固定機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56156007U JPS56156007U (ja) 1981-11-20
JPS6037531Y2 true JPS6037531Y2 (ja) 1985-11-08

Family

ID=29649158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5440480U Expired JPS6037531Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 レンズの絞りの固定機構

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Also Published As

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JPS56156007U (ja) 1981-11-20

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