JPS6037235Y2 - 工業用ロボツトの安全装置 - Google Patents

工業用ロボツトの安全装置

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Publication number
JPS6037235Y2
JPS6037235Y2 JP4732782U JP4732782U JPS6037235Y2 JP S6037235 Y2 JPS6037235 Y2 JP S6037235Y2 JP 4732782 U JP4732782 U JP 4732782U JP 4732782 U JP4732782 U JP 4732782U JP S6037235 Y2 JPS6037235 Y2 JP S6037235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
arm
base
industrial robot
support body
Prior art date
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Expired
Application number
JP4732782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58150494U (ja
Inventor
俊一 大西
雅男 金子
勝彦 友田
英芳 久恒
登美男 細野
誠 遠藤
Original Assignee
日立精機株式会社
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 日立精機株式会社, 株式会社明電舎 filed Critical 日立精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械等に使用される工業用ロボットの安全
装置に関する。
工作機械等に使用される工業用ロボットを機械上部へ設
は所要床面積を最小限にするとともにコンパクトに構成
した一例は特願昭57−23727に詳細に記載されて
いる。
本考案はこの発明にさらに改善を加え、特にロボット本
体あるいはロボットバンドで把持している加工物等と機
械本体との干渉を防止し、例えば電気的な故障による不
測の事故に遭遇しても、ロボットおよび機械等の損傷を
未然に防ぐ工業用ロボットの安全装置の提供にある。
即ちロボットバンドがチャックとの間で加工物の着脱動
作を行うときにはバンドが必要以上にチャック側へ移動
するのを制限し、バンドが上昇してチャックとの干渉の
ない位置まで退避させることを可能とした点にある。
またバンドの上昇あるいは下降の位置の検出により自動
的に前述の動作は可能となるので検出のための専用の装
置は必要としない。
以下、図面により本考案の実施例を具体的に説明する。
即ち、第1図に示すように回転自在にチャック1を支承
した工作機械の主軸台2上には箱形の支持台3が載置さ
れている。
該支持台3上には支持筒4が前記チャック1の回転軸線
と平行に固定されている。
前記支持筒4内にはスリーブ5が回動のみ自在に挿嵌さ
れ、該スリーブ5の一端にはブラケット17が一体的に
設けられている。
更に、前記スリーブ5の他端には第1の制止部材(以下
フランジ7という)が固定され、このフランジ7と前記
ブラケット17とで、前記支持筒4を挾み軸方向の動き
を規制している。
また、前記スリーブ5内には摺動体(以下旋回体8とい
う)が摺動可能に挿嵌されているが、この旋回体8はス
リーブ5に対してキー9を介して係合しているので、チ
ャック1の回転軸線と平行に移動が可能であるとともに
、前記スリーブ5と一体になって回動することもできる
次に、ブラケット6にはシリンダ10が軸11を中心に
揺動自在に支承されている。
前記シリンダ10のピストンロッド12は前記旋回体8
の一端部13と連結されている。
更に、支持台3には床面にほぼ垂直に、アーム旋回用シ
リンダ14がピン15を支点に旋回可能に設置されてい
る。
前記旋回用シリンダ14のピストンロッド16はブラケ
ット17にピン18を介して係合している。
また、旋回体8の他端にアーム支持部19が固定され、
旋回体8とアーム支持部19はL字形を形成している。
前記アーム支持部19の一端にはアーム20がチャック
1の径方向に沿って摺動可能に挿嵌し、前記アーム20
は前記アーム支持部19との間でキー21と係合し廻り
止めされている。
前記アーム支持部19内上壁にはシリンダ22が前記ア
ーム20の中心軸線と同軸線上に固定されている。
