JPS58174415A - 新規なブロツク共重合体 - Google Patents
新規なブロツク共重合体Info
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- JPS58174415A JPS58174415A JP58051966A JP5196683A JPS58174415A JP S58174415 A JPS58174415 A JP S58174415A JP 58051966 A JP58051966 A JP 58051966A JP 5196683 A JP5196683 A JP 5196683A JP S58174415 A JPS58174415 A JP S58174415A
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なブロック共重合体に関し、詳述すると
、親水性連鎖と疎水性連鎖とを一分子中に制御して担持
した高分子化合物に関する。
、親水性連鎖と疎水性連鎖とを一分子中に制御して担持
した高分子化合物に関する。
従来、ポリヒドロキシアクリレートおよびlリヒドロキ
シメタクリレートは側鎖に水着基を有する水との親和性
があるが、バックボーンの疎水性が高いため水との親和
性に限界があった。
シメタクリレートは側鎖に水着基を有する水との親和性
があるが、バックボーンの疎水性が高いため水との親和
性に限界があった。
その代表的な高分子化合物であるポリ2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートはハイトロンとして知られ、−分子
中に疎水性のα−メチル基およびバックボーンと主鎖か
ら離れた位置に存在する親水性の水酸基を有するため、
医療用高分子材料としての疎水性と親水性を兼ね備えた
性質を有して−る。
チルメタクリレートはハイトロンとして知られ、−分子
中に疎水性のα−メチル基およびバックボーンと主鎖か
ら離れた位置に存在する親水性の水酸基を有するため、
医療用高分子材料としての疎水性と親水性を兼ね備えた
性質を有して−る。
この性質により、前述のポリマーは、生体適合性をもち
、特に、医療用高分子材料の分骨で有望な素材として注
目視されている。
、特に、医療用高分子材料の分骨で有望な素材として注
目視されている。
しかしながら、この単量体は不可逆的に生成するジエス
テル、すなわち2個の二重結合を有する単量体の混在忙
より7、重合時に三次元化反応を起しゲル化しや4”<
鎖状ボ・】−一カー極めて得にくかった。
テル、すなわち2個の二重結合を有する単量体の混在忙
より7、重合時に三次元化反応を起しゲル化しや4”<
鎖状ボ・】−一カー極めて得にくかった。
このことは制御された分子鎖長を有するポリマー設計の
観点からすれば極めて望ましくないものであった。
観点からすれば極めて望ましくないものであった。
すなわち、従来の製造方法は機能に対応した分子構造、
分子鎖長制御が困■である念め、その応用および得られ
念重合体の肩用範囲も制限されたものであった。
分子鎖長制御が困■である念め、その応用および得られ
念重合体の肩用範囲も制限されたものであった。
この三次元重合体は含水性を有するためコンタクトレン
ズやカテーテルなどの医療分骨の他、種々の用途が開発
されつつあるが、機械的強度が弱く、かつ、ポリマー同
志の接着力や含水性も不十分であり、いまだ一部実用化
されているにすぎない。
ズやカテーテルなどの医療分骨の他、種々の用途が開発
されつつあるが、機械的強度が弱く、かつ、ポリマー同
志の接着力や含水性も不十分であり、いまだ一部実用化
されているにすぎない。
以上のことから、この三次元重合体は、■側鎖に親水性
の水酸基を有するものの側鎖のα−メチル基および主鎖
のバックボーンが疎水性である念め水との親和性が制限
されること、■−分子中に親木一連鎖と疎水性連鎖を有
するポリマーが製造4:□、きないこと、■分子集合レ
ベルでの親水性領域と疎水性領域を構成しないことなど
から生体適合性に限界があるという欠点を有していた。
の水酸基を有するものの側鎖のα−メチル基および主鎖
のバックボーンが疎水性である念め水との親和性が制限
されること、■−分子中に親木一連鎖と疎水性連鎖を有
するポリマーが製造4:□、きないこと、■分子集合レ
ベルでの親水性領域と疎水性領域を構成しないことなど
から生体適合性に限界があるという欠点を有していた。
このような欠点を改善するために、親水性と疎水性の2
種の分子鎖を用いて、親・疎水性を有する素材を得る方
法としては、前記異種分子鎖をブレンドまたはランダム
共重合する方法がある。しかし、これらの方法で#12
11のポリマーまたは親水性と疎水性の連鎖単位の組成
比に相関した性質を引き出すKすぎない。これに対し、
異種連鎖を一分子中に結合させたブロック共重合体は、
分子の集合レベルでそれぞれミクロドメインを形成する
ため、すなわち、ミクロ相分離構造を形成するために新
しい機能をこれに付与させることが可能である。このよ
うに、親水性、疎水性を兼ね備え、しかも分子レベルで
の規制が生体適合性を有する新素材を得るために重要な
問題であった。
種の分子鎖を用いて、親・疎水性を有する素材を得る方
法としては、前記異種分子鎖をブレンドまたはランダム
共重合する方法がある。しかし、これらの方法で#12
11のポリマーまたは親水性と疎水性の連鎖単位の組成
比に相関した性質を引き出すKすぎない。これに対し、
異種連鎖を一分子中に結合させたブロック共重合体は、
分子の集合レベルでそれぞれミクロドメインを形成する
ため、すなわち、ミクロ相分離構造を形成するために新
しい機能をこれに付与させることが可能である。このよ
うに、親水性、疎水性を兼ね備え、しかも分子レベルで
の規制が生体適合性を有する新素材を得るために重要な
問題であった。
ブロック共重合体については近年リビングアニオン重合
法の発達に伴ない単分散性の高い種々の構造を有するブ
ロック共重合体の合成が可能となっている。
法の発達に伴ない単分散性の高い種々の構造を有するブ
ロック共重合体の合成が可能となっている。
この方法によると、無水のテトラヒドロ7ラン中でナト
リウム−ナフタリン錯体を重合開始剤としてスチレンの
ような単量体を重合させることにより重合終了時重合末
端に活性種を保持した連鎖移動性、停止反応のないリビ
ングポリマーが得られ、このリビングポリマーに対し他
の単量体を加えることによりブロック共重合体が得られ
る。
リウム−ナフタリン錯体を重合開始剤としてスチレンの
ような単量体を重合させることにより重合終了時重合末
端に活性種を保持した連鎖移動性、停止反応のないリビ
ングポリマーが得られ、このリビングポリマーに対し他
