JPS5835612B2 - 新規なブロック共重合体の製造方法 - Google Patents

新規なブロック共重合体の製造方法

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JPS5835612B2
JPS5835612B2 JP53122308A JP12230878A JPS5835612B2 JP S5835612 B2 JPS5835612 B2 JP S5835612B2 JP 53122308 A JP53122308 A JP 53122308A JP 12230878 A JP12230878 A JP 12230878A JP S5835612 B2 JPS5835612 B2 JP S5835612B2
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block copolymer
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なブロック共重合体の製造方法に関し、
詳述すると親水性連鎖と疎水性連鎖とを一分子中に制御
して担持した高分子化合物の製造方法に関する。
従来、ポリヒドロキシアクリレートおよびポリヒドロキ
シメタクリレートは側鎖に水酸基を有する水との親和性
があるが、バックボーンの疎水性が高いため水との親和
性に限界があった。
その代表的な高分子化合物であるポリ2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートはハイトロンとして知られ、−分子
中に疎水性のα−メチル基およびバックボーンと主鎖か
ら離れた位置に存在する親水性の水酸基を有するため、
医療用高分子材料としての疎水性と親水性を兼ね備えた
性質を有している。
この性質により、前述のポリマーは、生体適合性をもち
、特に、医療用高分子材料の分野で有望な素材として注
目視されている。
しかしながら、この単量体は不可逆的に生成するジエス
テル、すなわち2個の二重結合を有する単量体の混在に
より、重合時に三次元化反応を起しゲル化しやす(鎖状
ポリマーが極めて得にくかった。
このことは制御された分子鎖長を有するポリマー設計の
観点からすれば極めて望ましくないものであった。
すなわち、従来の製造方法は機能に対応した分子構造、
分子鎖長制御が困難であるため、その応用および得られ
た重合体の利用範囲も制限されたものであった。
この三次元重合体は含水性を有するためコンタクトレン
ズやカテーテルなどの医療分野の他、種種の用途が開発
されつつあるが、機械的強度が弱く、かつ、ポリマー同
志の接着力や含水性も不十分であり、いまだ一部実用化
されているにすぎない。
以上のことから、この三次元重合体は、■側鎖に親水性
の水酸基を有するものの側鎖のα−メチル基および主鎖
のバックボーンが疎水性であるため水との親和性が制限
されること、■−一分子中親水性連鎖と疎水性連鎖を有
するポリマーが製造できないこと、■分子集合レベルで
の親水性領域と疎水性領域を構成しないことなどから生
体適合性に限界があるという欠点を有していた。
このような欠点を改善するために、親水性と疎水性の2
種の分子鎖を用いて、親・疎水性を有する素材を得る方
法としては、前記異種分子鎖をブレンドまたはランダム
共重合する方法がある。
しかし、これらの方法では2種のポリマーまたは親水性
と疎水性の連鎖単位の組成化に相関した性質を引き出す
にすぎない。
これに対し、異種連鎖を一分子中に結合させたブロック
共重合体は、分子の集合レベルでそれぞれミクロドメイ
ンを形成するため、すなわち、ミクロ相分離構造を形成
するために新しい機能をこれに付与させることが可能で
ある。
このように、親水性、疎水性を兼ね備え、しかも分子レ
ベルでの規制が生体適合性を有する新素材を得るために
重要な問題であった。
ブロック共重合体については近年リビングアニオン重合
法の発達に伴ない単分散性の高い種々の構造を有するブ
ロック共重合体の合成が可能となっている。
この方法によると、無水のテトラヒドロフラン中でナト
リウム−ナフタリン錯体を重合開始剤としてスチレンの
ような単量体を重合させることにより重合終了時重合末
端に活性種を保持した連鎖移動性、停止反応のないリビ
ングポリマーが得られ、このリビングポリマーに対し他
の単量体を加えることによりブロック共重合体が得られ
る。
しかしながら、この方法では、水酸基のような極性基が
系内に存在するヒドロキシメタクリレートをスチレンの
