JPS6034451A - 人工血管 - Google Patents
人工血管Info
- Publication number
- JPS6034451A JPS6034451A JP58142068A JP14206883A JPS6034451A JP S6034451 A JPS6034451 A JP S6034451A JP 58142068 A JP58142068 A JP 58142068A JP 14206883 A JP14206883 A JP 14206883A JP S6034451 A JPS6034451 A JP S6034451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood vessel
- artificial blood
- polymer
- vessel according
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Materials For Medical Uses (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■9発明の背景
技術分野
本発明は、人工血管に関するものである。詳しく述べる
と、比較的内径の小さい抗血栓性人工血管に関するもの
である。
と、比較的内径の小さい抗血栓性人工血管に関するもの
である。
血管外利手技も近年著しく進展してJ3す、血管の修復
手術が盛んに行なわれている。この場合、病変血管に代
って新たに血行を維持するために代用血管が用いられて
いる。代用血管としては、生体の血管組織およびその他
の生体組織に由来する生体組織血管と、全ての人工材料
に由来する人工血管に大別される。代用血管は病変血管
を切除した場合に補填物として用いる置換移植と、病変
血管を迂回して血行を補助するために行なわれるバイパ
ス移植に用いられるが、前者は血管の拡張性病変〈動脈
瘤等)、俊者は血管の広範囲な閉塞性病ている。
手術が盛んに行なわれている。この場合、病変血管に代
って新たに血行を維持するために代用血管が用いられて
いる。代用血管としては、生体の血管組織およびその他
の生体組織に由来する生体組織血管と、全ての人工材料
に由来する人工血管に大別される。代用血管は病変血管
を切除した場合に補填物として用いる置換移植と、病変
血管を迂回して血行を補助するために行なわれるバイパ
ス移植に用いられるが、前者は血管の拡張性病変〈動脈
瘤等)、俊者は血管の広範囲な閉塞性病ている。
このような代用血管に必要な条件としては、(a )生
体内で変性せず、毒性、異物反応がないこと、(b)耐
久性があること、(C)発癌性、抗原性がないこと、(
d )弾性、伸展性に富み、(g)縫合しゃすく断端が
ほつれないこと、(1+)消毒が容易で、感染に抵抗が
あること、(1)材料が豊富で入手しやずいこと、(j
)安価であること等である。
体内で変性せず、毒性、異物反応がないこと、(b)耐
久性があること、(C)発癌性、抗原性がないこと、(
d )弾性、伸展性に富み、(g)縫合しゃすく断端が
ほつれないこと、(1+)消毒が容易で、感染に抵抗が
あること、(1)材料が豊富で入手しやずいこと、(j
)安価であること等である。
移植された代用血管は生体にとっては異物であるが、異
物としては排除されることなく長期間にわたって安定し
て導管としての機能を発揮するためには、移植された生
体内で馴染んで取込まれる宿主化が必要となる。この宿
主化への経過は移植直後の白液成分の沈着、血栓、フィ
ブリン躾形成についで、フィブロプラズマ、仮性内反形
成、線雌性外膜形成によってなされる。
物としては排除されることなく長期間にわたって安定し
て導管としての機能を発揮するためには、移植された生
体内で馴染んで取込まれる宿主化が必要となる。この宿
主化への経過は移植直後の白液成分の沈着、血栓、フィ
ブリン躾形成についで、フィブロプラズマ、仮性内反形
成、線雌性外膜形成によってなされる。
しかして、従来、人工血管としてはポリエステル[例え
ばダクロン(商品名)]、ポリテトラフルオロエチレン
し例えばテフロン(商品名)1等の織布(Walll
)または編布(knitted )の人工血管あるいは
ポリテトラフルオロエチレンを特殊な延伸加工した多孔
質ポリマー管が提案されている。これらの人工血管は、
内径が6mmを越えるものが多い。これら従来の人工血
管は、材料自体は抗血栓性ではないが、血液の流通によ
り血液中のフィブリノーゲンが異物である人]二血管と
接触プ゛ると凝縮してフィブリンとなり、人工血管の内
面にフィブリン被膜を形成するので、該フィブリン被膜
の形成後は流通する血液には対して前記被膜は異物では
なくなるので、それ以上のフィブリノーゲンの凝固は少
なくなる。しかしながら、該人工血管を内径6mn+以
下の細いものにした場合、フィブリノーゲンの凝固によ
り人工血管内面に形成されるフィブリン被膜により人工
血管内が閉塞されるという欠点があった。このため、細
い内径の人工血管として実用化されているものは、現在
のところ存在しない。
ばダクロン(商品名)]、ポリテトラフルオロエチレン
し例えばテフロン(商品名)1等の織布(Walll
)または編布(knitted )の人工血管あるいは
ポリテトラフルオロエチレンを特殊な延伸加工した多孔
質ポリマー管が提案されている。これらの人工血管は、
内径が6mmを越えるものが多い。これら従来の人工血
管は、材料自体は抗血栓性ではないが、血液の流通によ
り血液中のフィブリノーゲンが異物である人]二血管と
接触プ゛ると凝縮してフィブリンとなり、人工血管の内
面にフィブリン被膜を形成するので、該フィブリン被膜
の形成後は流通する血液には対して前記被膜は異物では
なくなるので、それ以上のフィブリノーゲンの凝固は少
なくなる。しかしながら、該人工血管を内径6mn+以
下の細いものにした場合、フィブリノーゲンの凝固によ
り人工血管内面に形成されるフィブリン被膜により人工
血管内が閉塞されるという欠点があった。このため、細
い内径の人工血管として実用化されているものは、現在
のところ存在しない。
一方、前記人工血管は使用個所によっては周囲の生体組
織と密iすることが好ましい。例えば心臓において動脈
と心室とを連結する際には、心臓の周囲は空洞となって
いるので、周囲の生体組織と密着する必要はないが、人
体の他の個所にJ3いて動脈や静脈として使用される場
合には、周囲の生体Ill織に密着することが望ましい
。しかしながら、前記のごとき抗血栓性材料で作られた
人工血管は生体組織との密着性がよくないので、管内を
流通する血液に対しては優れた抗血栓性を示し、該人工
血管が連結使用される部位の周囲の生体組織に対しては
密着性の良好な人工血管のrir1発が望まれている。
織と密iすることが好ましい。例えば心臓において動脈
と心室とを連結する際には、心臓の周囲は空洞となって
いるので、周囲の生体組織と密着する必要はないが、人
体の他の個所にJ3いて動脈や静脈として使用される場
合には、周囲の生体Ill織に密着することが望ましい
。しかしながら、前記のごとき抗血栓性材料で作られた
人工血管は生体組織との密着性がよくないので、管内を
流通する血液に対しては優れた抗血栓性を示し、該人工
血管が連結使用される部位の周囲の生体組織に対しては
密着性の良好な人工血管のrir1発が望まれている。
■9発明の目的
したがって、本発明の目的は新規な人工血管を提供ザる
ことにある。本発明の他の目的は、優れた抗血栓性を有
するとともに使用される部位の周囲の生体組織に対して
は密着性の良好な細い内径の人工血管を提供することに
ある。
ことにある。本発明の他の目的は、優れた抗血栓性を有
するとともに使用される部位の周囲の生体組織に対して
は密着性の良好な細い内径の人工血管を提供することに
ある。
これらの開目的は、引裂強度20 kg/ am2以上
を有する可撓性重合体製チューブの内面に、分子m i
、ooo〜20,000の疎水性線状重合体とをブロッ
ク重合してなるブロック共重合体を被覆し、外面をコラ
ーゲンまたはゼラチンで被覆したことを特徴とする人工
血管により達成される。
を有する可撓性重合体製チューブの内面に、分子m i
、ooo〜20,000の疎水性線状重合体とをブロッ
