JPS6036012B2 - 磁気デイスク磁性面の強度試験方法 - Google Patents
磁気デイスク磁性面の強度試験方法Info
- Publication number
- JPS6036012B2 JPS6036012B2 JP7623878A JP7623878A JPS6036012B2 JP S6036012 B2 JPS6036012 B2 JP S6036012B2 JP 7623878 A JP7623878 A JP 7623878A JP 7623878 A JP7623878 A JP 7623878A JP S6036012 B2 JPS6036012 B2 JP S6036012B2
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- Japan
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- magnetic disk
- magnetic
- strength
- head
- test
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気ディスク面の強度を短時間で判定する磁気
ディスク磁性面の強度試験方法に関する。
ディスク磁性面の強度試験方法に関する。
一般に磁気ディスク装置では高速回転する磁気ディスク
媒体上に磁気ヘッドを浮上させ、この磁気ヘッドと磁気
ディスク媒体の間で情報の書込み／読出しが行なわれる
が、この磁気ヘッドと媒体間の間隙は微４・なものであ
り、ゴミ等が入ると磁気ヘッドの浮動状態がそこなわれ
、磁気ヘッドと媒体が激しく接触して磁気ディスク面に
損傷を与えることがある。
媒体上に磁気ヘッドを浮上させ、この磁気ヘッドと磁気
ディスク媒体の間で情報の書込み／読出しが行なわれる
が、この磁気ヘッドと媒体間の間隙は微４・なものであ
り、ゴミ等が入ると磁気ヘッドの浮動状態がそこなわれ
、磁気ヘッドと媒体が激しく接触して磁気ディスク面に
損傷を与えることがある。
従って磁気ディスクの製造に際しては、このような事故
を考慮して磁気ディスクを製作する必要がある。
を考慮して磁気ディスクを製作する必要がある。
従釆、磁気ディスク面の強度を試験するには、製造され
た磁気ディスクを磁気ディスク装置に装着して磁気ヘッ
ドのロード、アンロード、連続浮上等の耐久試験を行な
っている。
た磁気ディスクを磁気ディスク装置に装着して磁気ヘッ
ドのロード、アンロード、連続浮上等の耐久試験を行な
っている。
しかしながら、このような従来の方法では試験の結果を
得るまでに長時間を必要とする欠点がある。本発明の目
的は、上記の欠点を解決するもので、判定をわずかの時
間で可能にし、かつ判定要素を種々設定し、この結果を
総合的に検討することにより正確な判定が可能な強度試
験方法を提供することにある。上記本発明の目的は、 ４００〜１００仇．ｐ．ｍで回転する磁気ディスク面に
磁気ヘッドと同一材質の試験片を加圧酒動させ、加圧摺
動中の沼動音の変化、加圧潤動中の摺動摩擦トルク変化
および、加圧情勤中のダスト量の変化のいずれかまたは
すべてを測定し磁気ディスク磁性面の強度を判定を行な
うことにより達成される。
得るまでに長時間を必要とする欠点がある。本発明の目
的は、上記の欠点を解決するもので、判定をわずかの時
間で可能にし、かつ判定要素を種々設定し、この結果を
総合的に検討することにより正確な判定が可能な強度試
験方法を提供することにある。上記本発明の目的は、 ４００〜１００仇．ｐ．ｍで回転する磁気ディスク面に
磁気ヘッドと同一材質の試験片を加圧酒動させ、加圧摺
動中の沼動音の変化、加圧潤動中の摺動摩擦トルク変化
および、加圧情勤中のダスト量の変化のいずれかまたは
すべてを測定し磁気ディスク磁性面の強度を判定を行な
うことにより達成される。
次に図面により本発明の詳細を説明する。
第１図は本発明の実施例による磁気ディスク強度試験装
置説明図、第２図は本発明の試験方法による試験実施例
結果のグラフを示す。図において１は磁気ディスク、２
はスピンドル、３はモータ、４はキヤリジ、５は加圧バ
ネ、６は音圧計、７はヘッドアーム、８は抵抗線歪ゲー
ジ、９はダストカウンタ、１０は試験ヘッド、１１は清
浄空気取入口を示す。
置説明図、第２図は本発明の試験方法による試験実施例
結果のグラフを示す。図において１は磁気ディスク、２
