JPS6035839Y2 - 集中給油装置の分配弁 - Google Patents

集中給油装置の分配弁

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JPS6035839Y2
JPS6035839Y2 JP19312081U JP19312081U JPS6035839Y2 JP S6035839 Y2 JPS6035839 Y2 JP S6035839Y2 JP 19312081 U JP19312081 U JP 19312081U JP 19312081 U JP19312081 U JP 19312081U JP S6035839 Y2 JPS6035839 Y2 JP S6035839Y2
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JP
Japan
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plunger
hole
chamber
spring
valve body
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Expired
Application number
JP19312081U
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JPS5899597U (ja
Inventor
武夫 本多
英雄 長谷部
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両の各軸受部等に給油するために設けられ
た集中給油装置の分配弁に関するものである。
集中給油装置は、グリスを充填したグリス容器からグリ
スを所定量給油ポンプで加圧しメインパイプを介して分
配弁に送り、分配弁で分配され各軸受部などの給油個所
に給油される。
これらに使用されている分配弁は、部品数が多く、大型
で重かったため、この改良を当山願人は特願昭53−7
4855号(特開昭55−2835号)として発明を提
案したが、下記のような欠陥が発生し問題であった。
即ち、分配弁は直列的に接続可能に設けられ、必要にお
いて直列接続されるが、その場合に、通孔19からグリ
スが供給されると、プランジャ17内に中央孔12内に
充満し、プランジャ17を押圧し、該プ・ランジャ17
をスプリング18を抗して変位位させる。
このために、グリスは通路11、通路13を介してピス
トン8の背面に入り、該ピストン8を押圧してピストン
8の内側内のグリスを吐出口3より吐出させ、各給油個
所に給油している。
そして同時に通路11,6を介して流出口2から他の分
配弁に供給され、該分配弁も上述のような作動をし、各
給油個所に給油している。
給油が完了すると送油ポンプのプランジャが戻され、プ
ランジャ17にかかる圧力が低下し、プランジャ17は
スプリング1Bにて戻される。
この結果、通路11.16は不連通となり、流出口2よ
り先端側に接続の他の分配弁は、プランジャ17内の中
央孔12内等の圧力が低下しないままとなり、プランジ
ャ17は変位位置に固定されたままとなり、定常位置に
戻らなくなってしまい、その結果、引用の第5図に示す
状態のままになり、次回の給油のためのピストン8の内
側にグリスを貯める作用ができず、次回目からの給油が
不能となっていた。
このため、この考案では上述の作動不能を解決すること
を技術的課題とするもので、その要旨は、弁本体1内に
摺動室2を形成し、この摺動室2内のプランジャ3を配
し、該プランジャ3を戻しスプリング4で付勢して、流
入孔5側に位置させるようにし、このプランジャ3には
その軸方向に中央孔7とその中央孔7に連通ずる半径方
向の孔8を複数形成されて成ると共に、弁本体1に複数
形成の可動室11内にスプリング13で付勢のピストン
12が配され、ピストン12の正面側室15は弁本体1
に形成の孔16とつながり、そのスプリング室17側は
吐出口19に連通ずるように形成され、プランジャ3が
定常位置にあっては該プランジャ3に形成の連通部20
を介して正面側室15とスプリング室17が連通され、
プランジャ12の変位位置にあっては、前記孔8が前記
孔16に連通ずるよう、に構成されると共に、一つのピ
ストンの正面側室15を弁本体1に形成の接続通路22
を介して流出孔21に接続するようにし、この流出孔2
1に更に前記プランジャ3の定常位置時に中央孔7と連
通する残圧抜き通路23a、23bを弁本体1及びプラ
ンジャ3に形成したことを特徴とするもので、プランジ
ャ3が定常位置にあっても、残圧抜き通路23ay23
bを介してプランジャ3の中央孔7が連通ずるために、
流出孔21より先端側に接続の分配弁の残圧も抜くこと
ができ、ピストン12は定常位置に戻されるようになり
、上述の課題を解決することができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
図において、分配弁本体1には、長い孔の摺動室2が形
成され、該摺動室2内にプランジャ3が配されている。
このプランジャ3はスプリング4にて前記摺動室2に螺
合している流入孔5を有する流入継手6に当接している
プランジャ3は軸方向に中央孔7が形成され、流入孔5
側が開口して連通している。
この中央孔7に連通し且つ下記する孔16,16,16
に連通する複数の孔8゜8.8が該プランジャ3に半径
方向に形成されている。
9は摺動室2の一方を閉塞する蓋、10はストッパーで
ある。
分配弁本体1に形成の円形の孔の可動室11は両側に3
個づつ6個設けられ、該可動室11内にピストン12が
配されている。
ピストン12はスプリング13により押圧されて、棒状
のストッパー14に当接されており、ストッパー14に
より構成される空間はピストンの正面側室15となり、
該室15は孔16を介して前記摺動室2に開口している
また、ピストン12のスプリング側室17は、通路18
を介して吐出口19に連通されている。
この吐出口19は図示しないが各給油個所へグリスを導
ひくパイプが接続されている。
24は吐出口に設けられた逆流防止の逆止弁である。
前記通路18と前記孔16とは、前記プランジャ3の外
周に形成の連通部20により第2図に示すような定常位
置にあって接続され、ピストン正面側室15とスプリン
グ側室17とは連通される。
流出孔21は分配弁本体1の反流入継手6側に形成され
