JPS6037049B2 - 棒状あるいはペレツト状ドライアイスの製造装置 - Google Patents

棒状あるいはペレツト状ドライアイスの製造装置

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JPS6037049B2
JPS6037049B2 JP53020573A JP2057378A JPS6037049B2 JP S6037049 B2 JPS6037049 B2 JP S6037049B2 JP 53020573 A JP53020573 A JP 53020573A JP 2057378 A JP2057378 A JP 2057378A JP S6037049 B2 JPS6037049 B2 JP S6037049B2
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JP
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dry ice
snow
carbon dioxide
shaped
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JP53020573A
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保 川崎
光好 小林
忠佳 岩崎
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Japan Oxygen Co Ltd
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Japan Oxygen Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液化炭酸ガスを噴出せしめて、雪状ドライアイ
スとし、ついでこれを押圧成形して固め、所望する断面
の棒状あるいはべレット状のドライアイス製造装置に関
するものである。
棒状あるし・はべレツト状のドライアイスは、使用に際
して所望量を破砕することなく、そのまま使用し得るこ
と等取板上の容易性と作業上の簡便性により、近年その
需要が高まっている。
この榛状あるし、はべレット状のドライアイスは、通常
、高圧下に貯蔵されている液化炭酸を噴出ノズルを介し
て膨張し噴出させて得られた雪状ドライアイスを形材に
導入して押圧圧縮成形したもので、通常は、雪状ドライ
アイスを得る製造室と得られた雪状ドライアイスを圧縮
成形する装置とを組合わせたべレット状ドライアイス製
造装置が使用されている。この装置はたとえば第1図及
び第2図に示す如きもので、1は雪状ドライアイス製造
室で、該室1内にはその上面部を貫通した導管2の端部
に蓮設された噴出ノズル3を有し、かつ下方に広がりを
形成したラッパ状スノーホーン4を設けてあり、前記導
管2より加圧された液化炭酸を導びき、これを噴出ノズ
ル3を介して膨脹噴出することにより、雪状ドライアイ
スを生成せしめる。この雪状ドライアイスはスノーホー
ン4の閉口にしたがって、周囲に逸散せしめることなく
、雪状ドライアイス製造室1の下部に蓮設した棒状ある
し、はべレット状ドライアイス成形装置5に向け供給す
る。該成形装置5は凹状に構成され、その周壁に多数の
押出成形孔6が穿孔された凹状ダイス7と該ダイス7の
凹状部内周に沿って回転動する複数個の圧縮ローラ8,
8′・・……・が支持部材9に回転自在に支持され、更
に支持部材9は回転軸101こ固着されている。そして
回転軸10を駆動装鷹(図示せず)により回転駆動する
ことにより、支持部材9に支持された圧縮ローラ8,8
′・・…・・・・は凹状ダイス7の円周壁に沿って回転
するように構成されている。従ってドライアイス成形装
置5に供給された雪状ドライアイスは圧縮ローラ8,8
′・・…・・・・により凹状ダイス7の周壁に穿孔され
ている押出成形孔6に圧充されて成形され、該成形孔6
の形状に相当する棒状あるいはべレット状ドライアイス
11が連続的に製造採取される。なお12は雪状ドライ
アイスの生成時発生する気体状炭酸ガスを雪状ドライア
イスより分離して排出するためドライアイス製造室1に
設けた排気口で、ブロヮ−(図示せず)等の排気手段に
連結されている。以上のように通常棒状あるいはべレツ
ト状ドライアイスを製造するには、まず雪状ドライアイ
スを製造し、次いでこれを圧縮、成形する方法によって
いるが、従釆は雪状ドライアイスの製造と圧縮成形工程
とを単に組合わせた方法によっていたため種々不都合の
生ずることが判った。
例えば、液化炭酸を膨脹噴出せしめて雪状ドライアイス
を得たとき、ドライアイスと未固化の炭酸ガスとの気固
分離が完全に行なわれることが望ましいが、不充分なこ
とである。これは前記した如く雪状ドライアイス製造室
1の下方に連設されているドライアイス成形装置5内で
圧縮用ローラが高速回転し、雪状ドライアイス製造室1
内で生成した雪状ドライアイスと気体状炭酸ガスとを蝉
梓、乱流状態にするためで棒状あるし、はべレット状ド
ライアイスの製造には不必要である気体状炭酸ガスを排
出口12より排出するとき有用な雪状ドライアイスをも
