JPS6034692A - 製紙用圧力式複合スクリ−ン - Google Patents
製紙用圧力式複合スクリ−ンInfo
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- JPS6034692A JPS6034692A JP58142710A JP14271083A JPS6034692A JP S6034692 A JPS6034692 A JP S6034692A JP 58142710 A JP58142710 A JP 58142710A JP 14271083 A JP14271083 A JP 14271083A JP S6034692 A JPS6034692 A JP S6034692A
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- JP
- Japan
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- screen member
- paper
- screen
- raw material
- paper stock
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製紙工場において用いる圧力式複合スクリーン
、詳しくは新聞、雑誌等の故紙を離解した場合、原料中
に多数混入する異物(金属片1石、プラスチック片、ス
チロール片、ビニール片)を繊維質分と分離してスクリ
ーン部材等の損傷をなくし、精度の良い精選を行うと共
に、二次精選を受ける紙料の脱水濃縮現象を防止して、
常に最Ia濃度を持続させることにより、従来のスクリ
ーン処理の濃度より高い3〜l1%での精選処理ができ
る製紙用圧力式二段スクIJ−ンに関するものである。
、詳しくは新聞、雑誌等の故紙を離解した場合、原料中
に多数混入する異物(金属片1石、プラスチック片、ス
チロール片、ビニール片)を繊維質分と分離してスクリ
ーン部材等の損傷をなくし、精度の良い精選を行うと共
に、二次精選を受ける紙料の脱水濃縮現象を防止して、
常に最Ia濃度を持続させることにより、従来のスクリ
ーン処理の濃度より高い3〜l1%での精選処理ができ
る製紙用圧力式二段スクIJ−ンに関するものである。
従来、製紙用圧力式複合スクリーンとして、例えば図面
第1図に示す様なものが公知であり、このものはインペ
ラ1の回転により紙料の旋回流を生じさせて紙料を一次
精選し、精選紙料を前記インペラ1に対応する−次スク
リーン部材2全通して送出部3へ送り出す前処理室4と
、+iil記精選紙料を導入部5より筒状の二次スクリ
ーン部拐6内へ導入し、攪拌棒部片7を備えるロータ8
の作用で前記筒状の二次スクリーン部材6を通して精選
する後処理室10とを、前記精選紙料の送入部3と導入
部5とを接合して一連化したものである。
第1図に示す様なものが公知であり、このものはインペ
ラ1の回転により紙料の旋回流を生じさせて紙料を一次
精選し、精選紙料を前記インペラ1に対応する−次スク
リーン部材2全通して送出部3へ送り出す前処理室4と
、+iil記精選紙料を導入部5より筒状の二次スクリ
ーン部拐6内へ導入し、攪拌棒部片7を備えるロータ8
の作用で前記筒状の二次スクリーン部材6を通して精選
する後処理室10とを、前記精選紙料の送入部3と導入
部5とを接合して一連化したものである。
従って、前処理室4へ送られ、インペラの作用で異物及
び不通過原料を排除され、−次スクリーン部材を通った
ものだけが、後処理室に進み、ロータの作用で二次スク
リーン部材による史に積用の良い精選をVjhれるもの
で、後処理室に流入する紙料は、−次精選により大きな
異物を除かれ、離解度も進められた上質なものとなって
いるから、二次スクリ一部材が破損、変形、目詰り等を
生ずることなく、安定したスクリーニング作用を行って
、従来よりも高濃度の原料を高い精度と能ノJで精選し
得るものであった。
び不通過原料を排除され、−次スクリーン部材を通った
ものだけが、後処理室に進み、ロータの作用で二次スク
リーン部材による史に積用の良い精選をVjhれるもの
で、後処理室に流入する紙料は、−次精選により大きな
異物を除かれ、離解度も進められた上質なものとなって
