JP4048258B2 - 古紙パルプの選別装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙パルプ工業、ファイバーボード工業等の古紙パルプを原料とする工業における、原料の異物分離を行う古紙パルプの選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
古紙パルプを原料とする工業において、古紙原料を再生利用するためには、回収過程で混入するプラスチック、ビニール紐や雑誌等の背糊など、多様な異物を分離除去する必要がある。
【0003】
一般に、異物の大きさがパルプ繊維よりも大きい場合や異物の形状がパルプ繊維と著しく異なる場合には、スクリーンと呼ばれる装置を用いてこれらの異物を除去している。
【0004】
スクリーン装置としては、内部に小さな開口を多数設けたストレーナを有する密閉加圧式のものが広く利用されているが、その異物除去率は、スクリーンのリジェクト率(ストレーナを通過しない原料の入口原料に対する量的割合)と大きな関係を持っている。
【0005】
図5に示すように、リジェクト率を高くすると異物除去率は向上するが、リジェクト率を低くすると異物除去率は低下する。
【0006】
つまり、通常のスクリーンでリジェクト率を低くしようとすると、スクリーンプレート表面が詰まったり、リジェクト液の濃度が高くなって、リジェクトバルブに詰まりを生じたりする。また、何とか詰まらせずに運転できたとしても、リジェクト率を低くしすぎるとスクリーンの異物除去率は悪くなるため、良い精選効果を得ることができない。
【0007】
従って、ある程度リジェクト率を高くしないと異物の少ないパルプを得ることはできないが、リジェクト率を高くするということは、同時に原料の収率が低くなってしまうことを意味している。
【0008】
そこで、一般にスクリーン装置を利用して異物の分離除去をする場合、図5に示すようにそれ以上リジェクト率を増やしても異物除去率に対して影響が少なくなる20〜25%のリジェクト率を選び、そのリジェクト率を再処理する多次カスケードフローと呼ばれるフローに採用して、システム全体でリジェクト率を下げることを可能としている。
【0009】
また、スクリーン工程に送り込まれるパルプスラリー中には多くの未離解原料が含まれているが、未離解原料は、パルプ繊維と比べて大きく、形状も異なるため、スクリーン装置内においては異物と同様な挙動を示す。
【0010】
しかし、未離解原料は解繊すれば全く良質な原料であるため、これを分離除去してしまっては収率の向上を図ることができない。
【0011】
そこで、一般的なスクリーンシステムでは離解機を設置し、これらの未離解原料を解繊している。また、離解機は、解繊に要する動力を有効に生かすため、スクリーンのリジェクトラインに組み込まれることが多い。
【0012】
図6に最も一般的なカスケードフローを示す。
【0013】
通常、多次カスケードフローを利用したスクリーンシステムでは、比較的粗大な異物を除去する粗選ステージIと、さらに細かな異物を除去する精選ステージIIとに分かれている。
【0014】
粗選ステージIにおいては、1次スクリーンaのリジェクトを離解機hで離解した後、2次スクリーンbで処理し、そのアクセプトを1次スクリーンaのアクセプトと合流させて精選ステージIIへ送る。また、2次スクリーンbのリジェクトは、3次スクリーンcで処理し、そのアクセプトは2次スクリーンbに戻し、3次スクリーンcのリジェクトのみを系外に排出する。
【0015】
精選ステージIIにおいては、粗選ステージIからのアクセプトを1次スクリーンdで処理し、そのリジェクトを2次スクリーンeで処理し、そのアクセプトを1次スクリーンdのアクセプトと合流させて本システムのアクセプトとして排出される。また、2次スクリーンeのリジェクトは、離解機iで離解した後、3次スクリーンfで処理し、そのアクセプトを2次スクリーンeへ戻し、3次スクリーンfのリジェクトを4次スクリーンgで処理し、そのアクセプトは3次スクリーンfに戻され、4次スクリーンgのリジェクトのみを系外に排出する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、カスケードするスクリーンの数を多くするほど精選度と収率を向上させることができる反面、設備規模が大きくなること、コストが高くなること、上記スクリーンシステムを運転するための動力が大きくなること、等の欠点を生じる。
【0017】
そこで本発明は、最終段のスクリーンにおける異物除去方法及び構造に工夫を凝らすことにより、全体としてスクリーンシステムのスクリーン数を低減することができる古紙パルプの選別装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、古紙原料のパルプスラリー12をケーシング1内に導入し、ケーシング1内に設けられたスクリーンプレート8上を移動させる過程で、スクリーンプレート8を通過するアクセプト原料14と通過しないリジェクト13に選別する古紙パルプの選別装置において、