代りに用いた場合、移動反応が生起し、リビングアニオ
ン活性が失活し分子の生長が止まる。
したがって、このリビングアニオン重合方法では水酸基
を有するヒドロキシアルキルアクリレートまたはヒドロ
キシアルキルメタクリレートを用いたブロック共重合体
の合成は極めて困難である。
また、従来のヒドロキシアクリレートまたはヒドロキシ
メタクリレートを用いたブロック共重合体の合成法は見
いだされていない。
前述したように分子レベルでの親水性と疎水性の両方の
性質を有するポリマーの生体適合性には限界がある。
しかしながら、生体膜は分子の集合レベルで親水性と疎
水性の領域(ドメイン)を有すると考えられ、この構造
が生体適合性に極めて重要である。
本発明の目的は分子レベルとは異なり、分子の集合レベ
ルで親水性と疎水性の領域を溶液中で形成し得る親水性
と疎水性の異種連鎖を結合させた新規なブロック共重合
体の製造方法を提供することにある。
本発明は一般式 *個を有するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を
有するアルキレン基、lは10〜1100の整数を表わ
す)で示されるポリオキシアルキレングリコールとジイ
ソシアナート類とを溶媒中で反応させて得られる両末端
にイソシアナート基を有するポリマーに、 一般式 (式中、R1はアミン基を有するメルカプタン類)残基
の炭化水素、R2は該メルカプタン類のアミノ基の水素
原子またはメチル基、R4は水素原子または炭素原子数
1〜4個を有するアルキル基、R5はmが1のとき炭素
原子数2〜10個またはmが2〜10のとき炭素原子数
2〜3個を有するアルキレン基、nは10〜500の整
数を表わす)で示される片末端にアミノ基を有するポリ
マーを加えて活性水素を有しない良溶媒中で反応させる
ことを特徴とする。
一般式 (式中、R4は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R6はmlに1のとき炭素原子数2〜
10個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を
有するアルキレン基、nはlO〜500の整数を表わす
)、 X2は一般式 (式中、R6は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有するア
ルキレン基、■は10〜1100の整数を表わす)、 R1はアミノ基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
素、R2は該メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
チル基、R3はジイソシアナート類の残基の炭化水素で
ある)で示される新規なブロック共重合体の製造方法で
ある。
本発明の方法によりアクリル酸誘導体連鎖として用いら
れる水酸基を有するアクリル酸誘導体ポリマーは、連鎖
移動剤として分子中に1個のアミノ基を有するメルカプ
タン類の存在下に、水酸基を有するアクリル酸誘導体を
溶媒中において所定の官能基濃度、モル比、温度で反応
させることによって台底される。
本発明に使用する水酸基を有するアクリル酸誘導体とし
ては、一般式 (式中、R4は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R3はmが1のとき炭素原子数2〜1
0個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を有
するアルキレン基を表わす)で示される。
その代表例をあげると、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレート、4−
ヒドロキシブチルアクリレート、5−ヒドロキシペンチ
ルアクリレート、6−ヒドロキシへキシルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒドロキシ
グロピルメタクリレート、3−ヒドロキシフロビルメタ
クリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、3
−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、5−ヒドロキシペンチルメタクリ
レート、6−ヒドロキシへキシルメタクリレートなどが
ある。
分子中に少なくとも1個のアミノ基を有するメルカプタ
