JP2000134777A - 鳥害防止用電線被覆管 - Google Patents

鳥害防止用電線被覆管

Info

Publication number
JP2000134777A
JP2000134777A JP10318360A JP31836098A JP2000134777A JP 2000134777 A JP2000134777 A JP 2000134777A JP 10318360 A JP10318360 A JP 10318360A JP 31836098 A JP31836098 A JP 31836098A JP 2000134777 A JP2000134777 A JP 2000134777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular body
wire
support levers
axial direction
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10318360A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Watanabe
正明 渡邊
Eizo Negishi
栄三 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATABE KOGYO KK
Meishin Electric Co Inc
Original Assignee
WATABE KOGYO KK
Meishin Electric Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WATABE KOGYO KK, Meishin Electric Co Inc filed Critical WATABE KOGYO KK
Priority to JP10318360A priority Critical patent/JP2000134777A/ja
Publication of JP2000134777A publication Critical patent/JP2000134777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路の上方に架設された電線に作業性よくか
つ安全に取り付けることができる鳥害防止用電線被覆管
を提供する。 【解決手段】 軸方向の一側縁で分割5される合成樹脂
材の管体1の上端面に、その軸方向に沿って複数の支持
杆8を立設すると共にこれらの支持杆8間にワイヤー1
1を張設して形成され、管体1を分割5端縁で拡開させ
電線Wに被着して取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路などの上方に
架設されている送配電線や電話ケーブル等の電線に、取
り付けられる鳥害防止用電線被覆管に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、道路などの上方に架設されている
電線に鳥が留まると、排泄した糞がその下を通行する人
や自動車の上に落下して汚すといった鳥害が発生するこ
とから、前記電線に等間隔に締付バンド付きの止め具を
取り付け、これらの各止め具に立設された支持杆にテグ
スと称される細いワイヤーを張設し、このテグスにより
電線に鳥が留まるのを防止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の鳥害防止用手段は、多数の止め具を架設され
ている電線に等間隔おきに配置すると共にそれぞれ締付
バンドを一々手作業で締め付け、更に、各止め具に立設
される支持杆間にテグスを張設しなければならず、その
作業が面倒で時間が掛かり、作業能率が悪いばかりか、
高所での作業となるのでかなりの危険を伴うといった課
題が有った。そこで本発明は、上記課題を解決すべくな
されたもので、あらかじめ合成樹脂材により形成された
管体に複数の支持杆を立設すると共にこれらの支持杆間
にワイヤーを張設し、電線に必要な長さにわたり所要本
数取り付けることにより作業性よくしかも安全に取り付
けられるようにした鳥害防止用電線被覆管を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係る鳥害防止用電線被覆管は、合成樹脂材
により形成された管体をその軸方向に沿った一側縁で分
割しその分割端縁を自在に開閉して電線が導入できるよ
うにし、該管体の上端面にはその軸方向に沿って複数の
支持杆を立設し、これらの支持杆間に飛来した鳥が留ま
るのを防止するためのワイヤーを張設して形成される。
これにより、電線には分割端縁を開いて管体を嵌着する
のみで鳥害防止用電線被覆管が取り付けられることとな
り、作業が簡単で時間も掛からず、しかも安全に作業が
行なえる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鳥害防止用電
線被覆管の実施の形態を図面と共に説明する。図1は鳥
害防止用電線被覆管の斜視図、図2は同正面図である。
図において1は所要の長さと直径とを有するポリエチレ
ン樹脂材により形成される管体であり、軸方向の両端に
継手2に確実に接続させるための雁首状の係合突起3を
有する嵌合鍔部4を設けている。そして、図3に示すよ
うに該管体1は軸方向に沿った下側縁で分割5して自在
に開閉できるようになっており、その分割5端縁の両側
には前記嵌合鍔部4を除く全長にわたり電線を導入させ
る突出片6,6を対設している。また、管体1の上端面
でその軸方向に沿って等間隔に小孔7が複数貫設され、
これらの小孔7に合成樹脂材からなる支持杆8を嵌装し
て固定するようにしている。
【0006】前記支持杆8は先細形状の長い軸部8aの
基端に円盤状の頭部9を設けて一体に形成され、さらに
軸部8aの頭部9寄りの周面に側面三角形状のリブ10
を等間隔に複数(図示例では4個)突設し、対向する2
個で山形を形成するようにしている。また、これらのリ
ブ10の下端には頭部9との間に管体1の肉厚部分が収
まるように間隔を設けている。そして、管体1の突出片
6,6を左右に開かせ、その隙間から支持杆8の軸部8
aを小孔7に嵌入して押し付けることにより、支持杆8
の各リブ10を小孔7を通過させ、各リブ10と頭部9
との間に管体1の肉厚部分を挟持させることにより支持
杆8が管体1に立設固定される。更に、これらの各支持
杆8の軸部8a上端間にテグスと称される細いワイヤー
11が張設される。該ワイヤー11は各軸部8a上端に
熱溶着により固着され、例えばいずれかの支持杆8間の
ワイヤー11が切断しても、他の支持杆8間のワイヤー
11は緩まず鳥害防止機能が達成できるようになってい
る。
【0007】前記継手2は管体1と同じように軸方向に
沿って下端縁が分割されて自在に開閉できるようになっ
ており、分割端縁の両側に電線を導入させる突出片1
2,12が対設されている。さらに、内部に管体1の端
に設けた嵌合鍔部4が2個突き合わせて嵌入される大径
の嵌合保持部13が形成されている。そして、この継手
2に管体1の一方端の嵌合鍔部4を嵌入して接続させる
ことにより、鳥害防止用電線被覆管Aが形成される。
【0008】そこで、図4に示すように、一端に継手2
を接続した管体1の突出片6,6及び継手2の突出片1
2,12をそれぞれ拡開させた状態で、道路の上方に架
設されている電線Wに鳥害防止用電線被覆管Aを被着
し、更に同じ要領で被着した鳥害防止用電線被覆管A,
A同志を、継手2に嵌合鍔部4を嵌入させるようにして
一連に連接する。このように本発明の鳥害防止用電線被
覆管Aは電線Wに被着するのみで作業性よく取り付けら
れ、電線Wの長い区間にわたって取り付ける場合でもさ
して時間が掛かることがない。そして、電線Wの上方に
ワイヤー11が張られることとなり、鳥が飛来して電線
Wに留まるのを防止することができる。
【0009】本実施の形態では、管体1に立設された各
支持杆8間にすべてワイヤー11を張設したものを示し
たが、図5に示すように一対の支持杆8間毎にワイヤー
11を張設しても鳥害防止の役目を果たすことができ、
しかもこの場合はワイヤー11が切断された場合、その
部分のみワイヤー11を張り替えれば良く、経済的であ
る。
【0010】
【発明の効果】以上、述べたように本発明に係る鳥害防
止用電線被覆管は、下端縁で分割された管体の上端面に
複数の支持杆を立設すると共に各支持杆間にワイヤーを
張設して形成されるので、管体を分割端縁で拡げて電線
に被着するのみで複数本の支持杆が同時に取り付き、電
線に作業性よく取り付けることができるから、電線の長
い区間にわたっても格別時間が掛からず、短時間に取り
付けられ作業能率が向上する。しかも、作業も安全に行
なえ危険が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鳥害防止用電線被覆管の斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】図2のX−X線拡大断面図。
【図4】本発明に係る鳥害防止用電線被覆管の使用状態
を示す斜視図。
【図5】他の実施の形態に係る鳥害防止用電線被覆管の
斜視図。
【符号の説明】
1 管体 5 分割 8 支持杆 11 ワイヤー(テグス) A 鳥害防止用電線被覆管 W 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根岸 栄三 愛知県名古屋市中村区名駅2丁目41番25号 シティコーポ名駅901号 Fターム(参考) 5G367 BB04 BB11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材により形成された管体をその
    軸方向に沿った一側縁で分割しその分割端縁を自在に開
    閉して電線が導入できるようにし、該管体の上端面には
    その軸方向に沿って複数の支持杆を立設し、これらの支
    持杆間に飛来した鳥が留まるのを防止するためのワイヤ
    ーを張設したことを特徴とする鳥害防止用電線被覆管。
JP10318360A 1998-10-20 1998-10-20 鳥害防止用電線被覆管 Pending JP2000134777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10318360A JP2000134777A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 鳥害防止用電線被覆管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10318360A JP2000134777A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 鳥害防止用電線被覆管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000134777A true JP2000134777A (ja) 2000-05-12