はスピンドル、３はモータ、４はキヤリジ、５は加圧バ
ネ、６は音圧計、７はヘッドアーム、８は抵抗線歪ゲー
ジ、９はダストカウンタ、１０は試験ヘッド、１１は清
浄空気取入口を示す。
第１図において、モータ３の回転は伝達ベルトでスピン
ドル２を駆動し、スピンドル２は磁気ディスクーを高速
回転させる。キャリジ４に取付けられているヘッドアー
ム７の先端に試験ヘッド１０が取付けられている。
ドル２を駆動し、スピンドル２は磁気ディスクーを高速
回転させる。キャリジ４に取付けられているヘッドアー
ム７の先端に試験ヘッド１０が取付けられている。
この試験ヘッド１０は加圧パネ５により磁気ディスク面
に加圧すれる。なお試験ヘッド１０はキャリジ４により
磁気ディスク面上を半径方向に移動可能である。磁気デ
ィスク１試験ヘッド１０の沼動により生ずるダストはダ
ストカウンタ９で、沼動音は音計６で測定する。
に加圧すれる。なお試験ヘッド１０はキャリジ４により
磁気ディスク面上を半径方向に移動可能である。磁気デ
ィスク１試験ヘッド１０の沼動により生ずるダストはダ
ストカウンタ９で、沼動音は音計６で測定する。
摺動摩擦力はヘッドアーム７の一部に取付けられた抵抗
線ゲージにより測定する。次に本装置を使用した強度試
験方法について説明する。被試験磁気ディスクを装置に
セットしスピンドルにより４００〜１００仇．ｐ．ｍの
速度で回転する。
線ゲージにより測定する。次に本装置を使用した強度試
験方法について説明する。被試験磁気ディスクを装置に
セットしスピンドルにより４００〜１００仇．ｐ．ｍの
速度で回転する。
試験へッドー０‘ま実用の磁気ヘッドと同一材質の試験
片であり、０．０１ムｍＲａ〜０．０２仏ｍＲａの表面
あらさで、かつ平面に研摩したものである。この試験ヘ
ッドをヘッドロード方式がねじりバネロード方式または
ランプロード方式の場合は実用ヘッドの加圧力の１．２
〜２倍、コンタクトスタートストップ方式の場合は５〜
１Ｍ音の範囲の加圧力で磁気ディスクに加圧する。
片であり、０．０１ムｍＲａ〜０．０２仏ｍＲａの表面
あらさで、かつ平面に研摩したものである。この試験ヘ
ッドをヘッドロード方式がねじりバネロード方式または
ランプロード方式の場合は実用ヘッドの加圧力の１．２
〜２倍、コンタクトスタートストップ方式の場合は５〜
１Ｍ音の範囲の加圧力で磁気ディスクに加圧する。
この加圧力は実験的に求めた最適な値であり、加圧力が
小さいと試験時間が長くかかり、逆に加圧力を余り大き
くすると試験結果と実際のディスクの強度と一致しなく
なってしまったり、ばらつきが大きくなってしまう問題
がある。一般に磁気ディスク１は基板となるアルミ円板
に磁気塗料を塗布したものであり、前述の如く加圧され
たヘッドを接触させて摺動すると磁気ディスク面に次第
に変化が生じてくる。
小さいと試験時間が長くかかり、逆に加圧力を余り大き
くすると試験結果と実際のディスクの強度と一致しなく
なってしまったり、ばらつきが大きくなってしまう問題
がある。一般に磁気ディスク１は基板となるアルミ円板
に磁気塗料を塗布したものであり、前述の如く加圧され
たヘッドを接触させて摺動すると磁気ディスク面に次第
に変化が生じてくる。
磁気ディスク面の色調の変化は目視により、音圧の変化
は音圧計６で、ダスト量はダスト計により計測し、摺動
摩擦力の変化は抵抗線歪ゲージにより測定する。
は音圧計６で、ダスト量はダスト計により計測し、摺動
摩擦力の変化は抵抗線歪ゲージにより測定する。
なお測定にはある一定の判定基準を設定し、その基準値
に到るまでの時間に判定を行なうのが実用的である。以
上の方法により測定されたテスト実施例結果のグラフを
第２図に示す。
に到るまでの時間に判定を行なうのが実用的である。以
上の方法により測定されたテスト実施例結果のグラフを
第２図に示す。
この実施例はＩＢＭ３３３胆型磁気ディスク装置または
その相当品に使用する磁気ディスクの試験を目的として
おり、試験条件は下記の如くである。
その相当品に使用する磁気ディスクの試験を目的として
おり、試験条件は下記の如くである。
１ 使用ヘッド・・・旧Ｍ３３３の型チタン酸バリウム
材ヘッドに０．０１山ｍＲａのあらさで、かつ平面に研
摩したもの。
材ヘッドに０．０１山ｍＲａのあらさで、かつ平面に研
摩したもの。
２ ディスク面の試験位置・・・中心より半径方向に１
６仇豚の位置。
６仇豚の位置。
３ 音圧計…ヒューレット・パッカード・デルコン４９
