JPS6035645Y2 - 人孔金ぶた開閉装置 - Google Patents
人孔金ぶた開閉装置Info
- Publication number
- JPS6035645Y2 JPS6035645Y2 JP13827082U JP13827082U JPS6035645Y2 JP S6035645 Y2 JPS6035645 Y2 JP S6035645Y2 JP 13827082 U JP13827082 U JP 13827082U JP 13827082 U JP13827082 U JP 13827082U JP S6035645 Y2 JPS6035645 Y2 JP S6035645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- jig
- coil spring
- keyhole
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は電力、水道、通信等の人孔(マンホール)に
おける金ぶたの開閉装置に関するものである。
おける金ぶたの開閉装置に関するものである。
人孔は各種の重要な地下設備に通じる入口であり、相当
の重量を有する金ぶたにより閉止される。
の重量を有する金ぶたにより閉止される。
従来の金ぶたば、その開閉を容易にするためUボルト形
の開閉治具を金ぶたに付設し、金ぶたの閉止時には金ぶ
た表面から落し込んでおき、開放時にこれを引出して吊
上げ機等に係合して金ぶたを開放するようにしていた。
の開閉治具を金ぶたに付設し、金ぶたの閉止時には金ぶ
た表面から落し込んでおき、開放時にこれを引出して吊
上げ機等に係合して金ぶたを開放するようにしていた。
しかし、このような開閉治具を備えた金ふたは、いたず
ら等によって開けられるおそれがあり、また開閉治具が
振動によって金ぶた表面から立上がり、交通の妨げにな
るおそれもある。
ら等によって開けられるおそれがあり、また開閉治具が
振動によって金ぶた表面から立上がり、交通の妨げにな
るおそれもある。
また、交通量の多い場所では金ふた表面に露出している
部分が摩耗を受は易く、そのため吊上げ時に切断する危
険がある。
部分が摩耗を受は易く、そのため吊上げ時に切断する危
険がある。
このような問題は、開閉治具を金ぶたに一体に付設した
構造によるものであるから、開閉治具を金ぶたから分離
独立したものとすれば一応解決することができる。
構造によるものであるから、開閉治具を金ぶたから分離
独立したものとすれば一応解決することができる。
金ぶたから開閉治具を分離独立すると金ぶたの開閉時に
遂−治具を金ぶたに装着する必要があるが、装着が不完
全であると吊上げ時に外れ、重量の大きい金ふたが吊上
げ途中で落下する危険がある。
遂−治具を金ぶたに装着する必要があるが、装着が不完
全であると吊上げ時に外れ、重量の大きい金ふたが吊上
げ途中で落下する危険がある。
このように、金ふたから分離した開閉治具は、これを一
旦金ふたに装着するという人為的な行為が入るために、
上記のごとき危険性が増すことになる。
旦金ふたに装着するという人為的な行為が入るために、
上記のごとき危険性が増すことになる。
そのため開閉治具挿入用の孔下端に係止溝を設け、その
係止溝に治具の係止片を係合する手段を採用することが
考えられるが、係止溝は金ぶた裏面にあるため治具の係
止片が確実に係合しているかどうかを確認することがで
きない。
係止溝に治具の係止片を係合する手段を採用することが
考えられるが、係止溝は金ぶた裏面にあるため治具の係
止片が確実に係合しているかどうかを確認することがで
きない。
そこで、この考案は治具係止片が金ぶた係合したかどう
かを確認できる開閉装置を提供することを目的とする。
かを確認できる開閉装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、この考案は金ぶたと開閉
治具との組合せにより開閉装置を構成し、上記の金ぶた
に開閉治具挿入用の鍵穴を設けるとともに、その鍵穴下
端に直交方向の係止溝を設け、上記開閉治具の軸まわり
にコイルスプリングを挿通するとともに、その軸下端部
に軸と直交方向の係止片を固着し、上記軸にコイルスプ
リングの上昇を阻止する規制部を形成し、上記コイルス
プリングの径を上記鍵穴周辺に係合しうる大きさに形成
し、かつコイルスプリングの長さを係止片を係止溝に係
合した状態で圧縮される長さに形成したものである。
治具との組合せにより開閉装置を構成し、上記の金ぶた
に開閉治具挿入用の鍵穴を設けるとともに、その鍵穴下
端に直交方向の係止溝を設け、上記開閉治具の軸まわり
にコイルスプリングを挿通するとともに、その軸下端部
に軸と直交方向の係止片を固着し、上記軸にコイルスプ
リングの上昇を阻止する規制部を形成し、上記コイルス
プリングの径を上記鍵穴周辺に係合しうる大きさに形成
し、かつコイルスプリングの長さを係止片を係止溝に係
合した状態で圧縮される長さに形成したものである。
開閉治具を金ふたの鍵穴に挿入し、治具下端の係止片が
鍵穴を通過した状態で、コイルスプリングを圧縮しつつ
上記治具を90度回転すると、係止片が鍵穴下端の係止
溝に落込むので、治具がコイルスプリングの弾性力によ
り係止溝の深さ分だけ上方に突き上げることになる。