ン類の連鎖移動剤としては、■−アミノメタンチオール
、■−アミノエタンチオール、2−7ミノエタンチオー
ル、■−アミノプロパンチオール、2−アミノプロパン
チオール、3−アミノプロパンチオール、■−アミノブ
タンチオール、2−アミノブタンチオール、3−アミノ
ブタンチオール、4−アミノブタンチオール、1−メチ
ル−2−アミノエタンチオール、■−メチルー1アミノ
エタンチオール、3−アミノシクロペンタジェン−1−
チオール、■−アミノベンゼンチオール、2−アミノベ
ンゼンチオール、3−アミノベンゼンチオール、■−ア
ミノ、メチルベンゼンチオール、2−アミノメチルベン
ゼンチオール、3アミノメチルベンゼンチオール、■−
アミノエチルベンゼンチオール、2−アミノエチルベン
ゼンチオール、3−アミノエチルベンゼンチオールなど
がある。
これらの連鎖移動剤の使用量は、前記水酸基を有するア
クリル酸誘導体の単量体100重量部に対して1〜10
0重量部、好ましくは1.5〜80重量部である。
ポリマーの分子量は連鎖移動剤の使用量、すなわち、単
量体とのモル比によって調節することができる。
有機溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロ
パツール、インプロパツール、n−ブタノール、イソブ
タノール、5ec−ブタノール、エチレンクリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレンクリコールモノブチルエーテル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ヘキサアル
キルホスホルアミド、アセトニトリル、プロピオニトリ
ル、ベンゾニトリルなどがある。
これらの有機溶媒は、前記水酸基を有するアクリル酸誘
導体の単量体100重量部に対して100〜1000重
量部、好ましくは150〜500重量部使用される。
重合開始剤としては、tert−ブチルパーオクトエー
ト、ベンゾイルパーオキサイド、イングロピルパーカー
ポネート、2・4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどがある。
これらの重合開始剤は、前記水酸基を有するアクリル酸
誘導体の単量体100重量部に対して0.01〜30重
量部、好ましくは0.05〜20重量部使用される。
水酸基を有するアクリル酸誘導体のポリマー化反応は、
前述の有機溶媒に単量体、連鎖移動剤および重合開始剤
を加え、50〜200℃、好ましくは55〜150℃の
温度で10分〜30時間、好ましくは0.5〜25時間
行なわれる。
このようにしてポリマー化された反応混合液からポリマ
ーを回収するには、反応混合液を濃縮するか、あるいは
そのままもしくは有機溶媒で希釈して反応器から取り出
し、10〜50倍容のエチルエーテルなどのような貧溶
媒中に滴下してポリマーを沈澱させ、p別したのち、乾
燥するなどの任意の方法をとることができる。
得られる片末端にアミノ基を有するポリマーは、蒸気圧
浸透法(Vapor Pressure Osmome
tryMethod )で測定した数平均分子量が約1
000〜約40000である(以下の数平均分子量は同
一の測定法によるものである)。
本発明の方法によりポリアルキレンオキサイド連鎖とし
て用いられる両末端にインシアナート基を有するポリア
ルキレンオキサイドは、ジイソシアナート類の1個の官
能基を保持したままもう1個ノ官能基を選択的に、ポリ
オキシアルキレングリコールに有機溶媒中、所定の官能
基濃度、官能基比、温度で反応させることによって合成
される。
本発明に使用する両末端に水酸基を有するポリオキシア
ルキレングリコールとしては、次の一般式 (式中、R6は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有するア
ルキレン基、lは10〜1100の整数を表わす)で示
される。
その代表例としては、ポリエチレングリコール、ホリフ
ロピレングリコール、ポリブチレングリコール、ホリヘ
ンチレンクリコール、ポリヘキシレングリコールなどが
ある。
これらのポリマーは、再沈澱または分別沈澱法などを用
いることによって分子量500〜40000の範囲に渡
って任意の単分散性の高い分画成分を得ることができる
ジイソシアナート類としては、脂肪族または芳香族ジイ
ソシアナート、例えばm−フェニレンジイソシアナート
、p−フェニレンジイソシアナート、■−クロロー2・
4−フェニレンジイソシアナート、2・4−トリレンジ