同伴して排出することとなり、ベレット状ドライアイス
の収率を低下せしめる不都合をもたらす。特に生成雪状
ドライアイスの飛散を防止するため一般に用いられてい
るスノーホーン4を設けると、該ホーン4の閉口部で雪
状ドライアイスと気体状炭酸ガスが同時に噴出し、前記
圧縮ローラ8,8′・・・・・・・・・の支持部材9の
高速回転による雛枠との相乗効果によりスノーホーン4
開□部傍に著しく乱流が発生し、より一層、雪状ドライ
アイスを気体状炭酸ガスの分離を困難にする。そして又
このような乱流の発生は、.スノーホーンが雪状ドライ
アイス製造室1で突起物を形成することと相換って、雪
状ドライアイス製造室1内壁に雪状ドライアイスを付着
せしめることになり、更にべレット状ドライアイスの生
産収率を低下せしめることとなり好ましくなかった。本
発明は、上述の如き現状に鑑み発生されたもので、その
特徴は液化炭酸を膨脹噴出せしめて雪状ドライアイスを
得るに際し、成形装置の押圧成形圧縮ローラを回転せし
める回転軸の回転方向と同じくし、かつ筒状雪状ドライ
アイス製造室内壁の円周接線方向に沿って液化炭酸を膨
脹噴射せしめるようにしたことにある。
以下第3図、第4図により本発明の実施態様を説明する
なお、第3図、第4図において第1図と第2図と同一記
号は同じ構造機構である。101は円筒あるいは円錐台
筒の如き筒状の雪状ドライアイス製造室、102は雪状
ドライアイス製造室101の頂部を密封する蓋部材で、
そのほぼ中心部には、図示しない排気装置と蓮適する排
気ロー03が設けられている。
104は液化炭酸を雪状ドライアイス製造室101に噴
出せしめる噴出ノズルで、前記筒状の雪状ドライアイス
製造室101の内壁円接線に沿って噴出し、かつ雪状ド
ライアイス製造室101の下方に蓮設されているドライ
アイス成形装置5の凹状ダイス7内の押出成形用圧縮ロ
ーラ8,8′…・・・・・・の支持部材9を回転せしめ
る回転軸10の回転方向と同じ方向に、噴出流体が雪状
ドライアイス製造室101の内壁円周に沿って旋回運動
するようにその噴出口が配置されている。
そして該噴出ノズル104は、少くとも2個が、雪状ド
ライアイス製造室101の円周上を好ましくは幾何学的
に等分して配置ごれている。105は噴出ノズル104
に液化炭酸を送液するための導管の端部は液化炭酸貯槽
(図示せず)と連結している。
なお106は雪状ドライアイス製造室101内壁に雪状
ドライアイスが付着するのを防ぐため内壁面のコーティ
ングあるは内張り加工したアクリル材料よりなる膜加工
面である。上述の如く構成される本発明の装置は次の如
く操作される。
まず、駆動装置(図示せず)により回転軸10を回転し
、ドライアイス成形装置5の凹状ダイス7内に支持部材
9により支持されている押圧成形用圧縮ローラ8,8′
・・・・…・・を凹状ダイス7内周に沿って回転させる
ついで液化炭酸貯槽(図示せず)より導管105を介し
て複数個の噴出ノズル104に供給する。液化炭酸は通
常5.2ね(絶対圧力)以上の圧力で液体状態に維持さ
れており、従って噴出ノズル104に供給されてくる間
液化炭酸は少くとも5.2taの圧力を保持している。
そして噴出ノズル104によりほぼ大気圧(laは)に
膨脹して雪状ドライアイス製造室101に雪状ドライア
イスと一部禾固化の気体状炭酸ガスと混在して噴出され
る。しかるに本発明の装置では前記した如く噴出ノズル
104が雪状ドライアイス製造室101の内壁の円周接
線に向けて噴出するように配置されているので、前記膨
脹噴出により生成された雪状ドライアイスと未固化の炭
酸ガスの混合流は、雪状ドライアイス製造室101の内
周壁に沿って高速旋回運動が与えられる。
そして自重による落下する運動とにより、雪状ドライア
イス製造室101内を旋回運動を減衰しながらドライア
イス成形装置5へと供給されるが、この間前記重い固体
状の雪状ドライアイスは外側へと集り、より軽い気体状
である炭酸ガスは中心部に集り、それぞれ雪状ドライア
イスと気体炭酸ガスが分離される。しかも前記した如く
噴出ノズル104の噴出方向がドライアイス成形装置5
の凹状ダイス7内で圧縮ローラ8,8′・…・・・・・
の支持部材9を回転する回転軸10の回転方向と同じ方
向であるので、支持部材9の回転によって生づる雰囲気
の鷹梓が、同じ方向に減衰回転しながら落下してくる雪
状ドライアイスと、気体炭酸ガスの混合流の旋回運動を
助長する。それ故雪状ドライアイスと気体炭酸ガスとよ
り一層遠心分離効果を与えてこれらを効果的に分離し、
中心部に集まるより軽い気体状状炭酸ガスは蓋部村10
2の中心部に設けた排気ロー03より排気手段により排
除され、より重い雪状ドライアイスは凹状ダイス7に供
給される。更に噴出ノズル104は前記した如く設置場
所を変位して複数個配置されているので、雪状ドライア
イス製造室101では、雪状ドライアイスと気体炭酸ガ
スとの円周運動の流れがそれぞれの噴出ノズル104よ
り生じて落下して、凹状ダイヤ7内に場所的に偏ること
なく、一様に分散して雪状ドライアイスを供給し、ドラ
イアイス成形装置5の運転を良好な状態に維持すると共
に、製造した棒状あるし、はべレット状ドライアイスの
品質を均一化することが可能となる。又噴出ノズル10
4を設置場所を変位して複数個設置したことは、雪状ド
