JPS6035932Y2 - 電力ケ−ブル用層絶縁分割導体 - Google Patents
電力ケ−ブル用層絶縁分割導体Info
- Publication number
- JPS6035932Y2 JPS6035932Y2 JP1979171974U JP17197479U JPS6035932Y2 JP S6035932 Y2 JPS6035932 Y2 JP S6035932Y2 JP 1979171974 U JP1979171974 U JP 1979171974U JP 17197479 U JP17197479 U JP 17197479U JP S6035932 Y2 JPS6035932 Y2 JP S6035932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- insulated
- wire
- layer
- bare
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大容量送電用型カケープルに用いる分割導体の
改良に係る。
改良に係る。
近年、送電容量の増大に伴って電カケープルの導体は大
サイズ化の一途をたどっている。
サイズ化の一途をたどっている。
一方エネルギーコストが著しく増加している昨今では省
エネルギーという観点から送電損失を１％でも低減しよ
うという気運にあり、低表皮効果の大サイズ分割導体の
出現が要望されている。
エネルギーという観点から送電損失を１％でも低減しよ
うという気運にあり、低表皮効果の大サイズ分割導体の
出現が要望されている。
第１図に分割導体の導体構造の横断面図を示す。
１は油通路を形成するスパイラル管、２は分割導体を構
成するセグメント導体で裸素線の撚合せにより形成され
ている。
成するセグメント導体で裸素線の撚合せにより形成され
ている。
３は各セグメント導体間のセパレータで通常絶縁紙が用
いられている。
いられている。
このような分割導体において、表皮効果を一層減少させ
るため、第２図に示すような断面構造をもった層絶縁の
セグメント導体で構成された分割導体が提案されている
。
るため、第２図に示すような断面構造をもった層絶縁の
セグメント導体で構成された分割導体が提案されている
。
２はセグメント導体で、各素線はすべて裸素線で、各層
間には絶縁紙等のセパレータが設けられている。
間には絶縁紙等のセパレータが設けられている。
即ち２１は中心層導体、２２は第１周溝体、２３は第２
周溝体（図では最外層導体）で、各層は層間セパレータ
３１゜３２．３３で覆われている。
周溝体（図では最外層導体）で、各層は層間セパレータ
３１゜３２．３３で覆われている。
このような層絶縁分割導体は低表皮効果導体として好ま
しい効果を奏するも、各層素線を圧縮成型するためセパ
レータに無理な力が加わり損傷を受けて層間絶縁が破れ
る欠点があり、さらに各層毎にセパレータを挿入するた
め連続的な撚線作業が困難である等の問題がある。
しい効果を奏するも、各層素線を圧縮成型するためセパ
レータに無理な力が加わり損傷を受けて層間絶縁が破れ
る欠点があり、さらに各層毎にセパレータを挿入するた
め連続的な撚線作業が困難である等の問題がある。
本考案は上述の欠点を解消し、電気的に安定であり、か
つ、製造容易な層絶縁分割導体を提供するもので、分割
導体を構成する各セグメント導体は裸素線と絶縁素線が
各層交互に配置されており、かつ、隣接するセグメント
導体の最外層は裸素線同志にならないように配設されて
なることを特徴とするものである。
つ、製造容易な層絶縁分割導体を提供するもので、分割
導体を構成する各セグメント導体は裸素線と絶縁素線が
各層交互に配置されており、かつ、隣接するセグメント
導体の最外層は裸素線同志にならないように配設されて
なることを特徴とするものである。
第３図は本考案の層間分割導体を構成するセグメント導
体２の１例の横断面図、第４図は本考案に係る層間分割
導体の実施例の横断面図である。
体２の１例の横断面図、第４図は本考案に係る層間分割
導体の実施例の横断面図である。
第３図においてセグメント導体２は中心層導体２１、第
１周溝体２２、最外層導体（第２周溝体）２３よりなっ
ており、中心層導体２１と最外層導体２３には裸素線２
４が配置されており、第１周溝体２２には絶縁素線２５
が配置されている。
１周溝体２２、最外層導体（第２周溝体）２３よりなっ
ており、中心層導体２１と最外層導体２３には裸素線２
４が配置されており、第１周溝体２２には絶縁素線２５
が配置されている。
絶縁素線２°５は銅線、アルミニウム線等の裸素線上に
酸化皮膜、あるいはホルマール樹脂、シリコン樹脂等の
熱硬化性樹脂の焼付皮膜を施したもの等が用いられる。
酸化皮膜、あるいはホルマール樹脂、シリコン樹脂等の
熱硬化性樹脂の焼付皮膜を施したもの等が用いられる。
第３図とは逆に中心層導体及び最外層導体に絶縁素線、
第１周溝体に裸素線を配置したセグメント導体も勿論用
いられる。
第１周溝体に裸素線を配置したセグメント導体も勿論用
いられる。
第４図は上記のセグメント導体２の複数条（図では６条
）を撚合せて構成した分割導体で、図では最外層導体が
裸素線２４のセグメント導体２ａｔ ２ ｃｔ ２
ｅと最外層導体が絶縁素線２５のセグメント導体２ｂ
、２ｄ、２ｆが交互に配設されているが、勿論このよう