ク重合してなるブロック共重合体を被覆し、外面をコラ
ーゲンまたはゼラチンで被覆したことを特徴とする人工
血管により達成される。
である。さらに、本発明は、疎水性線状重合体がスチレ
ン重合体である人工血管である。本発明は、疎水性線状
重合体がポリアルキレングリコール、特にポリエチレン
グリコールまたはポリプロピレングリコールである人工
血管である。また、本発明は、可撓性重合体製チューブ
が熱可塑性樹脂フィルムないしシート・のチューブ、特
にナイロン。
ン重合体である人工血管である。本発明は、疎水性線状
重合体がポリアルキレングリコール、特にポリエチレン
グリコールまたはポリプロピレングリコールである人工
血管である。また、本発明は、可撓性重合体製チューブ
が熱可塑性樹脂フィルムないしシート・のチューブ、特
にナイロン。
オ
ポリウレタン、ポリテトラフル妻ロエチレン、シリコー
ンゴムまたは合成ゴムである人工血管である。さらに本
発明は、可撓性重合性重合体製デユープが合成繊維製デ
ユープ、特に合成繊維の織布、編布またはらぜん状に捲
回した糸製のチューブである人工血管である。また、本
発明は、合成5ortがスパンデックス繊維である人工
血管である。さらに、本発明は、内径が6mm以下であ
る人工血管である。また、本発明はブロック共重合体中
の親水性線状重合体と疎水性線状重合体の合計に対する
親水性線状重合体の割合が45〜65モル%である人工
血管である。さらに、本発明は、外面の被覆がコラーゲ
ンである人工血管である。
ンゴムまたは合成ゴムである人工血管である。さらに本
発明は、可撓性重合性重合体製デユープが合成繊維製デ
ユープ、特に合成繊維の織布、編布またはらぜん状に捲
回した糸製のチューブである人工血管である。また、本
発明は、合成5ortがスパンデックス繊維である人工
血管である。さらに、本発明は、内径が6mm以下であ
る人工血管である。また、本発明はブロック共重合体中
の親水性線状重合体と疎水性線状重合体の合計に対する
親水性線状重合体の割合が45〜65モル%である人工
血管である。さらに、本発明は、外面の被覆がコラーゲ
ンである人工血管である。
■1発明の具体的構成
本発明による人工血管に使用される可撓性重合体製チュ
ーブは、引裂強度20 kg/ cm2以上、好ましく
は30 kQ/ cm2以上であり、伸び率10%以上
、好ましくは20%以上の管状体である。このような管
状体としては、熱可塑性樹脂を押出成形法等より連続的
に押出して製造される熱可塑性樹脂フィルムないしシー
トのチューブがあり、該熱可塑性樹脂としては、ナイロ
ン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−12等のナイロ
ン、ポリウレタン、テトラフルオロエチレン、シリコー
ンゴム、クロロプレンゴム、スチレンーブタジ]ニンゴ
ム、ニトリルゴム等の合成ゴム、天然ゴム、合成または
天然ゴムラテックス、ポリアミドエクストマー等がある
。また、前記管状体としては、合成繊維性のデユープ、
例えば合成繊維の織布、編布等をらせん状に捲回して形
成した管状体や前記合成繊維系を同一方向またはこれと
さらに反対方向にらせん状に捲回して形成されたデユー
プがある。
ーブは、引裂強度20 kg/ cm2以上、好ましく
は30 kQ/ cm2以上であり、伸び率10%以上
、好ましくは20%以上の管状体である。このような管
状体としては、熱可塑性樹脂を押出成形法等より連続的
に押出して製造される熱可塑性樹脂フィルムないしシー
トのチューブがあり、該熱可塑性樹脂としては、ナイロ
ン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−12等のナイロ
ン、ポリウレタン、テトラフルオロエチレン、シリコー
ンゴム、クロロプレンゴム、スチレンーブタジ]ニンゴ
ム、ニトリルゴム等の合成ゴム、天然ゴム、合成または
天然ゴムラテックス、ポリアミドエクストマー等がある
。また、前記管状体としては、合成繊維性のデユープ、
例えば合成繊維の織布、編布等をらせん状に捲回して形
成した管状体や前記合成繊維系を同一方向またはこれと
さらに反対方向にらせん状に捲回して形成されたデユー
プがある。
合成繊維としては、ナイロン、ポリエステル、スパンデ
ックス等があり、好ましくはスパンデックスである。な
お、後述するように、前記可撓性合成樹脂製デユープは
、その内面をブロック共重合体で被覆するので、該ブロ
ック共用合体溶液の溶媒に対して溶解性のある合成樹脂
ないし繊維は望ましくない。
ックス等があり、好ましくはスパンデックスである。な
お、後述するように、前記可撓性合成樹脂製デユープは
、その内面をブロック共重合体で被覆するので、該ブロ
ック共用合体溶液の溶媒に対して溶解性のある合成樹脂
ないし繊維は望ましくない。
前記可撓性重合体製チューブの少なくとも内面、必要に
より両面、また、該チューブが合成繊H製の場合には、
該チューブを構成する合成m雑居に含浸されてその内面
または両面にわたって後述する抗血栓性のブロック共重
合体が被覆される。
より両面、また、該チューブが合成繊H製の場合には、
該チューブを構成する合成m雑居に含浸されてその内面
または両面にわたって後述する抗血栓性のブロック共重
合体が被覆される。
内面被覆に使用されるブロック共重合体とじては、分子
量1,000〜20,000の疎水性線状重合体の両端
に分子1 i、ooo〜20,000の親水性線状重合
体を重合して得られるブロック共重合体が前記疎水性線
状重合体と前記親水性線状重合体との11コック共重合
により得られるマルチブロック共重合体でもよい。この
ようなブロック共重合体の分子量は10.000〜10
0,000であり、好ましくは20,000〜50.0
00である。
量1,000〜20,000の疎水性線状重合体の両端
に分子1 i、ooo〜20,000の親水性線状重合
体を重合して得られるブロック共重合体が前記疎水性線
状重合体と前記親水性線状重合体との11コック共重合
により得られるマルチブロック共重合体でもよい。この
ようなブロック共重合体の分子量は10.000〜10
0,000であり、好ましくは20,000〜50.0
00である。
このようなブロック共重合体としては、例えば、一般式
I HXl−8R1NR2CONHR3NHCO−X2−C
ONHR3NHCOR2NR+S−X+H(I )[た
だし、式中、×1は一般式■ (式中、R4は水素原子またはメチル塁、R5はmが1
のきは炭素原子数2〜10個またmが2〜10のときは
炭素原子数2〜3個を有するアルキレン基、好ましくは
mが1で炭素原子数が2〜3のアルキレン基、0は10
〜500の整数である。)、×2は一般式■ Re 0−4−CI−h CH0−)F (III)(式中、
Reは水素原子またはメチル基、aは10〜1.100
の整数である。、)または一般式■(式中、pは10〜
1.000の整数である。)、R+はアミノ基を有する
メルカプタン類の残基の炭化水素、R2は該メルカプタ
ン類の残基の水素原子またはメチル基、またR3はジイ
ソシアナート類の残基の炭化水素である。]で示される
ブロック共重合体がある。
I HXl−8R1NR2CONHR3NHCO−X2−C
ONHR3NHCOR2NR+S−X+H(I )[た
だし、式中、×1は一般式■ (式中、R4は水素原子またはメチル塁、R5はmが1
のきは炭素原子数2〜10個またmが2〜10のときは
炭素原子数2〜3個を有するアルキレン基、好ましくは
mが1で炭素原子数が2〜3のアルキレン基、0は10
〜500の整数である。)、×2は一般式■ Re 0−4−CI−h CH0−)F (III)(式中、
Reは水素原子またはメチル基、aは10〜1.100
の整数である。、)または一般式■(式中、pは10〜
1.000の整数である。)、R+はアミノ基を有する
メルカプタン類の残基の炭化水素、R2は該メルカプタ
ン類の残基の水素原子またはメチル基、またR3はジイ
ソシアナート類の残基の炭化水素である。]で示される
ブロック共重合体がある。
このようなブロック共重合体は、一般式V6
HO−+CH2CHO+17− (V)(式中、R6お
よび込は前記のとおりである。)で示されるポリアルキ
レングリコールまたは一般式■ (式中、pは前記のとおりである。)で示されるポリス
