JPS6034654Y2 - 円筒状容器等の加熱冷却処理装置 - Google Patents

円筒状容器等の加熱冷却処理装置

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JPS6034654Y2
JPS6034654Y2 JP10308282U JP10308282U JPS6034654Y2 JP S6034654 Y2 JPS6034654 Y2 JP S6034654Y2 JP 10308282 U JP10308282 U JP 10308282U JP 10308282 U JP10308282 U JP 10308282U JP S6034654 Y2 JPS6034654 Y2 JP S6034654Y2
Authority
JP
Japan
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container
conveyor
heating
heating tank
cooling tank
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Expired
Application number
JP10308282U
Other languages
English (en)
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JPS5864610U (ja
Inventor
祥夫 多田
勝二 大下
正夫 信田
昌平 大田
Original Assignee
四国化工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、円筒状容器等たとえば、空びん、内容物が
充填されたびん詰、缶詰などの搬送装置、特に容器等(
以下単に容器という。
)を回転させながら移送せしめうる搬送装置を介して容
器の加熱冷却処理を行う装置に関するものである。
一般に、乳酸菌飲料等のびん詰、缶詰を製造するような
場合、容器に内容物を充填し、封緘した後加熱殺菌処理
が行なわれている。
この加熱殺菌処理作業においては、内容物を均一に比較
的短時間で加熱しかつ冷却することが好ましく、びん詰
、缶詰等を回転させながら、加熱槽および冷却槽中を移
送することにより、内容物を均一に加熱、冷却させるこ
とができる。
この考案は、上記のような作業に使用して既知の装置以
上に均一な殺菌が期待できるし、加熱槽側のコンベアか
ら搬出せられた容器を安全かつ確実に冷却槽側のコンベ
アへ導入することができる。
そのうえ作業上も便利な加熱冷却処理装置を提供しよう
とするものである。
以下、この考案を図面に示す実施例について説明する。
図面において、1は加熱槽、2は冷却槽で、加熱槽1は
冷却槽2よりも短かく、かつ冷却槽2の上側に設けられ
ている。
3,4は各種1,2の長手方向の両側面に固着せれらた
支持ビーム5,6は各種1,2の支持脚で、この支持脚
5,6の上端は支持ビーム3,4の下面に固着させれて
おり、支持脚5の下端は支持ビーム4の上面に支持脚6
の直上に位置してそれぞれ固着せられている。
7は加熱槽1用の容器搬送コンベアで、加熱槽1の容器
供給側Sと容器排出側りにそれぞれ張出して設けられた
サイドフレーム8,9に軸架せられている回転軸10,
11,12,13と、この回転軸10〜13の両端部に
それぞれ楔着せられたスプロケット14,15,16.
17と、同一長さの左右一対の無端状プロツクチェン1
8,19と、両プロツクチェン18.19間に一定間隔
でかつ回転自在に取付けられた多数の搬送ローラ20と
により構成せられている。
この容器搬送コンベア7の搬送ローラ20は、第3図お
よび第4図に示されているように、長尺筒状体20Aの
両端に、該筒状体20Aよりも小径の軸部20Bが固着
せられてなり、プロツクチェン18の各ブロック18A
に設けた孔18Bを、軸部20Bがそれぞれ貫通して回
転自在に嵌め入れられている。
プロツクチェン19に軸部2OBを取付けるのも同様な
構成である。
モして軸端は各ブロックから外方に突出させてこの軸端
が前記スプロケット14.15,16,17に噛合する
ようになされている。
そして、この容器搬送コンベア7の上側に位置した搬送
ローラ20は、加熱槽1内では、温水中に容器Bが浸た
る状態で移送せられるように、加熱槽底板IA上に固着