の単量体を加えることによりブロック共重合体が得られ
る。
しかしながら、この方法では、水酸基のような極性基が
県内に存在するヒドロキシメタクリレートをスチレンの
代りに用いた場合、移動反応が生起し、リビングアニオ
ン活性が失活し分子の生長が止まる。
県内に存在するヒドロキシメタクリレートをスチレンの
代りに用いた場合、移動反応が生起し、リビングアニオ
ン活性が失活し分子の生長が止まる。
したがって、このリビングアニオン重合方法では水―基
を有するヒドロキシアルキルアクリレートまたはヒドロ
キシアルキルメタクリレートを用いたブロック共重合体
の合成は極めて困難である。
を有するヒドロキシアルキルアクリレートまたはヒドロ
キシアルキルメタクリレートを用いたブロック共重合体
の合成は極めて困難である。
また、従来のヒドロキシアクリレートまたはヒドロキシ
メタクリレートを用−念プロック共重合体の合成法は見
いだされていない。
メタクリレートを用−念プロック共重合体の合成法は見
いだされていない。
前述したように分子レベルでの親水性と疎水性の両方の
性質を有するポリマーの生体適合性には限界がある。
性質を有するポリマーの生体適合性には限界がある。
しかしながら、生体膜は分子の集合レベルで親水性と疎
水性の領域(ドメイン)を有すると考えられ、この構造
が生体適合性に極めて重要である。
水性の領域(ドメイン)を有すると考えられ、この構造
が生体適合性に極めて重要である。
本発明の目的は分子レベルと祉異なり、分子の集合レベ
ルで親水性と疎水性の領域を溶液中で形成し得る親水性
と疎水性の異種連鎖を結合させた新規なブロック共重合
体を提供することにある。
ルで親水性と疎水性の領域を溶液中で形成し得る親水性
と疎水性の異種連鎖を結合させた新規なブロック共重合
体を提供することにある。
本発明は一般式
%式%
1式中、Xlは一般式 ・1:・・
4
+CH2−C+n
C00÷RsO−)mH
(式中、R4は水素原子または炭素原子Wk1〜4個を
有するアルキル基、Rstfmが10とき炭素原子数2
〜lO個またはmが2〜lOのとき炭素原子&2〜3個
を有するアルキレン基、nは10〜500の整数を表わ
す)、X2 ij一般式 %式% (式中、R6け水素原子または炭素原子Wk1〜4個を
有するアルキル基、Ry Fi炭素原子数1〜3個を有
するアルキレン基、ztli。
有するアルキル基、Rstfmが10とき炭素原子数2
〜lO個またはmが2〜lOのとき炭素原子&2〜3個
を有するアルキレン基、nは10〜500の整数を表わ
す)、X2 ij一般式 %式% (式中、R6け水素原子または炭素原子Wk1〜4個を
有するアルキル基、Ry Fi炭素原子数1〜3個を有
するアルキレン基、ztli。
〜1.100の整数を表わす)・R,1fdアミノ基を
有するメルカプタン類の残基の炭化水素、R,2Fi該
メルカプタン類の残基の水素原子またはメチル基、R5
はジイソシアナート類の残基の炭化水素である)で示さ
れる新規なブロック共重合体で゛港る。
有するメルカプタン類の残基の炭化水素、R,2Fi該
メルカプタン類の残基の水素原子またはメチル基、R5
はジイソシアナート類の残基の炭化水素である)で示さ
れる新規なブロック共重合体で゛港る。
本発明の新規なブロック共重合体を製造するためのアク
リル酸誘導体連鎖として用いられる水酸基を有するアク
リル酸誘導体ポリマーは、連鎖移動剤として分子中lI
c1個のアミ7基を有するメルカプタン類の存在下に、
水酸基を有するアクリル酸誘導体を溶媒中において所定
の官能基濃度、モル比、温度で反応させることによって
合成される。
リル酸誘導体連鎖として用いられる水酸基を有するアク
リル酸誘導体ポリマーは、連鎖移動剤として分子中lI
c1個のアミ7基を有するメルカプタン類の存在下に、
水酸基を有するアクリル酸誘導体を溶媒中において所定
の官能基濃度、モル比、温度で反応させることによって
合成される。
本発明に使用する水酸基を有するアクリル階誘導体とし
て社、一般式 %式% (式中・R4Fi水素原子ま念は炭素原子Wk1〜4個
を有するアルキル基、R,s tj m カI Oとき
炭素原子&2〜lO個またtimが2〜IOのとき炭素
原子i12〜3個を有するアルキレン基を表わす)で示
される。その代表例をあけると、2−ヒトルキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
3−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブチルアクリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルアクリレート、5−ヒドロキ
シペンチルアクリレート、6−ヒドロキシへキシルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリ
レート、3−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、5−とドロキシペンチ
ルメタクリレート、6−ヒドロキシへキシルメタクリレ
ートなどがある。
て社、一般式 %式% (式中・R4Fi水素原子ま念は炭素原子Wk1〜4個
を有するアルキル基、R,s tj m カI Oとき
炭素原子&2〜lO個またtimが2〜IOのとき炭素
原子i12〜3個を有するアルキレン基を表わす)で示
される。その代表例をあけると、2−ヒトルキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
3−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブチルアクリレート、3−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルアクリレート、5−ヒドロキ
シペンチルアクリレート、6−ヒドロキシへキシルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリ
レート、3−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、5−とドロキシペンチ
ルメタクリレート、6−ヒドロキシへキシルメタクリレ
ートなどがある。
分子中に少なくとも1個のアミノ基を有するメルカプタ
ン類の連鎖移動剤としては、1−アミノメタンチオール
、l−アミノエタンチオール、2−アミノエタンチオー
ル、l−アミノプロパンチオール、2−アミノプロパン
チオール、3−アミノプロパンチオール、l−アミノブ
タンチオール、2−アミノブタンチオール、3−アミノ
ブタンチオール、4−アミノブタンチオール、l−メチ
ル−2−アミノエタンチオール、l−メチル−1−アミ