いるから、二次スクリ一部材が破損、変形、目詰り等を
生ずることなく、安定したスクリーニング作用を行って
、従来よりも高濃度の原料を高い精度と能ノJで精選し
得るものであった。
しかし、このスクリーンにも問題点があった。
即ち後処理室における円筒形の二次スクリーン部材は、
その軸心方向に一定の面長を有している。従って、原料
が二次スクリーン部4Aとロータ外周との間を下流側へ
流れる間に、原料中の水は二次スクリーン部材を通って
徐々に脱水され、下流側の原料濃度を高くするもので、
発明者の実験によれば、二次スクリーン部Hの選別穴を
例えば0.6am ll’lのスリットとした場合、ス
リ、トの上流側において原料濃度が3条のとき下流側で
は6条前後に増加し、下流側は精選に不適性な濃度とな
っていた。このため二次スクリーン部材の紙料通過率は
低下し、精選量は供給原料に対し110%に過ぎず、又
、前述の通りの不適性濃度においては、その流動性が低
下するため、二次スクリーン部材とロータの攪拌棒部片
の摩耗が促進される欠点があった。
その軸心方向に一定の面長を有している。従って、原料
が二次スクリーン部4Aとロータ外周との間を下流側へ
流れる間に、原料中の水は二次スクリーン部材を通って
徐々に脱水され、下流側の原料濃度を高くするもので、
発明者の実験によれば、二次スクリーン部Hの選別穴を
例えば0.6am ll’lのスリットとした場合、ス
リ、トの上流側において原料濃度が3条のとき下流側で
は6条前後に増加し、下流側は精選に不適性な濃度とな
っていた。このため二次スクリーン部材の紙料通過率は
低下し、精選量は供給原料に対し110%に過ぎず、又
、前述の通りの不適性濃度においては、その流動性が低
下するため、二次スクリーン部材とロータの攪拌棒部片
の摩耗が促進される欠点があった。
本発明は前述の欠点を解消するためになしたもので、前
処理室における一次スクリーン部材を通過した原料が、
後処理室における二次スクリーン部材に到達する迄に、
濃度再調整用の稀釈水を注入し、後処理室における原料
濃度を=次精選の適性値に保持させることにより、効率
良く精選ができて、二次スクリーン部材や攪拌休部ハの
摩4′Lが軽減される製紙用圧力式複合スクリーンを堤
供することを目的としている。
処理室における一次スクリーン部材を通過した原料が、
後処理室における二次スクリーン部材に到達する迄に、
濃度再調整用の稀釈水を注入し、後処理室における原料
濃度を=次精選の適性値に保持させることにより、効率
良く精選ができて、二次スクリーン部材や攪拌休部ハの
摩4′Lが軽減される製紙用圧力式複合スクリーンを堤
供することを目的としている。
次に本発明に関する製紙用圧力式複合スクリーンの実施
の一例を図面に基いて説明する。
の一例を図面に基いて説明する。
FM )m !イア / i’! ly −b +、”
7’−111J d++ bn TIn # ψh’4
1 小開口をM 12により密閉し、他端の開1−1に
平らな板状の一次スクリーン部材13を取(;Iけて、
通常は円形の5〜10ミリ径の選別穴aを設け、この−
次スクリーン部4J’ 13に接近させて前記+iiJ
処理室11内には後記する軸により回転されるインペラ
14を設け、該インペラ14に対応させて前記した蓋1
2の中央部には弁15により開閉される軽量異物の出口
16を設げ、蓋12側の前処理室11の周面には接線状
に重量異物の出口17を設け、−次スクリーン13側の
前処理室11の周面には処理原料の入口18を接線状に
股は、前記−次スクリーン部材の背部を精選紙料の送出
部19としたものである。20は後処理室で、通常は一
次スクリーン部材13の選別穴aよりも小さな円孔か、
微小間隙の細長いスリットの選別穴1)を設けた筒状の
二次スクリーン部材21により精選紙料室22を区画形
成させ、この精選紙料室22に紙料の送出1」23を設
け、後処理室20の一端には筒状の二次スクリーン部I
A’ 21内へ一次精選された紙料を導入するzD入部
24を設けて、この導入部24と前処理室+1における
一次精選紙料の送出部19とを接続し、1jiJ処理室
1】と後処理室20とを一連化すると共に、後処理室2
0の他端には蓋25により閉塞されるテール室26を設
け、このテール室26にテールのυ1出(コ27を設け
たものである。28は前記した後処理室20内に設けた