チレンとジイソシアチー1−類とを溶媒中で反応させて
得られる両末端にイソシアナート基を有する重合体に、
一般式■ (式中、R+ 、R2、R4,R5,111(+5よび
口は前記のとありである。)で示される片末端にアミノ
基を有する重合体を加えて不活性水素基を右しない良溶
媒中で反応させることにより得られる。
よび込は前記のとおりである。)で示されるポリアルキ
レングリコールまたは一般式■ (式中、pは前記のとおりである。)で示されるポリス
チレンとジイソシアチー1−類とを溶媒中で反応させて
得られる両末端にイソシアナート基を有する重合体に、
一般式■ (式中、R+ 、R2、R4,R5,111(+5よび
口は前記のとありである。)で示される片末端にアミノ
基を有する重合体を加えて不活性水素基を右しない良溶
媒中で反応させることにより得られる。
また、前記ブロック共重合体は前記各成分のマルチブロ
ック共重合体でもよい。この場合には、一般式■を有す
る重合体において両末端に同様なアミン基を有する重合
体で前記月末端にアミン基を有する重合体の一部を置換
することにより1りられる。
ック共重合体でもよい。この場合には、一般式■を有す
る重合体において両末端に同様なアミン基を有する重合
体で前記月末端にアミン基を有する重合体の一部を置換
することにより1りられる。
いずれにしても、親水性線状重合体と疎水性線状重合体
との割合は、親水性線状重合体が45〜65モル%、好
ましくは55〜63モル%である本発明にa3けるアク
リル酸またはメタクIノル酸誘轡体連鎖として用いられ
水III基を有するアクリル酸またはメタクリル酎誘導
体重合体【ま、連鎖移動剤としては分子中に1個のアミ
ノ基を有するメルカプタン類の存在下に、水酸基を右づ
るアク1ノルまたはメタクリル酸誘導体を溶媒中にti
(+Nて所定の官能基1111F、モル比、湿度で反応
させることによって合成される。
との割合は、親水性線状重合体が45〜65モル%、好
ましくは55〜63モル%である本発明にa3けるアク
リル酸またはメタクIノル酸誘轡体連鎖として用いられ
水III基を有するアクリル酸またはメタクリル酎誘導
体重合体【ま、連鎖移動剤としては分子中に1個のアミ
ノ基を有するメルカプタン類の存在下に、水酸基を右づ
るアク1ノルまたはメタクリル酸誘導体を溶媒中にti
(+Nて所定の官能基1111F、モル比、湿度で反応
させることによって合成される。
本発明に使用する水酸基を有するアクリル酸またはメタ
クリルM誘導体としては、一般式0式% (式中、R4は水素原子またはメチル基、R5Gよmが
1のとき炭素原子数2〜10個または和が2〜10のと
き炭素原子数2〜3個を有するアルキレン基を表わづ)
で示される。その代表例をありると、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、3−ヒドロ4ジプロピルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチル。 アクリレート、3−ヒドロキシブチルア
クリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、5−
ヒドロキシペンチルアクリレ−1−,6−ヒドロキシへ
キシルアクリレート、2−ヒドロキシエチル)!タクリ
レート、2−ヒドロキシプ1」ビルメタクリレ−1〜、
3−ヒドロキシプロピルメタクリレ−1・。
クリルM誘導体としては、一般式0式% (式中、R4は水素原子またはメチル基、R5Gよmが
1のとき炭素原子数2〜10個または和が2〜10のと
き炭素原子数2〜3個を有するアルキレン基を表わづ)
で示される。その代表例をありると、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、3−ヒドロ4ジプロピルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチル。 アクリレート、3−ヒドロキシブチルア
クリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、5−
ヒドロキシペンチルアクリレ−1−,6−ヒドロキシへ
キシルアクリレート、2−ヒドロキシエチル)!タクリ
レート、2−ヒドロキシプ1」ビルメタクリレ−1〜、
3−ヒドロキシプロピルメタクリレ−1・。
2−ヒドロキシブチルメタクリレート、3−ヒドロキシ
ブチルメタクリレ−1〜、4−ヒドロキシブチルメタク
リレート、5−ヒドロキシペンチルメタクリレート、6
−ヒドロキシへキシルメタクリレートなどがある。
ブチルメタクリレ−1〜、4−ヒドロキシブチルメタク
リレート、5−ヒドロキシペンチルメタクリレート、6
−ヒドロキシへキシルメタクリレートなどがある。
分子中に少なくとも1個のアミノ基を有するメルカプタ
ン類の連鎖移動剤としては、1−アミノメタンチオール
、1−アミノエタンチオール、。
ン類の連鎖移動剤としては、1−アミノメタンチオール
、1−アミノエタンチオール、。
2〜アミノエタンチオール、1−アミンプロパンヂオー
ル、2−アミノプロバンヂオール、3−アミノプロパン
チオール、1−アミノブタンチオール、2−アミノブタ
ンチオール、3−アミツブクンチオール、4−アミノブ
タンチA−ル、1−メデル−2−7ミノエタンチオール
、1−メチル−1−アミノエタンヂオール、3−アミノ
シクロペンタジェン−1−ヂオール、1−アミンベンゼ
ンヂA−ル、2−アミノベンゼンチオール、3−アミノ
ベンぜンチA−ル、1−アミノメチルベンゼンヂオール
、2−アミノメチルベンゼンチオール。
ル、2−アミノプロバンヂオール、3−アミノプロパン
チオール、1−アミノブタンチオール、2−アミノブタ
ンチオール、3−アミツブクンチオール、4−アミノブ
タンチA−ル、1−メデル−2−7ミノエタンチオール
、1−メチル−1−アミノエタンヂオール、3−アミノ
シクロペンタジェン−1−ヂオール、1−アミンベンゼ
ンヂA−ル、2−アミノベンゼンチオール、3−アミノ
ベンぜンチA−ル、1−アミノメチルベンゼンヂオール
、2−アミノメチルベンゼンチオール。
3−アミノメヂルベンピンヂA−ル、1−アミンエチル
ベンゼンチオール、2−アミンエチルベンゼンチオール
、3−アミンエチルベンゼンチオールなどがある。これ
らの連鎖移動剤の使用量は、前記水酸基を有づるアクリ
ル酸またはメタクリル酸誘導体の単量体100重量部に
対して1〜1゜O重量部、好ましくは1.5〜80重量
部である。
ベンゼンチオール、2−アミンエチルベンゼンチオール
、3−アミンエチルベンゼンチオールなどがある。これ
らの連鎖移動剤の使用量は、前記水酸基を有づるアクリ
ル酸またはメタクリル酸誘導体の単量体100重量部に
対して1〜1゜O重量部、好ましくは1.5〜80重量
部である。
小合体の分子量は連鎖移動剤の使用量、すなわち単量体
とのモル比によって調節することができる。
とのモル比によって調節することができる。
有機溶媒としては、メタノール、エタノール。
n−プロパツール、イソプロパツール、n−ブタノール
、イソブタノール、 5ec−ブタノール、■ヂレング
リコール七ツメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノブヂルエーテ
ル、ジメチルホルムアミド。
、イソブタノール、 5ec−ブタノール、■ヂレング
リコール七ツメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノブヂルエーテ
ル、ジメチルホルムアミド。
ジメチルスルオキサイド、ヘキサアルキルボスポルアミ
ド、アセトニトリル、プロピオニトリル。
ド、アセトニトリル、プロピオニトリル。
ベンゾニトリルなどがある。これらの有機溶媒は、前記
水酸基を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体の
単量体100重量部に対して100〜1.000重量部
、好ましくは150〜5oo重量部使用される。
水酸基を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体の
単量体100重量部に対して100〜1.000重量部
、好ましくは150〜5oo重量部使用される。
重合開始剤としては、tert−ブチルパーオクトエー
