JPS6035759A - 2色画像形成方法 - Google Patents

2色画像形成方法

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JPS6035759A
JPS6035759A JP58144073A JP14407383A JPS6035759A JP S6035759 A JPS6035759 A JP S6035759A JP 58144073 A JP58144073 A JP 58144073A JP 14407383 A JP14407383 A JP 14407383A JP S6035759 A JPS6035759 A JP S6035759A
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JP
Japan
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potential
exposure
forming method
image forming
photoreceptor
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Application number
JP58144073A
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English (en)
Inventor
Kenjiyu Oka
岡 建樹
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はフタロシアニン系バインダ樹脂光導電層を有す
る感光体を用いた2色画像形成方法に関する。
従来技術 2色画像を形成する方法として、既に様々な方法か提案
されているが、その−例として第1a図乃至第1C図に
示すものがある。この方法においては、感光体をまず所
定の初期表面電位(Vs)に帯電し次にポジ像を露光し
て第1の静電潜像を形成する。このときの露光量を背景
部電位が(Vs )の略】/2の中間電位(Vt、)に
なるようにし、続いて中間電位の部分に対しネガ像を露
光して第2の静電潜像を形成し最終的に第1a図に示す
ような合成静電淋像を形成する。そしてこの合成潜像は
第11)図に示すようにその第1潜像が中間電位より幾
分高く設定された現像バイアス電圧(Vbx)印加の下
に第1色のトナーで正規現像され、また第1C図に示す
ように第2a像が中間電位(VL)より幾分低く設定さ
れた現像バイアス電圧(Vb2)印加の下に第2色のト
ナーで反転現像され2色画像か形成される。
ところが上述の2色画像形成方法には様々な問題かある
。まず、合成静′這潜像が形成されるまでの工程につい
て見ると、安定した中間電位(VL)を常に得ることが
困難な点である。つまり感光体間の感度のばらつき、温
度依存性、史にはポジ像露光時の光量の変動により上記
中間電位は安定しないことか多く、結果的に現像ノーイ
アスミ圧(V131)、(Vbz)の設定を極めて困難
なものとしている。このため、例えば特開昭57−16
1762号公報に示される2色印写装置では、感光体の
表面電位センサを設は所定の中間電位となるよう像形成
手段の光量を制御している。しかしこの方法では電位検
出手段が必要であるばかりか微妙な光量制御を必要とす
るという欠点がある。また一方、特開昭58−7925
9弓−公報ではポジ像露光後にその中間電位を安定なも
のとするためにスコロトロンチャージャで所定の電位に
帯電し引き続いてネガ像を露光している。従って追加の
チャー7ャか必要とされることに加え、構成的にポジ、
ネガ潜像形成手段として夫々別個なものが必要となる。
更に」1記の方法にあっては同一極性の電位に対してポ
ジ潜像とネガ潜像を形成するため、初期表面電位(Vs
)をかなり高く設定する必要があり、チャージャの出力
善感光体の耐圧等に問題が生じることかある。つまりコ
ントラストに優れ良好な現像を行うために夫々の潜像の
現像に必要な電位差を250■とすれば、感光体の初期
表面電位(Vs)は250VX2+αとなって700〜
800vの高電位となってしまう。従って上記の問題が
生じることはもとより、使用可能な感光体の種類が制限
される。
