JPS6036471A - 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性オキサゾリジノン誘導体の製造方法

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JPS6036471A
JPS6036471A JP14544983A JP14544983A JPS6036471A JP S6036471 A JPS6036471 A JP S6036471A JP 14544983 A JP14544983 A JP 14544983A JP 14544983 A JP14544983 A JP 14544983A JP S6036471 A JPS6036471 A JP S6036471A
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Application number
JP14544983A
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English (en)
Inventor
Shigeki Hamaguchi
濱口 茂樹
Hiroshi Yamamura
山村 浩
Junzo Hasegawa
淳三 長谷川
Hajime Kawarada
川原田 肇
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光学活性オキサゾリジノン誘導体の製造方法に
関するものであり、更に詳しくは、(式中、Xは低級ア
ルキル基、Yは置換又は未置換アルキル基、アルケニル
基或いは置換又は未置換芳香族炭化水素基) で表わされる3−アルキル置換−5−アシロキシメチル
オキサゾリジン−2−オンラセミ体に、化合物[ilを
不斉的に加水分解して、 (式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性(−)−3−アルキル置換−5−
ヒドロキシメチルオキサゾリジン−2−オンを生成させ
る立体選択的エステラーゼ活性を有する微生物又は該微
生物より得られた酵素を作用させる事により化合物用を
生成させ、生成した化合物[1]]及び有機酸と未反応
の一般式 0 (式中、X、Yは前記と同じ) で表わされる光学活性(+)−3−アルキル置換−5−
アンロキシメチルオキサジノシン−2−オンを分離し、
次いて化合物[■1を採取する。或いは、更に採取した
化合物[月を加水分解し、 (式中、Xは前記と同じ) て表わされる光学活性(ト)−3−アルキル置換−5−
ヒドロキシメチルオキサゾリジン−2−オンを生成させ
、採取することを特徴とする光学活性オキサゾリジノン
誘導体(11及び1川を製造する方法に関する。
化合物[■i及び面は光学活性なβ−受容体遮断薬の重
要な中間体である。
従来、光学活性なβ−受容体遮断薬の製法としては、例
えば下記の方法が知られている。
1)β−受容体遮断薬ラセミ体を光学分割する方法(特
開昭55−149233.米国特許第3.655,66
3号)。
2)3−アルキル置換アミノ−1,2−プロパンジオー
ルラセミ体を光学分割し、この活性体から誘導していく
方法(特開昭51−+!、8,711)。
3)D−マンニトールより■)−グリセロールアセトニ
ドを経て誘導していく方法〔ジャーナル・オン・オーカ
ニツク・ケミストリー(J、 O,C,)4、1. (
1,9) 、 31.21〜312 /1. (197
6) 、ケミカル・アンド・ファーマシュテカル・ブレ
チン(C1+emical & PharmaceuL
ical Bulletin)29(12)3593〜
3600(1,981)]。
しかしながら、■)は最終製品ラセミ体を光学分割する
点てコスト的に不利である。2)は3−アルキル置換ア
ミノ−1,2−プロパンジオールが吸湿性であり、一旦
吸湿すると結晶性が悪く、光学分割法では容易に収率良
く高純度の光学活性体を得られない。また3)はD−マ
ンニトールからD−グリセロールアセトニドに誘導する
際、多量の四節酸鉛を必要とし、工業的規模で行・うに
は廃棄物の点で問題がある。以上挙げたいずれの方法も
一長一短があった。
ところで、光学活性なβ−受容体遮断薬の合理的な合成
経路として下記のような経路が知られている(ケミカル
・アンド・ファーマシュテカル・ブレチン29(12)
3593〜360.0(1981)律E[1喜典ら、カ
ナダ特許第965,787号)。
■)−マンニトール→→I) −クリセルアルデヒドリ
11 化合物間 * −(−)X −N1−TCI−12CHCH20Ary
 ] (式中Xは前記と同じ)H ・・・反応経路[A] 光学活性β−受容体遮断薬 そこで本発明者らは化合物[111に着目し、化合物間
の簡便な新規製造法の開発を目的として鋭意研究した。