ト、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピルパーカー
ボネー1−.2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビス
イソブチロニ1−リルなどがある。これらの重合開始剤
は、前記水酸基を有するアクリル酸またはメタクリル酸
誘導体の単量体100重量部に対して0.01〜30重
用部、好ましくは0.05〜20重量部使用される。
ト、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピルパーカー
ボネー1−.2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビス
イソブチロニ1−リルなどがある。これらの重合開始剤
は、前記水酸基を有するアクリル酸またはメタクリル酸
誘導体の単量体100重量部に対して0.01〜30重
用部、好ましくは0.05〜20重量部使用される。
水酸基を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘導体の
重合体化反応は、前述の有機溶媒に単量体、連鎖移動剤
および重合開始剤を加え、50〜200℃、好ましくは
55〜150℃の温度で10分〜30時間、好ましくは
0.5〜25時間行なわれる。
重合体化反応は、前述の有機溶媒に単量体、連鎖移動剤
および重合開始剤を加え、50〜200℃、好ましくは
55〜150℃の温度で10分〜30時間、好ましくは
0.5〜25時間行なわれる。
このようにして重合体化された反応混合液から重合体を
回収するには、反応混合液を濃縮づ“るか、あるいはそ
のままもしくは有機溶媒で希釈して反応器から取り出し
、10〜50倍容のエチルエーテルなどのような貧溶媒
中に滴下して重合体を沈澱させ、戸別したのち、乾燥す
るなどの任意の方法をとることができる。
回収するには、反応混合液を濃縮づ“るか、あるいはそ
のままもしくは有機溶媒で希釈して反応器から取り出し
、10〜50倍容のエチルエーテルなどのような貧溶媒
中に滴下して重合体を沈澱させ、戸別したのち、乾燥す
るなどの任意の方法をとることができる。
得られる片末端にアミノ基を右する重合体は、蒸気圧浸
透法(V apor P ressure OslIl
ometryM ethod )で測定した数平均分子
Mが約1,000〜約20.000である(以下の数平
均分子量は同一の測定法にパよるものである)。
透法(V apor P ressure OslIl
ometryM ethod )で測定した数平均分子
Mが約1,000〜約20.000である(以下の数平
均分子量は同一の測定法にパよるものである)。
また、マルチブロック共重合体の製造に使用される両末
端にアミン基を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘
導体重合体は、連鎖移動剤として分子中に2個のアミノ
基を有するジスルフィド類の存在化に、水酸基を有する
アクリル酸またはメタクリル酸誘導体を、前記片末端に
アミノ基を有するアクリル酸またはメタクリルll!誘
導体重合体の製造の場合と同様な条件下で反応させるこ
とによって合成される。
端にアミン基を有するアクリル酸またはメタクリル酸誘
導体重合体は、連鎖移動剤として分子中に2個のアミノ
基を有するジスルフィド類の存在化に、水酸基を有する
アクリル酸またはメタクリル酸誘導体を、前記片末端に
アミノ基を有するアクリル酸またはメタクリルll!誘
導体重合体の製造の場合と同様な条件下で反応させるこ
とによって合成される。
このようなジスルフィド類としては、ビス−(アミノエ
チル)ジスルフィド、ビス−(アミノプロピル)ジスル
フィド、ビス−(2−7ミノフエニル)ジスルフィド、
ビス−(3−アミノフェニル)ジスルフィド、ビス−(
4−アミノフェニル)ジスルフィド、ビス−(2−アミ
ノエチルフェニル)ジスルフィド、 ′″ ・ ビス−(3−アミン エチルフェニル)ジスルフィド、ビス−(4−アミノエ
チルフェニル)ジスルフィド等がある。
チル)ジスルフィド、ビス−(アミノプロピル)ジスル
フィド、ビス−(2−7ミノフエニル)ジスルフィド、
ビス−(3−アミノフェニル)ジスルフィド、ビス−(
4−アミノフェニル)ジスルフィド、ビス−(2−アミ
ノエチルフェニル)ジスルフィド、 ′″ ・ ビス−(3−アミン エチルフェニル)ジスルフィド、ビス−(4−アミノエ
チルフェニル)ジスルフィド等がある。
このようにして1qられる両末端にアミノ基を右する重
合体は、数平均分子量約i、ooo〜約20,000で
ある。
合体は、数平均分子量約i、ooo〜約20,000で
ある。
本発明の方法によりポリアルキレンオキシイド連鎖とし
て用いられる両末端にイソシアナーt・基を有するポリ
アルキレンオキサイドは、ジイソシアナート類の1個の
官能基を保持したままもう1個の官能基を選択的に、ポ
リアルキレングリコールに有機溶媒中、所定の官能基a
度、官能基比。
て用いられる両末端にイソシアナーt・基を有するポリ
アルキレンオキサイドは、ジイソシアナート類の1個の
官能基を保持したままもう1個の官能基を選択的に、ポ
リアルキレングリコールに有機溶媒中、所定の官能基a
度、官能基比。
温度で反応させることによって合成される。
本発明に使用する両末端に水酸基を有するポリアルキレ
ングリコールとしては、次の一般式%式%) く式中、R6は水素原子またはメチル基、[く7は炭素
原子数1〜3個を有するアルキレン基、℃は10〜1,
100の整数を表わ′1J)で示される。
ングリコールとしては、次の一般式%式%) く式中、R6は水素原子またはメチル基、[く7は炭素
原子数1〜3個を有するアルキレン基、℃は10〜1,
100の整数を表わ′1J)で示される。
その代表例としては、ポリエチレングリコール。
ポリプロピレングリコールなどがある。
これらの重合体は、再沈澱または分別沈澱法などを用い
ることによって分子量i、ooo〜20,000好まし
くは5,000〜i o 、 oooの範囲に渡って任
意の単分散性の高い分画成分をIJることができる。
ることによって分子量i、ooo〜20,000好まし
くは5,000〜i o 、 oooの範囲に渡って任
意の単分散性の高い分画成分をIJることができる。
ジイソシアナート類としては、脂肪族または芳香族ジイ
ソシアナート、例えばm−フェニレンジイソシアナート
、p−フェニレンジイソシアナート、1−クロロ−2,
4−フェニレンジイソシアナート、2.4−)−リレン
ジイソシアナート、2゜6−1−リレンジイソシアナー
ト、3.3’ −ジメチル−4,4′ −ビフェニレン
ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシ−4,4′
−ビフェニレンジイソシアナート、2 + 2 ′+
51 J ’ −テ( フェニルイソシアナート)、4.4’ −スルフォニル
ビス(フェニルイソシアナート)などがある。
ソシアナート、例えばm−フェニレンジイソシアナート
、p−フェニレンジイソシアナート、1−クロロ−2,
4−フェニレンジイソシアナート、2.4−)−リレン
ジイソシアナート、2゜6−1−リレンジイソシアナー
ト、3.3’ −ジメチル−4,4′ −ビフェニレン
ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシ−4,4′
−ビフェニレンジイソシアナート、2 + 2 ′+
51 J ’ −テ( フェニルイソシアナート)、4.4’ −スルフォニル
ビス(フェニルイソシアナート)などがある。
前記重合体へのジイソシアナート類の付加反応は有機溶
媒中でイソシアナート基対水酸基の官能基比が約2対1
の割合で官能基濃度0.002〜0゜20M#!に調整
し、60〜120℃、望ましくは80〜90℃の温度で
20〜75時間、望ましくは30〜50時間行なわれる
。
媒中でイソシアナート基対水酸基の官能基比が約2対1
の割合で官能基濃度0.002〜0゜20M#!に調整
し、60〜120℃、望ましくは80〜90℃の温度で
20〜75時間、望ましくは30〜50時間行なわれる
。
有機溶媒としては、クロルベンゼン、1ヘルエン。
