JPS6036241A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一技術分野一 本発明は例えば電子写真複写機に用いられる自動Ｗ、稿
送シ装置に関し、特に゛ジャム”処理を適確に行うため
の構造に関する。

−従来技術− 周知のように、自動原稿送り装置は、例えば電子写真複
写機の原稿台ガラス上に原稿を自動的に供給するために
周込られるものであるが、複写済の原稿は自動原稿送り
装置に設けた排紙トレーに回収する□ ところで、このような目的に用いる自動原稿送り装置に
おいては、内部に原稿が６ジヤム”状態になることがあ
るため、給紙ローラ装置を内蔵した本体部を複写機に据
付け、前記給紙ローラ装置から原稿を供給される搬送ベ
ルトを内蔵した開閉体を、前記本体部に対しヒンジ接手
し、゛ジャム”発生時に開閉体を開放させて原稿台ガラ
スを外部に露呈させ、引掛った原稿を取除かせる構造と
されるのが普通である。しかしながら、このような構造
によっても、本体部と開閉体の間に引掛った原稿は容易
に取除くことができなし。即ち、給紙ローラ装置の給紙
ローラと圧接ローラとは常時圧着状態におかれ、給紙必
要時のみに回転駆動されるため、本体部と開閉体の間に
引掛った原稿は給紙ローラと圧接ローラとの間に挟着状
態にあり、開閉体を開放しても、容易に取除けな騒場合
が多く、無理して取除こうとすると、貴重な原稿がやぶ
れてしまう場合さえあった。

一本発明の目的及び構成一 本発明は、以上て述べたような従来の問題を解消するた
め、本体部と開閉体の間に引掛った原稿をも容易に取除
くことができる自動原稿送り装置の構造を得ることを目
的とするもので、本体部中に原稿を取込み、同本体部に
ヒンジ接手された開閉体内の搬送ベルトで原稿を送り、
開閉体の排紙トレーに原稿を取出す自動原稿送り装［丘
において、前記搬送ベルトに向って原稿を供給する給紙
ローラに対して開閉体のヒンジブラケットを共軸とし、
同ヒンジブラケットと一体の制御カムを、給紙ローラに
圧接する圧接ローラの軸に臨ませ、開閉体の開放により
前記制御カムで給紙ローラから圧接ローラを引離すこと
を提案するものである。

一本発明の実施例− 以下、図面につ込て本発明の実施例の詳細を説明する。

まず、第１図について本発明による自動原稿送り装置の
全体構造を説明するに、自動原稿送り装置は、仮想線で
示す複写機Ａの上面に据付けられる本体部１と、同本体
部１に対し詳細を後述するヒンジブラケット２で接手さ
れかつ複写機Ａの原稿台ガラスミＫ面した搬送ベルト３
を内蔵する開閉体４とを備えている。複数枚の原稿又は
取込口５に臨まされて本体部１の外部に固定された給紙
トレー６上に堆積状態で置かれ、複写済原稿Ｘは開閉体
４の排出ロアに位置された排紙トレー８上に取出されて
回収される。

前記本体部１の内部には、前記給紙トレー６上の原稿Ｘ
の前端部を受けるはね上板９が位置され、このはね上板
９は支持軸１０の端部に設けられた第３図示のレバー１
１に掛けるはね１２の力ではね上げられる。また、本体
部１中には給紙トレー６上の原稿Ｘを一枚づつ取出す繰
出装置が位置される。繰出装置は複写機からの給紙指令
信号ではね上げられるはね上板９と相前後して矢印方向
に駆動される繰出ベルト１３と、同繰出ベルト１３の下
面に圧接されるさばきゴム１４とを有し、同さばきゴム
１４の作用により給紙トレー６上の原稿Ｘは一枚づつ取
出される。なお、本発明の趣旨ではなりが、さばきゴム
１４とその支持軸の間に時計方向の回転を許容する一方
向クラッチを挿入しておけば、繰出装置に挾まった原稿
を取込口５方向に引出して取除くことができる。

また、繰出装量により繰出された原稿又は予め設定され
たタイミングで回転開始する給紙ロー２１５に引取られ
る。同給）我ローラ１５は第２図示のように本体部１の
機体フレーム１６に掛渡されるものであって、その軸Ｊ
、；Ｎには前述したヒンジブラケット２の円孔がゆるく
嵌合しである。

そして、前記＠内フレーム１５には給紙ローラ１５の放
射方向に延長した長孔１７が形成され、同長孔１７には
給紙ローラ１５の周面に圧接される圧接ローラ１８を支
持した圧接軸１９の軸端が移動可能に位置される。同圧
接軸１９の中間部には第２図示のよって圧接ローラ１８
を給紙ローラ１５に向って押圧するばね２０が当接され
てｂる。