ロータで、前記した蓋25を貫通させて後処理室20内
に挿入した駆動軸29に固定して回転させる様にしてあ
り、このロータ28の周面には前記した筒状の二次スク
リーン部4A21に近接させて攪拌枠部片30を取付け
たものである。
7’−111J d++ bn TIn # ψh’4
1 小開口をM 12により密閉し、他端の開1−1に
平らな板状の一次スクリーン部材13を取(;Iけて、
通常は円形の5〜10ミリ径の選別穴aを設け、この−
次スクリーン部4J’ 13に接近させて前記+iiJ
処理室11内には後記する軸により回転されるインペラ
14を設け、該インペラ14に対応させて前記した蓋1
2の中央部には弁15により開閉される軽量異物の出口
16を設げ、蓋12側の前処理室11の周面には接線状
に重量異物の出口17を設け、−次スクリーン13側の
前処理室11の周面には処理原料の入口18を接線状に
股は、前記−次スクリーン部材の背部を精選紙料の送出
部19としたものである。20は後処理室で、通常は一
次スクリーン部材13の選別穴aよりも小さな円孔か、
微小間隙の細長いスリットの選別穴1)を設けた筒状の
二次スクリーン部材21により精選紙料室22を区画形
成させ、この精選紙料室22に紙料の送出1」23を設
け、後処理室20の一端には筒状の二次スクリーン部I
A’ 21内へ一次精選された紙料を導入するzD入部
24を設けて、この導入部24と前処理室+1における
一次精選紙料の送出部19とを接続し、1jiJ処理室
1】と後処理室20とを一連化すると共に、後処理室2
0の他端には蓋25により閉塞されるテール室26を設
け、このテール室26にテールのυ1出(コ27を設け
たものである。28は前記した後処理室20内に設けた
ロータで、前記した蓋25を貫通させて後処理室20内
に挿入した駆動軸29に固定して回転させる様にしてあ
り、このロータ28の周面には前記した筒状の二次スク
リーン部4A21に近接させて攪拌枠部片30を取付け
たものである。
別は1j11記した後処理室20 Kおける一次精選紙
料の導入部24に接続して調整ヅ「;32をIli′i
えさせた稀釈水の供給管で、−次精選された紙料に二次
精選中の脱水を補償する稀釈水を加えさせるものである
。
料の導入部24に接続して調整ヅ「;32をIli′i
えさせた稀釈水の供給管で、−次精選された紙料に二次
精選中の脱水を補償する稀釈水を加えさせるものである
。
図面第ゲ図は他の実施例を示すもので、図面第2図にお
いて平らな板状とした1)1工処理室11における一次
スクリーン部材13を中凹みの板状とし、これに合せて
インペラ14を変形させたもので、他は図面第2図に示
すものと同一である。
いて平らな板状とした1)1工処理室11における一次
スクリーン部材13を中凹みの板状とし、これに合せて
インペラ14を変形させたもので、他は図面第2図に示
すものと同一である。
尚、−次スクリーン部材13は前記の様に中凹みの板状
とすることなく、中高の板状とし、これに合せてインペ
ラ13を変形させることもあるが、この例については省
略する。
とすることなく、中高の板状とし、これに合せてインペ
ラ13を変形させることもあるが、この例については省
略する。
図面第S図は実施の他の例を示すもので、図面第2図及
び第グ図においては1)11処理室11の外周へインペ
ラ13の近くにおいて設けた原料送入口18を、インペ
ラ13の正面に対応する蓋12の中央に設け、これに応
じて重量異物の出口I7の向へを変えたもので、他は図
面第2図及び第3図に示すものと同一である。
び第グ図においては1)11処理室11の外周へインペ
ラ13の近くにおいて設けた原料送入口18を、インペ
ラ13の正面に対応する蓋12の中央に設け、これに応
じて重量異物の出口I7の向へを変えたもので、他は図
面第2図及び第3図に示すものと同一である。
図面第S図は実施の他の例を示すもので、図面第2図〜
第1図においては左、右に並べた前処理室11 、!:
後処理室2oとを上、下に並べ替えたもので、他は図面
第一図〜第グ図に示すものと同一である。
第1図においては左、右に並べた前処理室11 、!:
後処理室2oとを上、下に並べ替えたもので、他は図面
第一図〜第グ図に示すものと同一である。
欽
図面第7図は稀。水の供給を自動制御する例を示すもの