化合物間の5位にヒドロキシメチル基があることに着目
し、化合物間のラセミ体をエステル化させ、化合物[I
]を合成し、この化合物[11を不斉的に加水分解する
エステラーゼ活性を有する微生物又は酵素を作用させる
ことにより化合物間が容易に得られるのではないかと考
え、そのスクリーニング実験を試み、既に一部スクリー
ニングを実施し、高い不斉氷解能を有する微生物由来の
酵素を見い出している(特願昭57−141575参照
)。
又その中でスクリーニング方法についても述べ、同様の
不斉氷解能をもつ、微生物菌体及び該微生物由来の酵素
が見つかる可能性を示唆している。
今回そのスクリーニング方法に基づき、継続実施した結
果、新たに不斉氷解能をもつ、新しい属に属する微生物
菌体及び該微生物由来の酵素を見い出し、更に簡単な分
離操作により化合物間と未反化学的方法で加水分解する
ことにより化合物[I]1を採取できることが判明し、
本発明を完成さぜるに至つブこ3つ 即ち本発明は、化合物[I]を不斉的に加水分解して化
合物間を生成させる立体選択的エステラーゼ活性を有す
る微生物又は該微生物より得られた酵素を作用させる事
により化合物[111を生成させ、次いで化合物間と生
成した自機酸及び未反応の化合物[11を有機溶媒で抽
出分離する方法、或いは反応液を−1,1有機溶媒で転
溶するか又はそのまま反応液をカラマドグラフィー処理
か、分溜操作を行い分離する方法等により化合物(4]
を採取し、或いは、史に採取した化合物[1]を加水分
解し、化合物間を生成し、採取することを特徴とする光
学活性オキ−リソリノノン誘導体(↑1及び[川の製造
方法に関するものである。
本発明により、従来法と比べ高純度でかつ安価な光学活
性β−受容体遮断薬の合成かi’iJ能となつブこ、−
1 本発明の)、(質として用いられる一般式で表わされる
オギサゾリシノンii方導体におりる置換基Xとしては
低級アルキル基が用いられる。、例えはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基又は[−
ブチル基等が挙りられるが、中でもイソプロピル基又は
[−ブチル基が好ましい1、一方置換基Yとしては、置
換又は未置換アルキル基、アルケニル基、或いは置換又
は未置換芳占族炭化水素基が挙けられる。更に詳しくは
、例えばメチル基、エヂルシ献 プロピル基、又はブチ
ルノ、(の如き未置換アルキル基:例えはクロロメチル
基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、又はβ
、13.β −1・リクロロエトキンメチル基の如きハ
ロゲン基、水酸基、或いはアルコキシ基で置換された置
換アルキル基;例えはアリル(Allyl) 基の如き
アルケニル基白列えばフェニルL l)−メチルフェニ
ル基、p−クロロフェニル基、又はp−メトキシフェニ
ル基の如き未置換又はアルキル基、ハロゲン基、水酸基
或いはアルコキシ基で置換されたアリール(Ary ’
 ) 基; 例エバベンジル基、p−メチルベンジル基
、■)−クロロベンジルL p−ヒドロキシベンジル基
、又はI〕−メトキシペンシル基の如き未置換又はアル
キル基、ハロゲン基、水酸基或いはアルコキシ基で置換
されたアラルキル基を例示することができる。
化合物山を不斉的に加水分解腰化合物用を生成させる立
体選択的エステラーゼ活性を有する微生物としてはアル
カリ土類金属又はアクロモバクタ−属に属する微生物が
挙げられ、特にアルカリゲネス°フエーカリス(Alc
aligcnes faecalis)IFO1266
9,アクロモバクタ−・パルブルス(Achromob
actcr paruvlus) l F 01318
2がある。
これら微生物の培養源は、通常資化しうる有機及び無機
の炭素源、窒素源及びビタミン・ミネラル等を適宜配合
したものを用い、培養温度は2゜〜40℃、pH3〜1
1、好ましくはpH4〜8の範囲が用いられる。又通気
撹拌により微生物の生育を促進させることもできる。、 化合物[1,1の不斉加水分解反応においては、培養の
開始時に培地中に基質即ち化合物111を添加し、培養
と並行して加水分解を行う方法、或いは前記のようにし
て培養液菌体を化合物[月と接触させ加水分解を行う方
法とがある。望ましくは、菌体を遠心分離等で濃縮後、
高濃度菌体液とし、このものに化合物[I]を添加する
方法が反応後の生産物の回収の立場から好ましい。
一方、前記該微生物より得られた酵素としては、例えば
前記該微生物の培養液を遠心分離して菌体を得、この菌
体をリン酸緩衝液で均一になるよう懸濁させ、次いで水
冷下、ブラウンホモンナイザーで破砕し、遠心分離して
得た無細胞抽出酵素液か或いは更にこの無細胞抽出液を
30〜70%の硫安分画処理を行い、塩析した両分をリ
ン酸緩衝液に溶解さ也−昼夜冷所透析して得た部分精製