ノエタンチオール、3−アミノシクロペンタジエン−1
−チオール、l−アミノベンゼンチオール、2−7ミノ
ベンゼンチオ一/I/% 3−アミノベンゼンチオール
、1−アミノメチルベンゼンチオール、2−アミノメチ
ルベンゼンチオール、3−アミノメチルベンゼンチオー
ル、1−アミノエチルベンゼンチオール、2−アミノエ
チルベンゼンチオール、3−了ミノエチルベンゼンチオ
ールなどがある。
ン類の連鎖移動剤としては、1−アミノメタンチオール
、l−アミノエタンチオール、2−アミノエタンチオー
ル、l−アミノプロパンチオール、2−アミノプロパン
チオール、3−アミノプロパンチオール、l−アミノブ
タンチオール、2−アミノブタンチオール、3−アミノ
ブタンチオール、4−アミノブタンチオール、l−メチ
ル−2−アミノエタンチオール、l−メチル−1−アミ
ノエタンチオール、3−アミノシクロペンタジエン−1
−チオール、l−アミノベンゼンチオール、2−7ミノ
ベンゼンチオ一/I/% 3−アミノベンゼンチオール
、1−アミノメチルベンゼンチオール、2−アミノメチ
ルベンゼンチオール、3−アミノメチルベンゼンチオー
ル、1−アミノエチルベンゼンチオール、2−アミノエ
チルベンゼンチオール、3−了ミノエチルベンゼンチオ
ールなどがある。
これらの連鎖移動剤の使用量は、前記水着基を有するア
クリル酸誘導体の単量体100重量部に対してl−10
0重量部、好ましくは1.5〜80重量部である。ポリ
マーの分子量は連鎖移動剤の使用量、すなわち、単量体
とのモル比によって調節することができる。
クリル酸誘導体の単量体100重量部に対してl−10
0重量部、好ましくは1.5〜80重量部である。ポリ
マーの分子量は連鎖移動剤の使用量、すなわち、単量体
とのモル比によって調節することができる。
有機溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロ
パツール、イ、、ツブロバノール、n−ブタノール、イ
ソブタ、シール、5ec−ブタノール、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ヘキ
サアルキルホスホルアミド、アセトニトリル、プロピオ
ニトリル、ペンツニトリルなどがある。これらの有機溶
媒は、前記水酸基を有するアクリル酸誘導体の単量体1
00重量部に対して100〜1,000重量部、好まし
くは150〜500重量部使用される。
パツール、イ、、ツブロバノール、n−ブタノール、イ
ソブタ、シール、5ec−ブタノール、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ヘキ
サアルキルホスホルアミド、アセトニトリル、プロピオ
ニトリル、ペンツニトリルなどがある。これらの有機溶
媒は、前記水酸基を有するアクリル酸誘導体の単量体1
00重量部に対して100〜1,000重量部、好まし
くは150〜500重量部使用される。
重合開始剤としては、tert−ブチルパーオクトエー
ト、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロビルパーカー
ボネー)、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメン八イドロ
バーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどがある。
ト、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロビルパーカー
ボネー)、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメン八イドロ
バーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどがある。
これらの重合開始剤は、前記水酸基を有するアクリル酸
誘導体や単量体100重量部に対して0.01〜30重
量部、好ましく t′io、 o s〜20重量部使用
される。
誘導体や単量体100重量部に対して0.01〜30重
量部、好ましく t′io、 o s〜20重量部使用
される。
水酸基を有するアクリル酸誘導体のポリマー化反応は、
前述の有機溶媒に単量体、連鎖移動剤および重合開始剤
を加え、50〜20 QC,好ましくは55〜150c
(7)温度で10分〜30時間、好ましく #i0.5
〜25時間行なわれる。
前述の有機溶媒に単量体、連鎖移動剤および重合開始剤
を加え、50〜20 QC,好ましくは55〜150c
(7)温度で10分〜30時間、好ましく #i0.5
〜25時間行なわれる。
このようにしてポリマー化された反応混合液からポリマ
ーを回収するには、反応混合液を濃縮するか、あるいは
そのまま亀しくけ有機溶媒で希釈して反応器から取り出
し、10〜50倍容のエチルエーテルなどのような貧溶
媒中に滴下してポリマーを沈腰させ、戸別したのち、乾
燥するなどの任意の方法をとることができる。
ーを回収するには、反応混合液を濃縮するか、あるいは
そのまま亀しくけ有機溶媒で希釈して反応器から取り出
し、10〜50倍容のエチルエーテルなどのような貧溶
媒中に滴下してポリマーを沈腰させ、戸別したのち、乾
燥するなどの任意の方法をとることができる。
得られる片末端にアミノ基を有するポリマーは、蒸気圧
浸透法(Vapor PressureOsmomet
ry Method )で測定した数平均分子量が約i
、ooo〜約40,000である(以下の数平均分子量
は同一の測定法によるものである)。
浸透法(Vapor PressureOsmomet
ry Method )で測定した数平均分子量が約i
、ooo〜約40,000である(以下の数平均分子量
は同一の測定法によるものである)。
本発明の新規なブロック共重合体を製造するためのポリ
アルキレンオキサイド連鎖として用−られる両末端にイ
ソシアナート基を有するポリアルキレンオキサイドは、
ジイソシアナート類の1個の官能基を保持したままもう
1個の官能基を選択的に、ポリオキシアルキレングリコ
ールに有機溶媒中、所定の官能基濃度、官能基比、温度
で反応させることによって合成される。
アルキレンオキサイド連鎖として用−られる両末端にイ
ソシアナート基を有するポリアルキレンオキサイドは、
ジイソシアナート類の1個の官能基を保持したままもう
1個の官能基を選択的に、ポリオキシアルキレングリコ
ールに有機溶媒中、所定の官能基濃度、官能基比、温度
で反応させることによって合成される。
本発明に使用する両末端に水−基を有するポリオキシア
ルキレングリコールとしては、次の一般式 %式%) (式中、R6は水素原子また社炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有するア