な配置に限られたものではなく、最外層導体が絶縁素線
２５のセグメント導体のみの組合せ、その他、最外層導
体が裸素線２４のセグメント導体同志が隣接しない組合
せであればよい。
）を撚合せて構成した分割導体で、図では最外層導体が
裸素線２４のセグメント導体２ａｔ ２ ｃｔ ２
ｅと最外層導体が絶縁素線２５のセグメント導体２ｂ
、２ｄ、２ｆが交互に配設されているが、勿論このよう
な配置に限られたものではなく、最外層導体が絶縁素線
２５のセグメント導体のみの組合せ、その他、最外層導
体が裸素線２４のセグメント導体同志が隣接しない組合
せであればよい。
最外層導体が裸素線２４のセグメント導体同志が隣接し
た場合はセグメント間の絶縁がなくなるので好ましくな
い。
た場合はセグメント間の絶縁がなくなるので好ましくな
い。
以上本考案に係る層絶縁分割導体では各セグメント導体
の各層間は絶縁素線により絶縁されており、かつ、セグ
メント導体相互間も絶縁されているので、第２図に示す
セパレータによる層絶縁分割導体と同等の低表皮効果を
有することは勿論であるが、セパレータを用いないので
圧縮成型による絶縁破れのおそれがなく、さらに従来の
撚線と同様に連続工程で形威し得る利点を有するもので
ある。
の各層間は絶縁素線により絶縁されており、かつ、セグ
メント導体相互間も絶縁されているので、第２図に示す
セパレータによる層絶縁分割導体と同等の低表皮効果を
有することは勿論であるが、セパレータを用いないので
圧縮成型による絶縁破れのおそれがなく、さらに従来の
撚線と同様に連続工程で形威し得る利点を有するもので
ある。
第１図は分割導体の構造横断面図、第２図はセパレータ
による層絶縁セグメント導体の横断面図、第３図は本考
案の分割導体を構成するセグメント導体の１例、第４図
は本考案に係る層絶縁分割導体の実施例の横断面図を夫
々示す。 １・・・・・・スパイラル管、２・・・・・・セグメン
ト導体、２１・・・・・・中心層導体、２２・・・・・
・第１周溝体、２３・・・・・・最外層導体、２４・・
・・・・裸素線、２５・・・・・・絶縁素線。
による層絶縁セグメント導体の横断面図、第３図は本考
案の分割導体を構成するセグメント導体の１例、第４図
は本考案に係る層絶縁分割導体の実施例の横断面図を夫
々示す。 １・・・・・・スパイラル管、２・・・・・・セグメン
ト導体、２１・・・・・・中心層導体、２２・・・・・
・第１周溝体、２３・・・・・・最外層導体、２４・・
・・・・裸素線、２５・・・・・・絶縁素線。
Claims (3)
- （１）分割導体を構成する各セグメント導体は裸素線と
絶縁素線が各層交互に配置されており、かつ隣接するセ
グメント導体の最外層は裸素線同志にならないように配
設されてなることを特徴とする電カケープル用層絶縁分
割導体。 - （２）絶縁素線は裸素線上に酸化皮膜を設けたことを特
徴とする請求の範囲第１項記載の電カケープル用絶縁分
割導体。 - （３）絶縁素線は裸素線上に熱硬化性樹脂の焼付皮膜を
設けたことを特徴とする請求の範囲第１項記載の電カケ
ープル用絶縁分割導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979171974U JPS6035932Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 電力ケ−ブル用層絶縁分割導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979171974U JPS6035932Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 電力ケ−ブル用層絶縁分割導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5689121U JPS5689121U (ja) | 1981-07-16 |
| JPS6035932Y2 true JPS6035932Y2 (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=29682790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979171974U Expired JPS6035932Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 電力ケ−ブル用層絶縁分割導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035932Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52153879U (ja) * | 1976-05-18 | 1977-11-22 |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP1979171974U patent/JPS6035932Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5689121U (ja) | 1981-07-16 |
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