キシレン、ベンゼンなどがある。
このようにして得られた反応混合液は所定時間の失活を
避番ブるために、さらに精製することなく、そのままつ
きの反応に用いることができる。
避番ブるために、さらに精製することなく、そのままつ
きの反応に用いることができる。
また、ポリスチレン連鎖として用いlうれる両末端にイ
ソシアナート基を816ボリスヂレンは、ジインシアナ
ート類の1個の官能基を保持したままもう1個の官能基
を選択的にポリスチレンに、ポリアルキレンオキサイド
連鎖の製造の場合と同様な条件下に反応さUることによ
って合成される。
ソシアナート基を816ボリスヂレンは、ジインシアナ
ート類の1個の官能基を保持したままもう1個の官能基
を選択的にポリスチレンに、ポリアルキレンオキサイド
連鎖の製造の場合と同様な条件下に反応さUることによ
って合成される。
得られた片末端および/または両末端にアミノ基を有す
るアクリル酸またはメタクリル酸誘導体重合体と両末端
にイソシアナート1基を有するポリアルキレン第4:ザ
イドまたはポリスチレンとの高分子反応は、前記アクリ
ル酸またはメタクリル酸誘導体重合体をN、N−ジメヂ
ル小ルムアミド。
るアクリル酸またはメタクリル酸誘導体重合体と両末端
にイソシアナート1基を有するポリアルキレン第4:ザ
イドまたはポリスチレンとの高分子反応は、前記アクリ
ル酸またはメタクリル酸誘導体重合体をN、N−ジメヂ
ル小ルムアミド。
ベンゼン、アセトン、’THF等の活性水素をもたない
溶媒中で、前記ポリアルキレンオキサイドまたはポリス
チレンの反応混合液と、イソシアナート基対アミノ基の
官OL基比が約1対1の割合で混合し、官能濃度0.0
02〜0.2に調整し、=10〜15℃望ましくは0〜
10℃の温度で20〜75時間、望ましくは30〜50
時間行なわれる。
溶媒中で、前記ポリアルキレンオキサイドまたはポリス
チレンの反応混合液と、イソシアナート基対アミノ基の
官OL基比が約1対1の割合で混合し、官能濃度0.0
02〜0.2に調整し、=10〜15℃望ましくは0〜
10℃の温度で20〜75時間、望ましくは30〜50
時間行なわれる。
このようにして高分子反応させた反応混合液から反応混
合物を回収づ−るには、反応混合液を有機溶媒で希釈し
ては反応器から取り出し、10〜50倍容のエチルエー
テルなどの貧溶媒中に滴下して、反応聞合物を沈澱さぜ
、を別したのち、乾燥するなど任意の方法をとることが
できる。iqられたブロック共重合体は分別沈澱法ある
いは再沈澱法を用いて、精製することができる。この場
合、分別沈澱法とは、プレポリマーである2種の重合体
とブロック共重合体の溶解性の温度依存性の相違を利用
したものであり、再沈澱法とは、各プレポリマーが可溶
でブロック共重合体が不溶であるような溶媒中に再沈澱
操作を繰返J方法て・ある。
合物を回収づ−るには、反応混合液を有機溶媒で希釈し
ては反応器から取り出し、10〜50倍容のエチルエー
テルなどの貧溶媒中に滴下して、反応聞合物を沈澱さぜ
、を別したのち、乾燥するなど任意の方法をとることが
できる。iqられたブロック共重合体は分別沈澱法ある
いは再沈澱法を用いて、精製することができる。この場
合、分別沈澱法とは、プレポリマーである2種の重合体
とブロック共重合体の溶解性の温度依存性の相違を利用
したものであり、再沈澱法とは、各プレポリマーが可溶
でブロック共重合体が不溶であるような溶媒中に再沈澱
操作を繰返J方法て・ある。
このようにして得られるブロック共重合体は、前記一般
式Iで示されるA−B−A型ブロック共重合体または△
−B−A−B−A型のごときマルデブロック共重合体で
ある。このようなブロック共重合体は、親水性と疎水性
をイjJるミクロ相分離構造を有するだ(Jでなく、親
水性部分の割合が45〜65モル%、好ましくは55〜
63モル%である場合には、200〜5,000人程度
の親水性と疎水性のラメラ構造、親水性を海とする海島
構造となるので抗血栓性が極めて優れたものとなる。
式Iで示されるA−B−A型ブロック共重合体または△
−B−A−B−A型のごときマルデブロック共重合体で
ある。このようなブロック共重合体は、親水性と疎水性
をイjJるミクロ相分離構造を有するだ(Jでなく、親
水性部分の割合が45〜65モル%、好ましくは55〜
63モル%である場合には、200〜5,000人程度
の親水性と疎水性のラメラ構造、親水性を海とする海島
構造となるので抗血栓性が極めて優れたものとなる。
このようなブロック共重合体は、前記可撓性重合体製チ
ューブの少なくとも内面に被覆される。
ューブの少なくとも内面に被覆される。
被覆方法としては、該チューブが重合体フィルムないし
シート管状体である場合には、該ブロック共重合体の溶
液をその内面または両面に塗布したのち乾燥づることに
より行なわれ、その被膜の乾燥膜厚0.1μm以上、好
ましくは1〜500μmである。なお、前記チューブと
該ブロック共重合体被膜との接着性が低い場合には、前
記チューブの当該表面をプラズマ処理等により処理して
接着性を上げることが望ましい。また、前記チューブが
合成繊tI&製の場合には、管状ないし棒状体に布面に
合成II雑の帯状織布または編布をスパイラル状に捲回
し、さらにその表面に前記ブロック共重合体溶液を塗布
することにより該繊維層内に含浸させ、ついで乾燥する
ことにより得られる。また、合成繊維系を使用する場合
に1よ、前記塗イ5面に該系を一方向にスパイラル状に
あるいはさらにクロスするように反対方向からスパイラ
ル状にさらに必要によりこれを交互に繰返してIjHI
I1層を形成さゼ、該管状繊維層の表面に該ブロック共
重合体溶液を塗布することにより該繊維層に含浸させ、
ついで乾燥J−ることにより19られる。
シート管状体である場合には、該ブロック共重合体の溶
液をその内面または両面に塗布したのち乾燥づることに
より行なわれ、その被膜の乾燥膜厚0.1μm以上、好
ましくは1〜500μmである。なお、前記チューブと
該ブロック共重合体被膜との接着性が低い場合には、前
記チューブの当該表面をプラズマ処理等により処理して
接着性を上げることが望ましい。また、前記チューブが
合成繊tI&製の場合には、管状ないし棒状体に布面に
合成II雑の帯状織布または編布をスパイラル状に捲回
し、さらにその表面に前記ブロック共重合体溶液を塗布
することにより該繊維層内に含浸させ、ついで乾燥する
ことにより得られる。また、合成繊維系を使用する場合
に1よ、前記塗イ5面に該系を一方向にスパイラル状に
あるいはさらにクロスするように反対方向からスパイラ
ル状にさらに必要によりこれを交互に繰返してIjHI
I1層を形成さゼ、該管状繊維層の表面に該ブロック共
重合体溶液を塗布することにより該繊維層に含浸させ、
ついで乾燥J−ることにより19られる。
このようにして内面を処理された人工血管には、その外
面にコラーゲンまたは1ラヂンの被覆が施される。その
方法としてはコラーゲンまたはピラチンの溶液を1〜3
0重量%、好ましくは5〜10重量%の濃度で1〜数回
塗布したのち、乾燥することにより所望の人工血管が1
qられる。その膜厚は、乾燥膜厚基準で1〜1,000
μm好ましくは0.1〜1mtnである。なiJ3 、
前記のうら、コラーゲンが特に好ましい。
面にコラーゲンまたは1ラヂンの被覆が施される。その
方法としてはコラーゲンまたはピラチンの溶液を1〜3
0重量%、好ましくは5〜10重量%の濃度で1〜数回
塗布したのち、乾燥することにより所望の人工血管が1
qられる。その膜厚は、乾燥膜厚基準で1〜1,000
μm好ましくは0.1〜1mtnである。なiJ3 、
前記のうら、コラーゲンが特に好ましい。
このようにして得られる人工血管の1411 Lよ6m
m以下であり、好ましくは1〜6mmである。
m以下であり、好ましくは1〜6mmである。
つぎに、実施例を挙げて木兄1!II @さらに詳粁1
に説明する。
に説明する。
まず、両末端にイソシアナート基を有するポリアルキレ
ンAキサイドの製造方法につ0て晶1jホJ−る。
ンAキサイドの製造方法につ0て晶1jホJ−る。
重合体 A
数平均分子fi7,110のポリエチレングリコール1
00gと2.4−1−ルエンジイソシアナート4.89
9gをクロルベンゼンで14.00ccLこ定容し、8
0℃の温度で48時間反応を行なつlこ。