ルキレン基、tは10〜1,100の整数を表わす)で
示される。
ルキレングリコールとしては、次の一般式 %式%) (式中、R6は水素原子また社炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有するア
ルキレン基、tは10〜1,100の整数を表わす)で
示される。
その代表例としては、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリブチレングリコール、ポリベ
ンチレンゲリコール、 ゛ポリヘキシレングリコール
などがある。
ロピレングリコール、ポリブチレングリコール、ポリベ
ンチレンゲリコール、 ゛ポリヘキシレングリコール
などがある。
これらのポリマーは、再沈#または分別沈殿法などを用
いることによって分子量500〜40.000の範囲に
渡って任意の単分散性の高い分画成分を得ることができ
る。
いることによって分子量500〜40.000の範囲に
渡って任意の単分散性の高い分画成分を得ることができ
る。
ジイソシアナート類としては、脂肪族または芳香族ジイ
ソシアナート、例えijm−フェニレンジイソシアナー
ト、p−フェニレンジイソシアナート、l−クロロ−2
e4−’エニレンジイソシ了ナート、2.4−)リレン
ジイソシアナート、2.6−)リレンジイソシアナート
、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソ
シアナート、3.3’−ジメ) * シー 4 * 4
’−ビフェニレンジイソシアナート、2. 2’、 5
.5’−テトラメチル−4゜4′−ビフェニレンジイソ
シアナート、4.4’−メチレンビス(フェニルイソシ
アナート)、4.4′−メチレンビス(2−メチルフェ
ニル・:1 イソシアナー))、4.4’−スルフォニルビス(フェ
ニルイソシアナート)などがある。
ソシアナート、例えijm−フェニレンジイソシアナー
ト、p−フェニレンジイソシアナート、l−クロロ−2
e4−’エニレンジイソシ了ナート、2.4−)リレン
ジイソシアナート、2.6−)リレンジイソシアナート
、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソ
シアナート、3.3’−ジメ) * シー 4 * 4
’−ビフェニレンジイソシアナート、2. 2’、 5
.5’−テトラメチル−4゜4′−ビフェニレンジイソ
シアナート、4.4’−メチレンビス(フェニルイソシ
アナート)、4.4′−メチレンビス(2−メチルフェ
ニル・:1 イソシアナー))、4.4’−スルフォニルビス(フェ
ニルイソシアナート)などがある。
111記ポリマーへのジイソシアナート類の付加反応は
有機溶媒中でイソシアナート基対水酸基の官能基比が約
2対1の割合で官能基濃度0.002〜0.20M/l
に調整し、60〜120C1望ましくけ80〜90Cの
温度で20〜75時間、望ましくは30〜50時間行な
われる。
有機溶媒中でイソシアナート基対水酸基の官能基比が約
2対1の割合で官能基濃度0.002〜0.20M/l
に調整し、60〜120C1望ましくけ80〜90Cの
温度で20〜75時間、望ましくは30〜50時間行な
われる。
有機溶媒としては、クロルベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ベンゼンなどがある。
ン、ベンゼンなどがある。
このようにして得られた反応混合液は所定時間経過後未
反応ジイソシアナート類がほぼ消失するので、再沈澱精
製の際に生起するイソシアナート基の失活を避けるため
に、さらに精製することなく、そのままつぎの反応に用
いることができる。
反応ジイソシアナート類がほぼ消失するので、再沈澱精
製の際に生起するイソシアナート基の失活を避けるため
に、さらに精製することなく、そのままつぎの反応に用
いることができる。
得られた片末端にアミノ基を有するアクリル醗誘導体ポ
リマーと両末端にイソシアナート基を有するポリアルキ
レンオキサイドとの:・Ill、、、。
リマーと両末端にイソシアナート基を有するポリアルキ
レンオキサイドとの:・Ill、、、。
高分子反応は、前記アクリル豪誘導体ポリマーをN、N
−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、アセトン、THF
等の活性水素をもたない溶媒中で、前記ポリアルキレン
オキサイドの反応混合液と、インシアナート基対アミノ
基の官能基比が約1対lの割合で混合し、官能基濃度0
.002〜0.2に調整し、−10〜15C望ましくは
0〜lOCの温度で20〜75時間、望ましくは30〜
50時間行なわれる。
−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、アセトン、THF
等の活性水素をもたない溶媒中で、前記ポリアルキレン
オキサイドの反応混合液と、インシアナート基対アミノ
基の官能基比が約1対lの割合で混合し、官能基濃度0
.002〜0.2に調整し、−10〜15C望ましくは
0〜lOCの温度で20〜75時間、望ましくは30〜
50時間行なわれる。
このようにして高分子反応させた反応混合液から反応混
合物を回収するには、反応混合液を有機溶媒で希釈して
反応器から取や出し、lO〜50倍容のエチルエーテル
などの貧溶媒中に滴下して、反応混合物を沈浚させ、r
別したのち、乾燥するなど任意の方法をとることができ
る。得られたブロック共重合体は分別沈澱法あるいは再
沈澱法を用いて精製することができる。
合物を回収するには、反応混合液を有機溶媒で希釈して
反応器から取や出し、lO〜50倍容のエチルエーテル
などの貧溶媒中に滴下して、反応混合物を沈浚させ、r
別したのち、乾燥するなど任意の方法をとることができ
る。得られたブロック共重合体は分別沈澱法あるいは再
沈澱法を用いて精製することができる。
この場合、分別沈澱法とL1プレポリマーである2種の
ポリマーとブロック共重合体の溶解性の温度依存性の相
違を利用し念ものであり、再沈澱法とは、各プレポリマ
ーが可溶でブロック共重合体が不溶であるような溶媒中
に再沈澱操作を繰り返す方法である。
ポリマーとブロック共重合体の溶解性の温度依存性の相
違を利用し念ものであり、再沈澱法とは、各プレポリマ
ーが可溶でブロック共重合体が不溶であるような溶媒中
に再沈澱操作を繰り返す方法である。
このようにして得られたブロック共重合体は、一般式
%式%
(式中、X1ij一般式
4
4 CH2−C+n
COOC004−RsO−
)式中、R4は水素原子または炭素原子数1〜4iiを