ケーシング1は、パルプスラリー入口2と、アクセプト原料出口4と、リジェクト出口3を備え、前記ケーシング1内部には、スクリーンプレート8を有して前記アクセプト原料出口4と連通するスクリーンシリンダ9と、前記スクリーンプレート8上に沿って前記パルプスラリー12を移動させるためのパルプスラリー移動手段を備えて回転するロータ5が設けられ、更に、該ロータ5の内部には脱水手段が設けてあり、該脱水手段は、リジェクト出口3から排出されたリジェクト13を一端から導入して他端のリジェクト排出口43からロータ5内に排出するようにした回転する中空パイプ41bと、この中空パイプ41bから排出されるリジェクト13を受けるよう前記ロータ5に設けた網目状の脱水バスケット47と、前記中空パイプ41bに固定されて脱水バスケット47上の異物を前記リジェクト排出口43が設けられた他端側から一端側に向けて移動させる排出パドル42とを備え、前記脱水バスケット47で脱水した固形の異物を前記排出パドル42により外部に排出するようにしたことを特徴とする古紙パルプの選別装置に係るものである。
【0019】
また請求項2記載の発明は、パルプスラリー移動手段は、前記ロータ5と、このロータ5にスクリーンプレート8と対面するように取り付けたスクレーパブレード7とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置に係るものである。
【0020】
また請求項3記載の発明は、脱水バスケット47で脱水した水分をスクリーンプレート8上を移動するパルプスラリー12に戻す脱水排出口48をロータ5に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置に係るものである。
【0021】
また、請求項4記載の発明は、スクリーンプレート8を通過しないで移動したリジェクト13をパルプスラリー入口12近傍に循環する循環パイプ51をケーシング1に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置に係るものである。
【0022】
また請求項5記載の発明は、スクリーンプレート8を通過しないで移動したリジェクト13を希釈するための希釈水注入口10をケーシング1に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置に係るものである。
【0023】
上記手段の作用を説明する。
【0024】
本発明では、スクリーンプレート8上に沿ってパルプスラリー12を移動させるようにしてスクリーンプレート8を通過するアクセプト原料14とスクリーンプレート8を通過しないで移動するリジェクト13とに選別し、スクリーンプレート8を通過しないリジェクト13を取り出し、スクリーンプレート8の内側に設けた脱水手段に導入して脱水するこようにしたので、最終的に固形の異物を取り出すことができ、異物の後処理が容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0026】
図1は古紙原料のパルプスラリー12をアクセプト原料14とリジェクト13とに選別する構成と、リジェクト13の脱水手段とを有するスクリーン装置の一実施の形態を示すものであり、図2は図1のII方向断面図、図3は図1のIII方向断面図、図4は図1のIV方向断面図である。
【0027】
スクリーン装置を構成するケーシング1には、パルプスラリー入口2、リジェクト出口3、アクセプト原料出口4、さらには希釈水注入口10がそれぞれ形成されている。ケーシング1の内部には、中空シャフト5a’と中空円筒体5bとからなるロータ5が設置されており、中空円筒体5bの外側には、図3に示すような凸状のスクレーパブレード7が取り付けられている。上記ロータ5とスクレーパブレード7によりパイプスラリー移動手段が構成されている。スクリーンプレート対面通路11を挟んでスクレーパブレード7と対面する位置には、スクリーンプレート8を有するスクリーンシリンダ9が設けてあり、該スクリーンシリンダ9はアクセプト原料出口4に連なっている。
【0028】
ロータ5の中空シャフト5a’内には回転軸41aが嵌合され、中空円筒体5b内には回転軸41aと一体的の中空パイプ41bが嵌合されて、ロータ5内部に脱水回転体41が設置されている。
【0029】
中空パイプ41bは一端のジェクト導入口44がリジェクト出口(3)に接続されており、中空パイプ41bの他端にはロータ5内部にリジェクト(13)を排出するリジェクト排出口43が設けられている。中空パイプ41bの外周部には、軸方向に適宜間隔でリジェクト13内の固形の異物を外部に排出するための排出パドル42が取り付けられている。
