JPS6035296B2 - ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置 - Google Patents

ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置

Info

Publication number
JPS6035296B2
JPS6035296B2 JP13682582A JP13682582A JPS6035296B2 JP S6035296 B2 JPS6035296 B2 JP S6035296B2 JP 13682582 A JP13682582 A JP 13682582A JP 13682582 A JP13682582 A JP 13682582A JP S6035296 B2 JPS6035296 B2 JP S6035296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strand
winding
winding device
glass fiber
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13682582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5926940A (ja
Inventor
栄三 出野
慎一 福士
雅彦 田井
好司 仲沢
利仁 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Shimazu Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd, Shimazu Seisakusho KK filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP13682582A priority Critical patent/JPS6035296B2/ja
Priority to US06/468,550 priority patent/US4511095A/en
Priority to EP19830101873 priority patent/EP0087783B1/en
Priority to DE8383101873T priority patent/DE3363576D1/de
Publication of JPS5926940A publication Critical patent/JPS5926940A/ja
Publication of JPS6035296B2 publication Critical patent/JPS6035296B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡出された多数本のガラス長繊維を集東したス
トランドをコレツトに牽伸巻き取るガラス織糸珪紡糸巻
取装置における補助巻取装置に関すく〕。
ガラス長繊維は通常数百乃至数千のノズルを設けたプッ
シングから紡糸したフィラメントに、集東剤を付与しつ
つ集東して一本または複数本のストランドとし、毎分数
千回の回転をするコレット周面に、1500〜500仇
h/分の一定速度の巻き取りを行い、これによって所定
の牽伸を与えて3〜20ム径の一定径のガラスフィラメ
ントよりなるストラソドの定量巻き取りによって製造さ
れている。
従って、定量巻き取りされたコレット上の満管ボビンは
コレットから離脱され、空ボビンをコレットに挿着して
再び巻き取りを行うような間歌操作となるのに対し、ブ
ッシングからのガラスフィラメントは中断することなく
流出するものであるので、通常一合の巻取装置には二本
又は三本のコレットを備えた回転架台あるいは往復架台
が設けられ、これらのコレツトを交互に巻き取り位置、
満管ボビン取外しならびに空ボビン挿着位置に変位せし
めて巻取操作中断時間を短縮するようになし、このさし
、に定速巻取装置の前後における減速巻取部分は異律ウ
エストストランドとして補助巻取装置に巻き取り、規定
径の正常ストランドのみをコレットに巻き取るようにし
ている。補助巻取装置に巻き取ったウエストストランド
は、従来はその一操作工程毎にウエストストランド巻層
を切断することによって除去しているが、その切断操作
は狭い作業空間で人手によって行われているため非能率
でしかも危険を伴うものであつた。
本発明は前記の補助巻き取りされたウエストストランド
を、機械的に安全確実に除去し得るようにしたもので、
前記従来の問題点を解決するとともにガラス繊維紙糸巻
き取り工程の自動化も図ることができるようにしたもの
である。
即ち、本発明の補助巻取装置は、そのストランド巻取周
面を形成する間隔を置いた複数の部村とこれを保持する
回転基盤とによって構成した巻取機枠、該巻取機枠のス
トランド巻取周面を形成する部材間隔から巻取機枠の枠
端まで移動させる変位機構を設けたものであり、巻取機
枠に補助巻き取りされたウエストストランド巻層をスト
ランド引掛片の枠端までの移動押進により、枠外に排除
落下せしめるようにしたものである。
以下、図面に示す実施例により本発明を詳しく説明する
第1図は本発明の補助巻取装置を設けたガラス繊維縁糸