で、稀釈水の供給管31に設けた調整弁;(2を、常時
最低流Jikを供給する主)f;う2aと、紙料の濃度
変化に応じて供水量を加減させる自動調整式の副ノP
:32 bとで(]14成させ、この副弁;32bを1
測手段:34と35とにより計測される後処理室20に
おける二次精選紙料の入口圧と出口圧との差圧が変動し
たとき、圧力変換指示調節計36により操作し、二次精
選される紙料の適正濃度力玉常時保持される様に稀釈水
量を自動調整させる。
で、稀釈水の供給管31に設けた調整弁;(2を、常時
最低流Jikを供給する主)f;う2aと、紙料の濃度
変化に応じて供水量を加減させる自動調整式の副ノP
:32 bとで(]14成させ、この副弁;32bを1
測手段:34と35とにより計測される後処理室20に
おける二次精選紙料の入口圧と出口圧との差圧が変動し
たとき、圧力変換指示調節計36により操作し、二次精
選される紙料の適正濃度力玉常時保持される様に稀釈水
量を自動調整させる。
図面第S図は稀釈水の供給を自動制御する他の例を示す
もので、稀釈水の供給管31に設けた調整弁32を単一
の自動調整弁32Aとし、この自動3M整弁32 cを
計測手段34と35とによりil 71111される原
料の入口圧と、゛・・−次精選紙料の入口圧との差圧が
変動したとき、圧ノJ変換指示調整言1°36により操
作し、二次精選される紙料の適正濃度75”M’;時保
持される様に稀釈水量を自動調整させるものである。
もので、稀釈水の供給管31に設けた調整弁32を単一
の自動調整弁32Aとし、この自動3M整弁32 cを
計測手段34と35とによりil 71111される原
料の入口圧と、゛・・−次精選紙料の入口圧との差圧が
変動したとき、圧ノJ変換指示調整言1°36により操
作し、二次精選される紙料の適正濃度75”M’;時保
持される様に稀釈水量を自動調整させるものである。
本発明に関する製紙用圧力式複合スクリーンの実施の一
例は前記の様に構成されて(する力・ら、その中の図面
第2図に示すものに付いて作用を説明する。
例は前記の様に構成されて(する力・ら、その中の図面
第2図に示すものに付いて作用を説明する。
前処理室[1における原料送入口18から一般のスクリ
ーンに比べてグルS倍程度濃度を高くして3〜lI−%
とした原料を前処理室11内へ接線状にlψ込めば、原
料は吹込力と1)II処理室11内において回転される
インペラ14の作用とにより旋回力を′j−えられて前
処理室11内を高速旋回し、原料中に混入する金属片9
石、木片、その他の重111異物は原料から分離されて
出口からnト出され、又、フ′ラスチック片1発泡スチ
ロール、ひも等の軽IIi顕物は前処理室11の中央部
に集まって出111fiからtノ1出され、Dif料の
細則前されたものは・次スクリーン部拐I3を通り、−
次精選紙料とし−C送出部円とJD人ya+ 2,1を
仔で後処理室2()内へ送られ、「ュータの撹拌棒部片
;30により回流されて筒状の二次スクリーン部tJ2
1を通り、二次精選紙料として送出口23から送り出さ
れる。
ーンに比べてグルS倍程度濃度を高くして3〜lI−%
とした原料を前処理室11内へ接線状にlψ込めば、原
料は吹込力と1)II処理室11内において回転される
インペラ14の作用とにより旋回力を′j−えられて前
処理室11内を高速旋回し、原料中に混入する金属片9
石、木片、その他の重111異物は原料から分離されて
出口からnト出され、又、フ′ラスチック片1発泡スチ
ロール、ひも等の軽IIi顕物は前処理室11の中央部
に集まって出111fiからtノ1出され、Dif料の
細則前されたものは・次スクリーン部拐I3を通り、−
次精選紙料とし−C送出部円とJD人ya+ 2,1を
仔で後処理室2()内へ送られ、「ュータの撹拌棒部片
;30により回流されて筒状の二次スクリーン部tJ2
1を通り、二次精選紙料として送出口23から送り出さ
れる。
尚、−次精選されて後処理室20へ入っても二次スクリ
ーン部材21を通れ々い1.tit料や細かい異物は後
処理室20を下流側へ流れ、テール室26に集まって出
口27から抽出されるものである。
ーン部材21を通れ々い1.tit料や細かい異物は後
処理室20を下流側へ流れ、テール室26に集まって出
口27から抽出されるものである。