また第1b図及び第1C図に示した現像工程について見
ると、夫々の現像時にエツジ効果が生じてフチトリ現像
が起こるという問題がある。即ち、しる。これを防止す
るためにネガ潜像の形成をポジ潜像の現像後に行なうこ
とか考えられるか、その場合にはポジ、ネガ潜像とも別
個の手段で形成する必要がある。
発明の目的 本発明は以」二の事実に鑑みて成されたもので、その目
的とするところは、常に良好な2色画像を得ることので
きる2色画像形成方法を提供することにあり、より具体
的には単一の潜像形成手段による単一画像露光のみを要
し、その露光量の微妙な設定を必要とすることなく常に
安定した中間電位を得ることかでき、且つ初期表面電位
も高く設定する必要かなくまたエツジ効果によるふちと
りの発生−のない良好な現像を行うことのできる2色画
像形成方法を提供することを目的とする。
実施例 本発明に係る2色画像形成方法は感光体として、フタロ
シアニン系顔料をバインダ樹脂に分散してなる光導電層
を有するものを用い、特に望ましくは導電性基板上に上
記光導電層を厚さ約5乃至30ミクロンに積層してなる
もの、更に必要によりその」−に絶縁性保護層を積層し
てなるものを用いる。
具体的に上記光導電層は後述するか画像露光後における
暗減衰速度か露光照度に依存して変化する特性を有し、
この如き特性を有するフタロシアニン系顔料としては下
記する特殊α型とε型の結晶形がある。
特殊α型結晶形フタロシアニン系顔料は、フタロシアニ
ンおよび、フタロシアニン分子のベンゼン核か二1・四
基、シアン基、ハロゲン原子、スルポン基およびカルボ
キシル基から選ばれる少なくとも1種の電子吸引性基に
よって置換されたフタロシアニン誘導体を、フタロシア
ニンと塩を形成し得る無機酸と混合した後、水もしくは
塩基性物質によって析出せしめて得られるもので、こう
して得られたものをバインダ樹脂に分散して塗布により
光導電層を形成するものである。尚、上記において、フ
タロシアニンとフタロシアニン誘導体との組成割合は、
フタロシアニン誘導体の電子吸引性基の数がフタロシア
ニンおよびフタロシアニン誘導体のフタロシアニン単位
の合計に対し2個以下、好ましくは1個以下で、かつ0
.001個以4二、好ましくは0002個以」個以なる
ような割合にすることが望ましく、また、フタロシアニ
ンと塩を形成し得る無機酸としては、硫酸、オルトリン
酸、ピロリン酸、クロロヌルホン酸、塩酸、ヨウ化水素
酸、フッ化水素酸、臭化水素酸等が用いられる。
コレラ無機酸はフタロシアニンのアンラドペースティン
グ法、アシッドスラリー法等の従来より知られている方
法に使用されているものが用いられる。尚、フタロシア
ニンとしては無金属フタロシアニン、銅、ニッケル、コ
バルト、亜鉛、スズ、鉄、ナトリウム、リチウム、カル
シウム、マグネシウム等の金属フタロシアニンあるいは
これらの混合物を用いることができる。
ε型結晶形のフタロシアニン系顔料としては例えば特公
昭40−2780号、特開昭48−76925弓−1特
開昭/I 9−59136号公報等に示されるものを用
いることができ、同様にバインダ樹脂に分散して光導電
層とするものである。
以下特殊α型結晶形のフタロシアニン系顔料を含む光導
電層を有する感光体を用いた場合における本発明の画像
形成方法について詳述する。
感光体は次のように作成した。銅フタロシアニン40重
量部、ジニトロ銅フタロシアニン05重量部を98%濃
硫酸500重量部に十分攪拌しながら溶解する。溶解し
た液を水2000重量部にあけ、銅フタロシアニン、ジ
ニトb銅フタロシアニンの組成物を析出させた後、濾過
、水洗し、減圧下120℃、で乾燥する。尚、この組成
物は特殊α型結晶形フタロヅアニン系顔料である。次に
斯くして得られた組成物10重量部を酢酸ブチル:セロ
ソルブ(1:])440重量の有機溶剤とともにボール
ミルに入れ20時間分散する。続いて、熱硬化性アクリ
ル樹脂32重量部(大日本インキ製アクリディックA 
4.05 ) 、メラミン樹脂8重量部(大日本インキ
製スーパーベッカミンJ820)を上記分散溶剤10重
量部とボールミルに入れ4時間混線分散して光導電性塗
料を調整した。そしてこの塗料を直径80+llI+1
のアルミニウムドラム上に約10ミクロン塗布して乾燥
し感光体を作成した。
こうして得られた感光体は画像露光後における暗減衰速