鍵穴を通過した状態で、コイルスプリングを圧縮しつつ
上記治具を90度回転すると、係止片が鍵穴下端の係止
溝に落込むので、治具がコイルスプリングの弾性力によ
り係止溝の深さ分だけ上方に突き上げることになる。
この挙動は治具を操作する作業者の手に感じられるので
、作業者は係止片が係止溝に嵌合したことを感知するこ
とができる。
、作業者は係止片が係止溝に嵌合したことを感知するこ
とができる。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
この考案の金ふた開閉装置は、開閉治具1と金ふた7と
の組合せからなるものである。
の組合せからなるものである。
上記の開閉治具1は、第1図に示すように、所要長さの
軸2の下端面に軸2と直交状態の板状係止片3を固着し
、またその軸2の上端に環状の吊上げ用係止部4を設け
たものである。
軸2の下端面に軸2と直交状態の板状係止片3を固着し
、またその軸2の上端に環状の吊上げ用係止部4を設け
たものである。
上記治具本体1の軸2にはコイルスプリング5をほぼそ
の全長にわtニリ自由に伸縮できる状態に挿入している
。
の全長にわtニリ自由に伸縮できる状態に挿入している
。
また上記コイルスプリング5の両端にはそれぞれ自由に
スライドできる座金6,6′を挿入している。
スライドできる座金6,6′を挿入している。
一方、上記の開閉治具1と組合わせられる金ぶた7は、
第2図及び第3図に示すように、鍵穴8を有する。
第2図及び第3図に示すように、鍵穴8を有する。
この鍵穴8は、中央部に上記軸2が挿通腰その中央部の
両側に上記係止片3が挿通する形状に形成され、かつそ
の裏面に鍵穴8と直交する係止溝9が形成されている。
両側に上記係止片3が挿通する形状に形成され、かつそ
の裏面に鍵穴8と直交する係止溝9が形成されている。
前記開閉治具1の下方の座金6′は、第3図に示すよう
に、鍵穴8の周辺に係合しうる大きさに形成されており
、またコイルスプリング5は前述のように軸2のほぼ全
長にわたる長さに形成されている。
に、鍵穴8の周辺に係合しうる大きさに形成されており
、またコイルスプリング5は前述のように軸2のほぼ全
長にわたる長さに形成されている。
したがって、第3図及び第4図に示すように、開閉治具
の下端部を鍵穴8に挿入すると、座金6′が鍵穴8の周
辺に係合し、治具の押し込みによって座金6′が軸2に
対して上昇しく第4図矢印参照)、コイルスプリング5
を圧縮する。
の下端部を鍵穴8に挿入すると、座金6′が鍵穴8の周
辺に係合し、治具の押し込みによって座金6′が軸2に
対して上昇しく第4図矢印参照)、コイルスプリング5
を圧縮する。
コイルスプリング5はその圧縮によって弾性力を発揮し
、係止片3が鍵穴8の裏面に突き出した状態で90度水
平面内で回動させると、係止片3が弾性力をもって係止
溝9に落込む。
、係止片3が鍵穴8の裏面に突き出した状態で90度水
平面内で回動させると、係止片3が弾性力をもって係止
溝9に落込む。
そのため、開閉治具1が係止溝9の深さ分だけ急に上方
に突き上げるので、その挙動が治具1を操作すると作業
者の手に作用し感知される。
に突き上げるので、その挙動が治具1を操作すると作業
者の手に作用し感知される。
なお、上記の実施例の場合は、コイルスプリング5及び
各座金6,6′をいずれも軸2にスライド自在に挿入し
ているが、下方の座金6′をコイルスプリング5の下端
に固着し、上方の座金6を軸2又は吊下げ用係止部4に
固定し、上方の座金6がストッパーになる構成としても
よい。
各座金6,6′をいずれも軸2にスライド自在に挿入し
ているが、下方の座金6′をコイルスプリング5の下端
に固着し、上方の座金6を軸2又は吊下げ用係止部4に
固定し、上方の座金6がストッパーになる構成としても
よい。
またコイルスプリング5の径を鍵穴8の周辺と、吊下げ
用係止部4とに保合できる大きさに形成しておけば、各
座金6,6′を省略することができる。
用係止部4とに保合できる大きさに形成しておけば、各
座金6,6′を省略することができる。
しかし、これらいずれの場合でも、コイルスプリング5
の長さは、その下端が直接又は下方の座金6′を介して
鍵穴8の周辺に係合した状態(例えば、第4図の状態)
において長さ方向に圧縮される長さに形成しておく必要
がある。
の長さは、その下端が直接又は下方の座金6′を介して
鍵穴8の周辺に係合した状態(例えば、第4図の状態)
において長さ方向に圧縮される長さに形成しておく必要
がある。
以上のように、この考案の金ぶた開閉装置は、治具の軸
まわりに挿入したコイルスプリングにより、治具を安定
よく起立状態に保持せしめて作業性を向上せしめるだけ
ではなく、金ふた裏面に形成され作業者から見えない係
止溝に治具の係止片が嵌合したことを、コイルスプリン
グの弾性力による治具の急な突上げ挙動により感知でき
るので、作業の安全性を向上し得る効果がある。
まわりに挿入したコイルスプリングにより、治具を安定
よく起立状態に保持せしめて作業性を向上せしめるだけ
ではなく、金ふた裏面に形成され作業者から見えない係
止溝に治具の係止片が嵌合したことを、コイルスプリン
グの弾性力による治具の急な突上げ挙動により感知でき
るので、作業の安全性を向上し得る効果がある。