酵素液が用いられ、これら酵素液に化合物(月を接触さ
せ、加水分解反応を行うことができる。或いは、又微生
物より精製した加水分解酵素、例えばリパーゼ(E、 
C,3,1,]、、 a、)を接触させ、加水分解反応
を行うこともできる。更にこれら微生物又は該微生物よ
り得られた酵素を用いて、例えば固定化させることによ
り、不斉加水分解反応を繰り返し行うこともてきる。
化合物[I]の反応液中での濃度は01%から30%程
度の高濃度まで用いることができる。
又、化合物[1の水に対する溶解度は一般に低いが、撹
拌等により、混合を行うことにより、菌体又は酵素との
接触を充分保つようにすれば、本反応にとって支障とは
ならない。
又、アセトン等の親水性溶剤や界面活性剤等を反応に支
障とならない程度加えても良い。
加水分解反応を行う際の1)I(は4〜8の範囲が好ま
しい。化合物1月を高濃度で反応させる場合、加水分解
された有機酸が次第に反応液中に蓄積し、p Hが低下
してくるので適当な中和剤例えばNaOH溶液等で最適
I)Hを保持するのか好ましい。
加水分解反応は通常10〜50″Cの範囲が用いられる
が、使用する菌株又は酵素に適した温度が採用される。
未反応の化合物旧を生成する有機酸及び化合物間から分
離し、採取する方法としては、一般的精製方法を用いれ
ば良い。
例えば、反応液より遠心分離処理によって、菌体等の不
溶性物質を除去した後、一般によく使用される有機溶媒
、例えばヘキサン、シクロヘキサン、エーテル、酢酸ブ
チル、クロロホルム、ジクロロメタン、ベンゼン又はレ
ルエン等で未反応の化合物[月を抽出、次いで減圧濃縮
することにより採取することができる。
又化合物[1]の種類例えば置換基Yがメチル基、エチ
ル基又はプロピル糸等の低級アルキル基の場合、前記有
機溶媒抽出分離操作では完全に分離しがたい。この場合
には、前記と同様不溶性物質を除去した後、減圧濃縮し
、そのままカラムクロマトグラフィー処理を行うか、或
いは一旦有機溶媒例えは酢酸エチル等で転溶、減圧濃縮
後、カラムクロマトグラフィー処理を行えば簡単に分離
し、化合物1月を採取することができる。カラムクロマ
トグラフィーとしては、通常よく使われるシリカゲル、
アルミナ又はフロリシル等の担体を用いることができる
。一方、又、化合物[月の種類により、化合物[i]と
生成した化合物間の沸点に差がある場合には、分溜操作
により容易に分離し、化合物[1]を採取することもで
きる。
化合物田を更に加水分解し、化合物間を生成し、採取す
る方法としては、例えば化合物IJIを室温下、数日間
pl−13〜13の範囲に調整しながら放置しておけは
化学的に加水分解が進行し、化合物間が生成する3、又
化合物[1]を20〜40℃ p+−14〜8の範囲に
調整しながら、不斉炭素を識別しない加水分解酵素例え
はリパーゼ(ステアプシン)、エステラーゼ(豚レバー
)等を作用させて、化合物U、I]を生成させることも
できる。次いで生成した化合物1田を有機溶媒例えは酢
酸エチル等で抽出し、減圧濃縮すれば化合物Ullの結
晶物を採取することができる。
以下、実施例により、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 下記の組成からなる栄養液体培地を調製し、24坂ロフ
ラスコに400 atずつ分注後、120’に。
15分殺菌した。
〔培地組成] グルコース4%、イーストエキス03%
、肉エキス03%、ヘフトン0.3%ン、リン酸ニアン
モニウム02%、リン酸−カリウム0.1%、(PI(
7,0) これとは別に同じ組成の培地にて前培養をしたアルカリ
ゲネス・フェーカリス IFo 12669の種菌液1
.0 mlを前記培養培地に接種し、30’C。
24時時間表う培養を行った。合計10本培養し、培養
波計4eを得た。この培養液を遠心分離し、菌体を集め
た。この菌体を′V1/1oリン酸綾山液(PIT 7
.0 ) 4.00 mlニ懸澗し、J4L質3−[−
ブチル−5−アセトキシメチルオキザソリシン−2−オ
ン O 11容器内で撹拌下、Na011溶液でI) Hを5〜
7に調整しながら、30°C118時間反応させた。
反応後、遠心分離して得た上清を酢酸エチル400 y
nlで2回抽出し、減圧濃縮した。
この濃縮物をンリカケルカラムに負荷し、ヘキサン/ア
セトン(3:l冶昆液て溶出される3−し−ブチル−5
−アセトキソメチルオキザソリノンー2−オン画分を集
め減圧濃縮し、溶媒を除去すると、無色の油状物L 7
. l gか得られた1−1比!4光度は、[α] +
21.9(C,1,0,クロロポルム)I) てあり、N M R測定値は以Fの通りであった1、N
MR(90MIIZ、) δC1)CC31,4(911,s、C(CII3)3
)2、1 (3H、s 、 −C−−CII31 − 〇 3、3−3.8 (2H、m 、−C112N−)4.