巻取装置の要部の側面図であり、紙出されたガラス繊維
の集東されたストランドが、巻取用コレットにも補助巻
取用の巻取機枠にも巻き取らることなく、コレットと巻
取機枠との対向空間を通って下部引張り装置によって移
送されているガラス繊維織出開始時の巻取準備段階の状
態にある場合を示している。
図面において、1はガラス繊維紙出用のプッシング、、
2は紡出されたフィラメント、3は集東剤付与ローフー
、4は集東ローフー、Sは多数のフィラメントが集東さ
れたストランドであり、5は巻取装置であって、その上
部には巻取工程の所定段階で図面の右方向に進出し(図
は進出した状態を示す。
)あるいは左方向に退去する先端にストランドを係合す
る導糸部材を設けた導糸村6、巻取回転駆動位置にある
コレット7、前記導糸好6とコレット7の中間位置にあ
るワイヤートラバース装置8が設けられている。9は下
方に設けられたストランドSの回転引張装置であり、必
要に応じてストランドSの切断装置を付設してもよい。
10は本発明の補助巻取装置であり、床面に設置された
受台1 1の上面に、摺動動可能に戦架された架台12
上にはモーター13ならびに巻取機枠14を先端に設け
た中空回転軸15が軸受15が軸受を介してそれぞれ固
定され、中空回転軸15は適宜の伝導機構によってモー
ター13に接続されて回転駆動される。
31は受台11に固定された圧力シリンダーであり、そ
の出力軸は架台12の固定脚に連結され、該圧力シリン
ダー31の作動により架台12はコレット7に対し離接
するよう受台11上を摺動するものである。
図示の状態は架台12がコレット7に対して最も離れた
位置にある場合を示している。
巻取器枠14はストランド巻取周面を形成する複数の部
材で本実施例では断面長方形の棒状のべッグ16とこれ
を基部で支持する回転基盤17により構成され、該回転
基盤17は中空回転軸15端に固定される。
また、複数のべッグ16の隣接間隔から外方に突出した
複数のストランド引掛片18を周縁に有する押出板19
は中空回転軸15内を貫通挿入された押杵20の前端に
回転可能に保持され、押村20の後端は架台12に設け
られた圧力シリンダー21により揺動されるレバー22
の上端に連結され、ストランド引袋片18を有する押出
板19の変位機構が形成される。本発明における巻取器
枠14は上述の構造に限定されずスリットを多数有する
円筒体でもよい。第2図は上述の巻取器枠14ならぴに
その回転支持機構及びストランド引掛片18の変位機構
の要部を断面とした拡大側面図であり、第3図はその左
側から見た正面図である。
巻取器枠14の回転基盤17は中空回転敷15の前端に
固着された保持体26の一側において、ビフ27により
固定される。
回転基盤17にはべッグ16の後端が鉄入する環状溝が
形成され、該環状溝には前記ビス27軸が露出するだけ
の深溝が凹設され、またべッグ16の下面に設けられた
切溝が係合する突緑28が設けられるとともに、保持体
26の外周にはべッグ16が鞍入する凹溝が設けられる
29は保持体26の凹溝に搬入され、その切溝が突緑2
8に係合するように挿着されたべツグ16の後端とビス
27との間に張設された引張りスプリングであり、これ
によってべッグ16の後端は回転基盤17の環状溝内に
安定的に保持される。
押出板19は第3図に示すように複数のべッグ16が鉄
没する矩形溝が周縁に設けられ隣接する矩形溝間がスト
ランド引鎚片18となり、その周緑の一側にはべッグ1
6が外方に脱出しないように保持する保持環30が固着
されている。
そして、押出板19は押好20の先端において、止めビ
ス34により軸芯方向には離脱することなく、かつ、押
村20に対しては回転自在に支持されている。
第3図の二点鎖線はウエストストランド巻層S′、巻付
き位置を示したものである。中空回転軸15はその内部
に押村20が貫通挿入され、押杵20の中間に設けた太
径部32の右側は紬蓬孔、左側は太蚤部32が移動でき
る太蓬孔となっていて、その太径孔端に細径孔を有する
止キ全体35が螺着され、太蓬部32と止栓体35との
間にはコイルスプリング33が鉄装されている。そして
中空回転軸15は軸受24,25により架台12上に保
持されるとともに、モーターからタイミングベルトによ
り回転駆動されるタイミングプーリー23が固着されて
いる。本実施例の装置は上記の構造を有しているので、
第1図に示したストランド巻取準備状態おいて、補助巻
取装置10の圧力シリンダー31を作動して架台12を
図面の左側に押進せしめて、巻取機枠14のべッグ16
の先端が、導糸杵6と回転引張装置9との間に移送され
ているストランドSを越えた位置に達した時点で、圧力
シリンダー31を作動停止するとともにモーター13を
始動せしめ、ストランドSの補助巻き取りを始め、その
巻き取り速度がすでに回転を始めて規定回転速度で回転
しているコット7の速度と一致した時点で再び圧力シリ
ンダー31を作動してべッグ16の先端が僅かにコレツ
ト7端部にオーバーラップするようにし、同時に導糸村
6を急速に巻取機5の本体側に退去せしめることにより
、ストランドSは円滑にコレツト上に移動し、ワイヤー
トラバナス装置に係合して所定の綾ふり巻取りが行われ
る。
一方ストランドSのコレット7への移動が終了した時点
でモーター10は急速に停止し、補助巻取ストランドは