00gと2.4−1−ルエンジイソシアナート4.89
9gをクロルベンゼンで14.00ccLこ定容し、8
0℃の温度で48時間反応を行なつlこ。
反応nOの沢合溶液は、官能基比のイソシアプーート基
対水酸基を約2対1、官能基濃度が岸り0.02M/f
fiになるよう調整した。反応終了1耽、分析したどこ
ろ1分子中にイソシアナ−1・基を511均1゜96個
4i−4る数平均分子量7.460の重合体カー得られ
た。この反応率は98%であった。
対水酸基を約2対1、官能基濃度が岸り0.02M/f
fiになるよう調整した。反応終了1耽、分析したどこ
ろ1分子中にイソシアナ−1・基を511均1゜96個
4i−4る数平均分子量7.460の重合体カー得られ
た。この反応率は98%であった。
重合体 B
数平均分子11.000のボ1ノエチレング1ノコール
100(Iと2.4−1〜ルJニンジイソシアプ−一ト
34.830gをり暖しベンゼンで2,000m(lに
定容し、重合体Aと同(1こ反1,6を(jなった。
100(Iと2.4−1〜ルJニンジイソシアプ−一ト
34.830gをり暖しベンゼンで2,000m(lに
定容し、重合体Aと同(1こ反1,6を(jなった。
反応前混合溶液の官能基比(よ/1;Iツマ−Aと同一
、官能基濃度0.1M/ffiになるようお1整した。
、官能基濃度0.1M/ffiになるようお1整した。
1分子中のイソシアナート基数が1,98、数Sv、均
分子量が350である重合体1fi 99%の反応率で
・得られた。
分子量が350である重合体1fi 99%の反応率で
・得られた。
重合体 C
数平均分子量16,000の;Ic ’ノエチレング1
ノコール100gと2.4.−t−/レニンジイソシア
シーー1−2.176gをクロルベンゼン2,400+
u℃に定容し、重合体△と同様に反応を11なった。
ノコール100gと2.4.−t−/レニンジイソシア
シーー1−2.176gをクロルベンゼン2,400+
u℃に定容し、重合体△と同様に反応を11なった。
反応前の官能基比は重合体Aと同一、B“1j口11度
はO,QO5M/ffiになるようにμiJ fi%
l、 /こ。i ’tj子中のイソシアナート基数が1
.96個、数ゝIljり分子Mが16,350である重
合1本が98%の反応率で1りられた。次に、片末端に
アミン基を右づるメタクリル酸誘導体重合体の製j告方
ン去を5苓3ホづる。
はO,QO5M/ffiになるようにμiJ fi%
l、 /こ。i ’tj子中のイソシアナート基数が1
.96個、数ゝIljり分子Mが16,350である重
合1本が98%の反応率で1りられた。次に、片末端に
アミン基を右づるメタクリル酸誘導体重合体の製j告方
ン去を5苓3ホづる。
重合体 D
重合管に、2ヒドロキシエヂルメタクリレート100G
、α、α′ −アゾビスイソブチロニトリル0.252
(] 、]2−アミノ1タンチA−ル4150gおよび
N、N−ジメチルホルムアミド290.3gをそれぞれ
仕込み、真空下に封管し、60℃の温度に保った恒温槽
中で振りまぜながら8゜5時間反応を行なった。反応終
了後の反応混合物をアセトンで希釈して重合管から取り
出した後20倍容のエチルエーテル中に滴下して重合体
を沈澱させ、f別後真空乾燥したところ、1分子当りア
ミノ基導入率が1モルである数平均分子m2゜640の
重合体が21.50%の収率で1qられた。
、α、α′ −アゾビスイソブチロニトリル0.252
(] 、]2−アミノ1タンチA−ル4150gおよび
N、N−ジメチルホルムアミド290.3gをそれぞれ
仕込み、真空下に封管し、60℃の温度に保った恒温槽
中で振りまぜながら8゜5時間反応を行なった。反応終
了後の反応混合物をアセトンで希釈して重合管から取り
出した後20倍容のエチルエーテル中に滴下して重合体
を沈澱させ、f別後真空乾燥したところ、1分子当りア
ミノ基導入率が1モルである数平均分子m2゜640の
重合体が21.50%の収率で1qられた。
重合体 E
2−アミノエタンチオール26.68p 、反応時間5
時間の他は重合体りと同一条件下で反応および精製を行
なった。数平均分子ff15.200である重合体が1
9.20%の収率で得られた。
時間の他は重合体りと同一条件下で反応および精製を行
なった。数平均分子ff15.200である重合体が1
9.20%の収率で得られた。
重合体 F
2−アミノエタンチオール20.75i7、反応時間3
.5時間の他の重合体りと同−条flで反応および精製
を行なった。数平均分子用が11,270である重合体
が24.33%の収率で19られた。
.5時間の他の重合体りと同−条flで反応および精製
を行なった。数平均分子用が11,270である重合体
が24.33%の収率で19られた。
重合体 G
2−アミノエタンチオール4.02Q、反応時間5.5
時間の他は重合体りと同一条件で反応および精製を行な
った。数平均分子量が6.400である重合体が25.
93%の収率で得られた。
時間の他は重合体りと同一条件で反応および精製を行な
った。数平均分子量が6.400である重合体が25.
93%の収率で得られた。
重合体 1」
スチレン1079およびp、p’ −ジイソシアナート
ジフェニルジスルフィド7.5gを石英重合管中に真空
下で封止し、水銀ランプ照射下で12時間30℃で反応
を行った。また、希釈液どしてテトラヒドロフランを用
い、再沈溶媒として20〜50倍容のヘキサンを用いて
精製を行なった。
ジフェニルジスルフィド7.5gを石英重合管中に真空
下で封止し、水銀ランプ照射下で12時間30℃で反応
を行った。また、希釈液どしてテトラヒドロフランを用
い、再沈溶媒として20〜50倍容のヘキサンを用いて
精製を行なった。
数平均分子量が10,500である重合体が25゜1%
の収率で得られた分子中に導入されるイソシアナート基
数は2.01であった。
の収率で得られた分子中に導入されるイソシアナート基
数は2.01であった。
重合体 I
p、D’ ジイソシアナートジフェニルジスルフィド1
5gの他は重合体1−1と同様な条件で反応および精製
を行なった。数平均分子用が5,500である重合体が
19.4%の収率で得られた。
5gの他は重合体1−1と同様な条件で反応および精製
を行なった。数平均分子用が5,500である重合体が
19.4%の収率で得られた。
次に、両末端にイソシアナート基を有するポリアルキレ
ンオキサイドまたはポリスチレンと片末端にアミン基を
有づ−るアクリル酸またはメタクリル酸誘導体重合体と
を用いたブロック共重合体の製造方法を詳述する。
ンオキサイドまたはポリスチレンと片末端にアミン基を
有づ−るアクリル酸またはメタクリル酸誘導体重合体と
を用いたブロック共重合体の製造方法を詳述する。
ブロック共重合体 A
重合体Aの濃度が7.1重量%であるクロルベンビン溶
液100qと重合体Fの濃度が7.1重量%であるN、
N’ −ジメチルホルムアミド302gを混合し、0℃
の温度で48時時間分子反応を行なった。反応前の官能
塁比の、イワシアナ−1〜基対アミノ基が約1対1、官
能基i農度0.02M/℃なるよう調整した。反応終了
後の反応溶液をメタノールで希釈して反応器より取り出
し、20倍容のエチルエーテルに滴下して反応混合物を
沈澱させ、戸別後乾燥し、反応混合物を回収した。
液100qと重合体Fの濃度が7.1重量%であるN、
N’ −ジメチルホルムアミド302gを混合し、0℃
の温度で48時時間分子反応を行なった。反応前の官能
塁比の、イワシアナ−1〜基対アミノ基が約1対1、官
能基i農度0.02M/℃なるよう調整した。反応終了
後の反応溶液をメタノールで希釈して反応器より取り出
し、20倍容のエチルエーテルに滴下して反応混合物を
沈澱させ、戸別後乾燥し、反応混合物を回収した。
この反応混合物をエチルセロソルブに加え、50℃の温
度で加熱溶解した後、一旦o℃の温度まで冷却し、低温
で不溶のポリマーAおよびブロック−(” 共重合体を析出させた。その後25℃の温度ま年徐々に
加熱し、この温度でブロック共重合体を溶解させ、沈澱
している未反応重合体△を除去覆るために遠心分離機に
かけ5.OOOrpmの回転数で分離を行なった。遠心
分離後の上澄み液を再び0℃の温度まで徐々に冷却し、
ブロック共重合体を析出させ、この温度で溶解している
未反応ポリマーEを除去するため遠心分離機にかけ5.