イソシアナート、2・6−トリレンジイソシアナート、
3・3′−ジメチル−4・4′−ビフェニレンジイソシ
アナート、3・3′−ジメトキシ−4・4′−ビフェニ
レンジイソシアナート、2・2′・5・5′−テトラメ
チル−4・4/−ビフェニレンジイソシアナート、4・
4′−メチレンビス(フェニルイソシアナート)、4・
4′メチレンビス(2−メチルフェニルイソシアナート
)、4・4′−スルフォニルビス(フェニルイソシアナ
ート)などがある。
前記ポリマーへのジイソシアナート類の付加反応は有機
溶媒中でインシアナート基対水酸基の官能基比が約2対
lの割合で官能基濃度0.002〜0.20M/lに調
整し、60〜120℃、望ましくは80〜90℃の温度
で20〜75時間、望ましくは30〜50時間行なわれ
る。
有機溶媒としては、クロルベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ベンゼンなどがある。
このようにして得られた反応混合液は所定時間経過後未
反応ジインシアナート類がほぼ消失するので、再沈澱精
製の際に生起するインシアナート基の失活を避けるため
に、さらに精製することな(、そのままつぎの反応に用
いることができる。
得られた片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘導体ポ
リマーと両末端にインシアナート基を有するポリアルキ
レンオキサイドとの高分子反応は、前記アクリル酸誘導
体ポリマーをN−N−ジメチルホルムアミド、ベンゼン
、アセトン、THF等の活性水素をもたない溶媒中で、
前記ポリアルキレンオキサイドの反応混合液と、インシ
アナート基対アミノ基の官能基比が約1対10割合で混
合し、官能基濃度0.002〜0.2に調整し、−1,
0〜15℃望ましくは0〜10℃の温度で20〜75時
間、望ましくは30〜50時間行なわれる。
このようにして高分子反応させた反応混合液から反応混
合物を回収するには、反応混合液を有機溶媒で希釈して
反応器から取り出し、10〜50倍容のエチルエーテル
などの貧溶媒中に滴下して、反応混合物を沈澱させ、戸
別したのち、乾燥するなど任意の方法をとることができ
る。
得られたブロック共重合体は分別沈澱法あるいは再沈澱
法を用いて精製することができる。
この場合、分別沈澱法とは、プレポリマーである2種の
ポリマーとブロック共重合体の溶解性の温度依存性の相
違を利用したものであり、再沈澱法とは、各プレポリマ
ーが可溶でブロック共重合体が不溶であるような溶媒中
に再沈澱操作を繰り返す方法である。
このようにして得られたブロック共重合体は、一般式 (式中、R4は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R6はmが1のとき炭素原子数2〜1
0個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を有
するアルキレン基、nは10〜500の整数を表わす)
、X2は一般式(式中、R6は水素原子または炭素原子
数1〜4個を有するアルキル基、R7は炭素原子数1〜
3個を有するアルキレン基、■は10〜1100の整数
を表わす)、 R1はアミノ基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
素、R2は該メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
チル基、R3はジイソシアナート類の残基の炭化水素で
ある)で示される。
このうち、Xl は主鎖が疎水性であり、側鎖のR4が
アルキル基の場合は疎水性であり、他の側鎖の水酸基は
親水性である。
X2はエーテル結合を有する主鎖が親水性であり、側鎖
のR6がアルキル基の場合は疎水性である。
したがって、Xl、X2は側鎖の種類によって、親水性
、疎水性の程度は犬キ<異なる。
例えば、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシ
アルキルメタクリレートにおいては、ポリヒドロキシエ
チルアクリレートは水溶性であるが、側鎖にα−メチル
基を有するポリヒドロキシエチルメタクリレートは水に
不溶である。
他方、ポリアルキレンオキサイドにおいては、ポリエチ
レンオキサイドは水溶性であるのに対し、側鎖にα−メ
チル基を有するポリプロピレンオキサイドは水に不溶で
ある。
前述のXl、X2を任意に選択することにより水溶性ま