度が露光量に依存して変化するという特性を示す。第3
図はその特性を示す実験結果て」〆η軸に感光体の表面
電位を、横軸に暗減衰時間を示しである。実験は感光体
を400■の初期表面電位(vO)に帯電し、露光量を
変化させて行ったもので、カーブ(コI)が露光量0(
暗中放置)のときの暗減衰特性で、またカーブ(blが
露光量410X −5ec 、カーブ(c)が露光B 
61 ux 、sec 、カーブfdlが81uX、s
ec、カーブtelが121 ux −5ec 1 カ
ーブif)が161uX、sec並びにカーブ[glか
201uX−secのときの暗減衰特性である。まずカ
ーブに1)、即ち露光を行わなかったときの特性は電位
減衰はほとんど生じない。第3図では暗減衰時間を2秒
で切っであるが、上記カーブtalは約20秒程+rt
までほとんど減衰せす、肩部を形成して急激に低下する
。この特性は他の感光体と比して特異である。即ち、S
eやCdS等の感光体にあっては(VO)の暗減衰は略
直線的に減衰するところ、特殊αm−yタロシアニン顔
料を含む光導電層を有する感光体19あっては上記の通
り一定時間(少なくとも3秒以上で最大は1分位い)ま
ではほとんど減衰せす、それを境に肩部を形片して急激
低下する。
従って画像面でとらえて見れば高濃度の画像部は一旦潜
像が形成されると上記のかなり長い時間その電位か維持
されるということを意味する。
次にカーブ(1〕)乃至tg)について見ると、露光量
が増大するに従って暗減衰速度が早くなることか分かる
。例えば露光量か比較的小さいときは暗減衰速度も遅く
、暗減衰時間を0.5秒で見た場合、4IuX、sec
 、 61uX、secではほとんど表面電位(Vo)
ノ減衰はない。しかし露光量が81uX、secではカ
ーブ(d)より明らかなように05秒で(■0)が半減
し、121ux。
就ではカーブte+に示されるように04秒程度で10
0■までに減衰している。更に露光量ガ’ 16.20
1ux、secに至ってはカーブ(fl、(glに示さ
れるように露光と同時にかなり減衰し、何れも暗減衰時
間0.5秒で50V以下となる。このように上記の感光
体は露光後における暗減衰速度が露光量に依存して変化
するという特性を示す。然るにカールソン方式を採用し
た通常の粉像転写型複写機に上記特性を有する感光体を
用いた場合、特に露光量大では暗減衰が短時間に急激減
衰するため、しはしば中間調画像が再現されないという
事態に遭遇する。これは画像露光後から現像に至る以前
に中間調画像電位が現像閾値電位以下となるためである
本発明は上述のように一般の転写型複写機では露光後に
おける暗減衰速度か露光量に依存して変化するという特
異な特性を有するため採用困難な感光体を、その特性を
逆に積極的に利用することにより良好な2色画像を得る
ようにしたものである。
第4図は本発明に係る2色画像形成方法が実施可能な複
写機の概略構成を示し、(1)は反時計方向に回動する
感光体ドラムで前述の通り特殊α型乃至はε型フタロシ
アニン顔料をバインダ樹脂に分散してなる光導電層を有
し露光後における暗減衰速度が露光量に依存して変化す
るという特性を有する。に)は感光体ドラムを所定の表
面電位に均一帯電するためのコロナチャージャで、この
均一帯電された感光体ドラム表面に対しレーザ(3)か
らポリゴンミラー(4)を介して所望の情報が投影され
る。
このとき、後述するがレーザ(3)がらは2段階の光量
を露光し最終的にネガ潜像とポジ潜像からなる像を形成
するようにする。
(5)は第1磁気ブラシ現像ローラでその現像スリーブ
(5a)には直流バイアス電圧源(5b)より現像バイ
アス電圧(Vbl)が印加されるようになっており、形
成されるネガ潜像を反転現像により現像する。
尚、現像剤としては周知の2成分系のものを用いること
かできる。(6)は均一露光源で感光体ドラムを均一光
照射するものである。また(7)は第2磁気ブラシ現像
ローラで、その現像スリーブ(7a)には直流バイアス
電圧源(7b)より現像バイアス電圧(Vbz)か印加
されるようになっており、形成されるポジ潜像を正規現
像により現像する。現像剤としてはやはり同様のものを
用いることができるが、トナーとしては逆極性に摩擦帯
電され、且つ別色のものを用いる。