更に前記シリンダ22のピストンロッド23は前記アー
ム20のブラケット24に固定されている。
また前記アーム20の一端にはバンド25が設けられて
いる。
前記アーム20のブラケット24にはサポート26がア
ーム20の進退方向に沿って設けられ、またサポート2
6はピン27を介してL形しバー28の一端に係合して
いる。
前記り形レバー28は前記旋回体8の一端部13に設け
られたピン29に揺動自在に支承されている。
前記サポート26とL形しバー28との係合部分はL形
しバー28が揺動するとき、前記ピン27がアーム支持
部19側へ移動するのでサポート26は長穴が水平方向
に設けられている。
また前記旋回体8の側面には長穴30が設けられ、前記
アーム20が伸張したとき該長穴30から前記り形レバ
ー28に設けられた第2の制止部材(以下突起部31と
いう)が外方へ突出するようになっている。
即ち前記旋回体8が後退したとき、突起部31はスリー
ブ体5に設けられたフランジ7に当接するようになって
いる。
次に他の実施例として第3図に支持台3に位置調整可能
な制止部材を取付けた例を示す。
支持台3に設けられたポート32には移動量制限部材3
3が前記旋回体8の移動方向に調整可能に螺着している
第3図に示すのは周知の緩衝装置の一例である。
即ち、アーム19が前記旋回体8の旋回中心と工作機械
のチャック1の中心を結ぶ線上にあり、且つ前記アーム
19が伸張しているときは前記り形レバー28の突起部
31は前記長穴30から突出しているため、前記旋回体
8の後退ストロークは前記突起部31と支持台3に設け
られた移動量制限部材33との当接で制限される。
しかし前記アーム20が縮んでいるときは前記旋回体8
の後退動作は制限を受けずにシリンダ10は全ストロー
クにわたり作動する。
また、第4図及び第5図に示す実施例は前記り形レバー
28上の突起部31を旋回体8の摺動方向に沿って位置
調整可能とした場合であり、バンドのみでなくバンド2
5で把持されるワークの長さが異なる場合に移動量制限
範囲が巾広くとれる例を示したものである。
即ち、L形しバー28の一面に設けられたセレーション
34にブロック35を互に咬み合せ、ブロック35はL
形しバー28に設けた案内溝28aを挿通するボルト3
6を角ナツト37に螺着して締着する。
前記ブロック35の位置を調整するときはボルト36を
緩めブロック35が互に咬み合っているセレーションの
歯を相互にずらしていけばよい。
以上が本考案の構造の説明でありつぎにその動作につい
て述べる。
即ち、第6図はシングルハンドの場合による本考案のロ
ボットの動きの一実施例を示したものであり、この動作
線図は加工済の加工物を工作機械のチャック1からアウ
トシュート38上に搬送し、更にインシュート39上の
加工物をチャック1上に搬送する動きを示している。
ロボットハンド25は前述した動作線図に従って、スタ
ート位置40から41までの一連の動作(aからVまで
)を行う。
第1図及び第6図において、アーム支持部19の旋回動
作(a9gv pt V)はシリンダ14の作用により
旋回体8を中心にして行われる。
つぎに、アーム支持部19に対するハンド25の伸縮動
作(bt L qt u、hv J* It n
)はシリンダ22の作用により行なわれる。
また、インシュートとアウトシュートの前後動作(o、
k)はシリンダ10の作用で行い、この場合前記シリ
ンダ10のピストンロッド12は全ストローク移動する
更に、チャック1に対し加工物の着脱を行なう場合は、
アームのハンド25はシリンダ10の作用で前後動作(
ct et r、 t)を行なうが、このとき前記
ハンド25の動きは突起部31により制限される。
即ち、ハンド25の前後動作は前記ハンドで把持された
加工物をチャック1の基準面に突当るまでの動き量とな
る。
また、前記ハンド25の移動量はハンド25で把持され
るワークの長さで異なり、第3図に示す移動量制限部材
33の位置調整または第4図で示されるブロック35の
位置調整により移動量の変更が可能である。
つぎに、ロボットハンド25の開閉動作(d。
1、 ml s)はシリンダ42(第1図)の作用で
、工作機械のチャック位置における加工物の着脱時及び
インシュート39における加工物素材の把持、或はアウ
トシュート38における加工物の排出時に行なう。
本考案は前述の如くロボットアームの旋回位置あるいは
伸張位置に応じて、チャック1に対するアームの進退位
置を機械的に制限しようとするものである。
このストローク範囲内であれば従来通り電気的にどの位
置でも任意に位置決めすることは可能であるが、本考案
