JPH07139223A - 支線ガード補助カバー - Google Patents
支線ガード補助カバーInfo
- Publication number
- JPH07139223A JPH07139223A JP31265693A JP31265693A JPH07139223A JP H07139223 A JPH07139223 A JP H07139223A JP 31265693 A JP31265693 A JP 31265693A JP 31265693 A JP31265693 A JP 31265693A JP H07139223 A JPH07139223 A JP H07139223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch line
- auxiliary cover
- joint member
- guard
- line guard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電柱に斜めに張設された支線に装着される支
線ガードの上部に延長して接続されて、繁茂した雑草に
隠された支線ガードの根元位置が推定できるようにす
る。 【構成】 電柱に対して傾斜状に張設された支線２に装
着される支線ガード１の上端に接続する接手部材８と、
この接手部材８に接続される補助カバー７とからなり、
これらの補助カバー７及び接手部材８はそれぞれ長手方
向に分割した半割り円筒状に形成して、分割端縁の外側
に鍔片９，９，１０，１０を対設すると共に、補助カバ
ー７の下端へ接手部材８を重合させて、前記補助カバー
７と接手部材８の重合する鍔片９，９，１０，１０を鋲
１３で固定させることにより補助カバー７と接手部材８
を一体となし、さらに、補助カバー７と接手部材８の対
向する鍔片９，９，１０，１０を結合ピン１１，１２に
より着脱自在に結合させるように構成した。
線ガードの上部に延長して接続されて、繁茂した雑草に
隠された支線ガードの根元位置が推定できるようにす
る。 【構成】 電柱に対して傾斜状に張設された支線２に装
着される支線ガード１の上端に接続する接手部材８と、
この接手部材８に接続される補助カバー７とからなり、
これらの補助カバー７及び接手部材８はそれぞれ長手方
向に分割した半割り円筒状に形成して、分割端縁の外側
に鍔片９，９，１０，１０を対設すると共に、補助カバ
ー７の下端へ接手部材８を重合させて、前記補助カバー
７と接手部材８の重合する鍔片９，９，１０，１０を鋲
１３で固定させることにより補助カバー７と接手部材８
を一体となし、さらに、補助カバー７と接手部材８の対
向する鍔片９，９，１０，１０を結合ピン１１，１２に
より着脱自在に結合させるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱を起立状態に支持
させるべく張設した支線を被覆保護する支線ガードの上
端に支線ガードを延長した状態に接続される補助カバー
に関するものである。
させるべく張設した支線を被覆保護する支線ガードの上
端に支線ガードを延長した状態に接続される補助カバー
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、送配電線等の電柱に張設された支
線には、支線の損傷を防止するために支線ガードが装着
されている。
線には、支線の損傷を防止するために支線ガードが装着
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
支線ガードは、山地等で使用されている場合に支線ガー
ドの付近一面につる草や各種の雑草の生長繁茂が激し
く、しばしば伐採除去する作業が行なわれているが、そ
の際に繁茂した雑草等に支線ガードが隠れて支線の位置
が定かでなくなるために、伐採作業時に伐採器具で支線
ガード、さらには支線を損傷したり、伐採器具を破損す
ることがある。そこで、本発明の目的は、このような課
題を解決するために、支線ガードの上部に支線ガードを
延長した状態に接続する補助カバーを提供することにあ
る。
支線ガードは、山地等で使用されている場合に支線ガー
ドの付近一面につる草や各種の雑草の生長繁茂が激し
く、しばしば伐採除去する作業が行なわれているが、そ
の際に繁茂した雑草等に支線ガードが隠れて支線の位置
が定かでなくなるために、伐採作業時に伐採器具で支線
ガード、さらには支線を損傷したり、伐採器具を破損す
ることがある。そこで、本発明の目的は、このような課
題を解決するために、支線ガードの上部に支線ガードを
延長した状態に接続する補助カバーを提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の支線ガード補助
カバーは、支線ガードの上端に接続する接手部材と、こ
の接手部材に接続される補助カバーとからなり、これら
の補助カバーと接手部材はそれぞれ長手方向に分割した
半割り円筒状に形成して、分割端縁の外側に鍔片を対設
すると共に補助カバーの下端へ接手部材を重合させて、
前記補助カバーと接手部材の重合する鍔片を鋲締め等で
固定させることにより補助カバーと接手部材を一体とな
し、さらに補助カバーと接手部材の対向する鍔片を結合
ピンにより着脱自在に結合するように構成した。
カバーは、支線ガードの上端に接続する接手部材と、こ
の接手部材に接続される補助カバーとからなり、これら
の補助カバーと接手部材はそれぞれ長手方向に分割した
半割り円筒状に形成して、分割端縁の外側に鍔片を対設
すると共に補助カバーの下端へ接手部材を重合させて、
前記補助カバーと接手部材の重合する鍔片を鋲締め等で
固定させることにより補助カバーと接手部材を一体とな
し、さらに補助カバーと接手部材の対向する鍔片を結合
ピンにより着脱自在に結合するように構成した。
【０００５】
【作用】接手部材と補助カバーの鍔部を拡開させて支線