(8)は第1及び第2磁気ブラシ現像ローラ(5)、(
7)の現像により付着した異なる極性のトナーを同一極
性に揃えるための転写前コロナチャージャ、(9)は転
写用コロナチャージャ、(1,0)は分離用コロナチャ
ージャ、 (11)は残留トナー除去用のブレードクリ
ーナ並びに(12)は残留電荷除電用のイレーザランプ
である。
以上の構成の複写機において、本発明に係る2色画像形
成方法は次のように行われ、これを第6図及び第7図に
基づいて説明する。尚、第6a乃至Gd図は各工程にお
ける電位パターンを、また第7図は横軸に各工程を、縦
軸に表面電位をとり表面電位の変化を示した図である。
第1工程は上記感光体ドラム(1)を所定の表面電位(
■0)にコロナチャージャ(2)により均一帯電する工
程で、第7図に示すように+400■に帯電するものと
する。尚、この工程の帯電電位は従来のように形成する
ポジとネガ像の電位の和以上にする必要はなく、低い電
位で充分である。
第2工程は均一帯電された感光体ドラム(1)に対しレ
ーザ(3)より2段階の光量の下で所定の画像を露光す
る工程である。第5図はレーザ(3)からの2段階光量
の発光パターンを示したもので、形成したい第Jの情報
に相当するネガ潜像の画像部+A+の光量を最も大であ
る例えば151uX、secとし、第2の情報に相当す
るポジ潜像の画像部FC+を01uX、sec、そして
ネガ、ポジ潜像の背景部(Blに対しくAlよりは低い
光量の61uX−sec として露光する。このレーザ
(3)による露光直後の感光体上の電位パターンは第6
λ図に示す通りとなる。即ち、161uX、seeの露
光量を受けたネガ像画像部(Alは第3図からも理解で
きるように初期表面電位(VO)は約1/3程度の電位
に低下・す・るが、61uX、secの光があたった背
景部(Blはほとんど低下せず、また光照射を一切受け
なかったポジ画像部(C1は実質的に電位減衰が生じな
い。この模様は第7図の第2工程部分にも示す通りで、
カーブ(lりかポジ画像部(C1の電位減衰を、カーブ
(i)が背景部tB)、またカーブtj+がネガ画像部
+A+の電位減衰を示す。本発明ではこの第2工程にお
ける画像露光が唯一の画像露光工程で単にレーザにより
2段階光量の露光を行えばよい。しかも露光量も微妙に
設定する必要はなく2段階の光量に一定以上の差を持た
せれば充分である。尚、レーザに限らず2段階光量の露
光が行えるものであれは他の露光源を用いてもよい。
第3工程は第1磁気ブラシ現像ローラ(5)によりネガ
像画像部iA+を反転現像する工程である。例えば第2
工程におけるレーザ(3)による露光から第1磁気ブラ
シ現像ローラ(5)による現像に至るまでの時間を05
秒としたとき、現像時には第6a図の電位パターンは第
6b図に示す通りとなる。つまり第7図にも示すか、各
部分(Al、(I3)、(C1の電位は第3図のカーブ
ffl、tcl、(alに従って時間の経過とともに減
衰する。161uX、secの露光量を受けたネガ画像
部+A+は更に電位が減衰して第3図のカーブ[flか
ら明らかなように約50Vとなる。一方、(ilux、
sOcの光があたった背景部(13)は幾分減衰して約
360■で、またポジ画像部(C1は略(vO)のまま
の395■である。現像にあたっては、直流バイアス電
圧源(5b)より現像スリーブ(5a)に上記背景部電
位より幾分低く設定されたバイアス電圧(Vbl)を印
加する。つまり背景部電位の360Vより幾分低い30
0Vのバイアス電圧(Vbx)印加の下に反転現像を行
うことにより、約250■の現像電位差を持った現像を
することができ、高濃度現像が保証される。尚、この現
像時にはポジ画像部(C1は実質形成されていはない。
第4工程は均一露光#(6)により感光体ドラム(1)
を露光する工程で、このときの露光量は比較的小さく設
定する。即ち、上記第3工程の第1磁気ブラシ現像ロー
ラ(5)による現像直後に均一露光源(6)でもって例
えは約61uX−m に相当する露光量の均一露光をす
ると、この露光直後の電位パターンは第6C図に示す通
りとなる。背景部+B)は第2工程において610X、
secの露光量を受けているからこの工程と合イつせて
121uX、secの露光量を受けたこととなり、第3
図のカーブtelからも明らかなようにその電位は半分