こうして紙料の精選を行うとき、筒状の二次スクリーン
部材21はその軸心方向に一定の面長を有し、この面長
内に存在する選別穴1〕から原料の選別と脱水とが行わ
れるため、原*41IJ度が流入側よりも流出側が高く
なるもので、筒形の二次スクリーン部材21の選別穴を
rlJO15mrhのスリットとした場合、流入側にお
いて3条の紙料濃度が流出側においては1. S 1i
iJ後に達していて二次スクリーン部4A21による紙
料の二次精選に不適当な濃度となっており、このため紙
料の流動性が悪く精選能力が低下するだけでなく、二次
スクリーン部材21や撹拌棒部片30の摩耗を早める原
因となる。
部材21はその軸心方向に一定の面長を有し、この面長
内に存在する選別穴1〕から原料の選別と脱水とが行わ
れるため、原*41IJ度が流入側よりも流出側が高く
なるもので、筒形の二次スクリーン部材21の選別穴を
rlJO15mrhのスリットとした場合、流入側にお
いて3条の紙料濃度が流出側においては1. S 1i
iJ後に達していて二次スクリーン部4A21による紙
料の二次精選に不適当な濃度となっており、このため紙
料の流動性が悪く精選能力が低下するだけでなく、二次
スクリーン部材21や撹拌棒部片30の摩耗を早める原
因となる。
そこで、本発明の圧力式ニ段スクリーンにおいては1)
11処理室[1と後処理室2oとの接合部に稀釈水の供
給管31を接続し、−次精選された紙料中へ後処理室2
0の流入側において稀釈水を供給し、紙料濃度を流出側
においても3.s〜IIチ程度と々る様に濃度調整した
から、二次精選紙料の二次スクリーン部月21の通過効
率が良好となるため、精選量は従来機の410条に対し
、70条に達して79g倍の能力増加を示し、筒形の二
次スクリーン部4:A’ 21及び撹拌棒部片3oの摩
耗も数ケ月間では殆ど認められなかった。
11処理室[1と後処理室2oとの接合部に稀釈水の供
給管31を接続し、−次精選された紙料中へ後処理室2
0の流入側において稀釈水を供給し、紙料濃度を流出側
においても3.s〜IIチ程度と々る様に濃度調整した
から、二次精選紙料の二次スクリーン部月21の通過効
率が良好となるため、精選量は従来機の410条に対し
、70条に達して79g倍の能力増加を示し、筒形の二
次スクリーン部4:A’ 21及び撹拌棒部片3oの摩
耗も数ケ月間では殆ど認められなかった。
本発明に関する製紙用圧力式複合スクリーンは、インペ
ラの回転により原料の旋回流を生じさせて原料中の異物
を分離し、紙料をインペラに71応する一次スクリーン
部材を通して一次精選紙し、送出部へ送り出す前処理室
と、+iil記−次精選紙料を導入部よ17m状の=次
スクリーン部材内へ導入し、撹拌棒部片を備えるロータ
の作用で、筒状の二次スクリーンを通して二次精選する
後処理室とを一連化し、−次スクリーン部材により先づ
紙料を一次精選し、−次精選後に大形異物を含まない紙
料を筒状の二次スクリーン部材へ送り、異物の障害を受
けないため効率が良くてスクリーン部材等の摩損が少く
、精選精度も良い紙料の二次精選を連続的に行わせると
共に、二次スクリーン部月が筒状でその軸心方向に一定
の面長を有しているため、流入側から流出側へ流れる間
に脱水を生じて紙料濃度を増し、二次スクリーン部材に
よる精選能力を低下させ、スクリーン部材等の摩損を早
めて精度を低下する等の好ましくない傾向に対しては、
−次精選された紙料に二次精選に移る時点で稀釈水を供
給し、二次精選される紙料だけを最適濃度に調整して、
二次スクリーン部を通過し易くし、lI!jE理のない
高精度の精選ができて、且つ、処理量も増加する様にし
たものである。従って、+iil処理室の入口において
原料全体を稀釈する場合は、−次精選の原料濃度が低下
し、処理量を減少させて稀釈水litを増大させるだけ
でなく、後処理室においては前記の様な脱水による濃縮
の現象を生じて能力低下を来す傾向が完全に前哨される
こと(なり、処理量の増加、精選精度の向1−1二二次
スクリーンgll 4J及び攪拌棒部ハの)(L耗減少
がalれるため、スクリーンの精度と耐久1/1の向−
にに特有の効果を奏するものである。
ラの回転により原料の旋回流を生じさせて原料中の異物
を分離し、紙料をインペラに71応する一次スクリーン