たは含水性のブロック共重合体が得られる。
また、水溶性のブロック共重合体について、水不溶性連
鎖のXlは水との接触をさげて収縮し分子形態はコンパ
クトになり、水溶性連鎖のX2は水との親和性が高いた
め分子形態は広がる。
このブロック共重合体は適当な疎水性溶媒中ではこれと
逆転した構造形態をとる。
また、一般に、これらのブロック共重合体の溶液中での
分子形態は、用いる溶媒の性質によって大きく異なり、
各連鎖に対する溶媒の親和性を変化させることにより、
連鎖の集合状態を制御することが可能である。
したがって、これらのブロック共重合体を溶媒に溶解さ
せキャストしてフィルムを作製する際、適当な溶媒を選
択することにより同じ分子構造を有するブロック共重合
体であっても任意の親水性と疎水性を有するミクロ相分
離構造を具現化することができる。
また、種々の分子構造のブロック共重合体を用いること
により、広範囲でミクロ相分離構造が制御される。
この親水性と疎水性を有するミクロ相分離構造の制御は
、ブレンドマーでは行なうことはできない。
さらに、このようなミクロ相分離構造を有する表面は、
ホモポリマーあるいはランダム共重合体にはない良好な
生体適合性を示す。
とくに、200〜5oooA位の親水性と疎水性のラメ
ラ構造、親水性を海とする海島構造ではこの効果が顕著
であった。
このブロック共重合体は透明性があり、溶媒に溶解しフ
ィルム、板、チューブなど任意の形に注型または流延し
、溶媒を除去して成形することができ、人工血管、人工
皮膚への適応ができる。
この成形時の溶媒の種類、すなわちどの分子鎖により良
溶媒であるか、によって成形物のミクロ相分離構造を決
定することができる。
また、水溶性ブロック共重合体は非イオン性であり、人
工心肺により血液を体外循環させる際の溶血防止剤、代
用血漿、血漿成分の分画剤など生体適合性材料としても
使用できる。
さらに、高い疎水性連鎖を有する水溶性ブロック共重合
体は、非イオン性高分子界面活性剤として、合成樹脂、
乳化重合、塗料、顔料などに利用できるばかりでなく、
医薬、香料、化粧品工業などの分野にも応用できる。
本発明の製造方法については、生体適合性を持つための
親水性領域および疎水性領域を自由に設計することがで
きる。
すなわち、水酸基を有するアクリル酸誘導体の連鎖長は
単量体と連鎖移動剤とのモル比によって決定され、両末
端にインシアナート基を有するポリアルキレンオキサイ
ドの連鎖長はポリオキシアルキレングリコールを再沈澱
法または分別沈澱法によって分子量を選別するこトニヨ
って決定される。
これらの操作は容易で、かつ簡便である。
また、疎水性連鎖と、親水性連鎖の結合はアクリル酸誘
導体ポリマーの片末端に有するアミノ基とポリアルキレ
ンオキサイドの両末端に有するインシアナート基との間
で定量的な反応によって起る。
この官能基同志の反応によって疎水性連鎖と親水性連鎖
を有するブロック共重合体ができるので分子構造が明確
で所望の性質のブロック共重合体を製造することができ
る。
この製造方法によると、分子量、分子鎖長、分子鎖長比
は設計通りのものが得られる。
したがって、本発明のブロック共重合体は、従来の親水
性と疎水性をもつポリマー・に対して分子集合レベルで
の親水性と疎水性の領域を形成することができ、これに
より生体適合性材料として使用できる。
まず、両末端にインシアナート基を有するポリアルキレ
ンオキサイドの製造方法について詳述する。
ポリマーA 数平均分子量7110のポリエチレングリコール100
f−と2・4−トルエンジイソシアナート4.899P
をクロルベンゼン1556グ中に溶解し、80℃の温度
で48時間反応を行なった。
反応前の混合溶液は、官能基比のインシアナート基対水
酸基が約2対1、官能基濃度が約0.02M/7になる
よう調整した。
反応終了後、分析したところ1分子中にイソシアナート
基を平均1.96個有する数平均分子量7460のポリ
マーが得られた。
この反応率は98%であった。
ポリマーB 数平均分子量500のポリエチレングリコール100ノ
と2・4−トルエンジイソシアナート69.660?を
クロルベンゼン2214f中に溶解し、ポリマーAと同
様に反応を行なった。
反応前混合溶液の官能基比はポリマーAと同一官能基濃
度は0.2M/lになるよう調整した。
1分子中のインシアナート基数が1.98、数平均分子
量が850であるポリマーが99%の反応率で得られた
ポリマーC 数平均分子量50000のポリエチレングリコール10
01と2・4−トルエンジイソシアナート0.697?