1−4.25 (21−f、m、 −CI−120−)
4.4−4.7 (L H、m 、 −C02CH(0
−)CH2−)次いで、得られた(−1−)−a−t−
フチルー5−アセトキシメチルオキザゾリジン−2−オ
ンを10(1mlの水に懸潤し、N a OH溶液を加
えてpH1(1−12に調整しながら、室温下、2に1
間加水分解反応を行った1、 酢酸エチル200 ynfで抽出し、脱水処理後、減圧
濃縮した。この濃縮物にヘキサノを徐々に加えていくと
、無色の結晶が41F出したし、これを(Aコめて真空
乾燥したところ、比旋光度[αl −1−28,11) (C,1,0,クロロホルム)を有する(1)−3−[
−ブチル−5−ヒドロキシメチルオキザゾリ/ンー2−
オン12.0Zを得た。N M R311定値は以下の
通りであった。
N MR(90Mllz) δCDCna 1.4(91Ls、C(CIIa)a 
)3.4−3.95 (511,−C112N−、−C
I!20−、−011 )4.3−4.6 (IH,m
、 −C112CI−1(0−)C112−)実施例2 菌株をかえて、実施例1と同様の操作を行い、表1の結
果を得た。
表1 基質 3−[−フチルー5−アセトキシメチルオ
キザゾリジンー2−オン 実施例3.4 菌株及O・基質を3−イソプロピル−5−7セl−キシ
メチルオキサソリシン−2−オンにかえて、実施例1と
同様の操作を行い、表2の結果を得た。
表2 基質 3−イソプロピル−5−アセトキシメチル
オキザンリソン 2−オ ン 実施例5 下記の組成からなる栄養液体培地を調製し、21坂ロフ
ラスコに400 mlずつ分注後、120″C215分
殺菌した。
[培地組成」 グルコース4%、イーストエキス03%
、肉エキス03%、ペプトン0.8%、リン酸ニアンモ
ニウム0.2%、リン酸−カリウム01%、(PH7,
0) これとは別に同じ組成の培地にて前培養をしたアルカリ
ゲネス・フエーカリス IFo 12669の種菌液1
0m1を前記培養培地に接種し、30°C524時間振
とう培養を行った33合1i110本培養し、培養波計
41を得た。この培養液を遠心分離し、菌体を集めた。
この菌体をA1/’ 1.0 1Jン酸緩衝液(■司1
7.0)/1.00ノ〃lに懸濁し、基質3−(−ブチ
ル−5−ペンゾイロキシメチルオキザゾリンン110ダ をンf+sJ用 しブこ。
これを1e容器内テ撹拌−F、NXl011 溶M で
P Hヲ5〜7に調整しながら、30 ”に、40時間
反応さゼた1、反応後、遠心分離して得た」1清をトル
エン400m1で未反応の3−t−ブチル−5−ヘンソ
イロキシメチルオキザソリノン−2−オンを抽出し、減
圧濃縮した。
次に、この濃縮物を200m/のゞ’/’I Oリン酸
緩衝液に懸濁し、リパーゼ(ステアブンン)2gを添加
、撹拌下30°に 、 Na(MI溶11にでpHを5
〜7に調整しながら加水分解反応を18時間行った3、
次いて耐酸エチル□100 m(て抽出し、脱水処理後
減圧濃縮した1、この濃縮物にヘキサノを徐々Iこ加え
ていくと、無色の結晶が417出したし、これを16 
’ 集めて真空1陀燥したところ、比&光度1αl −12
8,31) (c’、i、o、クロロポルム)を有する(−1) −
3−t−フヂルー5−ヒドロキシメチルオキザソリシン
=2−オン122gを得た。
実施例6−12 基質をかえて、実施例5と同様の操作を行い、表3の結
果を得た。
尽 看1) 実施例13 アルカリゲネス・フエーカリス I F C)1266