部材を通して一次精選紙し、送出部へ送り出す前処理室
と、+iil記−次精選紙料を導入部よ17m状の=次
スクリーン部材内へ導入し、撹拌棒部片を備えるロータ
の作用で、筒状の二次スクリーンを通して二次精選する
後処理室とを一連化し、−次スクリーン部材により先づ
紙料を一次精選し、−次精選後に大形異物を含まない紙
料を筒状の二次スクリーン部材へ送り、異物の障害を受
けないため効率が良くてスクリーン部材等の摩損が少く
、精選精度も良い紙料の二次精選を連続的に行わせると
共に、二次スクリーン部月が筒状でその軸心方向に一定
の面長を有しているため、流入側から流出側へ流れる間
に脱水を生じて紙料濃度を増し、二次スクリーン部材に
よる精選能力を低下させ、スクリーン部材等の摩損を早
めて精度を低下する等の好ましくない傾向に対しては、
−次精選された紙料に二次精選に移る時点で稀釈水を供
給し、二次精選される紙料だけを最適濃度に調整して、
二次スクリーン部を通過し易くし、lI!jE理のない
高精度の精選ができて、且つ、処理量も増加する様にし
たものである。従って、+iil処理室の入口において
原料全体を稀釈する場合は、−次精選の原料濃度が低下
し、処理量を減少させて稀釈水litを増大させるだけ
でなく、後処理室においては前記の様な脱水による濃縮
の現象を生じて能力低下を来す傾向が完全に前哨される
こと(なり、処理量の増加、精選精度の向1−1二二次
スクリーンgll 4J及び攪拌棒部ハの)(L耗減少
がalれるため、スクリーンの精度と耐久1/1の向−
にに特有の効果を奏するものである。
第1図は従来の製紙用圧力式複合スクリーンの縦断正面
図。第、2図は水元lυ1に関する製紙用圧力式複合ス
クリーンの実施の一例を示す縦断正面図。第3図は同上
の稀釈水供給部分を縦断した側面図。第1図は本発明に
関する製紙用圧力式二段スクリーンの他の実施例を示す
縦断正面図。第5図は同上の他の実11億例を示す縦断
正面図。第3図は同上における史に他の実施例を示す縦
断正面図。第7図は同上における稀釈水の自動制御手段
を示す配管図。第5図は同上における稀釈水の自動制御
手段の他の例を示す配管図である。 図中[1は0iS処理室、14はインペラ、13は一次
スクリーン部材、19は一次精選紙料の送出部、20は
後処理室、21は筒状の二次スクリーン部材、22は一
次精選紙料の導入部、28はロータ、30Fi攪拌棒部
片、31は稀釈水の供給手段である。 第 図 R 羊 図
図。第、2図は水元lυ1に関する製紙用圧力式複合ス
クリーンの実施の一例を示す縦断正面図。第3図は同上
の稀釈水供給部分を縦断した側面図。第1図は本発明に
関する製紙用圧力式二段スクリーンの他の実施例を示す
縦断正面図。第5図は同上の他の実11億例を示す縦断
正面図。第3図は同上における史に他の実施例を示す縦
断正面図。第7図は同上における稀釈水の自動制御手段
を示す配管図。第5図は同上における稀釈水の自動制御
手段の他の例を示す配管図である。 図中[1は0iS処理室、14はインペラ、13は一次
スクリーン部材、19は一次精選紙料の送出部、20は
後処理室、21は筒状の二次スクリーン部材、22は一
次精選紙料の導入部、28はロータ、30Fi攪拌棒部
片、31は稀釈水の供給手段である。 第 図 R 羊 図
Claims (1)
- インペラの回転により原料の旋回流を生じさせて原料中
の異物を分離し、紙料をインペラに対応する一次スクリ
ーン部材を通して一次精選し、送出部へ送り出す前処理
室と、前記−次精選紙料を導入部より筒状の二次スクリ
ーン部材内へ導入し、攪拌棒部片を備えるロータの作用
で111I記筒状の二次スクリーン部材を通して二次精
選する後処理室とを、1)1■記精選紙料の送入部とi
j7人部とを接合して一連化し、前記導入部に一次#)
’1選紙料を二次精選に適した濃度に稀釈させる稀釈水
の供給手段を設けたことを特徴とする製紙用圧力式複合
スクリーン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142710A JPS6034692A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 製紙用圧力式複合スクリ−ン |