00Orpmの回転数で分離し、沈澱物を採取した。以
上の分離操作を2度繰返し、最終的に1qられた沈澱物
をメタノールで希釈して取り出し、20倍容000のブ
ロック共重合体が76%の収率て得られた。
度で加熱溶解した後、一旦o℃の温度まで冷却し、低温
で不溶のポリマーAおよびブロック−(” 共重合体を析出させた。その後25℃の温度ま年徐々に
加熱し、この温度でブロック共重合体を溶解させ、沈澱
している未反応重合体△を除去覆るために遠心分離機に
かけ5.OOOrpmの回転数で分離を行なった。遠心
分離後の上澄み液を再び0℃の温度まで徐々に冷却し、
ブロック共重合体を析出させ、この温度で溶解している
未反応ポリマーEを除去するため遠心分離機にかけ5.
00Orpmの回転数で分離し、沈澱物を採取した。以
上の分離操作を2度繰返し、最終的に1qられた沈澱物
をメタノールで希釈して取り出し、20倍容000のブ
ロック共重合体が76%の収率て得られた。
ブロック共重合体 B〜C
第1表に示す他のブロック共重合体Aと同一条件で反応
およびrii製を行なった。
およびrii製を行なった。
ブロック共重合体 D−E
反応前の官能基比のイソシアナ−1へ基対アミンIAl
fi約1 対1 、fff)ttLsIiカ0 、02
M/I T、ニーなるj:うに調整した。反応終了後の
反応溶液をメタノールあるいはアセトンで希釈して反応
器より取り出し、20倍容のエチルエーテルに滴下して
反応混合物を沈澱させ、を別後乾燥し、反応混合物を回
収して第1表に示ずブロック共重合体を1qた。
fi約1 対1 、fff)ttLsIiカ0 、02
M/I T、ニーなるj:うに調整した。反応終了後の
反応溶液をメタノールあるいはアセトンで希釈して反応
器より取り出し、20倍容のエチルエーテルに滴下して
反応混合物を沈澱させ、を別後乾燥し、反応混合物を回
収して第1表に示ずブロック共重合体を1qた。
実施例 1〜5
テ1〜ラメチレングリコールおよび4,4′ −ジフェ
ニルメタンジイソシアネ−1〜とJ:す、鎖延長剤とし
てジエチルアミンを使用し−C反応させて(qたセグメ
ン1−化ポリエーデルウレタンウレアの4重量%ジメチ
ルアセトアミド溶液を、内系2mmの金属製管の内面に
数回塗布したのち、乾燥して膜厚0,15mmのチュー
ブを得た。このようにして得られたポリウレタンチュー
ブの内面にブロック共重合体A〜Eの1%ジメチル小ル
ムアミド溶液を塗布し、ついで乾燥したのち、金属製管
から外した。このようにして得られたチューブの外表面
に、コラーゲンの10重M%0.9%Na Cl水溶液
を、塗布したのち乾燥することによりコラーゲン被膜を
形成させて人工血管を(りだ。
ニルメタンジイソシアネ−1〜とJ:す、鎖延長剤とし
てジエチルアミンを使用し−C反応させて(qたセグメ
ン1−化ポリエーデルウレタンウレアの4重量%ジメチ
ルアセトアミド溶液を、内系2mmの金属製管の内面に
数回塗布したのち、乾燥して膜厚0,15mmのチュー
ブを得た。このようにして得られたポリウレタンチュー
ブの内面にブロック共重合体A〜Eの1%ジメチル小ル
ムアミド溶液を塗布し、ついで乾燥したのち、金属製管
から外した。このようにして得られたチューブの外表面
に、コラーゲンの10重M%0.9%Na Cl水溶液
を、塗布したのち乾燥することによりコラーゲン被膜を
形成させて人工血管を(りだ。
実施例 6〜10
直径2mmの金属棒にセグメント化ポリ■−チルウレタ
ンウレア5重量%ジメチルアセトアミド溶液からデツピ
ングし、乾燥後ナイロン繊維の織イli(幅5n+m、
厚さQ、1mm)をスパイラル状に捲回してナイロンm
雑居を形成させ、該繊維層表面に前記セグメント化ポリ
ウレタンウレア溶液を塗布して該繊維層内に含浸させな
″がらデツピング、乾燥させることにより両面に前記セ
グメント化ボリ工−テウレタンウレア膜を形成させた。
ンウレア5重量%ジメチルアセトアミド溶液からデツピ
ングし、乾燥後ナイロン繊維の織イli(幅5n+m、
厚さQ、1mm)をスパイラル状に捲回してナイロンm
雑居を形成させ、該繊維層表面に前記セグメント化ポリ
ウレタンウレア溶液を塗布して該繊維層内に含浸させな
″がらデツピング、乾燥させることにより両面に前記セ
グメント化ボリ工−テウレタンウレア膜を形成させた。
ついでその内面にブロック共重合体A〜E1mffi%
ジメヂルホルムアミド溶液を2回デツピングし乾燥させ
た′4身、その外表面にコラーゲンの10重量%0゜9
%NaCl水溶液を塗布したのら乾燥づることによりコ
ラーゲン被膜を形成させて長さ3cmの人工血管を得た
。
ジメヂルホルムアミド溶液を2回デツピングし乾燥させ
た′4身、その外表面にコラーゲンの10重量%0゜9
%NaCl水溶液を塗布したのら乾燥づることによりコ
ラーゲン被膜を形成させて長さ3cmの人工血管を得た
。
比較例 1
実施例1〜5で得た人工血管で内面および外面にそれぞ
れブロック共重合体Δ〜Eどコラーゲンを塗布しない場
合を比較例とした。
れブロック共重合体Δ〜Eどコラーゲンを塗布しない場
合を比較例とした。
比較例 2
実施例6〜5で得た人工血管で内面a3よび外面にそれ
ぞれブロック共重合体A−Eと」ラーグンを塗布しない
場合を比較例とした。
ぞれブロック共重合体A−Eと」ラーグンを塗布しない
場合を比較例とした。
参考例 1
実施例1〜10および実施例1〜2で得られた人工血管
を用いて5羽のウサギの大動脈の一部をそれぞれ切除し
た部分に吻合して連結し、30日後に該血管の内面a3
よび外部を調べたところ、第2表の結果が得られた。
を用いて5羽のウサギの大動脈の一部をそれぞれ切除し
た部分に吻合して連結し、30日後に該血管の内面a3
よび外部を調べたところ、第2表の結果が得られた。
(以下余白)
r−(N
実施例 11〜15
実施例1〜5の方法において直径3mmの金属製捧を用
いた以外は同様な方法を行なってそれぞれ人]ニ面管を
19だ。
いた以外は同様な方法を行なってそれぞれ人]ニ面管を
19だ。
比較例 3〜4
比較例1〜2の方法において直径3mmの金属製ロンド
を用いた以外は同様な方法を行なってそれぞれ人工血管
を1qだ。
を用いた以外は同様な方法を行なってそれぞれ人工血管
を1qだ。
参考例 2
実施例11〜15および比較例3〜4で1りられた人工
血管を用いて、3匹の犬の大動脈の一部をそれぞれ切除
した部分に吻合して連結し、10日後に該血管の内外両
面を調べたところ、第3表の結果が得られた。
血管を用いて、3匹の犬の大動脈の一部をそれぞれ切除
した部分に吻合して連結し、10日後に該血管の内外両
面を調べたところ、第3表の結果が得られた。
〈以下余白)
第3表
ブロック
実施例 共重合体 内 面 外 而
11 A 血栓 周囲生体
生成せず 組織に密着
12 B 同上 同上
13 C同上 同上
14 [) 同上 同上
15 E 同上 同上
比較例
3 完全に閉塞
(3時間で 周囲生体111械
血栓生成) に密着せず
4 完全に閉塞
(3時間で 周囲生体゛組織
血栓生成) 密着せず
■2発明の具体的効果
以上述へたように、本発明は、引裂強度20kg/ c
n+2以上を有する可撓性重合体製チューブの少なくと
も内面に、分子量i、ooo〜20.000の疎水性線
状重合体と分子量i、ooo〜20,000の親水性線
状重合体とをブロック重合してなるブロック共重合体を
被覆し、外面にコラーゲンまた【よゼラチンを被覆した
ことを特徴とする人工血管であるから、前記ブロック共
重合体のために血栓が生成し難く、このため人工血管の
内径を細くすることができ、しかも耐久性がありかつ弾
性および伸展性に富み、縫合しやすいという利点がある
。また、外面はコラーゲンまたはUラヂン被膜を有し−
Cいるので゛、該人工血管が使用される部位の周囲の生
体組織との密着性が優れており、このため長期間使用し
てもずれたりする心配はなくなる。特にコラーゲンを使
用した場合には、その効果が人である。
n+2以上を有する可撓性重合体製チューブの少なくと
も内面に、分子量i、ooo〜20.000の疎水性線
状重合体と分子量i、ooo〜20,000の親水性線
状重合体とをブロック重合してなるブロック共重合体を
被覆し、外面にコラーゲンまた【よゼラチンを被覆した
ことを特徴とする人工血管であるから、前記ブロック共
重合体のために血栓が生成し難く、このため人工血管の
内径を細くすることができ、しかも耐久性がありかつ弾
性および伸展性に富み、縫合しやすいという利点がある
。また、外面はコラーゲンまたはUラヂン被膜を有し−
Cいるので゛、該人工血管が使用される部位の周囲の生
体組織との密着性が優れており、このため長期間使用し