コレット7に巻付けられたストランドとの間で引張り切
断され、巻取器枠14上にはウエストストランド巻層が
残存する。この時点で圧力シリンダー31は逆方向に作
動して第1図の位置に復帰するとともに、圧力シリンダ
ー21が作動し、レバー22を第2図一点鎖線で示すよ
うに押好20をコイルスプリング33を圧縮しつつ左方
に押進すると、押村20の先端に保持された押出板19
が一点購買線で示すようにべッグ16の先端まで進出す
る。
これに従って、第3図に二点鎖線で示したように補助巻
取りされていたウエストストランド巻層S′はストラン
ド引掛片18によってべッグ16の外周面を摺動せしめ
られて、その先端部から押し出されて排出落下され除去
される。
このウエストストランド層S′の排除が終われば圧力シ
リンダー21は減圧されるとともに、コイルスプリング
33の作用により押村20並びに押出板19は原位置に
復帰する。コレット7に対するストランドSの巻取りが
満管状態に近づくと、再び補助巻取装置10は圧力シリ
ンダー31の作動により進出し、そのべッグ16先端が
コレット7端にオーバーラップする位置に達しモーター
10が回転を始め、コレット7が満管に達すると導糸村
6が急速に進出して、ストランドSの一時的巻取りが開
始されつつ、圧力シリンダー31により逆方向に僅かに
巻取機枠14が後退し、次いで満管コレット7は満管ボ
ビン取外し位置に、また空管ボビン挿着コレットは巻取
位置に移動し、回転されて所定回転速度に達した時点で
前述と同様のストランドの移動巻付けが行われ、また巻
取機枠14の後退、回転停止、ウエストストランドの排
除も行なわれるものである。
上述のウエストストランド巻層S′の巻取機枠14上へ
の巻量が大なる場合例えば太番手ストランドの補助巻取
の場合には、単に押出板のストランド引掛片18の押進
のみでは容易にウヱストストランド巻層S′が槌動でき
ない場合があるが、前述の実施例に示したように各べッ
グ16の後続を弾性的に引張り保持することにより押出
板19の押進とともにそのストランド引頚片18がウエ
ストストランド巻層S′を緊張するが、これに従って各
べッグ16は突緑28を支持として、各べッグ16の先
端は回転軸芯方向に煽動し、ウエストストランド巻層S
は容易にべッグ16先端方向に移動し、排除が簡単に行
うことができるものである。
本発明はガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置
として、紡糸巻取工程の初期または中間コレット切操時
におけるウエストストランドの一時的補助巻取りを安定
確実に行うことができ、その巻層の排除を適時適切容易
に行えるものであり、従来の人手による作業は全くなく
装置の自動化も容易であるのでガラス繊維製造工程の能
率化に寄与するところは甚だ大きなものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はガラス織
総紡糸巻取装置と補助巻取装謄との側面図、第2図は要
部の断面を含む側面図、第3図は第2図の左側正面図で
ある。 1・・…・プッシング、5・・…・巻取装置、6・・・
・・・導糸村、7・・・…コレツト、8・・・・・・ワ
イヤートラバース装置、9・・・・・・回転引張装置、
10・・・・・・補助巻取装置、11・・…・受台、1
2・・…・架台、13・・・・・・モーター、14…・
・・巻取機枠、15・・・・・・中空回転軸、16・・
・…べッグ、17・・・・・・回転基盤、18・・・・
・・ストランド引掛片、19・・・・・・押出板、20
・・・・・・押村、21,31・・…・圧力シリンダー
、22・・・・・・レバー、23……タイミングプーリ
ー、27……ビス、28・・・・・・突緑、29・・・
・・・引張りスプリング、33……コイルスプリング、
S……ストランド、S′・・・・・・ウエストストラン
ド巻層。 オー図矛2図 チ3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紡出されたガラス繊維ストランドを巻取装置のコレ
    ツトに巻き取る際、ガラス繊維ストランドを一時的にコ
    レツトに対向した補助巻取装置に巻き取るようにした装
    置において、該補助巻取装置が、ストランド巻取周面を
    形成する間隔を置いた複数の部材を保持する回転基盤よ
    りなる巻取機枠と該巻取機枠のストランド巻取周面を形
    成する部材間隔から外方に突出したストランド引掛片と
    該ストランド引掛片を巻取機枠の枠端まで移動させる変
    位機構とを備え有して構成されていることを特徴とする
    ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置。 2 巻取器枠が複数個のペツグと、各ペツグ基端を支持
    する回転基盤とよりなるかせ枠であり、各ペツクが回転
    基板に対し、その回転軸心方向に僅かに傾動可能に弾性
    的に支持されている特許請求の範囲第1項記載のガラス
    繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置。
