JPS6035632Y2 - 杭引抜具 - Google Patents

杭引抜具

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JPS6035632Y2
JPS6035632Y2 JP17063181U JP17063181U JPS6035632Y2 JP S6035632 Y2 JPS6035632 Y2 JP S6035632Y2 JP 17063181 U JP17063181 U JP 17063181U JP 17063181 U JP17063181 U JP 17063181U JP S6035632 Y2 JPS6035632 Y2 JP S6035632Y2
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JP
Japan
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casing
tip
pile
flange
wire
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JP17063181U
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JPS5876640U (ja
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東助 島貫
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は打設杭の先端にワイヤーを引掛けて引抜く場合
に使用する杭引抜具に関するものである。
従来、既存杭の引抜きか杭の周囲にケーシングを挿入し
土との摩擦を切断した上で、杭の上端にワイヤーを掛は
クレーン等で引上げるものであるが、何本かの単体の杭
を継ぎ足して打ち込んだいわゆる継ぎ杭の場合、この方
法では杭が継ぎ目から破断してしまうおそれがある。
そこで、杭の先端にワイヤーを掛けるために、ケーシン
グの先端の掘削刃を一枚おきに内外に傾斜させ、これに
より形威される山形状の空間頂部にワイヤー先端の輪体
を挿入するようにしたもの(特願昭54−144227
号)が存在する。
しかしこの方法では第一にワイヤー先端の輪体が掘削刃
相互間に深く入り込みすぎてケーシング引抜き時にワイ
ヤーが離脱しなくなるおそれがあり、第二にケーシング
先端の掘削刃の加工が非常に面倒でココスト高になると
いう欠点がある。
本考案の目的は上記不都合を解消し、ワイヤー先端の輪
体を確実に離脱させることができ、しかもケーシング本
体にはそれぼど加工を施す必要がなく簡単な手間ですむ
ので安価である杭引抜具を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、ケーシング先端内
に挿入可能な短尺筒体部の先端周面に水平フランジを突
設し、該フランジにワイヤー挿入用の切欠きを形威し、
さらにこのフランジの下方には先にすぼまるテーパー状
の短尺筒体部を形成することにより遠戚される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の杭引抜具の第1実施例を示す平面図、
第2図は同上一部切欠いた側面図を示し、第2図中1は
ケーシングで、このケーシング1の先端内に挿入可能な
短尺筒体2の先端周面外側に水平フランジ3を突設する
と共に、このフランジ3の左右を耳部4,4′に形威し
同耳部4゜4′にワイヤー挿入用の切欠き4a、4a’
を設ける。
なお図示のごとく短尺筒体2はケーシング1の内径とほ
ぼ等しい外径にすると共に、水平フランジ3はケーシン
グ1の外径よりやや突生ずるように形成するとよい。
この水平フランジ3の更に下方に、先にすぼまるテーパ
ー状の短尺筒体部5を溶接等で取付ける。
第1図6,6′は赤欠き4a、4a’の両側に設けた貫
通孔で、例えばボルト7等の一端をこの貫通孔6,6′
を用いて固定し、他端をケーシング1の側面に突設した
フランジ1aに固定して本考案の杭引抜具をケーシング
1の先端に取付ける。
他側として上記ボルト7のかわりにワイヤー等を用いて
もよい。
次に使用法及び作用について説明する。
第3図に示すように杭8の周囲にケーシング1に圧入し
て杭8と土壁との摩擦を完全に切断した後に一度ケーシ
ング1を地上に引き上げ、本考案の杭引抜具を先端に取
付ける。
その際、第4図に示すように先端に締付環状部9aを有
する吊り下げワイヤー9,9′を準備し、第5図に示す
ようにワイヤー9,9′の途中を本考案の杭引抜具のフ
ランジ3の切欠き4a。
4a’に挿入し、かつ環状部9aを短尺筒体5の周囲に
設置しワイヤー9,9′を緊張しながらケーシング1を
再度杭8の周囲土中に挿入する。
ケーシング1の先端が抗8の先端近くに来たところでワ
イヤー9,9′の緊張を緩めれば、環状部9aは短尺筒
体5から下方に抜は出るのでケーシング1及び本考案の
杭引抜具を引き上げると残ったワイヤー9,9′及び環
状部9aは抗8の先端にセットされワイヤー9,9′を
吊り上げて杭8を引抜くことができる。
第6図は本考案の第2実施例を示す平面図、第7図は同
上一部切欠いた側面図で、上記第1図、第2図と同−構
成要素には同一参照番号を付したものである。
ケーシング1の先端内に挿入可能な短尺筒体2の最上端
には切欠き10を有する水平フランジ11を外側に突設
する。