有するアルキル基、Rsはmが1のとき炭素原子数2〜
10個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を
有するアルキレン基、nはlO〜500の整数を表わす
)、X2は一般式 %式% (式中、R4ld水素原子または炭素原子Wk1〜4個
を有するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有す
るアルキレン基、tは10〜1.100の整数を表わす
)、 R+はアミ7基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
素、R2は該メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
チル基、R5tiジイソシアナート類の残基の炭化水素
である)で示される。
有するアルキル基、Rsはmが1のとき炭素原子数2〜
10個またはmが2〜10のとき炭素原子数2〜3個を
有するアルキレン基、nはlO〜500の整数を表わす
)、X2は一般式 %式% (式中、R4ld水素原子または炭素原子Wk1〜4個
を有するアルキル基、R7は炭素原子数1〜3個を有す
るアルキレン基、tは10〜1.100の整数を表わす
)、 R+はアミ7基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
素、R2は該メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
チル基、R5tiジイソシアナート類の残基の炭化水素
である)で示される。
このうち、X11fi主鎖が疎水性であり、側鎖の84
がアルキル基の場合は疎水性であり、他の側鎖の水酸基
は親水性である。X2 idエーテル結合を有する主鎖
が親水性であり、側鎖のR6がアルキル基の場合は疎水
性である。
がアルキル基の場合は疎水性であり、他の側鎖の水酸基
は親水性である。X2 idエーテル結合を有する主鎖
が親水性であり、側鎖のR6がアルキル基の場合は疎水
性である。
したがって、Xl、 X2は側鎖の種類によって、親水
性、疎水性の程度は大きく異なる。例えに1ヒト四キシ
アルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレ
ートにおいては、ポリヒドロキシエチルアクリレートは
水溶性□。
性、疎水性の程度は大きく異なる。例えに1ヒト四キシ
アルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレ
ートにおいては、ポリヒドロキシエチルアクリレートは
水溶性□。
であるが、側鎖にα−メチル基を有するポリヒドロキシ
エチルメタクリレートは水に不溶である。
エチルメタクリレートは水に不溶である。
他方、ポリアルキレンオキサイドにおいては、ポリエチ
レンオキサイドは水溶性であるのに前述のXl、 X2
を任、意に選択することにより水溶性または台木性のブ
ロック共重合体が得られる。
レンオキサイドは水溶性であるのに前述のXl、 X2
を任、意に選択することにより水溶性または台木性のブ
ロック共重合体が得られる。
また、水溶性のブロック共重合体について、水不溶性連
鎖のXlけ水との接触をさけて収縮し分子形態はコンパ
クトになり、水溶性連鎖のX2け水との親和性が高いた
め分子形態は広がる。このブロック共重合体は適当な疎
水性溶媒中ではこれと逆転し念構造形態をとる。
鎖のXlけ水との接触をさけて収縮し分子形態はコンパ
クトになり、水溶性連鎖のX2け水との親和性が高いた
め分子形態は広がる。このブロック共重合体は適当な疎
水性溶媒中ではこれと逆転し念構造形態をとる。
また、一般に、これらのブロック共重合体の溶液中での
分子形sFi、用いる溶媒の性質によって大きく異な艶
、各連鎖に対する溶媒の・・・:1::1::。
分子形sFi、用いる溶媒の性質によって大きく異な艶
、各連鎖に対する溶媒の・・・:1::1::。
親和性を変化させることにより、連鎖の集合状態を制御
することが可能である。
することが可能である。
したがって・これらのブロック共重合体を溶媒に溶解さ
せキャストしてフィルムを作製する際、適当な溶媒を選
択することにより同じ分子構造を有するブロック共重合
体であっても任意の親水性と疎水性を有するミクロ相分
離構造を具現化することができる。
せキャストしてフィルムを作製する際、適当な溶媒を選
択することにより同じ分子構造を有するブロック共重合
体であっても任意の親水性と疎水性を有するミクロ相分
離構造を具現化することができる。
また、種々の分子構造のブロック共重合体を用いること
により、広範囲でミクロ相分離構造が制御される。
により、広範囲でミクロ相分離構造が制御される。
この親水性と疎水性を有するミクロ相分離構造の制御は
、ブレンドマーでは行なうことはできない。
、ブレンドマーでは行なうことはできない。
さらに、このようなミクロ相分離構造を有する表面社、
ホモポリマーあるーはランダム共重合体にはない良好な
生体適合性を示す。とくに、200〜5,0OOA位の
親水性と疎水性のラメラ構造、親水性を海とする海鳥構
造ではこの効果が顕著であった。
ホモポリマーあるーはランダム共重合体にはない良好な
生体適合性を示す。とくに、200〜5,0OOA位の
親水性と疎水性のラメラ構造、親水性を海とする海鳥構
造ではこの効果が顕著であった。
このブロック共重合体は透明性があり、溶媒に溶解しフ
ィルム、板、チューブなど任意の形に注型または流延し
、#!媒を除去して成形することができ、人工血管、人
工皮膚への適応ができる。この成形時の溶媒の種類、す
なわちどの分子鎖により良溶媒であるか、によって成形
物のミクロ相分離構造を決定することができる。
ィルム、板、チューブなど任意の形に注型または流延し
、#!媒を除去して成形することができ、人工血管、人
工皮膚への適応ができる。この成形時の溶媒の種類、す
なわちどの分子鎖により良溶媒であるか、によって成形
物のミクロ相分離構造を決定することができる。
また、水溶性ブロック共重合体は非イオン性であり、人
工心肺により白液を体外循環させる際の溶血防止剤、代
用血漿、血漿成分の分画剤など生体適合性材料としても
使用できる。
工心肺により白液を体外循環させる際の溶血防止剤、代
用血漿、血漿成分の分画剤など生体適合性材料としても
使用できる。
さらに、高い疎水性連鎖を有する水溶性プリッタ共重合
体は、非イオン性高分子界面活性剤として、合成樹脂、
乳化重合、塗料、顔料などに利用できるばかりでなく、
医薬、香料、化粧品工業などの分野にも応用できる。
体は、非イオン性高分子界面活性剤として、合成樹脂、
乳化重合、塗料、顔料などに利用できるばかりでなく、