カバーの上部の支線に挟着させると共に補助カバーの接
手部材下端を支線に装着されている支線カバーの上端部
に重合させる。次いで、接手部材と補助カバーのそれぞ
れの鍔片に設けた結合ピンを結合させて支線ガードの上
端に補助カバーを延長させる。
カバーの上部の支線に挟着させると共に補助カバーの接
手部材下端を支線に装着されている支線カバーの上端部
に重合させる。次いで、接手部材と補助カバーのそれぞ
れの鍔片に設けた結合ピンを結合させて支線ガードの上
端に補助カバーを延長させる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において１は図３に示すように電柱に対して傾斜
状に張設された支線２の下部に、その下端を接地させて
装着される支線ガードである。実施例ではこの支線ガー
ド１は以下のように構成される。即ち、図３に示すよう
に、円筒形をなす太径筒部３と、円筒形の小径筒部４と
からなり、太径筒部３は支線２とそのアンカー部分との
接続部をカバーする大きさに、また小径筒部４は支線２
をカバーする大きさに形成され、しかも長手方向に直線
状に半割５して半割り筒状に形成される。そして、太径
筒部３の３ａ部分と小径筒部４の４ａ部分はそれぞれ黄
色に、また太径筒部３の３ｂ部分と小径筒部４の４ｂ部
分はそれぞれ黒色に着色されている。そして、太径筒部
３と小径筒部４とをそれぞれ半割５した個所で拡開させ
て支線２に被着させた後、半割５した個所を跨いで結合
金具６で適宜結合させる。
る。図において１は図３に示すように電柱に対して傾斜
状に張設された支線２の下部に、その下端を接地させて
装着される支線ガードである。実施例ではこの支線ガー
ド１は以下のように構成される。即ち、図３に示すよう
に、円筒形をなす太径筒部３と、円筒形の小径筒部４と
からなり、太径筒部３は支線２とそのアンカー部分との
接続部をカバーする大きさに、また小径筒部４は支線２
をカバーする大きさに形成され、しかも長手方向に直線
状に半割５して半割り筒状に形成される。そして、太径
筒部３の３ａ部分と小径筒部４の４ａ部分はそれぞれ黄
色に、また太径筒部３の３ｂ部分と小径筒部４の４ｂ部
分はそれぞれ黒色に着色されている。そして、太径筒部
３と小径筒部４とをそれぞれ半割５した個所で拡開させ
て支線２に被着させた後、半割５した個所を跨いで結合
金具６で適宜結合させる。
【０００７】７は下端に接手部材８を設けて前記支線ガ
ード１の小径筒部４ｂの先端に接続される補助カバーで
あり、該補助カバー７は支線２を挟着することが可能な
内径に形成される。これらの補助カバー７及び接手部材
８はそれぞれ長手方向に直線状に分割して半割り筒状に
形成すると共に、分割した端縁の外側に鍔片９，９，１
０，１０を対設し、補助カバー７の鍔片９，９の基端部
分と、接手部材８の鍔片１０，１０の基端部分をそれぞ
れ重合させて鋲１３により締め付け結合させて接手部材
８と補助カバー７を一体とする。また、補助カバー７と
接手部材８は黒色と黄色とに色別けして形成してもよ
い。
ード１の小径筒部４ｂの先端に接続される補助カバーで
あり、該補助カバー７は支線２を挟着することが可能な
内径に形成される。これらの補助カバー７及び接手部材
８はそれぞれ長手方向に直線状に分割して半割り筒状に
形成すると共に、分割した端縁の外側に鍔片９，９，１
０，１０を対設し、補助カバー７の鍔片９，９の基端部
分と、接手部材８の鍔片１０，１０の基端部分をそれぞ
れ重合させて鋲１３により締め付け結合させて接手部材
８と補助カバー７を一体とする。また、補助カバー７と
接手部材８は黒色と黄色とに色別けして形成してもよ
い。
【０００８】また、接手部材８は一方端に支線ガード１
の小径筒部４ｂの先端部に嵌着する太径部８ａを形成し
ている。そして、接手部材８の鍔片１０，１０の下端部
と補助カバー７の鍔片９，９の先端部に設けた貫通孔に
半割り筒状部を閉止する結合ピン１１，１２を着脱自在
に嵌着させる。
の小径筒部４ｂの先端部に嵌着する太径部８ａを形成し
ている。そして、接手部材８の鍔片１０，１０の下端部
と補助カバー７の鍔片９，９の先端部に設けた貫通孔に
半割り筒状部を閉止する結合ピン１１，１２を着脱自在
に嵌着させる。
【０００９】その後、接手部材８の鍔片１０，１０と補
助カバー７の鍔片９，９を拡開させて支線ガード１の上
方部に位置する支線２に装着させて、接手部材８の太径
部８ａを支線ガード１の小径筒部４ｂの先端部に嵌着さ
せる。そして、補助カバー７と接手部材８に設けた貫通
孔に結合ピン１１，１２を嵌着して鍔片９，９及び１
０，１０を結合させることによって、図３に示すよう
に、支線２の下部に装着された支線ガード１の上部に補
助カバー７を延長して接続設置することができる。
助カバー７の鍔片９，９を拡開させて支線ガード１の上
方部に位置する支線２に装着させて、接手部材８の太径
部８ａを支線ガード１の小径筒部４ｂの先端部に嵌着さ
せる。そして、補助カバー７と接手部材８に設けた貫通
孔に結合ピン１１，１２を嵌着して鍔片９，９及び１
０，１０を結合させることによって、図３に示すよう
に、支線２の下部に装着された支線ガード１の上部に補
助カバー７を延長して接続設置することができる。
【００１０】このようして支線２に装着された支線ガー
ド１の上方に延長した状態に設置された補助カバー７
は、支線ガード１が繁茂した雑草で覆い隠された状態で
も、これらの雑草の上方に突出して、支線２がこの補助
カバー７の延長線下方に張設されていることを推定認識
させるから、雑草の伐採に際して支線カバー１や支線２
を損傷したり、伐採器具を破損したりすることはない。
ド１の上方に延長した状態に設置された補助カバー７
は、支線ガード１が繁茂した雑草で覆い隠された状態で
も、これらの雑草の上方に突出して、支線２がこの補助
カバー７の延長線下方に張設されていることを推定認識
させるから、雑草の伐採に際して支線カバー１や支線２