されその長手方向に延びる左右一対のローラ受レール2
1の上に載って、ローラ受レール21上を摩擦によって
回転しながら移動せしめられる。
この搬送□ローラ20は、加熱槽1から出た後、その下
側に移動し、左右両側の支持脚5から対向内方に突設さ
れたブラケット22に支承されているガイドレール23
に案内されて、再び加熱槽1内に導びかれるようになさ
れている。
したがって、加熱槽1内における容器Bは、第5図に示
されているように、搬送ローラ20.20の両者間にま
たがって、搬送ローラ20の回転方向とは逆の方向に回
転せられながら、移送せしめられる。
なお、前記スプロケット14.16の回転軸10.12
の軸心の高さは、加熱槽1の上端縁と一致せしめられ、
スプロケット15.17の回転軸11.13の軸心の高
さは、加熱槽底板IAとほぼ一致せしめられて、円滑な
コンベアの運転が行ないうるようになされている。
24は、冷却槽2用の容器搬送コンベアで、サイドフレ
ーム9に軸架された回転軸25および冷却槽2の排出部
Oの両側に立設されているサイドフレーム26に軸架せ
られた回転軸27と、両軸25.27の端部に楔着され
た左右一対のスプロケツ)28.29と、同一長さの左
右一対の無端状プロツクチェン30.31と、両プロツ
クチェン30.31間に一定間隔でかつ回転自在に取付
けられた多数の搬送ローラ32とにより構成せられてい
る。
搬送ローラ32は、加熱槽用の容器搬送コンベア7の搬
送ローラ20と同様に構成されており、ローラ軸部32
Bは縮径せられてプロックチェン30.31に遊嵌せら
れ、プロックチェン30.31から外方に突出した部分
が前記スプロケット28.29に噛合せしめられる。
33は冷却槽2内の底板2A上に固定せられた左右一対
のロール受レールで、冷却槽2の長手方向に延びている
34はガイドレールで、左右両側の支持脚6から対向内
方に突設されたブラケット6Aに支承されており、前記
搬送ローラ32の両端部を支承案内するようになされて
いる。
35は円弧状案内面をもった容器受渡し板で、回転軸1
3の後方で、かつ回転軸25の上方の位置に、しかもコ
ンベア7にそって取付けられ、前後方向の位置調整がで
きるようになされている。
回転軸13と回転軸25の軸心位置は、両回転軸13.
25に楔着された左右一対のスプロケット17.28の
歯部に噛合したブロックチェーン18.19と同30,
31とに各軸受けられている加熱槽側と冷却槽側との各
コンベア7と24の搬送ローラ20と32との間に容器
Bが挾持せられかつ支障なく円滑に送られるように設定
されている。
容器受渡し板35は、その下端を、容器Bが、加熱槽側
と冷却槽側との各コンベア7と24の搬送ローラ20と
32との間に把握せられる位置にのぞませている。
加熱槽1に属するコンベア7と、冷却槽2に属するコン
ベア24とは互いに反対方向に進行する。
この結果、両コンベア7と24における搬送ローラ20
と32の自転の方向は互いに逆方向になり、同時に容器
Bの回転の方向は、加熱槽1と冷却槽2とで互いに反対
になる。
36は両コンベア7.24の駆動用モータ、37は駆動
軸、38,39,40,41は回転軸10.13,25
,27の外端部に楔着された伝動ウオームホイールであ
る。
次に、この装置の作用について説明する。
まず、モータ36を起動し、両容器搬送コンベア7.2
4の運転を開始しこれら両コンベア7と24とを互いに
反対の方向に進行させる。
そして搬送コンベア7の容器供給側S前端において、容
器Bを一列横転状態で、搬送ローラ20,20上に載せ
ると、容器Bはコンベア7の進行に伴ない加熱槽1内へ
搬入され、搬送ローラ20,20の両端力釦−ラ受レー
ル21上に乗ってその摩擦抵抗により搬送ローラ20,
20が回転せられるので容器Bも回転させられながら移
送される。
したがって容器B内の充填内容物は、その全周から均一
に加熱されしかも強制的に攪拌されるため熱の浸透が速
かに行なわれる。
そして容器排出側りにおいて加熱槽1から搬出された容
器Bは回転することなく容器受渡し板35に案内されて
、それの下端がのぞんでいる、冷却槽2用の搬送コンベ
ア24の搬送ローラ32,32上に載せられる。
この位置において、上下の容器搬送コンベア7と24と
は、それらの搬送ローラ20と32との間に、容器Bを
挾持する。
以后、冷却槽側コンベア24は、容器Bを載せて加熱槽
