JPS6035160Y2 - 電子管 - Google Patents
電子管Info
- Publication number
- JPS6035160Y2 JPS6035160Y2 JP1975074772U JP7477275U JPS6035160Y2 JP S6035160 Y2 JPS6035160 Y2 JP S6035160Y2 JP 1975074772 U JP1975074772 U JP 1975074772U JP 7477275 U JP7477275 U JP 7477275U JP S6035160 Y2 JPS6035160 Y2 JP S6035160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- brazing
- electron tube
- heat dissipation
- wax
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は強制空冷送信管、マグネトロンなどの電子管に
係り、特にろう付は部の改良に関するものである。
係り、特にろう付は部の改良に関するものである。
一般的な電子管におけるろう付は部の構造としては、接
合部はストレートに加工され、接合部上面にろうを設置
しろう付けされる。
合部はストレートに加工され、接合部上面にろうを設置
しろう付けされる。
しか腰とけたろうは、接合部分が長い場合上部は完全に
ろう付けされずに下辺部にろうが溜り、強制空冷電子管
などの陽極の場合には放熱効果を低下させる原因となる
。
ろう付けされずに下辺部にろうが溜り、強制空冷電子管
などの陽極の場合には放熱効果を低下させる原因となる
。
また、下辺部に溜ったろうは接合すべき場所以外の部分
に流れ治具に付着したりして、本来の目的を達し得ない
。
に流れ治具に付着したりして、本来の目的を達し得ない
。
第1,2図に陽極構造の例を示す。
第1図は強制空冷電子管の陽極部分構造概略図の断面を
しめすものである。
しめすものである。
図において1はジャケット、2は陽極、3は放熱翼、4
〜6は銀ろうリング、7はアノードシェル、8は銀ろう
ワッシャー、9はグリッドシェル、10はアノードセラ
ミックである。
〜6は銀ろうリング、7はアノードシェル、8は銀ろう
ワッシャー、9はグリッドシェル、10はアノードセラ
ミックである。
この構造により銀ろう付けするが、陽極2と、放熱翼3
の間にろう付けする銀ろうリング4は、ろう付は範囲H
全面にろう付けされることが理想状態であるが、溶融さ
れたろうは重力により下辺部■H/2部近辺に溜り易く
、上半分は完全なろう付は状態が得られない場合がある
。
の間にろう付けする銀ろうリング4は、ろう付は範囲H
全面にろう付けされることが理想状態であるが、溶融さ
れたろうは重力により下辺部■H/2部近辺に溜り易く
、上半分は完全なろう付は状態が得られない場合がある
。
上辺部がろう付は不完全な場合は管球動作時における放
熱効果を低減し管球特性に障害をおよぼす原因となる。
熱効果を低減し管球特性に障害をおよぼす原因となる。
また、第2図はマグネトロン陽極構造の断面をしめすも
のである。
のである。
図において11は陽極、12はベイン、13は銀ろうリ
ング、14は出力アンテナ、15は銀ろうリング、16
はろう付は治具である。
ング、14は出力アンテナ、15は銀ろうリング、16
はろう付は治具である。
このような構造において、ろう付は時にとけたろうは、
ペイン12下端部に溜るが、一部のろうは■而まで流れ
治具16に付着する場合がある。
ペイン12下端部に溜るが、一部のろうは■而まで流れ
治具16に付着する場合がある。
付着することにより、アノードに治具酸化膜付着、0面
のろう溜りによる部品寸法精度低下、治具外し時のベイ
ン2の変形による不良などの影響をおよぼす欠点があっ
た。
のろう溜りによる部品寸法精度低下、治具外し時のベイ
ン2の変形による不良などの影響をおよぼす欠点があっ
た。
本考案は上述した欠点を除去するようにした電子管構造
を提供しようとするものであり、以下図面を用いて詳細
に説明する。
を提供しようとするものであり、以下図面を用いて詳細
に説明する。
第3図a、 bおよび第4図は本考案による実施例を示
すその陽極部の断面図および拡大図であり、断面図はそ
れぞれ第1図、第2図と対応して図示しである。
すその陽極部の断面図および拡大図であり、断面図はそ
れぞれ第1図、第2図と対応して図示しである。
第3図a、 bにおいて、陽極22と放熱翼23にろう
付は範囲H部のほぼ中央部にそれぞれ溝22 a、
23 aを設け、0面まで上半分ろう付は部をろう付け