を損傷したり、伐採器具を破損したりすることはない。
【００１１】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の支線ガード
補助カバーは、接手部材を介して支線ガードの上部に延
長した状態に設置され、しかも取付作業は簡単かつ確実
に設置することができる。そして、高い位置まで繁茂し
た雑草に覆い隠されることはなく、支線の位置を確実に
推定認識させることができて、雑草の伐採に際して支線
カバーや支線を損傷したり、伐採器具を破損したりする
ことなく、電柱付近の雑草等を安全に伐採する作業が行
なえる。
補助カバーは、接手部材を介して支線ガードの上部に延
長した状態に設置され、しかも取付作業は簡単かつ確実
に設置することができる。そして、高い位置まで繁茂し
た雑草に覆い隠されることはなく、支線の位置を確実に
推定認識させることができて、雑草の伐採に際して支線
カバーや支線を損傷したり、伐採器具を破損したりする
ことなく、電柱付近の雑草等を安全に伐採する作業が行
なえる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる補助カバー及び接手部材の斜視
図。
図。
【図２】同上正面図。
【図３】使用状態の斜視図。
【図４】図３の要部拡大斜視図。
１ 支線ガード ２ 支線 ７ 補助カバー ８ 接手部材 ９，９，１０，１０ 鍔片 １１，１２ 結合ピン １３ 鋲
Claims (1)
- 【請求項１】 電柱に対して傾斜状に張設された支線に
装着される支線ガードの上端に接続する接手部材と、こ
の接手部材に接続される補助カバーとからなり、これら
の補助カバーと接手部材はそれぞれ長手方向に分割した
半割り円筒状に形成して、分割端縁の外側に鍔片を対設
すると共に補助カバーの下端へ接手部材を重合させて、
前記補助カバーと接手部材の重合する鍔片を鋲締め等で
固定させることにより補助カバーと接手部材を一体とな
し、さらに補助カバーと接手部材の対向する鍔片を結合
ピンにより着脱自在に結合するように構成したことを特
徴とする支線ガード補助カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31265693A JPH07139223A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 支線ガード補助カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31265693A JPH07139223A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 支線ガード補助カバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139223A true JPH07139223A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18031845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31265693A Pending JPH07139223A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 支線ガード補助カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139223A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102060276B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2019-12-27 | 서민오 | 일체형 전신주 지선 보호커버 |
| KR102305798B1 (ko) * | 2020-05-26 | 2021-09-28 | 김권영 | 전신주용 지선 보호커버 |
| KR20220000551A (ko) * | 2020-06-26 | 2022-01-04 | 한국전력공사 | 발광형 전주의 지선 보호커버 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5437138U (ja) * | 1977-08-18 | 1979-03-10 | ||
| JPS6343334U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP31265693A patent/JPH07139223A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5437138U (ja) * | 1977-08-18 | 1979-03-10 | ||
| JPS6343334U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102060276B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2019-12-27 | 서민오 | 일체형 전신주 지선 보호커버 |
| KR102305798B1 (ko) * | 2020-05-26 | 2021-09-28 | 김권영 | 전신주용 지선 보호커버 |
| KR102305799B1 (ko) * | 2020-05-26 | 2021-09-28 | 김권영 | 전신주용 지선 보호커버 |
| KR20220000551A (ko) * | 2020-06-26 | 2022-01-04 | 한국전력공사 | 발광형 전주의 지선 보호커버 |
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