ラィアィス製造室101でそれぞれ変位した旋回流が生
じ、これが相互に作用した雪状ドライアイス製造室10
1の内壁に付着する雪状ドライアイスを剥離する効果を
も示して、内壁に付着することによる雪状ドライアイス
、ひいては棒状あるし、はべレツト状ドライアイスの生
産収率の低下を防止する。なお雪状ドライアイス製造室
101の内壁をアクリル材料106によって膜加工すれ
ばなお一層その効果は著しい。かくして気体状炭酸ガス
と分離されてドライアイス成形装置5の凹状ダイス7に
供給された雪状ドライアイスは、凹状ダイス7の内周壁
に沿って回転している圧縮用ローラ8,8′・・・・・
・・・・により、周壁に穿孔されている多数の押圧成形
孔6に均一に圧充され、つづいて押圧成形孔6の形に相
当する形状となって凹状ダイス7の外周より押し出され
、所望する断面形状の棒状あるにはべレツト状のドライ
アイス11として製造採取される。
本発明は以上のように棒状あるにはべレット状ドライア
イスを製造するに当って、原料となる雪状ドライアイス
の生成を、ドライアイス押圧成形装置の凹状ダイス内に
回転する圧縮ローラ支持部材の回転と同じ方向に旋回流
が生じるように液化炭酸を膨脹噴出せしめたので、噴出
時発生する固体状の雪状ドライアイスと気体状ドライア
イスとの分離効果が、高められ、不必要な気体状炭酸ガ
スの排気によって、有用な雪状ドライアイスを同伴して
損失するのを低減し、棒状ドライアイス、べレツト状ド
ライアイスの生産収率を著しく向上せしめる。しかも従
来の如きスノーホーンの設置が省略出来て、乱流の発生
を防止してその効果を一層高めると共に、旋回流を複数
個の噴出ノズルにて変位せしめて発生せしめたので、生
成した雪状ドライアイスが雪状ドライアイス製造室内壁
に付着することを防止してより一層生産収率を高めると
共に、ドライアイス押圧成形装置の凹状ダイスへの雪状
ドライアイスの供給を偏ることなく均一に分散して、装
置の良好な運転を維持し、かつ製造される棒状あるいは
べレット状ドライアイスの品質を均一化することが可能
となる等極めて多くの著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置を説明する縦断面図、第2図はドラ
イアイス成形装置部の拡大横断面図、第3図は本発明の
装置を説明する縦断面図、第4図は本発明の装置の噴出
ノズルの配置を説明する一部切欠平面図である。 101は筒状の雪状ドライアイス製造室、102は蓋部
材、103は排気口、104は噴出ノズル、105は導
管、5はドライアイス成形装置、6‘ま凹状ダイス7の
周壁に穿孔された押出成形孔、7は凹状ダイス、8,8
′・・・……は押圧圧縮用ローフー、9は圧縮用ローラ
ーの支持部材、10は回転軸、11は棒状あるし、はべ
レット状ドライアイスである。 汐ー図 が2図 わ3図 わ4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加圧された液化炭酸を膨脹噴出せしめて雪状ドライ
    アイスを生成せしめる噴出ノズルと、液化炭酸の噴出に
    際して生づる気体状炭酸ガスを排気する排気口とを設け
    てなる筒状の雪状デドライアイス製造室の下部に周壁に
    多数の所望形状の押圧成形孔を穿孔してなる凹状ダイス
    と、該ダイス凹状部内の円周壁に沿つて回動する圧縮ロ
    ーラを支持した支持部材を、駆動手段と連結された回転
    軸に固着支承して設けてなる成形装置を連設した棒状あ
    るいはペレツト状ドライアイス製造装置において、前記
    筒状の雪状ドライアイス製造室に少くとも2個の噴出ノ
    ズルをその噴出流れがそれぞれの筒状の雪状ドライアイ
    ス製造室内面接線方向に沿つて噴射し、かつ圧縮ローラ
    ーの支持部材を回転させる回転軸の回転方向と同一方向
    に旋回流が生じるように配置したことを特徴とする棒状
    あるいはペレツト状ドライアイスの製造装置。
JP53020573A 1978-02-24 1978-02-24 棒状あるいはペレツト状ドライアイスの製造装置 Expired JPS6037049B2 (ja)

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JPS54112795A JPS54112795A (en) 1979-09-03
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DE3921054A1 (de) * 1989-06-27 1991-01-03 Linde Ag Verfahren zur herstellung von co(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)-granulat
NL194233C (nl) * 1994-08-17 2001-10-02 Huibert Konings Pelleteerinrichting, bestemd voor het persen van cryogene deeltjes.

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