9を用いて前記実施例1と同様の培養を行い、培養液4
.00 mlを得た。この培養液にM質3−t−フチル
ー5−アセトキシメチルオキザゾ添加した。これを14
容器内で通気撹拌lz、Na011溶液でl) Hを5
〜7に調整しながら、30°(じ、18時間反応させた
1、以下実施例1と同様の操作を行い、比旋光度[α1
 −I2フイ(C,1,0,クロロポ■) ルム)を有する(l−) −3−t−ブチル−5−ヒト
ロキシメヂルオキザソリシン−2−オン1.02!7を
得た。
実施例】4 グルコース7%、イーストエキス03%、肉エキス03
%、ペプトン0゜3%、リン酸ニアンモニウム02%、
リン酸−カリウム01%(I’l(7,0)含有する培
地LOmlにアルカリゲネス・フェーカリスI F O
12669を植菌し、30’C,24時間振とう培養を
行った1つ 次に前記培養培地400m1に前培養液を接種し、同時
に基質3−t−ブチル−5−アセトキシメヂ4.07を
添加し、30°c、48時間培養及び反応を並行1−で
行った。
以下実施例1と同様の操作を行い、比が1・光度16 
+a+ 、−127,6(C、1,0、クロロポルム)
を有t 7+4+)3− t−7’チル−5−ヒドロキ
シメチルオキサソリジン−2−オン0.84−9を得た
実施例15 アルカリゲネス・フエーカリス I F012669を
用いて前記実施例1と同様にして得た培養液41を遠心
分離し、菌体を集めた。この菌体を /10 リン酸F
2 i!Il液(pH7、o>4o。
mtに懸濁し水冷しながら、フラウンホモジナイリーー
で菌体破砕し、遠心分離して無細胞抽出酵素液を得た。
この酵素液に基質3−[−ブチル−5−アセトキシメチ
ルオキサソリシン−2−オンを4.0g添加し、撹拌下
、pljをNaOH溶液て5〜7に調整しながら、30
°c、18時間反応を行った。この反応液を減圧濃縮し
、シリカゲル力ラムに仏前し、以−1仮実施例1と同様
の操作を行い、比旋光度(αl −1−43,5(C,
L、O,クロロホルI) ム)を有する(+)−3−t−ブチル−5−ヒドロキシ
メチルオキサソリジン−2−オン1.]2&を得ブこ。
実施例16−18 菌株及Q・基質をかえて、実施例15と同様の操作を行
い、表4の結果を得た。、 表4 X−表3と同じ 実施例19 アルカリゲネス フエーカリス II”0 126ci
9を用いて+)iJ記実施例】と同様にして?!Jた培
養液4eを遠心分離し、菌体を果めた。、この菌体をJ
 。
リン酸緩征I液(P H7,0) 400.mtに@陶
し、氷冷しながらフラウン・ホモ7ナイザーで破砕し、
遠心分離して無細胞抽出液を得た1、 次いて硫安分画を行い、30〜70 %、5濃度で1i
、Δ析L タuT+i分をM′ ’Jン酸緩tjM(p
H7、(1)0 40屑fに懸濁させ、−昼夜冷所で透41iして部分t
11」製した酵素/l’<を0Jだ6、この酵素/lk
に基質3−[主フチルー5−アセ1ヘキンメチルオキザ
ソリンンー2−、t ンヲ4.0 !7 添加り、、撹
拌下、Na(−)II #i +′1k で1月1”:
;:5〜7 ic 調91 L、 ナカラ、30 ”C
; 、 18 時間反応を行った1、反応液は以下実施
例1と同様の操作を行い、比H’s光度[α] −)−
4,2,7’ (C、1,(1。
I) クロlコボルA)を有する(1−) −3−t−ブチル
−5−ヒドロキシメチルオキサソリジン−2−オン1.