KR1019840004573A KR880002321B1 (ko) | 1983-08-04 | 1984-08-01 | 제지용 압력식 복합 스크리인 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142710A JPS6034692A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 製紙用圧力式複合スクリ−ン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034692A true JPS6034692A (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=15321766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58142710A Pending JPS6034692A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | 製紙用圧力式複合スクリ−ン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034692A (ja) |
KR (1) | KR880002321B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191591A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-21 | ヨツト エム フオイト ゲ−エムベ−ハ− | 繊維懸濁液の選別装置 |
KR20220070752A (ko) * | 2020-11-23 | 2022-05-31 | 주식회사 에스플러스컴텍 | 부직포 재활용장치 및 재활용방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5696984A (en) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | Aikawa Tekko | Pressure screen |
JPS5751888A (en) * | 1980-07-18 | 1982-03-26 | Voith Gmbh J M | Pulp beater for making paper stock suspension |
-
1983
- 1983-08-04 JP JP58142710A patent/JPS6034692A/ja active Pending
-
1984
- 1984-08-01 KR KR1019840004573A patent/KR880002321B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5696984A (en) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | Aikawa Tekko | Pressure screen |
JPS5751888A (en) * | 1980-07-18 | 1982-03-26 | Voith Gmbh J M | Pulp beater for making paper stock suspension |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191591A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-21 | ヨツト エム フオイト ゲ−エムベ−ハ− | 繊維懸濁液の選別装置 |
KR20220070752A (ko) * | 2020-11-23 | 2022-05-31 | 주식회사 에스플러스컴텍 | 부직포 재활용장치 및 재활용방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR880002321B1 (ko) | 1988-10-22 |
KR850001817A (ko) | 1985-04-01 |
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