医薬、香料、化粧品工業などの分野にも応用できる。
本発明の新規なブロック共重合体の製造方法については
、生体適合性を持つための親木性領琥および疎水性領域
を自由に設計することができる。すなわち、水酸基を有
するアクリル階誘導体の連鎖長は単量体と連鎖移動剤と
のモル比によって決定され、両末端にイソシアナート基
を有するポリアルキレンオキサイドの連鎖長はぎリオキ
シアルキレングリコールを再沈澱法または分別沈澱法に
よって分子量を選別することによって決定される。
、生体適合性を持つための親木性領琥および疎水性領域
を自由に設計することができる。すなわち、水酸基を有
するアクリル階誘導体の連鎖長は単量体と連鎖移動剤と
のモル比によって決定され、両末端にイソシアナート基
を有するポリアルキレンオキサイドの連鎖長はぎリオキ
シアルキレングリコールを再沈澱法または分別沈澱法に
よって分子量を選別することによって決定される。
これらの操作は容易で、かつ簡便である。
また、疎水性連鎖と、親水性連鎖の結合はアクリル酸誘
導体ポリマーの片末端に有するアミノ基とポリアルキレ
ンオキサイドの両末端に有するイソシアナート基との間
で定量的な反応によって起る。この官能基同志の反応に
よって疎水性連鎖と親水性連鎖を有するブロック共重合
体ができるので分子構造が明確で所望の性質のブロック
共重合体を製造するこイとができる。
導体ポリマーの片末端に有するアミノ基とポリアルキレ
ンオキサイドの両末端に有するイソシアナート基との間
で定量的な反応によって起る。この官能基同志の反応に
よって疎水性連鎖と親水性連鎖を有するブロック共重合
体ができるので分子構造が明確で所望の性質のブロック
共重合体を製造するこイとができる。
この製造方法によると、分子量、分子鎖長、分子鎖長比
は設計通りの鳥のが得られる。
は設計通りの鳥のが得られる。
したがって、本発明のプ四ツク共重合体は、1111F
□・ 従来の親水性と疎水性をもつポリマーに対して分子集合
レベルでの親水性と疎水性の領域を形成することができ
、これにより生体適合性材料として使用できる。
□・ 従来の親水性と疎水性をもつポリマーに対して分子集合
レベルでの親水性と疎水性の領域を形成することができ
、これにより生体適合性材料として使用できる。
まず、両末端にインシアナート基を有するポリアルキレ
ンオキサイドの製造方法について詳述する。
ンオキサイドの製造方法について詳述する。
ポリマーA
数平均分子量7.110のポリエチレングリコール1O
09と2.4−トルエンジイソシアナー)4.89’l
を一クロルベンゼン1.5569中に溶解し、80Cの
温度で48時間反応を行なった。
09と2.4−トルエンジイソシアナー)4.89’l
を一クロルベンゼン1.5569中に溶解し、80Cの
温度で48時間反応を行なった。
反応前の混合溶液は、官能基比のイソシアナート基対水
看基が約2対11官能基濃度が約0.02M/lになる
よう調整し念。
看基が約2対11官能基濃度が約0.02M/lになる
よう調整し念。
反応終了後、分析したところ1分子中にイソシアナート
基を平均1.96個有する数平均分子量7.460のポ
リマーが得られた。
基を平均1.96個有する数平均分子量7.460のポ
リマーが得られた。
この反応率は98%であった。
t: IJ −r −B ””’i′数平均分子
量500のポリエチレングリコール100gと2.4−
)ルエンジイソシアナート69.660すをクロルベン
ゼン2,214g中に溶解し、ポリマー人と同様に反応
を行なった。
量500のポリエチレングリコール100gと2.4−
)ルエンジイソシアナート69.660すをクロルベン
ゼン2,214g中に溶解し、ポリマー人と同様に反応
を行なった。
反応前混合溶液の官能基比はポリマーAと同一、官能基
濃度Ifi0.2M/lになるよう調整し念。
濃度Ifi0.2M/lになるよう調整し念。
1分子中のインシアナート基数が1.98.1平均分子
量が850であるポリマーが99%の反応率で得られた
。
量が850であるポリマーが99%の反応率で得られた
。
ポリマーC
数平均分子量so、oooのポリエチレングリコール1
0(lと2,4−トルエンジイソシアナート0.697
gをクロルベンゼン2,214q中に溶解し、ポリマー
人と同様に反応を行なった。
0(lと2,4−トルエンジイソシアナート0.697
gをクロルベンゼン2,214q中に溶解し、ポリマー
人と同様に反応を行なった。
反応前の官能基比はポリマーAと同一、官能基濃度は0
.002M/lKなるよう調整した。
.002M/lKなるよう調整した。
1分子中のインシアナート基数が2、数平均分子量が5
0,400であるポリマーが100%の反応率で得られ
た。
0,400であるポリマーが100%の反応率で得られ
た。
ポリマーD
数平均分子量20,000のポリエチレングリコール1
0(lと2.4−)ルエンジイソシアナート1.742
2をクロルベンゼン2.2149中に溶解し、ポリマー
Aと同様に反応を行なった。
0(lと2.4−)ルエンジイソシアナート1.742
2をクロルベンゼン2.2149中に溶解し、ポリマー
Aと同様に反応を行なった。
反応前の官能基比はポリマーAと同一、官能基濃度は0
.005M/lになるよう調整した。
.005M/lになるよう調整した。
1分子中のインシアナート基数が1.96個、数平均分
子量が20,250であるポリマーが98%の反応率で
得られた。
子量が20,250であるポリマーが98%の反応率で
得られた。
次に、片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘導体ポリ
マーの製造方法を詳述する。
マーの製造方法を詳述する。
ポリマーE
重合管に、2−ヒドロキシエチルメタクリレート100
9、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.252
g、2−アミノエタンチオール41.509およびN、
N−ジメチルホルムアミド290.39をそれぞれ仕込
み、真空下に封管し、60Cの温度に保った恒温槽中で
振りまぜながら8.5時間反応を行なった。
9、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.252
g、2−アミノエタンチオール41.509およびN、
N−ジメチルホルムアミド290.39をそれぞれ仕込
み、真空下に封管し、60Cの温度に保った恒温槽中で
振りまぜながら8.5時間反応を行なった。
反応終了後の反応混合物をアセトンで希釈して重合管か
ら取り出した後20倍容のエチルエーテル中に滴下して
ポリマーを沈澱させ、P別後真空乾燥したところ、1分
子当すアミノ基導入率が1モルである数平均分子量2.