は支持台3に当接する制止部材をL形しバー28に設け
ただけの簡単な装置で、チャックや機械等の破損を未然
に防ぐことができるので安全で且つ確実なロボットの動
作が保障されることとなった。
以上述べた如く、本考案は実施例に示された構成に限定
されるものではなく、請求の範囲に記載された本考案の
技術思想を逸脱しない範囲内での変更は予期されるとこ
ろである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の工業用ロボットの側面断面図、第2図
は本考案の正面図、第3図は基台側に位置調整可能な第
1の制止部材を設けた実施例を示す図、第4図は揺動部
材に位置調整可能な第2の制止部材をを設けた実施例を
示す図、第5図はブロック締着要領を示す斜視図であり
、第6図は本考案のロボットの動きの一実施例を示す動
作線図である。 図において、1・・・・・・チャック、2・・・・・・
主軸台、3・・・・・・支持台、4・・・・・・支持筒
、5・・・・・・スリーブ、6・・・・・・ブラケット
、8・・・・・・旋回体、9・・・・・・キー、10・
・・・・・シリンダ、14・・・・・・シリンダ、15
,18・・・・・・ピン、17・・・・・・ブラケット
、19・・・・・・アーム支持部、21・・・・・・キ
ー、22・・・・・・シリンダ、25・・・・・・ハン
ド、26・・・・・・サポート、27・・・・・・ピン
、28・・・・・・L形しバー、28a・・・・・・案
内溝、30・・・・・・長穴、31・・・・・・突起部
、32・・・・・・ポート、33・・・・・・移動量制
限部材、34・・・・・・セレーション、35・・・・
・・ブロック、36・・・・・・ボルト、42・・・・
・・シリンダ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基台と、該基台に揺動自在に設けられた支持体と
    、該支持体に前記揺動力向と直角に進退自在に案内され
    る摺動体と、該摺動体の一端から摺動体の進退方向に対
    して直角方向に出入移動する腕と、該腕の一端に設けら
    れ被把持体を爪の開閉動作で把持する把持装置とで構成
    される工業用口ホットにおいて、前記摺動体内に固定さ
    れた支点を介して揺動自在に支持された揺動部材と、該
    揺動部材の一端と係合し且つ他端を前記腕に設けた係合
    体と、前記基台または支持体に設けられた第1の制止部
    材と、前記摺動体が基台側へ移動したとき前記第1の制
    止部材と当接すべく前記揺動部材の中間に摺動体の外方
    へ突出して設けられた第2の制止部材とからなる工業用
    ロボットの安全装置。
  2. (2)前記第1の制止部材が摺動体の摺動方向に沿って
    基台または支持体に位置調整自在に取り付けられた実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の工業用ロボットの
    安全装置。
  3. (3)前記第2の制止部材が摺動体の摺動方向に沿って
    揺動部材に位置調整自在に取り付けられた実用新案登録
    請求の範医第(1)項記載の工業用ロボットの安全装置
JP4732782U 1982-03-31 1982-03-31 工業用ロボツトの安全装置 Expired JPS6037235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4732782U JPS6037235Y2 (ja) 1982-03-31 1982-03-31 工業用ロボツトの安全装置

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JP4732782U JPS6037235Y2 (ja) 1982-03-31 1982-03-31 工業用ロボツトの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58150494U JPS58150494U (ja) 1983-10-08
JPS6037235Y2 true JPS6037235Y2 (ja) 1985-11-06

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JP4732782U Expired JPS6037235Y2 (ja) 1982-03-31 1982-03-31 工業用ロボツトの安全装置

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