てもずれたりする心配はなくなる。特にコラーゲンを使
用した場合には、その効果が人である。
また、前記ブロック共重合体は、親水性線状重合体がア
クリル酸またはメタクリルWIU誘導体であり、また疎
水性線状重合体がスチレン重合体またはポリアルキレン
グリコール、特にポリエチレングリ]−ルまたはポリプ
ロピレングリコールであるので、安価でかつ入手しゃす
く、しがち生体適合性が優れているので抗血栓性が極め
一〇良好である。このため内径が小さいにもかかわらず
血栓による閉塞の心配はない。さらに可撓性重合体が補
強材として使用されているので、引裂強度およびその他
の機械的強度が極めて優れている。また、可撓性重合体
製チューブとして熱可塑性樹脂製フィルムないしシート
のチューブを使用すれば前記ブロック共重合体の使用量
が少なくてづみ、また合成繊維製チューブを使用すれば
可撓性および機械的強度が極めて高くなり、しかも縫合
強庶が特に高くなる。
クリル酸またはメタクリルWIU誘導体であり、また疎
水性線状重合体がスチレン重合体またはポリアルキレン
グリコール、特にポリエチレングリ]−ルまたはポリプ
ロピレングリコールであるので、安価でかつ入手しゃす
く、しがち生体適合性が優れているので抗血栓性が極め
一〇良好である。このため内径が小さいにもかかわらず
血栓による閉塞の心配はない。さらに可撓性重合体が補
強材として使用されているので、引裂強度およびその他
の機械的強度が極めて優れている。また、可撓性重合体
製チューブとして熱可塑性樹脂製フィルムないしシート
のチューブを使用すれば前記ブロック共重合体の使用量
が少なくてづみ、また合成繊維製チューブを使用すれば
可撓性および機械的強度が極めて高くなり、しかも縫合
強庶が特に高くなる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)引裂強度20 kQ/ cm2以上を有する可撓
性重合体製チューブの内面に、分子量1,000〜20
,000の疎水性線状重合体と分子量i、ooo〜20
,000の親水性線状重合体とをブロック重合してなる
ブロック共重合体を被覆し、外面にコラーゲンまたはゼ
ラチンを被覆したことを特徴とする人工血管。 (2)親水性線状重合体がアクリル酸またはメタ1項ま
たは第2項に記載の人工血管。 (4)ポリアルキレングリコールがポリエチレングリコ
ールまたば゛ポリプロピレングリー1−ルである特許請
求の範囲第3項に記載の人工血管。 (5)可撓性重合体製チューブが熱り塑性樹脂フィルム
ないしシートのチューブである特許請求の範囲第1項な
いし第4項のいずれか一つに記載の人工血管。 (6)可撓性重合体製チューブが合成繊維製チューブで
ある特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか一つ
に記載の人工血管。 (7)合成S+維は織布または編布である特許請求の範
囲第6項に記載の人工血管。 (8)合成繊維はスパイラル状に捲回された糸である特
許請求の範囲第6項に記載の人工血管。 (9)前記可撓性重合体デユープの内径が6mm以下で
ある特許請求の範囲m 11nないし第8項のいずれか
一つに記載の人工血管。 (10)ブロック共重合体中の親水性線状重合体と疎水
性線状重合体の合81に対する親水性線状重合体の割合
が45〜65モル%である特許請求の範囲第1項ないし
第9項のいずれか一つに記載の人工血管。 (11)外面の被覆がコラーゲンである特許請求の範囲
第1項ないし第10項のいずれか一つに記載の人工血管
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142068A JPS6034451A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 人工血管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142068A JPS6034451A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 人工血管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034451A true JPS6034451A (ja) | 1985-02-22 |
JPH0372300B2 JPH0372300B2 (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=15306678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58142068A Granted JPS6034451A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 人工血管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034451A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6294614B1 (en) | 1996-07-29 | 2001-09-25 | K. K. Vayu | Modified polymers containing poly(2-hydroxyethyl(meth)acrylate segment in the molecule |
EP0965310A4 (en) * | 1996-12-06 | 2003-03-19 | Tapic Int Co Ltd | ARTIFICIAL BLOOD VESSEL |
CN103006349A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 天津市赛宁生物工程技术有限公司 | 体外培养的组织工程血管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529087A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Kuraray Co Ltd | Blood-compatible high-polymeric materials for medical use |
JPS5846961A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | 株式会社バイオ・エンジニアリング・ラボラトリ−ズ | 血液適合性材料および該材料の製造方法 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58142068A patent/JPS6034451A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529087A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Kuraray Co Ltd | Blood-compatible high-polymeric materials for medical use |
JPS5846961A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | 株式会社バイオ・エンジニアリング・ラボラトリ−ズ | 血液適合性材料および該材料の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6294614B1 (en) | 1996-07-29 | 2001-09-25 | K. K. Vayu | Modified polymers containing poly(2-hydroxyethyl(meth)acrylate segment in the molecule |
EP0965310A4 (en) * | 1996-12-06 | 2003-03-19 | Tapic Int Co Ltd | ARTIFICIAL BLOOD VESSEL |
CN103006349A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 天津市赛宁生物工程技术有限公司 | 体外培养的组织工程血管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372300B2 (ja) | 1991-11-18 |
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