JPS6036397Y2 - 玄米選別装置 - Google Patents

玄米選別装置

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Publication number
JPS6036397Y2
JPS6036397Y2 JP1981038562U JP3856281U JPS6036397Y2 JP S6036397 Y2 JPS6036397 Y2 JP S6036397Y2 JP 1981038562 U JP1981038562 U JP 1981038562U JP 3856281 U JP3856281 U JP 3856281U JP S6036397 Y2 JPS6036397 Y2 JP S6036397Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheat
paddy
brown rice
huller
specific gravity
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981038562U
Other languages
English (en)
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JPS57152979U (ja
Inventor
茂夫 須長
Original Assignee
日本車輌製造株式会社
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Publication date
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は少量の小麦が混入した籾から玄米を選別するに
際し玄米に小麦が混入しないようにした玄米選別装置に
関するものである。
周知のように貯蔵した籾から玄米を得る場合は、一般に
ゴムロール型の籾摺機で脱秤した後、これを比重選別機
で玄米と脱秤されなかった籾に選別し、籾は再度籾摺機
にもどすように構成されている。
さて米と麦の収穫期が異なることから米と麦を同一貯蔵
設備で貯蔵するのが通例である。
この場合とくに籾を貯蔵する場合は貯蔵設備内の小麦を
完全に取出すことが困難であるところから若干の小麦が
籾の中に混入してしまうことは斥けられない。
通常の粒度の小麦については籾摺の比重選別機で脱秤さ
れなかった籾と共に選別゛され玄米中には混入しないが
、玄米より小粒の小麦が玄米中に混入することがある。
玄米中に小麦が混入した場合は米の品質(等級)を著し
く落とすため完全に小麦を除去されるように望まれてい
る。
これはゴムロール方式の籾摺機においては小麦の混入し
ている籾を脱秤する際に粒子径の大きな穀物は大きな圧
縮力を受け、温時にこれに比例した剪断力を受ける。
このため混入している大粒の小麦はその中央の節の部分
から破砕され(これは繰返し籾摺を通すことによってよ
り確率が高くなる)、この破砕小麦が玄米中に混在する
破砕小麦の粒径は籾もしくは玄米のそれより小さいから
、−破砕小麦と籾の混在した玄米を比重選別機により選
別すると籾と玄米と小麦の比重差(籾の比重: 0.6
.玄米の比重: 0.83.小麦の比重: 0.78)
から籾および破砕されない小粒の小麦と玄米との分離は
可能だが、破砕小麦は粒径がさらに小さいから玄米に混
入してしまう。
そこで本考案は上記の点に鑑み種々研究の結果、小麦と
籾の粒径が第1図に示す如く分布していることに着目し
たものである。
即ち籾が最も多く分布する粒度は2.1肋前後で最大の
粒子でも略2.61ran以下である。
これに対し小麦は粒子が大きく最も分布の多いのは2.
8mm前後であって、2.45閣以下の粒子はほとんど
ない。
このことから小麦の混入した籾を籾摺機にかける前に籾
よりも粒子の大きい小麦を取除くことによって大半の小
麦を除去するとともに除去困難な破砕小麦が生じること
を未然に防止するようにしたものである。
以下第2図及び第3図に示す一実施例について説明する
1は粒度選別機で、供給される小麦の混入した籾Aから
粒径の相違を利用して籾よりも大粒の略2.6m以上の
小麦Bを分離して排出し、該小麦Bが取除かれわずかに
小粒の小麦が混在する籾Cを後続の籾摺機2に供給する
籾摺機2は主軸と副軸にゴムロールを夫々設けた所謂ゴ
ムロール方式のものを用い、前記小麦が混在する籾Cか
ら籾を脱秤して玄米を得る。
3は比重選別機で、籾摺機2から供給される脱秤されな
かった籾と2.677E171以下の小粒の小麦が混在
する玄米りを比重差により玄米Eと小粒の小麦及び籾F
に分離し、小麦のほとんど残らない玄米を得ることがで
きる。
即ち第3図に示す如く供給口4aを最高所に、それと対
角線上にある隅部4bを最低位置となるように2方向に
傾斜角を付した比重選別機3の揺動板4に揺動を与える
と供給口4aから供給された取除かれなかった籾と2.
6肋以下の小粒の小麦を混在する玄米りは排出側4Cに
流動するにしたがい比重の大きい玄米(比重0.83)
が上側に、比重の小さい籾、小麦(比重0.78)が下
側に偏流し、両者は分離して玄米Eが上側の排出口4d
より、籾および小粒の小麦Fが下側の排出口4eより夫
々排出される。
しかし、このような揺動板4は、また粒子径の小さいも
のが上側に、大きいものが下側に偏流して両者の分離を
行うことができる。
つまり粒子径の小さなものは比重の大きな粒子と同様の
傾向がある。
このことは籾摺機2で大粒の小麦が破砕されると破砕小
麦の粒子径が第1図に示す如<1.0〜1.75mmの
範囲に分布され、玄米よりもかなり小さくなり比重との
関係とも相俟って比重選別機3では両者の分離が不可能
となる。
本考案装置では籾摺前に大粒の小麦を取除くことによっ
て破砕小麦の発生を未然に防止した理由はここにある。
尚上記実施例において粒子径及び比重を上記の如く設定
したが、これは使用される籾及び小麦によって若干異な
ることは論を俟たず本考案に含まれる。
本考案は以上の如く構成したから、僅かの小麦でもほと
んど残ることなく除去することができ、玄米の品質向上
に著しく有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は籾、玄米、小麦及び破砕小麦の粒度分布図、第
2図は本考案装置の概略図、第3図は比重選別機の揺動
板の斜視図である。 1は粒度選別機、2は籾摺機、3は比重選別機である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籾を脱拝するゴムロール方式の籾摺機と籾摺後玄米と籾
    に選別する比重選別機を備え、かつ選別後の籾を再度籾
    摺機にもどすようにした玄米選別装置において、小麦の
    混入した籾から破砕小麦発生原因たる籾より大粒の小麦
    を分離する粒度選別機を前記籾摺機の前に設けたことを
    特徴とする玄米選別装置。
JP1981038562U 1981-03-19 1981-03-19 玄米選別装置 Expired JPS6036397Y2 (ja)

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JP1981038562U JPS6036397Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19 玄米選別装置

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JP1981038562U JPS6036397Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19 玄米選別装置

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Publication Number Publication Date
JPS57152979U JPS57152979U (ja) 1982-09-25
JPS6036397Y2 true JPS6036397Y2 (ja) 1985-10-29

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ID=29835714

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JP1981038562U Expired JPS6036397Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19 玄米選別装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826540A (ja) * 1971-08-09 1973-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826540A (ja) * 1971-08-09 1973-04-07

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Publication number Publication date
JPS57152979U (ja) 1982-09-25

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