し、かつろう溜りは0面で保つ。
付は範囲H部のほぼ中央部にそれぞれ溝22 a、
23 aを設け、0面まで上半分ろう付は部をろう付け
し、かつろう溜りは0面で保つ。
一方、下半分のろう付けは陽極溝22aの下部勾配部に
別の銀ろうリング4を放置し、かつ銀ろうリング4のほ
じりを防止するため放熱翼溝23a幅を小さくし陽極2
2の接合面直線部を上に出し銀ろうリング4の外径を押
える形状となっている。
別の銀ろうリング4を放置し、かつ銀ろうリング4のほ
じりを防止するため放熱翼溝23a幅を小さくし陽極2
2の接合面直線部を上に出し銀ろうリング4の外径を押
える形状となっている。
下半分のろう溜りは第1図の■面にて溜まる。
このような形状にすることにより、陽極22と放熱翼2
3との間のろう流れは完全となった。
3との間のろう流れは完全となった。
この構造にしたことによる動作時における放熱効果は低
減することなく1、かつ従来において管球完成後のメッ
キにおけるろう流れ不足部に見られた残溜メッキ液によ
る腐蝕もなくすことができた。
減することなく1、かつ従来において管球完成後のメッ
キにおけるろう流れ不足部に見られた残溜メッキ液によ
る腐蝕もなくすことができた。
また第4図はマグネトロンの例を示すもので、陽極31
とベイン32のろう付けで、陽極31のベイン接合部の
下端部に対応する位置に溝31aを設けることにより、
ろうが下端部に流れ治具に付着する事故を解消すること
ができ、そして、この場合における管球特性は何ら影響
を及ぼすことはなかった。
とベイン32のろう付けで、陽極31のベイン接合部の
下端部に対応する位置に溝31aを設けることにより、
ろうが下端部に流れ治具に付着する事故を解消すること
ができ、そして、この場合における管球特性は何ら影響
を及ぼすことはなかった。
このように本考案による効果は、垂直方向に長い接合面
を有したろう付けには、有効な方法である。
を有したろう付けには、有効な方法である。
特に陽極に放熱翼を密接させて接合する構造の場合には
効果的である。
効果的である。
第1図、第2図は従来の電子管の要部断面図、第3図a
および第4図は本考案の電子管の実施例を示すそれぞれ
前記第1図、第2図に相当する部分の図、第3図すは第
3図aの■部拡大図である。 4〜6・・・・・・ろう材、22,31・・・・・・陽
極、23・・・・・・放熱翼、22a、23a、31a
・・・・・・溝、32・・・・・・ベイン。
および第4図は本考案の電子管の実施例を示すそれぞれ
前記第1図、第2図に相当する部分の図、第3図すは第
3図aの■部拡大図である。 4〜6・・・・・・ろう材、22,31・・・・・・陽
極、23・・・・・・放熱翼、22a、23a、31a
・・・・・・溝、32・・・・・・ベイン。
Claims (1)
- 円筒体部品の外周または内周に被接合部品をろう付けに
より固定する電子管において、円筒体垂直方向にろう流
れを防止するための溝を、両方の部品または一方の部品
側壁面に設けたことを特徴とする電子管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975074772U JPS6035160Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975074772U JPS6035160Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51155051U JPS51155051U (ja) | 1976-12-10 |
JPS6035160Y2 true JPS6035160Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=28548243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975074772U Expired JPS6035160Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035160Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-06-04 JP JP1975074772U patent/JPS6035160Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51155051U (ja) | 1976-12-10 |
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