１８Ａ（ Ｈｅｗｌｅｔｔ ＰａｃｋａｒｄＤ
ｅｌｃｏｎ４９１８Ａ）４ ダストカウンタ…ロイコ（
Ｒｏｙｃｏ）２０槌型ダストカウンタ５ ディスク回転
数・・・５０仇．ｐ．ｍ６ 損動摩擦力の測定・・・抵
抗量歪ゲージ７ 加 圧 力…５００ｇ８ 被試験ディ
スク・・・Ａ，Ｂ，Ｃ ９ 試験装置内塵あい・・・０〜２個／０．３山ｍ、３
００色調、ダスト量、摩擦力は第２図の試験結果に示す
如く変化し、強度試験結果は被試験ディスクＣ，Ｂ，Ａ
の順で強いという結果を得た。
１８Ａ（ Ｈｅｗｌｅｔｔ ＰａｃｋａｒｄＤ
ｅｌｃｏｎ４９１８Ａ）４ ダストカウンタ…ロイコ（
Ｒｏｙｃｏ）２０槌型ダストカウンタ５ ディスク回転
数・・・５０仇．ｐ．ｍ６ 損動摩擦力の測定・・・抵
抗量歪ゲージ７ 加 圧 力…５００ｇ８ 被試験ディ
スク・・・Ａ，Ｂ，Ｃ ９ 試験装置内塵あい・・・０〜２個／０．３山ｍ、３
００色調、ダスト量、摩擦力は第２図の試験結果に示す
如く変化し、強度試験結果は被試験ディスクＣ，Ｂ，Ａ
の順で強いという結果を得た。
なお、このＡ，Ｂ，Ｃの各被試験ディスクを磁気ディス
ク装置に実装し、ロード、アンロード、連続浮上等の耐
久試験を行なった結果、上記試験結果と同様、Ｃ，Ｂ，
Ａの順で耐久性が大であるとの結果を得たので、本発明
の強度試験方法による結果と実際の磁気ディスクの強度
と一致することが判明した。
ク装置に実装し、ロード、アンロード、連続浮上等の耐
久試験を行なった結果、上記試験結果と同様、Ｃ，Ｂ，
Ａの順で耐久性が大であるとの結果を得たので、本発明
の強度試験方法による結果と実際の磁気ディスクの強度
と一致することが判明した。
以上説明したように本発明による磁気ディスクの強度試
験方法によれば、磁気ディスク面に試験片を加圧摺動さ
せ、この加圧沼動中の状態を順次測定する事により短い
時間で磁気ディスク面の状態を動的に測定して結果を得
ることが出来るとともに、試験ヘッドは硬質平面ヘッド
を使用しているため同一ヘッドを何度も繰り返し使用で
き、また判定要素を種々設定しているので総合的に検討
出来、より正確な判定が出来る利点がある。
験方法によれば、磁気ディスク面に試験片を加圧摺動さ
せ、この加圧沼動中の状態を順次測定する事により短い
時間で磁気ディスク面の状態を動的に測定して結果を得
ることが出来るとともに、試験ヘッドは硬質平面ヘッド
を使用しているため同一ヘッドを何度も繰り返し使用で
き、また判定要素を種々設定しているので総合的に検討
出来、より正確な判定が出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施例による磁気ディスク強度試験装
置説明図、第２図は本発明の試験方法による試験実施例
結果のグラフを示す。 図において、１は磁気ディスク、２はスピンドル、３は
モータ、４はキヤリジ、５は加圧バネ、６は音圧計、７
はヘッドアーム、８は抵抗線歪ゲージ、９はダストカウ
ンタ、１０は試験ヘッド、１１は清浄空気取入れ□、を
示す。 第１図 第２図
置説明図、第２図は本発明の試験方法による試験実施例
結果のグラフを示す。 図において、１は磁気ディスク、２はスピンドル、３は
モータ、４はキヤリジ、５は加圧バネ、６は音圧計、７
はヘッドアーム、８は抵抗線歪ゲージ、９はダストカウ
ンタ、１０は試験ヘッド、１１は清浄空気取入れ□、を
示す。 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ４００〜１０００ｒ．ｐ．ｍで回転する磁気デイス
ク面に磁気ヘツドと同一材質の試験片を加圧摺動させ、
加圧摺動中の摺動音の変化、加圧摺動中の摺動摩擦トル
ク変化および、加圧摺動中のダスト量の変化のいずれか
またはすべてを測定し磁気デイスク磁性面の強度を判定
するようにしたことを特徴とする磁気デイスク磁性面の
強度試験方法。 ２ 前記試験片は０．０１〜０．０２μｍＲａの表面粗
さの平面に研磨した形状であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の磁気デイスク磁性面の強度試験方
法。 ３ 前記試験片をねじりバネロード方式でロードする場
合は実用ヘツドの加圧力の１．２〜２倍で加圧摺動する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気デイ
スク磁性面の強度試験方法。 ４ 前記試験片をランプロード方式でロードする場合は