をクロルベンゼン2214P中に溶解し、ポリマーAと
同様に反応を行なった。
反応前の官能基比はポリマーAと同一、官能基濃度は0
.002M/Jになるよう調整した。
1分子中のインシアナート基数が2、数平均分子量が5
0400であるポリマーが100%の反応率で得られた
ポリマーD 数平均分子量20000のポリエチレングリコール10
0fと2・4−トルエンジインシアナー)1.742f
をクロルベンゼン2214S’中に溶解し、ポリマーA
と同様に反応を行なった。
反応前の官能基比はポリマーAと同一、官能基濃度は0
.005M/Aになるよう調整した。
1分子中のインシアナート基数が1.96個、数平均分
子量が20250であるポリマーが98%の反応率で得
られた。
次に、片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘導体ポリ
マーの製造方法を詳述する。
ポリマーE 重合管に、2−ヒドロキシエチルメタクリレート1oo
y、α・α′−アゾビスイソブチロニトリル0.252
P、2−アミノエタンチオール41.50iおよびN−
N−ジメチルホルムアミド290.3♂をそれぞれ仕込
み、真空下に封管し、60℃の温度に保った恒温槽中で
振りまぜながら8.5時間反応を行なった。
反応終了後の反応混合物をアセトンで希釈して重合管か
ら取り出した後20倍容のエチルエーテル中に滴下して
ポリマーを沈澱させ、P別後真空乾燥したところ、1分
子当りアミノ基導入率が1モルである数平均分子量26
40のポリマーが21.50%の収率で得られた。
ポリマーF 2−アミノエタンチオール26.68f、反応時間5時
間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を行な
った。
数平均分子量が5200であるポリマーが19.20%
の収率で得られた。
ポリマーG 2−アミノエタンチオール20.75?、反応時間3.
5時間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を
行なった。
数平均分子量が11270であるポリマーが24.33
%の収率で得られた。
ポリマーH 2−アミノエタンチオール5.04?、反応時間1.5
時間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を行
なった。
数平均分子量が37900であるポリマーが18.30
%の収率で得られた。
ポリマー■ 2−ヒドロキシエチルメタクリレートの代りに2−ヒド
ロキシエチルアクリレート100P、2−7ミノエタン
チオール13.41’、α・α′−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.285f、N−Nジメチルホルムアミド3
28.1?、反応時間10.5時間の他はポリマーEと
同一条件で反応を行なった。
また、希釈液としてN−N−ジメチルホルムアミド、再
沈溶媒として20倍容のアセトンを用いてポリマーEと
同様にポリマーの精製を行なった。
数平均分子量が1920であるポリマーが21.8%の
収率で得られた。
ポリマーJ 2−アミノエタンチオール5.36f?、反応時間8時
間の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行な
った。
数平均分子量が4780であるポリマーが15.6%の
収率で得られた。
ポリマーに 2−アミノエタンチオール4.02S’、反応時間5.