Family

ID=18098291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10318360A Pending JP2000134777A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 鳥害防止用電線被覆管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000134777A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213304A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Aiyoh Sangyo Co Ltd 電線取付管、及び、この電線取付管に取り付けられる鳥害防止具部材
JP2013165650A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Mitsugiron Kogyo Kk 鳥害防止具
CN111512510A (zh) * 2017-12-21 2020-08-07 泰连爱尔兰有限公司 附接夹,陆上配电线盖组件以及将陆上配电线盖安装到陆上配电线的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213304A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Aiyoh Sangyo Co Ltd 電線取付管、及び、この電線取付管に取り付けられる鳥害防止具部材
JP2013165650A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Mitsugiron Kogyo Kk 鳥害防止具
CN111512510A (zh) * 2017-12-21 2020-08-07 泰连爱尔兰有限公司 附接夹,陆上配电线盖组件以及将陆上配电线盖安装到陆上配电线的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050252542A1 (en) Boat lift canopy assembly
JP2000134777A (ja) 鳥害防止用電線被覆管
US6789495B2 (en) Self-supporting boat cover
US5009050A (en) Roofing clamp
JPH11191917A (ja) 鳥害防止用電線保護管
KR101460312B1 (ko) 엣지 케이블 뒤틀림 방지 기능을 갖는 천막 구조물
NO931042D0 (no) Endekoblingsanordning for buttskjoeting av kabler
JP3040733B2 (ja) 天窓構造
JP3137284B2 (ja) 配管用スリーブ
JP2000175340A (ja) 鳥害防止用電線保護管
RU2012196C1 (ru) Пленочная теплица
JPH043550Y2 (ja)
JPH0882435A (ja) 風管収納装置および収納風管の取出し方法
JPH0737004Y2 (ja) 電柱用支線ガード
JPH08128023A (ja) フェンス用止め治具およびフェンス装置
KR19980014886U (ko) 파이프 행거의 힌지구조
KR200213639Y1 (ko) 클램프의 파지클립 구조
KR19980011639U (ko) 분해조립식 가공지선 지지대
JPH1075666A (ja) マルチシートの固定具及び付設方法
JPH09257176A (ja) フランジ付管の締結装置
KR950001687Y1 (ko) 울타리용 지주의 고정구조
JP2000000055A (ja) 鳥害防止用電線保護管
JPH0236718A (ja) 通信ケーブル用保護カバー
JPH0949348A (ja) テント用庇構造
JPH10306592A (ja) 仮設建築用シートジョイントの取付具