近くまで低下する。一方、ポジ画像部tc)は初めて露
光を受けることとなるか露光量か+31 uX −5e
c と小さいのでその部分の電位はわずかに低下するの
みである。尚、ネガ画像部[Alは即に略減衰しきって
いるのでこの均一露光源(6)による露光では更に若干
電位減衰するのみである。第7図ではカーブ(11)、
(i)、tj+で示すよう、特に背景部(13)の電位
減衰が第4工程1(おいて顕著であることか分かる。こ
の第4工程での均一露光#(6)の露光量は上述のよう
に比較的小さく設定する必要かある。
これは露光量を大きくすると、照射直後の電位か大幅に
低下し次の第5工程でのポジ像の現像に充分な現像電位
差がとれなくなるためである。従って露光量は背景部電
位(Blはある程度簾分に減衰するかポジ像画像部FC
+は差程低下しないようなtjに設定する必要がある。
第5工程は第2磁気ブラシ現像ローラ(7)によりポジ
画像部fclを正規現像する工程である。第4工程にお
ける均一露光源(6)による露光から第2磁気ブラシ現
像ローラ(力による現像に至るまでの時間を05秒とす
ると、感光体ドラム(1)が現像ローラ(7)に対向す
る位置に達したときの電位パターンは第6d図乃至は第
7図の第5工程部分に示す通りとなる。即ち、ネガ画像
部(A+の電位は略完全に減衰しており50■程度であ
るか、この部分は即に第3工程において正極性のトナー
で現像されているから何ら差し支えはない。むしろネガ
画像部の電位が低下しているからこの工程でのポジ画像
部現像時にエツジ効果により負極性の別色トナーが伺着
するということかない効果かあ′る。一方、背景部(1
3)の電位は第3図のカーブ(e)からも明らかなよう
に約80Vまで低下し、またポジ画像部(C)はカーブ
tc+にしたがって約360vまで低下する。この電位
パターンに対し、直流バイアス電圧源(7b)より現像
スリーブ(7a)に背景部電位の80■より2幾分高い
月OVJこ設定されたバイアス電圧(Vl)2)印加の
下に正規現像が行われる。このとき、トナーとしては別
色pものを用いることにより2色画像が得られる。しか
も現像電位差として250■が確保されているので高濃
度現像が保証される。
こうして形成された2色画像は次に転写前コロナチャー
ジャ(8)により負極性帯電されトナーの極性か揃えら
れる。続いて転写用コロナチャージャ(9)により転写
紙に転写され転写紙は分離用コロナチャージャ(10)
により感光体ドラムより分離され定着後、機外に排出さ
れる一方、感光体ドラム(1)」−の残留トナーはブレ
ードクリーナ(11)で、また残留電荷はイレーザラン
プ(12)で除電されて次の複写に備える。
第8図は本発明に係る2色画像形成方法が実施可能な複
写機の別実施例を示し、第4図の構成と比して均一露光
源(6)を省略し、第1と第2磁気ブラシ現像ローラt
5+、+71間の距離を一定以上とした以外は同一であ
る。まずコロナチャージャ(2)により感光体ドラムを
400 Vに帯電し、次にレーザ(3)により2段階露
光するが、このときの露光量をネガ画像部tA+が20
10X−5ee、背景部(B)が61uX、sec、ポ
ジ画像部FC+か01uX−sec 受けるようにする
。第3図からも理解できるがこの露光直後の電位パター
ンは(A)カ50■、(Blカ380 V、(C)カ4
00 V テ第63図とfA+が更に幾分低い以外は同
じである。そしてこのレーザ(3)による露光から第1
磁気ブラシ現像ローラ(5)による現像に至るまでの時
間を05秒とするき、現像時には+Al、FB+、tc
)が夫々30V 、340■、395■となっておりバ
イアス電圧(Vb 1 )を例えば300■と設定する
ことにより高濃度の反転現像が行われる。次に第1磁気
ブラシ現像ローラ(5)による現像から第2磁気ブラシ
現像口°−ラ(7)までの時間を15秒に設定すると、
第2磁気ブラシ現像ローラ(7)による現像時の電位パ
ターンはネガ画像部fAlが25v1背景部(Blが1
00 V、ポジ画像部(C1は385Vとなっておりバ
イアス電圧(Vb 2 )を例えば140■に設定する
ことにより高濃度の正規現像が行われる。このように第
1から第2現像ローラに至る時間を比較的長くすること
により均一露光#1(61を省略てきる。換言すれば背
景部電位がポジ画像部の電位と良好な現像を行う上で必