上記筒体2の下端周面に、ワイヤー挿入用の切欠き4,
4′を有する水平フランジ3を外側に突設し、その下方
に先にするぼまるテーパー状の短尺筒体部5を取付ける
点は上記第1実施例と同一である。
一方、ケーシング1の先端内壁に内側に突出するストッ
パー12を設け、多少間隔を置いてその下方に上記切欠
き10に合致する断面形状の係止片13を取付ける。
なお、この係止片13は下方内側をテーパー面13aに
形成しておくとよい。
以上の構成において、本考案の杭引抜具をケーシング1
の先端に取付けるにあたり、フランジ11の切欠き10
と係止片13を対向させて短尺筒体2をケーシング1内
に挿入し、フランジ11がストッパー12と係止片13
上面との間に入ったところで本考案の引抜具全体を横方
向に回転させれば、上記切欠き10と係止片13との位
置がずれて両者は連結される。
このようにすれば、第1実施例のごとくボルトやワイヤ
ーを用いなくともワンタッチでケーシング1に本考案の
杭引抜具を取付けることができる。
その他の使用法については第1実施例と全く同一である
ので説明を省略する。
以上述べたように本考案の杭引抜具は、ケーシング先端
に取付けてワイヤーを杭先端にワイヤー先端の締付環体
を固定するにあたり、ケーシング先端内に挿入可能な短
尺筒体部の先端周面に水平フランジを突設し、該フラン
ジにワイヤー挿入用の切欠きを形成し、さらにこのフラ
ンジの下方には先にすぼまるテーパー状の短尺筒体部を
形成したので、ワイヤー先端の締付環体はこのテーパー
状の短尺筒体から確実に抜は出て杭頭に設置でき、また
ケーシング自体にはほど加工を施す必要もなく親戚の鋼
管を利用して安価に製造でき、ケーシング本体とは別個
のものとして存在するので必要時のみ取付けて使用でき
て収納及び取扱いが簡単なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の杭引抜具の第1実施例を示す平面図、
第2図は同上一部切欠いた側面図、第3図は杭の引抜き
状態を示す側面図、第4図は使用ワイヤーの正面図、第
5図は本考案の使用状態を示す側面図、第6図は本考案
の第2実施例を示す平面図、第7図は同上一部切欠いた
側面図である。 1・・・・・・ケーシング、1a・・・・・・フランジ
、2・・・・・・短尺筒体、3・・・・・・水平7ラン
ジ、4,4′・・・・・・耳部、4at4a’・・・・
・・ワイヤー挿入用の切欠き、5・・・・・・テーパー
状の短尺筒体、6,6′・・・・・・貫通孔、7・・・
・・・ボルト、8・・・・・・杭、9.9’・・・・・
・ワイヤー、9a・・・・・・環状部、10・・・・・
・切欠き、11・・・・・・水平フランジ、12・・・
・・・ストッパー 13−−−−−−係止片、13a・
・・・・・テーパー面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング先端内に挿入可能な短尺筒体部の先端周面に
    水平フランジを突設し、該フランジにワイヤー挿入用の
    切欠きを形威し、さらにこのフランジの下方には先にす
    ぼまるテーパー状の短尺筒体部を形威したことを特徴と
    する杭引抜具。
JP17063181U 1981-11-16 1981-11-16 杭引抜具 Expired JPS6035632Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17063181U JPS6035632Y2 (ja) 1981-11-16 1981-11-16 杭引抜具

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JP17063181U JPS6035632Y2 (ja) 1981-11-16 1981-11-16 杭引抜具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5876640U JPS5876640U (ja) 1983-05-24
JPS6035632Y2 true JPS6035632Y2 (ja) 1985-10-23

Family

ID=29962584

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JP17063181U Expired JPS6035632Y2 (ja) 1981-11-16 1981-11-16 杭引抜具

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Families Citing this family (5)

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KR20010112191A (ko) * 2001-11-23 2001-12-20 이정 강관 말뚝 인양용 기구
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JP6808084B1 (ja) * 2020-06-01 2021-01-06 藤井 健之 杭抜き方法

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JPS5876640U (ja) 1983-05-24

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