640の5 +)マーが21.50%の収率で得られた
。
ら取り出した後20倍容のエチルエーテル中に滴下して
ポリマーを沈澱させ、P別後真空乾燥したところ、1分
子当すアミノ基導入率が1モルである数平均分子量2.
640の5 +)マーが21.50%の収率で得られた
。
ポリマーF
2−アミノエタンチオール26.689、反応時間5時
間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を行な
った。
間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を行な
った。
数平均分子量が5,200であるポリマーが19.20
%の収率で得られた。
%の収率で得られた。
ポリマーG
2−7ミノエタンチオーに20.759、反応時間3.
5時間の他はポリマ」Eと同一条件で□ 反応および精製を行なった。
5時間の他はポリマ」Eと同一条件で□ 反応および精製を行なった。
数平均分子量が11,270であるポリマーが24.3
3%の収率で得られた。
3%の収率で得られた。
ポリマーH
2−アミノエタンチオール5.04g、ff応待時間1
5時間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を
行なった。
5時間の他はポリマーEと同一条件で反応および精製を
行なった。
数平均分子量が37,900であるポリマーが18.3
0%の収率で得られた。
0%の収率で得られた。
ポリマーI
2−ヒドロキシエチルメタクリレートの代りに2−ヒド
ロキシエチルアクリレート1009.2−アミノエタン
チオール13.40り、α、α′−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.285り、N、N−ジメチルホルムアミド
328.1り、反応時間10.5時間の他はポリマーE
と同一条件で反応を行なった。また、希釈液としてN、
N−ジメチルホルムアミド、再沈溶媒として20倍容の
アセトンを用いてポリマーEと同様に一すマーの精製を
行なっ’111.ljl。
ロキシエチルアクリレート1009.2−アミノエタン
チオール13.40り、α、α′−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.285り、N、N−ジメチルホルムアミド
328.1り、反応時間10.5時間の他はポリマーE
と同一条件で反応を行なった。また、希釈液としてN、
N−ジメチルホルムアミド、再沈溶媒として20倍容の
アセトンを用いてポリマーEと同様に一すマーの精製を
行なっ’111.ljl。
た。
微平均分子量が1,920であるポリマーが21.8%
の収率で得られた。
の収率で得られた。
ポリマーJ
2−アミノエタンチオール5.36g、反応時間8時間
の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行なっ
た。
の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行なっ
た。
数平均分子量が4,780であるポリマーが15.6%
の収率で得られた。
の収率で得られた。
ポリマーに
2−アミノエタンチオール4.029、反応時間5.5
時間の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行
なった。
時間の他はポリマー■と同一条件で反応および精製を行
なった。
数平均分子量が6,400であるポリマーが25.93
%の収率で得られた。
%の収率で得られた。
ポリマーL
2−アミノエタンチオール1.Olg、反応時間1.5
時間の他はyy IJマーIと同一条件で反応および精
製を行なった。
時間の他はyy IJマーIと同一条件で反応および精
製を行なった。
数平均分子量が25,600であるポリマーが18.1
6%の収率で得られた。
6%の収率で得られた。
次に、両末端にイソシアナート基を有するポリアルキレ
ンオキサイドと片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘
導体ポリマーとを用いなブロック共重合体の製造方法を
詳述する。
ンオキサイドと片末端にアミノ基を有するアクリル酸誘
導体ポリマーとを用いなブロック共重合体の製造方法を
詳述する。
ブロック共重合体A
ホ1)、マーEの濃度が7. l w t%であるクロ
ルベンゼン溶液10(lとポリマーAの濃度が7、 l
w t%であるN、N−ジメチルホルムアミド74.
39を混合し、OCの温度で48時時間分子反応を行な
った。
ルベンゼン溶液10(lとポリマーAの濃度が7、 l
w t%であるN、N−ジメチルホルムアミド74.