一方、前記ヒンジブラケット２には前記圧接軸１９の軸
端に臨んだ制御カム２１即ち偏心カムが固定してちり、
同制御カム２１は仮想線で示す開閉体４の開放時にばね
２０に抗して圧接軸１９を押下げる凸部２１ａを有し、
同凸部２１ａには開閉体４の全開放位置において圧接軸
１９が落込む切欠２２が形成される。したがって、開閉
体４が全開放位置にされると、切欠２２に圧接軸１９が
落込むので、手で支持していなくとも開閉体４が重力で
落下することはなくなり、開閉体４を強く押せば、切欠
２２と圧接軸１９が外れる関係が１＋＋られる。

前記給紙ローラ１５から原稿Ｘを引取る搬送ベルト３は
、開閉体４の両端部の駆動ローラ２３及び従動ローラ２
４間に掛渡される無端状ベルトであって、原稿Ｘを原稿
台ガラスａの所定位置まで搬送して停止させ、複写終了
後に再び起動して原稿Ｘを左方に搬送する。開閉体４の
左端には円弧状案内板２５と排紙ローラ２６が組込まれ
、搬送ベルト３で送られた原稿Ｘを排紙トレー８−ヒに
排出させる。

排紙トレー８は基部をヒンジピン２７で開閉体４に取付
けられ、排紙トレー８の中間部下面と本体部１の上部と
の間に掛渡した山形の連結ロンド２８により傾き状態を
保たれてしる。また、連結ロンド２８は、開閉体４が仮
想線示のように開放されたとき、垂直面内での排紙トレ
ー８の傾きを保つ。

前記実施例による自動送り装置は、以上のような構造で
あるから、第１図の実線水のような通常の状態において
は、圧接ローラ１８はばね２０の力で給紙ローラ１５に
向って圧着されている。

したがって、繰出装置から一枚づつ繰出された原稿Ｘは
給紙ローラ１５と圧接ローラ１８との回転゛　運動によ
り搬送ベルト３に向かって送られる。

また、機内に原稿Ｘが引掛って１ジヤム”状態が報じら
れた場合、開閉体４の左端の取手２９を持って開閉体４
を仮想線示のように開放すると、開閉体４または開閉体
４と本体部１との間に位置した原稿Ｘが外部に露呈され
ることになる。この場合、開閉体Ｘのヒンジブラケット
２と一体の制御カム２１は第３図の仮想線示の位置に回
動するから、制御カム２１の凸部２１ａにより圧接軸１
９が下方に押下けられ、給紙ローラ１５と圧接ローラ１
８との間が離間する。このため、開閉体４と本体部１と
の間に引掛った原稿Ｘを開閉体４側に容易に引出すこと
ができる状態が得られる。勿論、本体部１の繰出装置側
に引掛った原稿Ｘは繰出ベルト１３の駆動系統またはさ
ばきゴム１４とその支持部との間に一方向クラッチを介
装することにより、取込口５側に容易π引出すことがで
きる。

なお、前記実施例においては、ヒンジブラケット２と制
御カム２１を別部材で構成するものを例示したが、ヒン
ジブラケット２の外部周面を偏心カムとしてもよく、ま
た、制御カム２１を直接に圧接軸１９に当てずに、圧接
軸１９に設けるカムホロワを制御カム２１に従動させて
もよ−。

まだ、図示は省略するけれども、さばきゴム１４が取付
けられるブラケットを圧接画工９の動きに連動するよう
にすれば、開閉体４の開放時に繰出ベルト１３とさばき
ゴム１４０間を離間させ、繰出装置に挾まった原稿Ｘを
開閉体４側に引出すことができるようにすることができ
る。

一本発明の効果− 以上あ説明から明らかなように、本発明によれば、開閉
体の開放のみによって給紙ローラと圧接ローラとの間に
挾まった原稿を容易に取除ける状態が得られるから、貴
重な原稿を破ることなく“ジャム”処理できる構造が得
られ、しかも、前記実施例のように制御カムに切欠を形
成するだけで、開閉体を開放位置に静止できる半固定装
置を兼用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動原稿送シ装置の全体断面図、
第２図は同自動原稿送り装置要部の中央断面図、第３図
は同自動原稿送り装置要部の側断面図である。 Ａ・・・電子写真複写機、　ａ・・・原稿台ガラス、Ｘ
・・・原稿、　ｌ・・・本体部、 ２・・叱ンジブラケット、３・・・搬送ベルト、４・・
・開閉体、　１５・・・給紙ローラ、１８・・・圧接ロ
ーラ。 特許出願人　小西六写真工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）本体部中に原稿を取込み、同本体部にヒンジ接手さ
   れた開閉体内の搬送ベルトで原稿を送り、開閉体の排紙
   トレーに原稿を取出す自動原稿送り装置において、前記
   搬送ベルトに向って原稿を供給する給紙ローラに対して
   開閉１のヒンジブラケットを共軸とし、同ヒンジブラケ
   ットと一体の制御カムを、給紙ローラに圧接する圧接ロ
   ーラの軸に臨ませ、開閉体の開放により前記制御カムで
   給紙ローラから圧接ローラを引離すことを特徴とする自
   動原稿送り装置。