10gを得た。。
実施例20−22 lv1株及びノー(、質をかえて、実施例19と同様の
操作を行い、表5の結果をt(Jた。。
表5 実施例23 40m1のM//1o リン酸F2 別液(pH7,0
)に、リバーセ゛ ■ンL 2 G 6 (E、 C,
3,1,1,3,。
アルノJリゲネス2名糖産業)10g及び3−L−ブチ
ル−5−アセトキシメチルオキサゾリジン−2−オン4
.09を添加し、NaOH溶液でp Hを5〜7に調整
しながら、撹拌下、30°C218時間加水分解反応を
行った。この反応液は以上実施例1と同様の操作を行い
、[α] +44.5(C,1,0゜クロロボルム)を
イコするH−a−t−フチルー5−ヒドロキシメチルオ
キサソリシン−2−オン1.01 g をf尋ブこ3、 実施例24.−、−26 酵素及び基質をかえて、実施例22と同様の操作を行い
、表6の結果を得た。
表6 ■表3と同じ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、Xは低級アルキル基、Yは置換又は未置換アル
    キル基、アルケニル基或いは置換又は未置換芳香族炭化
    水素)、() て表わされる3−アルギル置換−5−アシロキシメチル
    オキサゾリジン−2−オンラセミ体に、化合物(11を
    不首的に加水分ll1ll′して、(式中、Xは前記と
    同し) で表わされる光学活性(−)−3−アルキル置換−5−
    ヒドロキシメチルオキサプリジン−2−オンを生成させ
    る立体選択的エステラーゼ活性を有する微生物又は該微
    生物より得られた酵素を作用させる事により化合物間を
    生成させ、生成した化合物間及び有機酸と未反応(式中
    、x、yは前記と同じ) で表わされる光学活性(1)−3−アルキル置換−5−
    アシロキシメチルオキサゾリジン−2−オンを分離し、
    次いて化合物用を採取することを特徴とする光学活性(
    1)−3−アルキル置換−5−アシロキシメチルオキサ
    ゾリジン−2−オンの製造方法っ (2)化合物tl]の式中Xがし一フヂルノ、(又はイ
    ソプロピル基である特許請求の範囲第1項記載の製造方
    法。 (3)化合物田の式中Yの置換又は未置換芳香族炭化水
    素基がアリール基(Aryl) 、置換アリ−ル基、ア
    ラルキル基又は置換アラルキル基である特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 (4)微生物がアルカリゲネス属、又はアクロモバクタ
    −属に属する特許請求の範囲第1項記載の製造方法っ (5)微生物がアルカリゲネス・フエーカリス又はアク
    ロモバクタ−・パルブルスである特許請求の範囲第1項
    又は第4項記載の製造方法。 (6)酵素が微生物菌体を破砕処理して得た無細胞抽出
    液の酵素或いは更にこの無細胞抽出液を硫安分画処理し
    て得た部分精製された酵素である特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。 (7)化合物[11を添加した培地で、pi−T4〜8
    の範囲で微生物を培養し、作用させる特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 (8)微生物を栄養培地で培養して得た培養液、又はこ
    の培養液から微生物菌体を分離して菌体懸濁液を調製し
    、それを化合物[1,]に作川さぜる特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 (9)微生物の培養をpi−T3〜11の範囲で行い、
    培養液又は菌体懸濁液と化合物[11との反応をI)I
    (4〜8の範囲で行う特許請求の範囲第8項記載の製造
    方法、。 00) 酵素と化合物[1,]との反応を10〜50℃
    、pH4〜8の範囲で行う特許請求の範囲第1項又は第
    6項記載の製造方法。 (II)化合物[11と生成する化合物[0及び有機酸
    を分離する方法において、有機溶媒で抽出分離する特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法3、αの 化合物11
    1と生成する化合物間及び有機酸を分離する方法におい
    て、反応液を一旦有機溶媒で転溶するか、又はそのまま
    反応液をカラムクロマトグラフィー処理で分離する特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法0、 (13化合物1月と生成する化合物間及び有機酸を分離
    する方法において、反応液を一旦有機溶媒で転溶するか
    、又はそのまま反応液を分溜操作により分離する特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。 04)一般式 (式中、Xは低級アルキル基、Yは置換又は未置換アル