第1図は治具の斜視図、第2図は人孔金ぶた部分の断面
図、第3図は使用状態における横断平面図、第4図は第
3図のIV−IV線における断面図である。 1・・・・・・治具、 2・・・・・・軸、 3・・・・・・係止片、 4・・・・・・ 吊下げ用係止部、 5・・・・・・スプリング、 6゜ 6′・・・ ・・・座金、 7・・・・・・金ぶた、 8・・・・・・鍵穴、 9・・・・・・係止 溝。
図、第3図は使用状態における横断平面図、第4図は第
3図のIV−IV線における断面図である。 1・・・・・・治具、 2・・・・・・軸、 3・・・・・・係止片、 4・・・・・・ 吊下げ用係止部、 5・・・・・・スプリング、 6゜ 6′・・・ ・・・座金、 7・・・・・・金ぶた、 8・・・・・・鍵穴、 9・・・・・・係止 溝。
Claims (1)
- 金ふたと開閉治具との組合せからなり、上記金ぶたに開
閉治具挿入用の鍵穴を設けるとともに、その鍵穴下端に
直交方向の係止溝を設け、上記開閉治具の軸まわりにコ
イルスプリングを挿通ずるとともに、その軸下端部に軸
と直交方向の係止片を固着し、上記軸にコイルスプリン
グの上昇を阻止する規制部を形成し、上記コイルスプリ
ングの径を上記鍵穴周辺に係合しうる大きさに形成し、
かつコイルスプリングの長さを係止片を係止溝に係合し
た状態で圧縮される長さに形成してなる人孔金ふた開閉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13827082U JPS6035645Y2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 人孔金ぶた開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13827082U JPS6035645Y2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 人孔金ぶた開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943545U JPS5943545U (ja) | 1984-03-22 |
JPS6035645Y2 true JPS6035645Y2 (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=30310299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13827082U Expired JPS6035645Y2 (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 人孔金ぶた開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035645Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP13827082U patent/JPS6035645Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943545U (ja) | 1984-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6035645Y2 (ja) | 人孔金ぶた開閉装置 | |
GB2267930A (en) | A nose portion or end cap for a friction stay | |
JPH0355641Y2 (ja) | ||
KR100639430B1 (ko) | 맨홀 속 뚜껑 | |
JPH0756357Y2 (ja) | 地下構造物用蓋の施錠構造 | |
JP2005036560A (ja) | 地下構造物用蓋の施錠構造 | |
CN209162897U (zh) | 整体铸造井座电力沟盖板 | |
JPH0131627Y2 (ja) | ||
KR20190061321A (ko) | 개폐가 용이한 맨홀 | |
JPS5830483Y2 (ja) | 化粧用コンパクト | |
JPH0790872A (ja) | 地下構造物用蓋の開閉具 | |
KR200255684Y1 (ko) | 맨홀뚜껑 개폐기구 | |
JPS6215339Y2 (ja) | ||
JPH107372A (ja) | マンホール用鉄蓋の吊り金具 | |
JPS5812920Y2 (ja) | 蓋の施錠装置 | |
KR200166685Y1 (ko) | 맨홀뚜껑 | |
JP3738815B2 (ja) | 転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠 | |
JP3561751B2 (ja) | コンクリート製品の吊上具 | |
JPH0333795Y2 (ja) | ||
JPS6022137Y2 (ja) | ハンドボ−ル鍵安全装置 | |
JPH03442Y2 (ja) | ||
JPS625098Y2 (ja) | ||
JPH0131624Y2 (ja) | ||
JP2725206B2 (ja) | 地下構造物用蓋 | |
JPH0717843U (ja) | 鉄蓋用閉塞栓 |