実用ヘツドの加圧力の１．２〜２倍で加圧摺動すること
を特徴そする特許請求の範囲第１項記載の磁気デイスク
磁性面の強度試験方法。 ５ 前記試験片をコンタクトスタートストツプ方式でロ
ードする場合は実用ヘツドの加圧力野５〜１０倍で加圧
摺動することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
磁気デイスク磁性面の強度試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7623878A JPS6036012B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 磁気デイスク磁性面の強度試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7623878A JPS6036012B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 磁気デイスク磁性面の強度試験方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS552967A JPS552967A (en) | 1980-01-10 |
| JPS6036012B2 true JPS6036012B2 (ja) | 1985-08-17 |
Family
ID=13599585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7623878A Expired JPS6036012B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 磁気デイスク磁性面の強度試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036012B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59148135A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気デイスクの耐久性評価方法 |
| US4594878A (en) * | 1983-06-24 | 1986-06-17 | Nippo Sangyo Co. Ltd. | Dynamic friction coefficient measuring apparatus |
| JPS60133539A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-16 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク強度評価方法 |
| EP0203207A1 (en) * | 1985-05-10 | 1986-12-03 | Ibm Deutschland Gmbh | System for testing magnetic head/disk interfaces |
| US4646557A (en) * | 1986-02-28 | 1987-03-03 | Kavilco Corporation | Dynamic force measurement system |
| JPH076855B2 (ja) * | 1989-02-01 | 1995-01-30 | 小野田セメント株式会社 | 動摩擦力試験装置 |
| US7958775B2 (en) * | 2004-03-04 | 2011-06-14 | Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) | Triboacoustic probe |
| CN105115845B (zh) * | 2015-10-14 | 2018-06-12 | 中南大学 | 一种材料剪切冲击磨损试验机及其试验方法 |
-
1978
- 1978-06-23 JP JP7623878A patent/JPS6036012B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS552967A (en) | 1980-01-10 |
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