【0030】
中空円筒体5bは、排出パドル42の外側端部と対向して排出パドル42を包囲するようにした網目状の脱水バスケット47を有しており、さらにこの脱水バスケット47の外側に形成したテーパ形状の底部には前記スクリーンプレート8に対面してケーシング1内に通じる脱水排出口48が形成されている。中空円筒体5bの図1の右側端部には、リジェクト導入口44と一体的に形成されて固形の異物45を排出するようにした異物排出ダクト46が形成されている。
【0031】
排出パドル42は、リジェクト導入口44から中空パイプ41b内に導入され、リジェクト排出口43から中空パイプ41bの外側、つまり中空円筒体5bの内部に排出されるリジェクト13を、矢印Bで示すように異物排出ダクト46側(図1における右側)に押し出すような角度を以て中空パイプ41bに取り付けられている。各排出パドル42は、リジェクト13の搬送速度を最初は早く、徐々に遅くなるように最終段に向って送り角度を徐々に大きくした例を示している。
【0032】
中空シャフト5a’と回転軸41aは異なる角速度で回転することで、排出パドル42を脱水バスケット47に対して相対的に回転させることができるようになっており、これにより、リジェクト13は脱水バスケット47の内面を移動しつつ、遠心分離作用を受けた水分が脱水バスケット47を通って、脱水排出口48からケーシング1内に戻され、徐々に水分が少なくなり、最終的に固形分となった異物45が異物排出ダクト46から除去されるようになっている。
【0033】
図1の右端下部に設けられたリジェクト出口3のリジェクト13が、図4に示されるように循環パイプ51(循環流路)により分岐されて図1の左端上部のパルプスラリー入口2の近くに戻されて循環するようになっている。
【0034】
次に、図1に示すスクリーン装置の動作を説明する。
【0035】
上記構成においてパルプスラリー入口2から供給されるパルプスラリー12は、スクリーンプレート8上に導かれてスクリーンプレート8を通過するアクセプト原料14と通過されないリジェクト13とに分離される。更に、リジェクト出口3のリジェクト13の一部は、図4に示されるように循環パイプ51(循環流路)により図1のパルプスラリー入口2近傍に戻されるように循環する。
【0036】
即ち、ケーシング1内に供給されたパルプスラリー12は、回転しているロータ5のスクレーパブレード7のねじれによる矢印A方向の送り作用により、スクレーパブレード7とスクリーンプレート8の間隔であるスクリーンプレート対面通路11をリジェクト出口3方向(図1の上方)に押し出される。
【0037】
この過程で、一部のアクセプト原料14は、スクリーンプレート8からスクリーンシリンダ9内に導入され、アクセプト原料出口4から取り出される。残りのパルプスラリー12は、中空円筒体5bの右側に押し出され、希釈水注入口10からの希釈水が混合されて、リジェクト出口3に導かれ、一部は循環パイプ51により再びスクレーパブレード7上に導かれる。
【0038】
このように、パルプスラリー12をスクリーンプレート8に繰り返し移動させることで、アクセプト原料14とリジェクト13を精度よく分離(選別)することができる。
【0039】
パルプスラリー12からアクセプト原料14が分離されてリジェクト出口3に排出され循環パイプ51によりパルプスラリー入口2側へ循環された残りのリジェクト13は、リジェクト導入口44から脱水回転体41の中空パイプ41b内に導入され、リジェクト排出口43から外部、即ちロータ5の中空円筒体5b内に排出され、複数の排出パドル42により高速から低速に徐々に速度を下げて図1の右方向に押し出され、その過程で、脱水バスケット47から脱水される。
【0040】
通常、水分の多いスラリーをある程度まで脱水するのは比較的容易であるが、ある程度脱水されたものを更に脱水するのは難しい。この点に関し、リジェクト排出口43から排出された直後のリジェクト13は、最も多く水分を含んでいるので、この脱水初期の時点では小さい傾き角度の排出パドル42によってリジェクト13を早く移動させることにより脱水バスケット47上に厚い原料マットが形成されないようにして(共廻りを防止して)脱水を行い、脱水後期では原料マットが排出パドル42によってフレーク状に掻き取られることにより流動化され、しかも傾き角度を大きくした排出パドル42による遅い搬送速度によってゆっくり脱水が行われるようになるので、脱水バスケット47の全領域にて効果的な脱水を行うことができる。フレーク状の異物45は、最終的に異物排出ダクト46から外部に除去される。
【0041】
一方、脱水された水分は、中空円筒体5bの脱水排出口48からケーシング1内に供給されて回収され、希釈水注入口10から注入される希釈水と共にパルプスラリー12を希釈する。