、該流出孔21は接続通路22を介して前記したピスト
ンの正面側室15の一つに連通されている。
また、この流出孔21は、前記プランジャ3の定常位置
時に中央孔7と連通する残圧抜き通路23a、23bを
弁本体1及びプランジャ3に形成している。
次に、この考案の作動を述べる。
図示しないグリス供給ポンプが駆動されプランジャが一
方へ変位してグリスが供給されると、分配弁のプランジ
ャ3内の中央孔7内に充満されて、該プランジャ3はグ
リスの圧力でスプリング4に抗して第4図に示すように
変位し変位位置に押し付けられ、孔8と孔16とが連通
してグリスは該孔8,16を介してピストンの正面側室
15内に供給される。
このグリスの供給に伴なってピストン12はスプリング
13に抗して第5図に示すように変位し、ピストン12
の正面側室15内にグリスが充満される。
それと同時にスプリング側室17が縮少するために、そ
の内部に溜めれていたグリスは、逆止弁24を押し開け
て吐出口19から各個所へ送られてグリスが給油される
そして、流出口21に最も近かいピストンの正面側室1
5は、接続通路22を介して流出口21と連通している
ため、グリスが該通路22を通って流出口21に流れ、
この先端に接続の同様な構成の分配弁に供給される。
そして、その分配弁も前記と同様に作動して、吐出口か
らグリスが各給油個所へ送油される。
グリスの供給が完了すると、分配弁の一つに取付られた
給油完了標示灯にて確認されるために、グリスの供給ポ
ンプのプランジャが戻される。
このために、プランジャの戻りでシリンダ内にグリスが
吸込まれると共に、同時に分配弁までの配管等内の背圧
も吸収する。
この結果、グリス圧が低下し、プランジャ3はスプリン
グ4により定常位置に戻され、残圧抜き通路23a、2
3bが連通状態となり、分配弁の流出口21より先に接
続の配管等内の残圧もこの通路23 a、 23 b
を介して抜かれるようになって他の分配弁のプランジャ
は戻されて次回の給油のために、ピストンの正面側室1
5内のグリスは連通部20を介してスプリング側室17
に移される。
以上のように、この考案によれば、流出孔21に接続通
路22と平列に、プランジャ定常位置にあってプランジ
ャの中央孔7と連通する残圧抜き通路23 a、 2
3 bを形成したもので、分配弁の流出孔21より先に
接続の分配弁の残圧を抜くことができるために、分配弁
の作動不能となることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の分配弁の側面図、第2図は第1図A
−A線断面図、第3図は第1図B−B線断面図、第4図
乃至第5図はプランジャが変位した状態におけるそれぞ
れの断面図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・摺動室、3・・
・・・・プランジャ、4・・・・・・戻しスプリング、
5・・・・・・流入孔、7・・・・・・中央孔、訃・・
・・・孔、12・・・・・・ピストン、13・・・・・
・スプリング、15・・・・・ゼストンの正面側室、1
6・・・・・・孔、17・・・・・・スプリング側室、
19・・・・・・吐出口、21・・・・・・流出孔、2
2・・・・・・接続通路、23a、23b・・・・・・
残圧抜き通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体1内に摺動室2を形成し、この摺動室2内のプラ
    ンジャ3を配し、該プランジャ3を戻しスプリング4で
    付勢して、流入孔5側に位置させるようにし、このプラ
    ンジャ3にはその軸方向に中央孔7とその中央孔1に連
    通ずる半径方向の孔8を複数形成されて戊ると共に、弁
    本体1に複数形成の可動室11内にスプリング13で付
    勢のピストン12が配され、ピストンの正面側室15は
    弁本体1に形成の孔16とつながり、そのスプリング側
    室17は吐出口19に連通ずるように形成され、プラン
    ジャ3が定常位置にあっては該プランジャ3に形成の連
    通部20を介して正面側室15とスプリング室17が連
    通され、プランジャ12の変位位置にあっては、前記孔
    8が前記孔16に連通ずるように構成されると共に、一
    つのピストンの正面側室15を弁本体1に形成の接続通
    路22を介して流出孔21に接続するようにし、この流
    出孔21に更に前記プランジャ3の定常位置時に中央孔
    7と連通する残圧抜き通路23a、23bを弁本体1及
    びプランジャ3に形成したことを特徴とする集中給油装
    置の分配弁。
JP19312081U 1981-12-28 1981-12-28 集中給油装置の分配弁 Expired JPS6035839Y2 (ja)

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JP19312081U JPS6035839Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 集中給油装置の分配弁

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JP19312081U JPS6035839Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 集中給油装置の分配弁

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Publication Number Publication Date
JPS5899597U JPS5899597U (ja) 1983-07-06
JPS6035839Y2 true JPS6035839Y2 (ja) 1985-10-24

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ID=30106490

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JP19312081U Expired JPS6035839Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 集中給油装置の分配弁

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