JP13682582A 1982-02-27 1982-08-07 ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置 Expired JPS6035296B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13682582A JPS6035296B2 (ja) 1982-08-07 1982-08-07 ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置
US06/468,550 US4511095A (en) 1982-02-27 1983-02-22 Method and apparatus for winding glass fibers
EP19830101873 EP0087783B1 (en) 1982-02-27 1983-02-25 Method and apparatus for winding strands of glass fibers
DE8383101873T DE3363576D1 (en) 1982-02-27 1983-02-25 Method and apparatus for winding strands of glass fibers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13682582A JPS6035296B2 (ja) 1982-08-07 1982-08-07 ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926940A JPS5926940A (ja) 1984-02-13
JPS6035296B2 true JPS6035296B2 (ja) 1985-08-14

Family

ID=15184382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13682582A Expired JPS6035296B2 (ja) 1982-02-27 1982-08-07 ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6035296B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5926940A (ja) 1984-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0292856B1 (en) Apparatus for treating tail yarn in textile spindle assembly
JPH01203177A (ja) スプール交換の際に糸を案内、保持及び切断する方法及び装置
US4431138A (en) Method and apparatus for winding yarn
US4511095A (en) Method and apparatus for winding glass fibers
US4736898A (en) Means for positioning the end of yarn on a cross-wound bobbin
US3018973A (en) Winding apparatus
EP0650914B1 (en) Filament winding method and filament winding machine
US3952959A (en) Textile yarn processing
DE2227903B2 (de) Vorrichtung zum Herstellen bzw. Behändem von textilem Garn
EP1213381A2 (en) Thread-end cutting method and thread-end cutting apparatus for spinning machine
JPS6035296B2 (ja) ガラス繊維紡糸巻取装置における補助巻取装置
DE3521654C2 (ja)
JP2545945B2 (ja) 紡機の管替方法及び装置
US4942730A (en) Textile apparatus
US4137700A (en) Broken yarn transfer mechanisms for textile yarn processing machines
JPS63295726A (ja) 精紡機、撚糸機等における尻糸処理装置
US3321901A (en) Instant-wind bobbins
EP0320802A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Kreuzspule
US4843809A (en) Method of automatically exchanging spinning bobbin tubes in a spinning machine
JPS58148156A (ja) ガラス繊維巻取機における巻付け装置
JPH0461091B2 (ja)
JPH0221484Y2 (ja)
JPS5887327A (ja) 紡機における尻糸切断方法及びその装置
JP2580948B2 (ja) トラベラー交換方法
JPH06158450A (ja) 一斉玉揚機付精紡機等の尻糸切断装置