【0042】
以上説明したように、図1に示すスクリーン装置によれば、ケーシング1内でパルプスラリー12を循環させながらアクセプト原料14とリジェクト13を効果的に分離し、さらに内部の脱水手段によってリジェクト13から脱水を行うので、最終的に固形の異物45を取り出すことができ、異物の後処理が容易になる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、スクリーンプレート8上に沿ってパルプスラリー12を移動させるようにしてスクリーンプレート8を通過するアクセプト原料14とスクリーンプレート8を通過しないで移動するリジェクト13とに選別し、スクリーンプレート8を通過しないリジェクト13を取り出し、スクリーンプレート8の内側に設けた脱水手段に導入して脱水するようにしので、最終的に固形の異物を取り出すことができ、異物の後処理が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リジェクトの脱水手段を有するスクリーン装置の一実施の形態に係る構成を示す断面図である。
【図2】 図1のII方向断面図である。
【図3】 図1のIII方向断面図である。
【図4】 図1のIV方向断面図である。
【図5】 従来のスクリーンにおけるリジェクト率と異物除去率の関係を示す特性図である。
【図6】 従来のスクリーニング工程のフローシートである。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 パルプスラリー入口
3 リジェクト出口
4 アクセプト原料出口
5 ロータ(パルプスラリー移動手段)
7 スクレーパブレード(パルプスラリー移動手段)
8 スクリーンプレート
9 スクリーンシリンダ
10 希釈水注入口
12 パルプスラリー
13 リジェクト
14 アクセプト原料
41b 中空パイプ(脱水手段)
42 排出パドル(脱水手段)
43 リジェクト排出口
47 脱水バスケット(脱水手段)
48 脱水排出口
51 循環パイプ
Claims (5)
- 古紙原料のパルプスラリー(12)をケーシング(1)内に導入し、ケーシング(1)内に設けられたスクリーンプレート(8)上を移動させる過程で、スクリーンプレート(8)を通過するアクセプト原料(14)と通過しないリジェクト(13)に選別する古紙パルプの選別装置において、
ケーシング(1)は、パルプスラリー入口(2)と、アクセプト原料出口(4)と、リジェクト出口(3)を備え、前記ケーシング(1)内部には、スクリーンプレート(8)を有して前記アクセプト原料出口(4)と連通するスクリーンシリンダ(9)と、前記スクリーンプレート(8)上に沿って前記パルプスラリー(12)を移動させるためのパルプスラリー移動手段を備えて回転するロータ(5)が設けられ、更に、該ロータ(5)の内部には脱水手段が設けてあり、該脱水手段は、リジェクト出口(3)から排出されたリジェクト(13)を一端から導入して他端のリジェクト排出口(43)からロータ(5)内に排出するようにした回転する中空パイプ(41b)と、この中空パイプ(41b)から排出されるリジェクト(13)を受けるよう前記ロータ(5)に設けた網目状の脱水バスケット(47)と、前記中空パイプ(41b)に固定されて脱水バスケット(47)上の異物を前記リジェクト排出口(43)が設けられた他端側から一端側に向けて移動させる排出パドル(42)とを備え、前記脱水バスケット(47)で脱水した固形の異物を前記排出パドル(42)により外部に排出するようにしたことを特徴とする古紙パルプの選別装置。 - パルプスラリー移動手段は、前記ロータ(5)と、このロータ(5)にスクリーンプレート(8)と対面するように取り付けたスクレーパブレード(7)とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置。
- 脱水バスケット(47)で脱水した水分をスクリーンプレート(8)上を移動するパルプスラリー(12)に戻す脱水排出口(48)をロータ(5)に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置。
- スクリーンプレート(8)を通過しないで移動したリジェクト(13)をパルプスラリー入口(12)近傍に循環する循環パイプ(51)をケーシング(1)に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置。
- スクリーンプレート(8)を通過しないで移動したリジェクト(13)を希釈するための希釈水注入口(10)をケーシング(1)に備えたことを特徴とする請求項1記載の古紙パルプの選別装置。
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