39を混合し、OCの温度で48時時間分子反応を行な
った。
反応前の官能基比のイソシアナート基対アミノ基が約l
対l、官能基濃度が0.02 M/lになるよう調整し
た。
対l、官能基濃度が0.02 M/lになるよう調整し
た。
反応終了後の反応溶液をメタノールで希釈して反応器よ
り取り出し、20倍容のエチルエーテルに滴下して反応
混合物を沈殿させ、P別後乾燥し、反応混合物を回収し
た。
り取り出し、20倍容のエチルエーテルに滴下して反応
混合物を沈殿させ、P別後乾燥し、反応混合物を回収し
た。
この反応混合物をエチルセロソルブに加え、50Cの温
度で加熱溶解した後、−担OCの温度まで冷却し、低温
で不溶のポリマーAおよびブロック共重合体を析出させ
た。
度で加熱溶解した後、−担OCの温度まで冷却し、低温
で不溶のポリマーAおよびブロック共重合体を析出させ
た。
その後25C’の温度まで徐々に加熱し、この温度でブ
ロック共重合体を溶解させ、沈澱している未反応ポリマ
ーAを除去するために遠心分離機にかけ5.00Orp
mの回転数で分離を行なった。遠心分離後の上澄み液を
再びOCの温度まで徐々に冷却し、ブロック共重合体を
析出させ、この温度で溶解している未反応ポリマーEを
除去するため遠心分離機にかけ5.00Orpmの回転
数で分離し、沈澱物を採取した。
ロック共重合体を溶解させ、沈澱している未反応ポリマ
ーAを除去するために遠心分離機にかけ5.00Orp
mの回転数で分離を行なった。遠心分離後の上澄み液を
再びOCの温度まで徐々に冷却し、ブロック共重合体を
析出させ、この温度で溶解している未反応ポリマーEを
除去するため遠心分離機にかけ5.00Orpmの回転
数で分離し、沈澱物を採取した。
以上の分離操作を2度繰返し、最終的に得られた沈澱物
をメタノールで希釈して取り出し20倍容のエチルエー
テル中に滴下してブロック共重合体を沈澱させ、r別後
真空乾燥し数平均分子量12,700のブロック共重合
体を76%の収率で得られ念。
をメタノールで希釈して取り出し20倍容のエチルエー
テル中に滴下してブロック共重合体を沈澱させ、r別後
真空乾燥し数平均分子量12,700のブロック共重合
体を76%の収率で得られ念。
このブロック共重合体は沓に対してI Qwt qh以
上溶解し、50ないし60Cの温度までは曇点は観測さ
れなかった。
上溶解し、50ないし60Cの温度までは曇点は観測さ
れなかった。
また、このブロック共重合体は生体適合性も良好だった
。
。
ブロック共重合体BないしF
第1表に示す他はブロック共重合体Aと同一条件で反応
および精製を行なった。
および精製を行なった。
その結果、第2表に示す性質と数平均分子量のブロック
共重合体が得られた。
共重合体が得られた。
表 1
表 2
また、これらのブロック共重合体は日本薬局法の輸液用
プラスチック容器試験法に準じて重金属試験、溶出物試
験、急性毒性試験、皮肉反応試験、発熱性物質試験、溶
血性試験、移植試験を行なったところすべて合格した。
プラスチック容器試験法に準じて重金属試験、溶出物試
験、急性毒性試験、皮肉反応試験、発熱性物質試験、溶
血性試験、移植試験を行なったところすべて合格した。
これらのプ資ツク共重合体#i前述したように親水性領
域と疎水性領域とが局在化している。
域と疎水性領域とが局在化している。
このうち1水溶性のブロック共重合体は他の面漿製剤と
混合し、または単体で水溶液として自装増量剤、溶血防
止剤、面漿成分分画剤等に用いることができる。
混合し、または単体で水溶液として自装増量剤、溶血防
止剤、面漿成分分画剤等に用いることができる。
高含水性ブロック共重合体は各分子鎖に対して溶解性の
異なる溶媒を用いることにより溶媒中のブロック共重合
体の分子鎖のうち溶解性の劣る方が集合形態をとるので
注型または流延して溶媒を除去して成形したとき、成形
物は溶媒中と同様の下メイン構造を残し、生体適合性を
有する。このドメイン構造のチューブは人工血舎として
利用でき、フィルムは人工皮膚として利用できる。
異なる溶媒を用いることにより溶媒中のブロック共重合
体の分子鎖のうち溶解性の劣る方が集合形態をとるので
注型または流延して溶媒を除去して成形したとき、成形
物は溶媒中と同様の下メイン構造を残し、生体適合性を
有する。このドメイン構造のチューブは人工血舎として
利用でき、フィルムは人工皮膚として利用できる。
また、このブロック共重合体は別部材の医療用器具の表
面の被覆に用いることもできる。
面の被覆に用いることもできる。
出願人 テルモ株式会社
手 続 補 正 書
昭和58年1月−3日
特許庁長官若杉和夫殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第51966号
2、発明の名称
新規なブロック共重合体
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
4、補正命令の日付
自発
5、補正の対象
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 %式% (式中、Xlは一般式 几4 −(−CH2−C+n COO4RsO÷mH (式中、R4ld水素原子または炭素原子数1〜4個を
有するアルキル基、Rsけmが1のとき炭素原子数2〜
lO個またはmが2〜!0のとき炭素原子数2〜3個を
有するアルキレン基、nけ10〜500の整数を表わす
)、X!は一般式 %式% (式中、R6は水素原子または炭素原子数1〜4個を有
するアルキル基、R7は炭素原子It〜3個を有するア
ルキレン基、tはlO〜1,100の整数を表わす)、
R1はアミノ基を有するメルカプタン類の残基の炭化水
素、R2け肢メルカプタン類の残基の水素原子またはメ
チル基、R5ijジイソシアナート類の残基の炭化水素
である)で示される新規なブロック共重合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051966A JPS58174415A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 新規なブロツク共重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051966A JPS58174415A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 新規なブロツク共重合体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53122308A Division JPS5835612B2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 新規なブロック共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58174415A true JPS58174415A (ja) | 1983-10-13 |
JPS6135210B2 JPS6135210B2 (ja) | 1986-08-12 |
Family
ID=12901606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58051966A Granted JPS58174415A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 新規なブロツク共重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58174415A (ja) |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP58051966A patent/JPS58174415A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6135210B2 (ja) | 1986-08-12 |
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