    キル基、アルケニル基或いは置換又は未置換芳香族炭化
    水素基) で表わされる3−アルキル置換−5−アシロキシメチル
    オキサゾリジン−2−オンラセミ体に、化合物[L]を
    不斉的に加水分解して(式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性(−)3−アルキル置換−5−ヒ
    ドロキシメチルオキサ゛ノリジン−2−オンを生成させ
    る立体選択的エステラーゼ活性を有する微生物又は該微
    生物より得られた酵素を作用させる事により化合物間を
    生成さぜ、生成した化合物間及び有機酸と未反応の(式
    中、X、Yは前記と同じ) で表わされる光学活性(ト)−3−アルキル置換−5−
    アシロキシメチルオキサゾリジン−2−オンを分離後、
    化合物[I]を採取し、次いで採取した化合物1月を加
    水分解し、 1 (式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性(」→−3−アルキル置換−5−
    ヒドロキシメチルオキザゾリジン−2−オンを生成さぜ
    、採取することを特徴とする光学活性(1)−3−アル
    キル置換−5−ヒドロキシメチルオキザゾリジン−2−
    オンの製造方法っ 0υ 化合物1月の式中Xがし一ブチル基又はイソプロ
    ピル基である特許請求の範囲第14項記載の製造方法。 (16)化合物[1]の式中Yの置換又は未置換芳香族
    炭化水素基かアリール基(Aryl) 、置換アリール
    基、アラルキル基又は置換アラルキル基である特許請求
    の範囲第14項記載の製造方法、3 0′7)微生物がアルカリ土類金属又はアクロモバクタ
    −属に属する特許請求の範囲第14項記載の製造方法、
    、 (18)微生物がアルカリゲネス・フエーカリス又はア
    クロモバクタ−・パルフルスである特許請求の範囲第1
    4項又は第17項記載の製造方法。 (lり酵素が微生物菌体を破砕処理して得た無細胞抽出
    液の酵素、或いは更に硫安分画処理して得た部分精製さ
    れた酵素である特許請求の範囲第14項記載の製造方法
    。 α)化合物1月を添加した培地で、p+−14〜8の範
    囲で微生物を培養し、作用させる特許請求の範囲第14
    項記載の製造方法。 CD 微生物を栄養培地で培養して得た培養液、又はこ
    の培養液から微生物菌体を分離して菌体懸濁液を調製し
    、それを化合物用に作用させる特許請求の範囲第14項
    記載の製造方法、(イ)微生物の培養をpH3〜11の
    範囲で行い、培養液又は菌体@ 陶>[Mと化合物[1
    1との反応をPH4〜8の範囲で行う特許請求の範囲第
    21項記載の製造方法。 (ハ)酵素と化合物1月との反応を10〜50°(2、
    I)I−14〜8の範囲で行う特許請求の範囲第14項
    又は第19項記載の製造方法、3鉋)化合物[11と生
    成する化合物用及び有機酸を分離する方法において、有
    機溶媒で抽出分離する特許請求の範囲第14項記載の製
    造方法。 (ハ)化合物[11と生成する化合物[111及び有機
    酸を分離する方法において、反応液を一旦有機溶媒で転
    溶するか、又はそのまま反応液をカラムクロマトグラフ
    ィー処理で分離する特許請求の範囲第14項記載の製造
    方法。 (ハ)化合物(月と生成する化合物[川及び有機酸を分
    離する方法において、反応液を一旦有機溶媒で転溶する
    か、又はそのまま反応液を分溜操作により分離する特許
    請求の範囲第14項記載の製造方法。 匈 化合物1月を加水分解する方法において、pT−I
    B〜13の範囲に保持し、化学的に加水分解反応を行う
    特許請求の範囲第14項記載の製造方法。 (ハ)化合物[I]を加水分解する方法において、pH
    4〜8の範囲で加水分解酵素を作用させ、酵素的に加水
    分解反応を行う特許請求の範囲第14項記載の製造方法
    3゜
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344380A (ja) * 1989-07-12 1991-02-26 Daiso Co Ltd 光学活性アミノ化合物の製法
JPH0344381A (ja) * 1989-07-12 1991-02-26 Daiso Co Ltd 光学活性オキサゾリジノン誘導体の製法
WO1995008530A1 (fr) * 1993-09-20 1995-03-30 Kaneka Corporation Procede de production d'un derive de 3-amino-2-hydroxy-1-propanol

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