側コンベア7から離間して行き、冷却槽2内に導びかれ
る。
冷却槽2内のローラ受レール33上に搬送ローラ32が
乗ると、搬送ローラ32が加熱槽用搬送コンベア7のロ
ーラ20と反対方向に回転せれら、これに伴なって容器
Bも加熱槽1内の通過中とは逆の方向に回転させられな
がら移送される。
容器B内の詰物は、容器Bが回転運動を再開始した瞬間
に惹き起される衝動によって崩解状に動揺し、攪拌せら
れる。
すなわち詰物は、効率よく均一に冷却されるため熱の放
出が速かに行なわれ、このようにして、冷却された容器
Bは冷却槽2から搬出され、別個に設けられた排出コン
ベア(図示せず)等により、次の処理工程に移されるの
である。
この考案において、加熱槽中および冷却槽中を搬送せら
れる被処理容器の内容物は、容器の自転で容器内を回動
しながら自から重力のはたらきでその重なりの状態を乱
すことを繰返し、いわゆる攪拌せられて加熱と冷却の両
件用を効果的に受ける。
ところで、この考案の構成では特に加熱槽と冷却槽とで
容器の自転する方向が互いに反対になっていることから
、内容物が容器内を回動する方向と重なりの崩れる在り
様が夫々変り、容器が終始等方向に自転する場合に比べ
て、冷却過程での内容物の攪拌が一層密になり、冷却処
理が極めて能率よく行われるという効果がある。
またこの考案の構成では、被処理容器が加熱槽側搬送コ
ンベアの容器搬出端から排出されて、冷却槽側搬送コン
ベアの容器受取り端に移された位置で、両コンベア相互
間の間隔を、両コンベアにおける上下各一対づつの自転
ローラの間に容器を把握する間隔に設定したから、両コ
ンベアでの容器の受渡しが安定確実に行われ、冷却槽側
コンベア上で容器の配列が乱れて冷却処理が不充分にな
ったり、容器がコンベア外に振り落されたりしないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は全体
の概略を示す平面図、第2図は同正面図、第3図は第2
図の■−■線に沿う拡大断面図、第4図は搬送ローラと
プロツクチェンの取付要領を示す一部切欠き平面図、第
5図は搬送ローラによる容器等の支承状態を示す概略図
、第6図は、加熱槽側のコンベアから冷却槽側のコンベ
アへ容器を移す位置における、上記両コンベアと容器、
並びに容器受渡し板の関係状態を示す概略正面図である
。 1・・・・・・加熱槽、2・・・・・・冷却槽、7,2
4・・・・・・搬送コンベア、20,32・・・・・・
搬送ローラ、21゜33・・・・・・・・・ローラ受レ
ール、35・・・・・・容器受渡し板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱槽内の容器搬送コンベアにおける搬送ローラの自転
    方向と、冷却槽内の容器搬送コンベアにおける搬送ロー
    ラの自転方向とが、互いに反対方向をとるように設定せ
    られていることと、加熱槽側搬送コンベアの容器排出端
    と、冷却槽側搬送コンベアの容器受取り端とが、上記排
    出端に在る円弧状容器受渡し板の下端の上記受取り端に
    臨む位置で、上下両コンベアの搬送ローラの間に、容器
    を把握する間隔のもとに設定せられているということと
    で構成された円筒状容器等の加熱冷却処理装置。
JP10308282U 1982-07-06 1982-07-06 円筒状容器等の加熱冷却処理装置 Expired JPS6034654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10308282U JPS6034654Y2 (ja) 1982-07-06 1982-07-06 円筒状容器等の加熱冷却処理装置

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JP10308282U JPS6034654Y2 (ja) 1982-07-06 1982-07-06 円筒状容器等の加熱冷却処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864610U JPS5864610U (ja) 1983-04-30
JPS6034654Y2 true JPS6034654Y2 (ja) 1985-10-16

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