要とさ゛れる電位差となる程度に減衰するに要する時間
を第1現像ローラ(5)による現像から第2現像ローラ
(7)に至るまでの時間とする。
以上の説明において、各工程における条件、各工程間の
時間は良好な2色画像を得られる範囲内において変更可
能である。また感光体そのものもその構成、フタロシア
ニン顔料の含有量等に依存して上述の露光後における暗
減衰速度の露光量依存の特性がある程度変化するので、
それに応しての作像条件の設定が必要となる。
効 果 以上の説明から明らかなように本発明に係る2色画像形
成方法によれば、何ら微妙な露光量の設定を必要とせす
、且つ単一の潜像形成手段による単一露光で良好な2色
画像が得られる。即ち、本発明では容易に背景部電位の
設定がで〜、初期表面電位も高く設定する必要もない。
またネガ、ポジ像の現像時にもエツジ効果によるフチト
リの発生もなく常に良好な2色画像を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1a図乃至941C図は従来の2色画像形成方法の作
像工程を示す図、第2a図及び第2b図は従来の方法に
おけるネガ、ポジ潜像現像時に生じるエツジ効果に基つ
くトナー付着を示す図、第3図は本発明に用いられる感
光体の1倍減衰特性を示す図、第4図は本発明に係る2
色画像形成方法か実施可能な複写機の概略構成を示す図
、第5図は画像露光時における露光量の関係を示す図、
第6a図乃至第6−図は本発明に係る方法の各工程を示
す図、第7図は各工程における表面電位の変化を示す図
、第8図は本発明が実施可能な複写機の別実施例を示す
図である。 (1) 感光体ドラム、(2)・・コロナチャージャ、
(3)・・レーザ、 (5)・・・第1磁気ブラシ現像
ローラ、(6)・均一露光源、(7)・・第2磁気ブラ
シ現像ローラ、(Vbx)、(vb2)・現像バイアス
電圧、(A+・・・ネガ像画像部、 tB)・・・背景
部、tel・・ポジ像画像部。 出願人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体として露光後における暗減衰速度が露光量
    に依存して変化する特性を示すフタロシアニン顔料をバ
    インダ樹脂に分散してなる光導電層を有するものを用い
    、 該感光体を所定の表面電位に均一帯電する第1工程と、 背景部電位に対しネガ像画像部とポジ像画像部を有する
    静電潜像を形成すべく、2段階の光量の下に画像露光す
    る第2工程と、 該ネガ像画像部を背景部電位より幾分低く設定された現
    像バイアス電圧印加の下に第1色のトナーで反転現像す
    る第3工程と、 該ポジ像画像部を背景部電位より幾分高く設定された現
    像バイアス電圧印加の下に第2色のトナーで正規現像す
    る第4工程とを含むことを特徴とする2色画像形成方法
  2. (2)前記感光体は露光後における暗減衰速度か露光量
    の増大にしたかって早くなり、前記第2工程では形成す
    べきネガ像画像部には大なる露光量で、背景部はそれよ
    り小さい露光量でポジ像画像部は露光量が零となるよう
    画像露光することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の2色画像形成方法。
  3. (3) 前記第3工程はネガ像画像部電位か背景部電位
    に対して一定の電位差以上となるまで低下したときに行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の2
    色画像形成方法。
  4. (4)前記第4工程は背景部電位がポジ像画像部電位に
    対して一定の電位差金以上となるまで低下したときに行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の2
    色画像形成方法。
  5. (5) l’lij記第3工程と第4工程の間に該感光
    体を光照射する工程を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の2色画像形成方法。
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