5時間の他はポリマーエと同一条件で反応および精製を
行なった。
数平均分子量が6400であるポリマーが25.93%
の収率で得られた。
ポリマーL 2−アミノエタンチオール1.01P、反応時間1.5
時間の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行
なった。
数平均分子量が25600であるポリマーが18.16
%の収率で得られた。
次に、両末端にイソシアナート基を有するポリアルキレ
ンオキサイドと片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘
導体ポリマーとを用いたブロック共重合体の製造方法を
詳述する。
ブロック共重合体A ポリマーEの濃度が7.1wt%であるクロルベンゼン
溶液100yとポリマーAの濃度が7.1wt%である
N−N−ジメチルホルムアミド74.3?を混合し、0
℃の温度で48時間高分子反応を行なった。
反応前の官能基比のインシアナ−1・基対アミノ基が約
1対1、官能基濃度が0.02M/lになるよう調整し
た。
反応終了後の反応溶液をメタノールで希釈して反応器よ
り取り出し、20倍容のエチルエーテルに滴下して反応
混合物を沈澱させ、戸別後乾燥し、反応混合物を回収し
た。
この反応混合物をエチルセロソルブに加え、50℃の温
度で加熱溶解した後、−担O℃の温度まで冷却し、低温
で不溶のポリマーAおよびブロック共重合体を析出させ
た。
その後25℃の温度まで徐々に加熱し、この温度でブロ
ック共重合体を溶解させ、沈澱している未反応ポリマー
Aを除去するために遠心分離機にかげ5000rpmの
回転数で分離を行なった。
遠心分離後の上澄み液を再び0℃の温度まで徐々に冷却
し、ブロック共重合体を析出させ、この温度で溶解して
いる未反応ポリマーEを除去するため遠心分離機にかげ
5000rpmの回転数で分離し、沈澱物を採取した。
以上の分離操作を2度繰返し、最終的に得られた沈澱物
をメタノールで希釈して取り出し、20倍容のエチルエ
ーテル中に滴下してブロック共重合体を沈澱させ、p別
後真空乾燥し、数平均分子量12700のブロック共重
合体を76%の収率で得られた。
このブロック共重合体は水に対して10wt%以上溶解
し、50ないし60℃の温度までは曇点は観測されなか
った。
また、このブロック共重合体は生体適合性も良好だった
**ブロック
共重合体BないしF 第1表に示す他はブロック共重合体Aと同一条件で反応
および精製を行なった。
その結果、第2表に示す性質と数平均分子量のフロック
共重合体が得られた。
また、これらのブロック共重合体は日本薬局法の輸液用
プラスチック容器試験法に準じて重金属試験、溶出物試
験、急性毒性試験、皮肉反応試験、発熱性物質試験、溶
血性試験、移植試験を行なつたところすべて合格した。
これらのブロック共重合体は前述したように親水性領域
と疎水性領域とが局在化している。
このうち、水溶性のブロック共重合体は他の血漿製剤と
混合し、または単体で水溶液として血漿増量剤、溶血防
止剤、血漿成分分画剤等に用いることができる。
高含水性ブロック共重合体は各分子鎖に対して溶解性の
異なる溶媒を用いることにより溶媒中のブロック共重合
体の分子鎖のうち溶解性の劣る方が集合形態をとるので
注型または流延して溶媒を除去して成形したとき、成形
物は溶媒中と同様のドメイン構造を残し、生体適合性を
有する。
このドメイン構造のチューブは人工血管として利用でき
、フィルムは人工皮膚として利用できる。
また、このブロック共重合体は別部材の医療用器具の表
面の被覆に用いることもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中、R6 は水素原子または炭素原子数1〜4* *個を有するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を
    有するアルキレン基、lは10〜1100の整数を表わ
    す)で示されるポリオキシアルキレングリコールとジイ
    ソシアナート類とを溶媒中で反応させて得られる両末端
    にイソシアナート基を有するポリマーに 一般式 (式中、R1はアミノ基を有するメルカプタン類の残基
    の炭化水素、R2は該メルカプタン類のアミノ基の水素
    原子またはメチル基、R4は水素原子または炭素原子数
    1〜4個を有するアルキル基、R5はmが1のとき炭素
    原子数2〜10個またはmが2〜10のとき炭素原子数
    2〜3個を有する7/L/キレン基、nは10〜500
    の整数を表わす)で示される片末端にアミノ基を有する
    ポリマーを加えて活性水素を有しない良溶媒中で反応さ
    せることを特徴とする。 一般式 (式中、R4は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
    するアルキル基、R5はmが1のとき炭素原子数2〜1
    0個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を有
    するアルキレン基、nは10〜500の整数を表わす)
    、 X2は一般式 (式中、R6は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
    するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有するア
    ルキレン基、lはlO〜1100の整数を表わす)、 R1はアミノ基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
    素、R2は該メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
    チル基、R3はジイソシアナート類の残基の炭化水素で
    ある〕で示される新規なブロック共重合体の製造方法。
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